映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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スーパー歌舞伎II(セカンド)「ワンピース」

2016年10月24日 | 舞台

シネマ歌舞伎として、映画館での上映が始まりました。
とっても評判が良くて、チケット瞬殺だと聞いていたので、
上映してくれて嬉しいです。
この秋に再演が決まっているそうです。
内容は、シャボンディ諸島を経て、インペルダウンへ行き、
そして頂上戦争編までです。
えっめっちゃ大変じゃない?大丈夫?って思ってましたが、
わりとちゃんと収まってた。
歌舞伎としての体裁を極限まで削って、
ワンピース世界の再現に尽くしておられました。
( スーパー歌舞伎を見るのは初めてですが…)

エースがとてつもなく格好良かったので、
エースが好きな人は多少無理してでも見に行くといいと思います。
炎の表現が良かった。
プロジェクションマッピングと、赤い布と、赤い照明と、あと本物の炎、
場面によって使い分けてあったり又は組み合わせてあったりで
迫力がありました。

内容ばれ

ニューカマーランドが舞台に出現したときは、
「こ、これが歌舞伎…!?」って思いました(笑)
さすがにイワさんの頭部は通常サイズでしたけど…。
ボンちゃんとかゾロとか、サンジとかは、
漫画がそのまま3次元化されたような再現度でした。
ナミはちょっと違う…って思った。
見た目じゃなくて気性が飲み屋の女将みたいだったんだもん…。
あとチョッパー、形態が3種類ほどありましたが、
(人形、大人が演者、児童が演者)
最初のバージョンはやっぱり「チョッパー!!!!??」
って思いました。

ルフィの腕はプロジェクションマッピングと、
あと6人の黒子の腕を繋いで表現してありました。
影を使ったり、大道具を使ったりした各人の能力表現も凝ってました。
あと舞台で大量の水を流したり、
客席の上を巨大なクジラが泳いだりするの凄かった。

余談ですが出演者がほぼ市川と坂東と中村で埋め尽くされる中、
違う名前の人はとても目立つ…。
エース役の人は歌舞伎役者ではなく俳優さんなんだな。

舞台のライブビューイング系は、
各種割引デーに対応していない事が多いので、
ご鑑賞の際はご注意ください。

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