びっくりしたんですが、
冒頭の十勇士が揃うくだりが全部アニメだった…。
ちょっと意味が分かりませんでした。
予算の都合なのか実験なのかは分からないけど、
あれはやっちゃ駄目ですよ…。
十勇士の初登場エピソードと出会いのシーンがアニメで
それ以降が実写って、感情移入が激しく阻害されて
最後までよそよそしい感じで終わりました。
終盤の展開とか結構熱かっただけに残念です。
監督は堤幸彦さん、脚本はマキノノゾミさん。
2014年に舞台化された話の短縮版のようです。
猿飛佐助が中村勘九郎さん、霧隠才蔵が松坂桃李さん。
ところどころ新感線っぽいなあと思ったのは、
勘九郎さんの演技のせいかな?
女忍者役で大島優子さんが出ています。
内容ばれ
幸村が実際は知将ではなく頼りない武将で、
それを佐助と才蔵が陰からアドバイスしてやるのとか、
最後の入れ替わりトリックとか、
クールな才蔵が押しの強い佐助に弱いとか、
おいしいところも多かったんですが、本当に惜しい。
あと大河と同じ武将を扱うのは便乗商法的には正解かもしれないけど、
「真田丸」が三谷さんの本気のエピソードを数十時間重ねて
相当分厚くなっているので、比べるとどうしても薄っぺらく感じられてしまう。
エンディングはその後の話になっているのでお見逃しなく。
ざっと4時間作品分くらいのストーリーが語られました。