映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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「デッドプール」

2016年06月05日 | バトル映画

快進撃のアメコミ原作もので、
マーベルのキャラクターですが、アベンジャーズとは配給会社が違うので
世界設定は共有ではありません。
同じ配給会社のX-MENが存在する世界で、
恵まれし子らの学園が出てきますが、
でもアメコミ映画を1作も見たことがなくても楽しめるようになっています。
ただし耐性のない人はグロ・えろねた注意です。R15。

あらすじは単純で、高い戦闘能力を生かして
トラブル解決を職業にしていた元傭兵の主人公は、
運命の女性と出会って幸福に暮らしていた。
しかし末期癌であることが突然分かって、
悩んだ末に、仲介人に紹介された研究所での治療を受ける事にする。
投薬と拷問の末に再生能力を手に入れた主人公は、
その代償として表皮が全て爛れてしまい、
体を元に戻すために研究者を追う、という話。

概略は「ダークマン」に似てます。
でも悲壮感が薄いのは、たぶん主人公の性格のせい。
饒舌に戦闘中も色々と物を考え、敵にも話しかけ、
ヒーローではないので容赦なくどんどん殺すし、言動は下品です。
なにより彼は自分が物語の中の人物なのだという自覚のようなものがあり、
観客にも話しかけてくるし、映画のスタッフや役者についてもメタ発言をします。
特殊なキャラクターです。

エンドテロップのあとにはおまけ映像があるのでご注意。

内容ばれ

X-MENねた好きです。
プロフェッサーXに関して、マカヴォイ?スチュアート?って聞くところ(笑)。
コロッサッスが頻繁に言葉遣いを注意するのはアベンジャーズねたなのかな?
あとキャプテン・デッドプールと遠景のヘリキャリアのようなもの。
おまけ映像の、フューリー長官ねた。

原作ではもっと狂ったキャラクターなデッドプールですが、
映画に合わせたのか、ラブロマンスに相応しい、比較的真面目な性格になってました。

相棒のウィーゼルくん、おいしいキャラクターだった。
最終決戦に「行くべきなんだろうが、行きたくない」って付いて来てくれないところが最高です。






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