J-comモバイルはキャリア同等になり高速化
今年の1月ごろの報道では、「J-comモバイルがMVNOではなくてauキャリアと同等ではないか?」と総務省から確認があり、一連の経過の中で端末割引が全廃された事を知りました。それで、J-comモバイルの通信速度を調べると、驚くことに120~150Mbpsも出ています。以前の40~50倍の速度になっていたのです。実際、昨年までは3Mbps程度でしたので、よくある遅いMVNOの一つでした。今回、通信速度についての正式なアナウンスが無いのですが、auキャリア同等品質の高速回線になっているようです。従来は、JーCOMモバイルがMVNOだと考えていたのですが、今回、キャリア同等になったのは、1ユーザーの私にとっても大変喜ばしいことです。理由は以下に述べます。
高速になった恩恵は低速モードにも波及
月1GB980円コースを契約していますが、Fast.comで速度計測を1回、或いは動画を1分間視聴しただけで200MBも使うので、あっという間に容量を使い切り、低速モードに切り替わりました。そこで、J-comモバイルアプリを見ると下記のとおり残容量が0.00GBになっていました。
低速モードは、どの時間帯でも制限が緩くて概ね実用的だ
J-COMモバイルは、au、DOCOM.Softbank同様、残容量が0.00GBになったら厳しく速度制限されて実用的にとても使えないような回線になるのか?というと、意外にそんな感じではないです。低速モードでもバースト転送といって初めの10秒間ぐらいが高速になっています。標題の通り、最近のJ-comモバイルの高速化は、低速モードにも影響して、回線が混雑する時間帯(8時台・12時台・18時台)以外は概ね200kbpsよりも速くなっています。なので、WEB検索やLINE、メール、カーナビ、Yutube(144p)などの比較的軽いタスクなら、フリーズせずに実質的に使い放題に近いような感じになっています。実際の通信速度は、17日の6:30、12:21、15:37、22:44の4回計測しましたので、下図のとおり掲載します。
2020.05.17 6:30計測
2020.05.17 12:21計測
2020.05.17 15:37計測
2020.05.17 22:44計測
低速モードでも実用的か?
DOCOMOのahamo、auのpovoなどは、明らかに3Dゲームやネット会議、Youtube等の動画サイトを長時間、高画質・高音質で視聴するヘビーユーザー向けです。が、自分の場合は違います。1GBコース(1078円)でも充分かな?と思っています。JーCOMモバイル1GBコースを使い切ったあとの低速モードにおいて、画質が最低であっても、とにかく放送が視聴できれば良いと考えており、以下の動画サイトを毎日Huawei p20liteで視聴しています。
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1.J-comオンデマンド・・・低画質モードでTBSニュース・プロ野球ニュース・Golf・韓国ドラマ等がほぼ途切れずに視聴可能。
2.Youtube・・・144Pで全てのコンテンツがほぼ途切れずに視聴可能。
3.abemaテレビ・・・通信節約モードでabema news・アニメ・ドラマ・将棋番組等がほぼ途切れずに視聴可能。
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