趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

クラウドで処理することが当たり前の時代

2013-12-31 22:29:49 | 機器について
 最近、タブレットを購入して少しは使っている関係かも知れませんが、USBメモリやDVDにデータを保存することが少なくなってきました。第一、USBメモリをPCに抜き挿しする時点で非常にデータ損失のリスクが大きいのですから、本体に記憶しておいて、それからUSBメモリにコピーして持ち歩かないとだめです。また、携帯電話のカメラ機能で撮った写真にしてもバッテリーやUSBメモリを外してからPCにUSBリーダーを介して転送するようなことは、非常に危険です。メモリを落として見失うこともあるでしょうし、マイクロSDカードをSDカードアダプタにはめ込んでからUSBリーダーに入れて、そしてPCのUSB端子に挿入するなんてことは、手間がかかりすぎていますから、接触不良で結婚式のような一生に一度の一大イベントの大事な写真データを一瞬のうちに失うような惨めなことにならないように、細心の注意を払わないと駄目です。

 そんなことをするよりは、やはりタブレットで写真なり動画を撮影して、それをgoogleドライブなどのいわゆるクラウドに転送しておけば、おそらく大事なデータを失うようなことがないでしょう。

 私は、昨年の夏に家族旅行をした折の写真を念のためにデジカメと携帯電話の両方でもっていましたが、デジカメの写真はUSBカードリーダーの故障というか接触不良で全部失ってしまいましたが、携帯電話の写真は内部メモリの写真データをSDカードにコピーして、それを専用の転送ケーブルでPCに送り込んで保存していたので、まったく無事でした。

 このように、携帯電話やタブレットは、落としたり踏まれたり水没したりして物理的に破損しない限りは、まずデータの保全という観点からは、あんなに小さなUSBメモリの取り外しや取り付け、カードリーダーへのはめ込みやUSB端子への抜き差しなどの超細かい作業と比して、比較的楽で気を使わなくていいでしょう。
 
 もちろん、人それぞれの慣れの問題ですから、クラウドは回線の速度の問題もあって常に転送が上手くいくとも限りませんので、かえって不便だと思う人もいるでしょいう。実は、そこは、クラウドを使う場合に辛抱が要ると思われるのです。最新型のアイフォーンやアイパッドならば、高速で処理できますが、従来の製品では満足できないかもしれません。クラウドで何でも処理するのは、セキュリティ面や速度面でお金がかかるのは事実です。

 ですから、まあ、一概にデータの転送方法はどちらがいいということはいえませんが、私は公表してもいいようなデータは、できるだけクラウドに置くようにしています。プライベートなデータや著作権の絡むようなデータは、USBメモリやHDD、DVDで保管するように使い分ければいいと思います。


 


 
コメント
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