今日の朝、7時ぐらいに私の契約しているLandtoという無料サーバーのひとつのサーバーpa.land.toが接続できませんでした。つい最近も3日間ぐらいデータベースが止まったままでした。でも、FTPは動いていたので、ホームページ自体は稼動できていましたが・・・。今回はデータベースどころかFTPも止まってしまいました。おそらく、このサーバーには、データベースに高負荷をかける超ヘビーユーザーが多数存在するのでしょう。現在、landtoは新規申込みを断っていますので、一部のサーバーがパンク状態なのでしょう。
実は、Landtoでも別のサーバーのno.Land.toやoh.Land.toは全くがら空きの状態で快適にアクセスできるのです。どうしてこんな状況なのでしょうか?私の推測ですが、pa.Land.toはMYSQLが5以上で新しいのです。だから、日本語セットがUTF-8であり、その上、セーフモードなどのパーミッション制限がかけられていない唯一の国内サーバーですので、wordpressなどの多くのCMSが標準で対応していて、ヘビーユーザーにとってはデータベースに高負荷をかけて実験のやり放題の無法地帯になっているものと考えられます。だから最近は慢性的に混雑状況があるのでしょう。
ところで、この接続できない状態は、本日14時ごろには復旧いたしましたのでホッとしております。
これに反して、no.Land.toやoh.Land.toの場合は、MYSQLのバージョンが極端に古く、4.06などという現在殆ど使われていない日本語セットであるEUC対応のCMSを使わなければならないのです。EUC日本語セットで動作するような現バージョンのCMSは殆どありません。movabletypeやpukiwikiやぶろぐんの古いバージョンでは動きますが、もうそんな旧バージョンは手に入りにくいです。それに、たとえ古いwordpressの2.8あたりで動かそうとしても、かなりきつい不具合が出ますので.htaccessを書き換えたりさまざまな対策プログラムを投入しないことにはとても使えません。
つまり、譬えて言えばユーロ危機のリスク回避のために(EUC回避)日本円(UTF-8)が過大評価されて円高不況になって税収が落ち込み、その挽回のために消費税を上げようと愚作に走っている日本政府のようです。結局、常に既に重たくて使用に耐えないほど混雑するサーバーになってしまっているのです。しかし、ユーロがスペイン救済のために直接銀行融資をはじめますので(EUC活用)、Landtoは、一部のMYSQL5.0以上のサーバーは混雑していますが、殆どのサーバーは軽快に稼動しているので閉鎖をせずに済んでいるのではないでしょうか?
私の場合は、幸いにして超旧式の非推奨のwordpressの2.11MEから2.8あたりで安定動作していますし、それに現在廃版のmovabletype4が何とか正常に稼動していますので、快適に使えていますが、こういう使い方が出来るまで辛抱強く試行錯誤を続けるユーザーは滅多にいないのでしょうね。だから、旧式のサーバーは極端に空いているのでしょう。
逆説的に言えば、Landtoはやむを得ないことですが新規登録を中止したりしてレスポンスを或る一定の水準に維持し、また、サーバーがダウンすれば、何とか復旧すべくメンテナンスに務めてスポンサーから文句を言われないようにしている、至極妥当な経営をしている会社なのではないでしょうか。これでも、もし無茶な使い方をする悪質なユーザーが後を絶たないのならば、違反者を除名するとか、最悪、セーフモードに変更せざるを得ないと思います。