witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

年越しKCALのロピーカーディガン 完成!!!!!

2019-02-14 22:35:01 | Stranded 編み込みもの

pattern ; my own, yoke chart is p.33 Pattern B from Icelandic Lopi
yarn ;
MC Alafoss Hespu-Lopi / 100% wool / 100m/100g / 082 blue / 490g
CC1 Istex Alafosslopi / 100% wool / 100m/100g / 9974 light gray tweed / 53g
CC2 Istex Alafosslopi / 0057 brown / 17g
CC3 Unknown Nordic wool / blue 45g
CC4 Unknown Nordic wool / caramel 15g
back of pocket; Motohiro Mini Sports British Wool Double Knitting / 56m/40g / 710 brown / 30g
needle ; 6.5mm (Kinki Switch), JP10(5.1mm) for pocket lining
tension ; 12sts x 17rows
date ; from December 27th 2018 to January 23rd 2018

(やっと)年越しkcalロピー のまとめです!!
製図はオリジナル、柄は↓日本ヴォーグのロピー 本から。




身頃脇と袖下にはいつも通りシームを入れました。
 

身頃と脇を合わせてヨークに入る時、脇下の目はBalloon方式で繋いでしまいました。ヨークを編んでいる間に目が広がったりしないので、後から始末するより楽だと思います。
身頃と袖の目もBalloon同様重ねてあるので、脇の穴も開きづらいと思います。


ヨークの背中側。
前後差は引き返し編みで8段付けました。
日本ヴォーグの本のように、後ろだけ直線で6段編んで、縦の線と袖をはぐ方式でもよいと思いますが、この場合袖の中心っていうのはどうなるの?と考えると、悩むよりは引き返しにしちゃえばいいかって。
本では差が6段のものが多かったのですが、8段付けたくて、そうするとちょっとその直線どうなの?とどんどん気になってきてしまい。
で、その引き返し編み8段の間に、後ろ側は身頃と袖をラグラン状に減目しました。
 

ヨークの段数は、前記事に書いたように本のチャートから数段削りましたが、それでも割とゆったりめの寸法になっていると思います。
 

ファスナーを注文して待っている間に編んだポケット口とポケット裏。
メインの糸、5玉あれば余裕だと思っていたのですが前に書いたようにあまり余裕がなかったので、ポケット裏は福袋品の元廣ミニスポーツダブルニッティングを使いました。
針は多分10号で、ゲージ(18目)がロピー(12目) とは違うので拾う時に1.5倍した感じ。ポケット上側から拾い目して、下の方に編み下がりました。
ポケット口の形に合うように調整しながら適当に編みました。で、適宜まつりつけてあります。
 

ファスナーは前記事にまとめた通りですが、そのデニムっぽいのが付けたかったので寸足らず、足りない分、ボタンとタブを付けました。
その自ブログのファスナーの記事遡って、nuna用のライダース風のやつにタブ付いてたから、私のもこれで辻褄合わせようって。
ボタンは札幌の(なくなった狸小路の)こみやまやで買ったホーンボタンです。
タブはかぎ針で適当に(^.^)編んで、編み終わりの糸で本体にまつり付けた感じ。
 
着たところです。

身幅がゆったりめで55cmぐらいですかね?袖も長めにしたくて、ここで結構糸を食ってしまって袖下の着丈があまり確保できませんでした。
けれどヨークがゆったりめな事もあり、特に短い着丈というわけでもありません。
ポケットは、斜めの曲線でちと若作り目ですが、これあまり目立たせるのどうなの?と端寄りに配置しました。結果、さほど目立ってない(^^;)ので、もう少し、2目?5目?ぐらい中央に寄せたらよかったかもしれません。
袖丈は洗ったら結構伸びて、というのかヨークの寸法が大きめで、裄丈が長くなったのか、リブを折り返しちょうどよい感じです。
 

ファスナーを開けたところ&袖を伸ばしたところ。
前記事に書いた通り、開けるとちょっとよれっとしますが、許容範囲とします。今度はざっくり針目に挑戦してみる??
ファスナーはつける前は面倒というか億劫でしたが、付けてみたらボタンよりも開閉がまどろっこしくなく、脱ぎ着が楽で気に入りました(^m^)
これを機会にファスナーものにまた挑戦したいと思います。
袖は折り返さないと長々ですが、寒い時にいいです。
 

そうそう、糸は古いHesp-Lopiと現行ロピー 、に非ロピー を合わせましたが、そこそにまとまったかな?と思います。
現行ロピー は結構毛足が長くてヘアリー、すべすべっと編み心地がよかったです。けれど、まぁチクる面もありますよね。
その後、閉店するという三ツ葉屋さんにロピー 糸を買いに行くと、サンプルも販売されていて。編んでから改めて見ると、うーん、プルオーバーは結構ボリュームがあって暖かそうというか暑いかも?と思いました。
レットロピーを買ったので、それはプルオーバーに(やっぱRiddariかなぁ^.^)、ロピー の方(今回使わなかった分と買い足し分)はカーデかな?と思っています。
 
ポンチョも素敵なデザインで編んでみたいと妄想していますが、この大きさでかぶりだと結構着るシーンを選びますよね??前開きに変更、を考えていますが、うまく行くかな(^^;)

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それと、太糸の編み込み、いうところでは…
<svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg>
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とよだ様お花のカウチンセーターを編んでくださったのです!!パターンチャート
関連して編んだ時の事を振り返ったり在庫罪庫財庫の事を思い出したりして、編みたかったカウチンの柄が色々あった事を思い出しました。この茶色ベースも大人っぽくてとても素敵ですよね。茶色持ってれば真似たかったけど、、、
そうそう、ラベリで見ると、そのベルクリの6本どりのカウチン糸を3本にしてロピー に使っている方もいらっしゃいました。確かに、ハマナカ 3Sのゲージも12目周辺なので、パターンは転用できるんでしょうね。
実際にスリーエスとロピー を編み比べた方のお話だと、スリーエスは結構硬めで、ロピー の方がふっくらして着心地が良いようなお話でしたけれども(^^;)ま、カウチンとしてならスリーエスの方がそれらしいでしょうね?
そんなわけで、ファスナーの付いたカウチンも欲しかったよね、、、思い出し、図案も作成したりして。。。編みたいけれど、ヘルシンキが遅れてきているので、まずはそちらもやらないとですよね。
にしても、今シーズンは花浅葱手袋以来編み込みを真面目にやっている(^.^)なかなかこう続く年も無いので、この感じでまだ冬物編んでいくでしょうね(^^;)


お安くなったので差し色のちょっと買っちゃいましたよ(^^;)ベルクリのと合わせてそのうち使おうと。
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ヘルシンキkal始めました(^.^)

2019-02-09 21:56:46 | Stranded 編み込みもの
恒例の年末オフ、の事を今年は書いていませんが(^^;) 恒例…札幌在住時から、帰省する年末に会合しておりますが、最近のメンバーに定まったのは2009年ごろのようです。つまり、この間のは10年目だったようです。
(と言っても多分私が帰省しなかった年もあったりはする、けど開催はされたかも)

昨年末は(おしゃれな)毛糸屋さんの店じまいが早かったので、営業していた中野つよせ に行きました。
色々な国産毛糸を見て、店内サンプルを見て刺激を受け、店員さんとの楽しいお話…の合間にリッチモア のベストアイズコレクションをチェックされた方々が。



そこで、リッチモア のヘルシンキを使った編み込みのプルオーバーに心奪われた4人。糸は廃番でちょうどセールなんだよね、って。
多分本を買わねばそのまま忘れ去られたかも?なのですが、私は本を買いました(^^;)他にも気になるデザインもあったのでね(^m^)
RICH MORE Vol.125 (メディアパルムック)
クリエーター情報なし
メディア・パル

↑マーケットプレイスで買ったのだけど、今おもろい価格になっとる(^m^;)

<svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.96vol26,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg>
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てなわけで、↑早速お友達の耳様と糸を共同購入して、布博ブローチ見ついでに受け取ったところ。


耳様は配色を変更したのですが、私は失敗したくなかったので指定通りのお色にしました。
(ヘルシンキ、すでに買ってたんですがね、、、ほかの色。けどそれ使っては組まなかった^^;残り個数も微妙になっちゃうしねぇ)




私は日本ヴォーグさんの年越しkcalをしつこく1月いっぱい粘っていたので(ブログ記事追いついてない)、2月に入ってからスタートしました。
「輪編みで編めるよね?」と打ち合わせ(^.^)してあったのですが、スワッチは私は平編みで編んでいます。
実際に編む時の条件に合わせないと、という考え方もありますが、私は「合ったゲージの見本を編む」事を目的にしているので往復とか輪編みとかにはこだわりません。編み始めてから「ゲージの合ってる見本」と見比べながら時々確認して、で、最終的にはほどいて使ってしまうことが殆どです。なので、スワッチのために糸を切る事もありません。編み始めの位置が配色の段的に合わなかったところも、糸を切らずに裏側にぐるっと回っています。


耳様の「サクッと編み終えた袖」も先週見せて頂いたので(けどkal写真撮るのは忘れたTT)モチベあげあげで2本目の袖もスタートした様子。
そうそう、私はほぼコンプしている22cm輪針で編んでいます。
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硬質 輪針 G 22cm 0号 - 15号価格:864円(税込、送料別) (2019/2/9時点)


近年メジャーなのは↓23cm非対称ですが、23cmより長い商品来ちゃう事あるし(品質管理的にマイナス公差じゃないそうで)、袖口の最初の方のリブなんかには23cmは向かない気がします…


小さい輪で編むのでゲージがきつくなるのに注意、と思っていたら、1本目の袖の方では緩くなってしまい、途中編み直しました(-_-;)
パターンでは編み込み模様は12号5.7mmの指定ですが、13号6mmで編んでいます。で、13号については先日の野呂どんぐりベレの時に書いたように専用針(短針)買ってあるので、袖の上の方で目数が多くなったらそれ使って編もうかな?と考えていました(マジックループ苦手なのでね^^;)けれど、ヘルシンキはふかふかしていて22cm輪針で編み進んでもそこまで目がいっぱいのキツキツにもならなかったので、22cmで編み続けています。

k様が「毛とびがひどい」おっしゃってたので戦々恐々としていたのですが、鈍感な私はあまり気になりませんでした(^^;)飛んでるかもしれないけど、普通にカーペットの上でも編んでいます(^^;)
手触りもふかふかして、編み込みにしているので地厚でとっても暖かそうです。
チックリもあるという風に聞いているのですが、編んでいる分にはふわふわして今のところあまり気になりません…着てみると違うかもしれませんね。


こちらは今日サークルで茶々先生と撮った写真。このピンクの配色が可愛いですよね〜〜
往復編みで編まれていますが、お袖2本目だそうですよ(^.^)
そう、kalに茶々先生も巻き込んだ(^^;)だって編み込みは得意だし、イチカワさん好きなの知ってるし(^m^)


昨日見たら、その「ラップランドの伝統柄を編み込んだタートル」編み図プレゼント、商品ページに追記されててバカ受け(^m^)
多分お願いしたら付けていただけるかも?とは思っていたのですが、嬉しすぎ(^m^)
まだ色欠けもしていないし、編み図も付くし、よろしかったら皆様もヘルシンキkalしませんか(^.^)
今日なんて買い回りで500円クーポン出てるよ(^m^)

そうそう、私は着丈をもうちょっと伸ばしたいかも?と太さ対策で眼数増やしてAライン化したいかも?と多めに買いました。
今日の編み会(居残りあり^m^)で2本目の袖がもうすぐ終わりそうなので、身頃のことも考えていかねばです。

 




 
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年越しKCALのロピーカーディガン 進捗その2

2019-02-06 11:31:01 | Stranded 編み込みもの
前記事で前立ての処理どうするか?いうところで止まっていたと思うのでそこからですよ。


世界の伝統ニット アイスランドロピセーターには、前立てをかぎ針編みで始末するパターンがいくつもあるのですが、その中でも「一度端に引き抜きあみをして、その半目を割って細編みをする」というディテールが気になったのでやってみることにしました。


引き抜き編み→細編みを一段編んだ様子。まだボタン付けバージョンを諦めていませんでした。続けて前立て編んでもいいかって。
引き抜き編みで整えてから細編みを編んでいるので、細編みの足のところが綺麗に揃っていると思います。


引き抜き編みの半目のところを拾うので、本体の端の1目は内側に倒れる形になります。
ここがねぇ、、、無茶緩んでて美しくない(-_-;) 色替えの糸端もありますしね。糸始末するとその部分に凹凸できるし。


前記事で「海外パターンのロピー は輪で編んでカーディガンの場合は前立てにスティークを作っておいて切る」という話を書きました。
話が全くそれるのですが(^^;)12月に森岡書店で風工房先生の展示会があった時のこと。その1冊だけ売る本は「風工房のフェアアイルニッティング」だったわけですが、


こちらに掲載されている作品は毛糸だまバックナンバーからの再録が多いのですよ。もちろん新作もあると思いますよ、こちら参照でお願いします(ヴォーグさんが去年公式写真入れてくれたし)
で、再録ですが、毛糸だまでは往復編みの編み図のところ、再録にあたり輪編み、スティークを用いた編み図に書き換えてあります。

そんなわけで、その一緒に展示されていた販売作品は、ここ数年のデザインのもの以外は往復編みで編まれているものが多かったです。
そこで、風工房先生と「往復編みでの編み込み」についてお話ししたところ、風工房先生のニッターさんは、往復編みの編み込みでも難なく細かい編み込みをこなす、いうお話で。
多分何十年もニッターをされていると、それが仕事なわけだし、裏側での編み込みもスイスイ出来て当然な世界のようです。確かにねぇ、シェットランドヤーンを用いない(=スティークに向かない糸の)編み込みの作品もいくらでもあるわけで。
という話を聞いてしまった私は、裏編みの編み込みがやりづらいとかゴタゴタ言わずに修行せねばと思ったのです。裏側からの編み込みを難なくこなせればその方がスキルが高いのでは?と

記念撮影(^.^すいません、恥ずかしすぎるので小さくしましたよ)風工房先生はBrooklyn Tweed Cardiganをお召しになっていてとても素敵でした!私もやっぱり編みたいわと思ったけどどうしても指定糸は無理なので、ハマナカ のアランツィードでどうかと糸は準備完了(^^;)年越しkcalにはちと無理でした…
マフラーは↓の本から、これもとてもお似合いですよね。で、ラフィアの刺繍っぽいブローチを付けていらっしゃる?多分私、前に布博でキット買ったかも?な(-_-;)作らねばよ。



という経緯があり、、、裏編みでの編み込みは修行できた、いくらか慣れた、けど、この編み端の緩みを見てしまうと、だったらスティークで処理したほうがスッキリするのでは?と思わざるを得ませんでした…
ロピー のスティークは、フェアアイルのと違って切り代は2目しかないので、フェアアイルのように切り代を折ってまつるという処理にはならないんですね。ミシンで縫う設定だし、まつらんでもほつれないということなのでしょう。
その切り代をまつる処理でどうしても厚くなるゆえスティークでの処理は個人的にはそれほど好みではない、だったら往復編みでも、と思うこともあるのですが、ミシンで縫ってスティークはまつらない、には魅力を感じます。
フェアアイルでもその方式ってありなんでしょうか??

話を元に戻しますよ(^^;)
引き抜き編み無しで細編みをじかに編みつける場合は、端の一目を編みくるむ感じになりますよね?この緩んだ編み端を編みくるんだ細編みが綺麗に揃うとは思えない(-_-;)
そして、段から細編みを拾うにしても、とばす段が必ず出てくるので、これまた綺麗に揃うとは思えません…
そんなわけで、前立てをかぎ針編みで編む場合には以降ロピー に関わらずこの手法で行こうということを備忘したいと思います。

一段細編みを編んだところで、インスタに「ファスナーもいいかな?」とあまりやる気は無いのだけどあげてみたら、ファスナーを押す声が多くて(-_-;)
ここで引っ込む訳にも行かないなぁ、と一応ファスナー探しの旅に出てみることにしました。
前にファスナー付けをした時…

これがひつじの時の写真。完成記事ここ、ファスナー付けは詳しくありませんが愚痴っぽいことがその前の記事に書いてある(^^;)

これはライダース風の時の写真。完成記事はここファスナー付けの記事は別途まとめてあって、よく検索にかかっているようです(^^;)

どちらも子供ものになりますが、ひつじの時はこみやまやのなくなってしまった狸小路店で、ライダース風の方は多分カナリヤの大通店でファスナーの丈詰めをしてもらったと思います。
この時はそうねぇ自分用じゃないし着られる期間が限られるということで、そうこだわらずにファスナーを選んだと思います。
今回は自分のものなので、、、うーん、樹脂のファスナーは却下。金属のオープンファスナーいうことで最寄りの手芸店に行って下見すると、まぁ、地味色ならありましたよ。黒とか紺とかで。ムシ(でいいですか?)は金属で選ぶとシルバーのみだったかな?丈詰めお願いしてすぐに持って帰れるのは実店舗の利点ですが、あまり気に入る物は無かったので、楽天で探す事にしました。


実はコマドリさんではファスナーの丈詰めをしてくれる&何かのついでに購入したこともある(使ってない-_-;何だろう?カウチンの時に使うかも?と買ってみたのか?)ので、こちらで頼んでもよかったのですが、

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もうちょっと探すと、下側からも開けられるファスナーもあるし、

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オープンファスナー(44cm)1本入デニム紺価格:108円(税込、送料別) (2019/2/6時点)


なんだかかっこいいファスナーもありますよ、、、

いうことで、今回使えるかどうかわからないけどとりあえず持っとけ(-_-;)いうことで買ってみました。


なかなか良いです(^.^)下からも開くものは長さ的にもそこそこ良かったのですが、ちと短いデニム色の方がとてもツボでした。今回はこちらを付けてみることに決定。

字数の問題もあり(^^;)ファスナー付け2019版は別途まとめようと思います。
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年越しKCALのロピーカーディガン 進捗その1

2019-01-24 21:39:37 | Stranded 編み込みもの
今更進捗その1ってのもあれですが、多分書くことがかなりあるのでその1から始めてみます。
ヨークのパターンと模様の配置などを大まかに決めたところで、自分の欲しいサイズ感を検討しました。
ここで結構手間取ったのですが、その矢印カーデは中にブラウスかカットソーなら着られるけど、ニットは無理(その代わり上にコートは着られる)、いうことで、それよりはゆったりしたアウター(=コートは着られない)にしようと思いました。
 


その「世界の伝統ニット アイスランドロピセーター」では、レディースのMサイズでも胸囲100cm近くの設定で割とゆとりがあるので、そのまま編んで無問題かな?いうところなのですが、細かいところが気になる私は、身頃が終わってからの丸ヨークの目数の配分、前身頃の目数(後ろ身頃÷2よりも少ないとヤダ)とか、太腕対策とかを考えてMとLのパターンの間を行ったり来たりしながら決めました。
また、前後差も、結局本の通りに後ろ身頃のみを多く編んで、袖の目と目と段のはぎで作る、というのをだんだんやりたくなくなってきて、結局は丸ヨークに入る前の引き返し編みでつけることにしました。

この辺りを決めるのに、「ロピーセーターとモダンニット」の方も見てみましたよ。


この本、前回おすすめしたように数はえらい載っているし、その中でも大人気のRiddariが入っているところがポイント高い、ですが、残念ながら首回りの前後差は付いていません。
日本ヴォーグさんから出ているロピー のパターンでも、ものによっては前後差の設定が無いものもありますがね。
それから、カーディガンなど開きのあるものは、スティークを作って全て輪編み、後から切って開ける方式になっています。
スティークは目数2目でミシンで縫うことになっているものが多いですが、中にはヨークにだけ開きをつけているパターンがありこれはミシンにかけるのはしんどいということなのか、手縫いする説明でした。てことはカーディガン系も縫う線は長いけど手縫いでも行けなくはないでしょうね(ミシン壊れている件-_-;)
デザインは素敵だし、何と言っても海外パターンの最大の魅力、サイズ展開があるのは大変ありがたいですが、↑この2点が引っかかることは引っかかると思います。なのでうーん、プルオーバー以外は初心者の方にはどうかな?いう感じですよね。靴下というかルームシューズみたいなの、ミトンや小物も載っていて、ロピー のあまり糸対策にも良かったりはしますけど。


という感じで色々と予習をしつつ、ゲージ再確認の意味も込めて袖から編み始めました。

これもねぇ、まず一目ゴム編みの作り目で編み出すパターンなどというものはほとんどないですが(^^;)狂っているので仕方ないですね。
更に二目ゴム編みにしました。
二目ゴム編みが使われているデザインとしては、お友達のY先生が編まれて日本でも人気のRanga(こちらはメインがレットロピーでリブのみアラフォスという変わり種でもある)とか、風工房先生デザインのこちらのジップアップが代表的ですかね?
で、スワッチで編んだ通りに十字の模様を入れました。リブは長めに。
リブは作り目13号、編むのは12号、本体メリヤスは15号、で全て近畿の22cm輪針で編みました。ほぼ全サイズコンプしているので活用しましたが、上の方では目数が針いっぱいになってしまうので、ギリギリかなぁいうところです。目数が輪針いっぱいのまま編むと、編み地がきつくなることもあるので気をつけねばなりません。


袖を一枚編み終えようか、いうところですが、なんだか袖で100g1玉を使ってしまいそうな勢いの上、袖幅がその→カーデとあまり変わらない(^^;)
スワッチは7mmで編んでいたので、ちと見切り発車がきつめな感じで。
目数を見直しつつもう少しゆとりを取って編み直すことにしました。
 

身頃は裾が絞れてしまうのは嫌なので、作り目〜二目ゴム編み〜メリヤスと針サイズを変えずに15号で行っています。
1玉で編める身頃の段数をカウントしつつ、絶対付けようと思っていたポケットを作りました。
これもどんなのにしようか考えつつ、ポケット魔なのでちょっと変わったやつにしようと斜め配置で曲線にしました。
そして、ポケット裏を共糸で編んでしまったほうが後処理は楽なのですが、メインの糸量がギリギリっぽかったのでポケット裏は別糸で編むことにして、ただスリットだけ開けた感じ。と言ってもポケット口の拾い代や始末を考えて1目は重ねてあります。

上と同じ進捗ですが、ヨークを編んだらこんなんだよ、とスワッチ置いてみた様子。


身頃は脇下から35cmぐらいにしたかったですがちょっと足りなくて、32cmぐらいです。一度身頃と袖を繋いで編んでみたのですが、そのヨーク手前の前後差を付ける引き返し編みのところで結構糸を食って足りなくなる気がしたので、身頃をほどいてやり直しました。あとメインカラーを使うところは首回りとポケット口のリブ、前立て。これらで半玉と少しは使うだろうなと。前後差を付け終わったところで半玉を切らないようにしました。
楽しく編み込み部分に入ったのですが、ふと気づくと何かが本の模様と違う気がします…
 

これが編み直した方。どこが変わっているのかわかります??


薄グレーと濃いブルーの最初の配色段、上の上の写真(と右側スワッチ)では2回繰り返しですが、この写真左側では1回です。違いはそれだけなのです。濃いブルーの尖り具合が違うというか、結構印象が違いませんか??
で、本の方には何も注意書きがないのですがここに上がっている公式写真(本と同じですよ^^;)よく見ると2つの配色のうち、右側がこの省略した感じみたいなのですよ。スワッチ編んだ時には全く気づかなかったんですが。
本のチャートはヨークの段数が結構多めで、メンズ〜ポンチョ系まで円錐形に対応できる感じです。「ロピー セーターとモダンニット」の方でも、ヨークのチャートでサイズ展開により「◯サイズはこの段は編まない」ような指示があり、模様にあまり影響しないところでヨークの深さを調節しています。この辺りも、色々なパターンを見比べると参考になるなぁと思いました。
てことで、私も自分の設定する寸法になるように、ヨークの段数を調整しました。
そうそう、私、十字の模様もスワッチの段階で一段省略してるのずっと後になって気付いたし(^^;)


裏ですが、結局編み込みは3目以上とぶところは編みくるみました。
渡り糸きつすぎると指定の12x17のゲージ出ないし、渡り糸緩めだとスワッチの時のようにゆるっとして見た目もよろしくないし、編み目も緩んでくる気がするんですよ。
こまめに押さえておくと緩み防止になるし、渡り糸キツ編みの防止にもなるなと思いました。
と言っても、ところどころ忘れて3目とばしちゃってるところもあるんですがね(^^;)


襟ぐりとポケット口の処理終わったぜよ、いうところでボタンを発掘してきました。
ホーンで栗型の可愛いやつです。今回の模様の雰囲気に合っているかな?と。
この時点では、前立てはかぎ針編みにしようと思っていました。世界の編物2012-13表紙に掲載されたやつの感じで。


けれど、ウッ、このパターンでは棒針で拾ってガーター編みの後にかぎ針で細編みでした(^^;)そんなんにはしたくないので、世界の伝統ニット本を参照することに。
そうそう、この号の世界の編物のロピーは、その表紙のと9番のは前後差が無いパターンです。 後ろの方のベストはあるんですがね。そうそう、このベストのサンプルが札幌のカナリヤにあって、可愛い、すんごい編みたいと思っていたのですよ(思っただけ、ロピー糸は買わなかった^^;) 





といったあたりまででその1はいいかな(^^;)また♪
Comments (4)
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ロピーニットのパターン選び

2018-12-26 10:27:45 | Stranded 編み込みもの
気づくと今シーズンの秋冬物は、8月にBalloonを編んで(完成記事書いてないじゃん^^;)から何も着るものが完成していません(-_-;)
ちょっと焦りますが、それはさておき今年も日本ヴォーグさんの年越しKCALのネタを考えないといけません。
スタートは明日からです!!
ルールは、参加表明は31日までにKCALのボードに記入、編み始めは年内27-31の間で、完成が年明け1/31まで、いうことになります。
対象のパターンは日本ヴォーグさんの全書籍になるので、日本ヴォーグのパターンを編むご予定の方はこの機会にご一緒しませんか??帽子とかちょっとした小物でも(^.^)去年もマグカップのカバーとかそういう方もいらっしゃいましたよ。
一応商品もありますからね(スレッドの方参照でお願いします)

てことで、私も編みたいものはいくつかあるわけですが、まずは在庫消費でロピーはどうだろう?と考えています。
ラベリーフレンドのmisaku様インスタ)が先日ロピーx2を編まれたのをかわええ(^m^)と楽しみにフォローしていました。
私も(かつてのカウチンと並んで^^;)それこそずっと編んでみたいと思ってはいたのですが、編んだことはございません。
思い返すと数年前に編んだ三国「白と黒黒と白(また間違えとる^^;)のカーディガン(矢印カーデ)はそれっぽかったのですが。まぁ、私の使った糸がたまたま北欧系で、編み込みでもあった、いうだけなんですが。
矢印は結構みっちりした感じなので、ロピーはもう少しゆるっとした、ゲージ的にはざっくりした、アウターニットになるのかなと。


そんなところで、糸を発掘してきました。左上から、57、9972、9974、86ですね。
下の段メインカラーは青系をかぶって持ってる件(^^;)左下がヤフオクでお安めに調達したもの。古いロピー のラベルです。その他はやはりちとお得なのを見るたびに買っておいたものになります。

赤ラベル、ロピー が古いだけかと思ったのですが、ラベリでは別にHespu Lopiとして登録がありました。
糸メーカーも違うことになってるんですが…Alafossはロピー 製品、Istexは糸メーカー、いう感じで分離したとかそういう感じかな??と勝手に想像。

見比べると、赤ラベルの方はうねうねとスラブっぽい感じ。で、毛羽は少ない気がします。
そうそう、ロピー はちっくりが気になるいう話ですよね…けどいい色の糸が揃っていて。初めてだし、ちっくり対策でカーディガンにしようと。そうそう、暖かいとも聞いているので、脱ぎ着が楽なカーディガンてのもある。




基本は3色で編めるかな?いうことで、並べてみた様子。
やっぱ真っ白があったほうがいいのかな?とか、配色糸ももう少し欲しいかな?思いますが、配色糸はロピー じゃなくてもいいか(太糸いっぱい持ってるし)いうことで。
 
そうそう、ロピー と言えばこの本!


本家から毎年出ているLopi Bookの総集編で、人気のあるパターンが沢山入っているのでめっちゃお得です!!私が海外から取り寄せたナンバーからも入っているし。
いわゆる丸ヨークのロピー だけじゃなくてエレガントなレースのワンピースとかもあったりして(ただ、糸が代替になりますよね…)中身ラベリー一部編集不可のパターンがあったのでsourceに日本語版を追加できなかったのですが、英語版と同じだと思います。
レットロピーは楽天などでは扱いがなくなってしまいましたが、レットロピーの編み図は他のアラン系ゲージの糸で可愛く丸ヨークになるだろうと思います。
激おすすめですが、何も編めてはおらず、今のところ観賞用…

しかし、こちらの本は日本ヴォーグさんの本ではないので、今回の年越しKCALの対象外です(^^;)
日本ヴォーグさんのロピー の本、と言えばこちら


大判で美しい本です。
この本を見返すと、巻末にロピー の色見本があるのですが、今は国内での取扱色が随分少なくなっているのだなぁと思います。


また復活して欲しいですよね。内藤商事さんがどこまで力を入れるかにかかってるのかな?(ケストラーがらみの方が売れるとか…?^^;)まぁ、ロピー を毎年編むとか何枚も編むとかはなかなかないのかもしれません…(需要と供給の関係)
この本も良いのですが、インスタなんかで見る毛糸だまや世界の編物バックナンバーの素敵デザインも簡単に探せればいいのに、とラベリーを利用してみました。こちら
一部ラベラーさんの編んだ写真とか私が本の写真を入れちゃったやつとかあります。未登録のデザインも(↑そのロピー の本からも全部は登録されていないし)もちろんありますがね。
漏れたやつ、バックナンバーのこれに掲載あったよ、いうのあれば、教えていただけると嬉しいですよ。
ちなみに、日本ヴォーグさんの書籍一覧のページで、pattern serchのところにキーワードを入れると検索ができます。年越しKCAL用に探してみては?

と、一通り日本ヴォーグのロピー 編み図を見返したところで、その世界の伝統ニットから、ヨークのパターンのみ載っているやつ(風工房先生デザイン)が気になったので、試し編みしてみることにしました。

ザクザクっと編み始めたら深夜まで(^^;)
並べたやつ3色に、ロピーじゃない(しかも双糸)茶色と濃いブルー足してみました。同じくヤフオクで(多分内藤商事の方から)ゲットしたものなのですがね。糸長も不明なのですが、100gで120m-150mぐらいかな?と思っています。太さは違うけどそう悪くもないのでこれで行こうかと。

ゲージは12目17段が指定で、その矢印カーデの時に書いたけれど、渡り糸がきついと出ないゲージなんですよね(渡り糸がきつい→目が相対的に縦長になる→目数ゲージと段数ゲージが近くなる)なので渡り糸を緩めに編んだのですが、そうすると段ゲージが出ない(^^;)15段ぐらいになっています…もうちょっと目はきつめに編んで、渡り糸は緩めに、むずい。緩んできちゃいますよね。横に伸ばしてブロッキングする感じで出るかな?とも思いますが。(けどこの試し編みはそのうちほどくかもなのでスチームあてたくない-_-;糸も切ってないけれど…比較用に必要だから、編み込み始めたら切りますよ…)
5目飛ぶところは中央で編みくるんだのですが、こうして見ると渡り糸緩めなので4目とんでるところもくるんだほうがいいかもですね(^^;)めんどい。さすがに3目とびでくるむのはヤダ、それこそカウチンか?ですよね…

裾と袖口にも模様を入れたいと思ったのですが、そういう系では割とヨークのパターンを反転しているものが多いようで、そうするとゴム編み部分が配色糸だったりして結構カラフルなロピー になりそう。私は一応変態コーデ狙いというか、もしや野呂スカとも合わせられるような感じにしたいので、反転系はやめて、上の方のクロスの模様だけ入れたらどうかな?と考えています。てことで、本ではヨーク部分だけなのですが、全体の仕上がりをイメージして、裾の一目ゴム編みからのミニスワッチにしてみました。

製図などは同じ本を参考に編むと思いますが、ポケットも付けたいのでこれから具体的に詰めないといけません。明日からじゃんね。ちょっとでもスタートしたいと思います。
また袖から先に編もうかな?
Comments (2)
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花浅葱手袋の残り糸でフェアアイル模様のきのこ編み

2018-10-30 11:38:58 | Stranded 編み込みもの

pattern ; ゆきのこ&星きのこ by naganasu
yarn ; 花浅葱キット
Jamieson's of Shetland Shetland Spindrift
&Jamieson & Smith 2 Ply Jumper Weight
needle ; JP2(2.7mm) Knitpro 10cm dpns
tension ; 33sts s 34rows (Hanaasagi suggested tension - no suggested tension in pattern)
date ; from 20th to 28th, December 2018


花浅葱手袋 のあまり糸を何か形にしたいと思い、編み込み模様の入ったきのこを編みました。

 
傘の方から編んでいく、トップダウンのパターンです。
小さいからすぐできるだろ??と思っていましたが、最初に編んだ大きい方は結構手間取りました(^^;)思ったような形にしようと思うと、編み図がめんどくさい事になったりして。
今回はパターンをまとめる事を目的にしていたので、そこそこ合理的な形にしておかないとなぁ、と。
そんなわけで、大きい方はまとめたパターンと微妙に違います(^^;)
大きい方を「ゆきのこ」小さい方を「星きのこ」と名付けました。


傘の縁は下の段の目を引き上げて作っています

 
この引き上げの縁を作った方がきのこの形がはっきり出るかな?と思ったのですが、細かい(2号針で)一周分引き上げて二目一度するのがめんどくさい(^^;)特に大きい方「ゆきのこ」ではそこそこ目数が多いので。
ここを裏目1段で代用できるかな?と編んでみたのが右手前です。形は違ってしまいますが、この感じだったら難しくなく手軽に編んでいただけると思います。


とりあえず3個できました。あと一つ、残り糸が少なくなってきてやや配色が怪しくなっていますが、編み中です。
右手前の縁が裏編みになっているものは、↓花浅葱のノステピン小玉ちゃん=配色糸のみで編みました。先の二つが配色的に「もやっと」かなぁと思い、模様がはっきりするような配色で編んでみました。ちと糸が少なかったので、茎部分はパターンより短くしてあります。

 

右手前のはストラップ?にしようかと、編み終わりの糸を使って二重カンを縫い付けておきました。
ストラップ金具を発掘してこなければ(^^;)

A Gathering of Gloves 手袋物語 は今週、11/1木曜日から開催です!
会場にて販売される「花浅葱」キット他、植松先生インスタグラム Ravelry)デザインのキットとパターン販売分に、こちらのパターンを添付して頂ける運びになりました(^m^)
配色を工夫すると4つぐらい編める(花浅葱の場合)ので、手袋に加えて一層お得かと思います。
是非会場でお選びいただけると嬉しいです。

きのこも一緒に展示していただけるそうですよ(^m^)
ま、そこ狙っていましたがね(^^;)
きのこも構想した感じで編めたし、パターンもなんとかまとめることができて、喜んでいます(^.^)

追記
花浅葱と一緒の写真(^.^) お母さんと一緒だと一層可愛いですね(^.^)

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フェアアイルの手袋 花浅葱 その2(完成^.^)

2018-10-04 11:46:17 | Stranded 編み込みもの

pattern ; 花浅葱 by Asako Uematsu
yarn ; 花浅葱キット
Jamieson's of Shetland Shetland Spindrift
&Jamieson & Smith 2 Ply Jumper Weight
needle ; JP2 (Kinki 22cm circular for main part, Knitpro 10cm dpns for finger )
tension ; 33sts s 34rows (suggested tension)
date ; from 17th to 29th, September 2018


右左編み終えたど、の図ですが(^^;)この後大きな仕事が待っています。
親指は、付け根のあたりから模様が繋がっていてかっこいいですね。
昨日貼った「スコットランドの伝統てぶくろ」にも同様のデザインが見られます。伝統の模様ですね(^.^)




こちらの写真だと、何をやらかしたかわかりやすいですかね(^^;)
指の付け根のところのベージュベースにブルーの四角の模様、色が違っています。チャートは十分見やすくわかりやすかったのですが、夜編んでてR眼的にぼけっと見てしまったのでしょう。模様もこれまでと比べたら単調だと油断して(^^;)
正しいのは左手です。右手はベースカラーその2の感じのブルーです。間違った方も悪くないかもですが、正しい方は手首のあたりとリンクする感じで、全体を明るい印象にしています。配色の妙を感じますね。
配色、模様の組み合わせと相まって、豊富な経験に基づいた素晴らしいデザインだと思いました。

で、間違ったのをどこで気付いたのか?というと、左手の親指手前あたりで気づいた(まさに目を疑う^^;)のですが、どうせなら正誤の写真撮ろう、と思って修正は最後にしました。


指も全部編み終わっているので気づいて唖然、になるところですが、ちょうど編み込み模様がない段が上にあったので、不幸中の幸い、とそこから切断にかかりました。
実は、右手の小指で、取り合う位置が1目ずれてしまっていて、これも切断縫合で修正できないか?と外したんですよ。
けれど、指は1段目から編み込み模様だったので、その下の本体の編み込み模様の無い段で切るのはできたけれど、上の編み込みの段の渡り糸の処理をどうすべきなのかはぎ合わせがうまくできなくて。切断縫合は得意のはずですが、編み込みものでやることは多分無かったのでは(-_-)それと、編み目も細かいしパーツも小指てことで小さい、てのもねじ伏せられなかった要因かと…
そんなわけで、右手小指はほどいて編み直しました。

指!さらっと書いてしまいましたが、指は今回もしんどかったです(-_-;)そのニットプロ 10cmを導入したので針さばきはよかったのですが、針と針の境目が緩みやすいし、けれどヘリンさんのようにキツキツに編むゲージでも無かったので、編み地がなかなか綺麗にならないなぁと…
とりあえず、ヘリンさんの時同様、渡り糸が3目以上になるところは編みくるんでみたのですが、編みくるむ事によって渡り糸の引き具合がやや甘くなってしまった感じもして…
まぁ、それも、全部編み終わってから気づいたのですが(-_-)つまり、経験不足と言わざるをえないでしょう…
目の揃い具合については、水通しに期待するしかなかったです…
 

正しい色に編み直して、メリヤスはぎしようという様子。上段も模様が無いので、かなりスムーズに(いつも通り)メリヤスはぎできました。糸始末は増えましたがね(-_-;)


無事はぎ合わせも終わって今度こそ編み終わりました。
翌日茶々様とサークルで会う予定だったので、ここから懸命に糸始末大会です。


糸始末は結構時間がかかって夜写真です(^^;)
シェットランドヤーンは絡みがよいので、正直指先などは数センチ残して内側に引き込んであればそれでオッケーな気もするんですが、今回は展示していただけるいうことなので、そこそこ真面目に糸始末しました。
残り糸の具合も証拠写真で(^m^)


水通しは、編み上がりが少し緩いような気がしたので、ちょっと縮まないかな?いう方針でやってみました。
編んでいる時はちょうど良い気がしていたのですが、試着を繰り返すうちに編み地が馴染んで緩んだのかもしれないし、↑書いた通り指が緩かったのかもしれません。それと、編み上がってはめてみたら、もう少しぴったりしたほうが好みかも?と思ったか(^^;)この辺りも編み込み手袋をいくつも編んでいれば容易に判断できるのでしょうけれど、ヘリンさんに続く2作目、いうことで、難しかったかもしれません…

パターンの指定では「ぬるま湯に浸ける」というフェアアイルの原則通りですが、私は洗剤を入れて洗いました。ヘリンさんの時と同様、最初手にはめて、その後外して編み目が揃うようにちと伸ばした縮めたりしました。
本来は急にフエルト化するなどの危険があるので、パターン通りにすることを推奨します!
ですが(^^;)ちと熱めのお湯で一度すすぎ、その後冷水に変えて、編み地が締まる程度に少し縮む事を期待しました。
ネットに入れて脱水機に1分ほどかけて、長さは縮んで欲しくなかったので、縦にぐいっと伸ばしてから干しました。


目も揃ったし、編み地も色同士が馴染んでふっくらしました。
 

メインの模様。大好きなブルー(〜グリーン)の配色がとても素敵です(^m^)


ベースカラーのベージュにピンクが混じっているのがとても効いていますよね。


茶々先生のと並べて記念撮影(私のは右側ですよ)
途中「経験不足」を自覚してからは、「お手本と比べてばかでかいのでは??」とか、編み目の揃い具合とかが色々と心配になりましたが、そこまで大きく仕上がってはいないようで一安心(^^;)
はめ比べてみると、お手本も手まわりは少し余裕がありましたが、指は私には少し短い気がしたので、縦に伸ばして干したのが結構効いているかと思いました(^^;)
そうそう、また指ネタ(^^;)私は手が大きいので、指の長さがパターン通りでどうなのか?を心配していたのですが、特に問題なかったです。短ければ一模様足しても調整できるかも?ですし、全体のフィット感とも関係があるかもしれません。緩めなら、ちと短くても不自由に感じないだろうし、長めだったらブカブカ感が大きく感じるかも。タイトに編んでいる場合は、指が短いとよりきつく感じそうです。編みながら試着しながら好みに合わせて進めるのも、自分だけの手袋を編む楽しみ方なのでしょうね。と、自分のものばかり編む私は思いました。
プレゼントや販売用に編むなら、使う方に合わせたり平均的なところを狙ったり、また色々と工夫すべき事があるでしょう。
 
そんなわけで、先日茶々様に納入してしまったので、現在手元にブツがございません(^^;)
一番大事な(?)着画撮るの忘れましたよ(-_-)宣伝力が…

テストニット、という事でしたが、 A Gathering of Gloves 手袋物語 会場にて販売される「花浅葱」キットのテストニットでした。
そんな訳で、これからおすすめポイントについて書きたいと思います。

デザインの魅力については、ここまでで十分お伝えできたと思います(^^)完成品の自然光の写真を撮っておけばよりよかったな…編み途中の写真は昼のものは自然光下なので、参考になさって下さいませ。
着画無いのでちょっと説明しづらいですが、指部分は、縦に入っているブルーのラインが指の付け根で繋がっていて、指を綺麗に見せてくれると思います。


キットとしての魅力(^.^)
前記事にも写真をあげましたが、配色用の小玉ちゃん達がめちゃ可愛いです。茶々先生が今回の展示会のために家内制手工業にて必要な分量を一つ一つ丁寧に手巻きして下さっています。
このまま瓶に入れて、インテリアとして飾っても素敵だと思います(^m^)
そして、この配色糸に付いているラベルなのですが、これが編んでいる途中でわかりやすくてとてもよかったです。同系色での配色なので、取り違えが起こりやすいのですが、ラベルが付いている事により私のように夜編んだりしても安心です。簡易な方法ではありますが、ちゃんと最後まで取れずに付いていましたよ(残り糸の写真参照)
それから、チャートもカラーで見やすいし、チャート脇に「地糸と配色糸」を明確に指示するバーがあるので、「どっちが地糸?」と迷うこともなく編み進められますし、カラーチャートの色の差が同系色なのでわかりにくい?と思っても、バーの各色に記号が書いてあるので、それと糸のラベルを確認しながら、間違えずに進められると思います(間違えた話書きましたが^^;1回で済んだよ、と言っておく)

合計10色使っていますが、自分で10玉買うとそこそこの価格になって、しかもあまり糸の使い道で私の恐れる(買い足しの)泥沼に(^^:)
キットの価格は調整中かと思うのですが、10玉の価格は超えないのでは?とみています。
可愛く手巻きされた小玉ちゃんの達の手間を考えるとリーズナブルになってくると思います。
販売数は多くないと聞いている(1ケタ?)ので、確実に手に入れたいという方は、茶々先生にお問い合わせするのもよろしいかと思います。

また、シェットランドヤーンを既に色々お持ちの方に朗報!
展示会ではパターンのみの販売もあるそうです。
配色が絶妙なキットが激おすすめですが、この色は手持ちのこっちでもいいのよねぇ〜いう場合は、パターンを持ち帰る、てのもありかと思います。

展示会に先んじてWSなども開催されているようですが、繊細な、工夫を凝らした作品がたくさん見られそうで、本当に楽しみですね。
期間がそう長くないので、十分にスケジュール調整して、お見逃しないようお願いいたします。
私の編んだそれも並べて頂けるようですよ(^m^)光栄ですね(^.^)

 
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フェアアイルの手袋 花浅葱 その1

2018-10-04 00:14:02 | Stranded 編み込みもの
先月は1回しか更新しなかった(-_-)
季節の変わり目だったりして色々と集中して仕上げたいものがありました(記事書くのに時間かかる件-_-;)

集中して仕上げたりしている中で、編みかけがちょうど途切れた時、フェアアイルの手袋をテストニットしませんか?いうお話を親しくして下さっているchachastitch様から頂戴しました。
これは(^.^)万障繰り合わせで編むしかないですよね。

ちょうど、毛糸だまつりにも行きますよ、いう話だったので、便乗してご一緒させていただき、手袋用の毛糸もお預かりした(糸も支給品^m^)のです。
(まつりの感想は↓にありますよ)
<svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg>
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naganasuさん(@naganaganasu)がシェアした投稿 - <time style=" font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px;" datetime="2018-09-18T00:09:18+00:00">2018年 9月月17日午後5時09分PDT</time>




翌日から泊まりで用事があったので、いそいそとキットを開封しました(^.^)(夜なので写真の色がイマイチ-_-;)
Jamieson'sのシェットランドヤーン2玉と、配色用の小玉ちゃんが8玉です。
シェットランドヤーンは、一度手を出したら抜けられない泥沼のような世界と勝手に決めているので、今まで購入したことも編んだこともありません…
以前お友達(お元気ですかぁ〜〜?)に作品を見せていただいて、素敵だな、とは思ったのですが、着るものや帽子にはちとちっくりが気になるかなぁ、いうことで…
まぁ、それ以前に毛糸は死ぬほど持っていますから(-_-;)その領域には行かない言い訳、的なところもありました。

指定のゲージはありますが、「ご自身で使えるサイズに仕上がればOK」いうことでしたので、以前に編んだヘリンボーンの手袋のことを思い出し、ヘリンの指定ゲージが40目44段、今回は32目33段なので、あの時みたいにぎゅうぎゅうに編む必要は無いのね?けど、3号では太すぎる(私だと28目ぐらいになる)ので、指定通り2号で編んでみよう、とスタートしました。
あとは、編んでみて手の甲が通るかどうか確認しながら編めばいいか、いうことで。


作り目から近畿の22cm輪針でスタートしました。22cmは慣れていないと使いづらいので、あまり長くない4本針で編むのが無難だと思います。
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多分22cmがギリだと思います。23cmだと、手の甲部分ではいいけれど、作り目手首には針が長過ぎるので。
そう言えばaddiの20cmもいいかも?でしたが、2.5mmと3mmの間が無いから、今回はちょっと向かないカモですね。手の小さい方おっけーかも。


と、無難な長さ(15cm)かつありがたい価格のやつ。


ただこれだと4本?指を編む時に目を休めるために余分な針があった方がいい、輪針の方が目が抜けたりしにくいので、輪針は1本あった方がいいかもしれません。細かい編み目になるので、別糸に取るてのは取るのも針に戻すのも面倒で、非現実的な気がします…(ひとむかし前はそれが一般的だったかも?ですが…)絡みが良いので、落としても下の段まで影響することは無いですが、戻そうとして糸割ったりとか余計な労力を避けるには輪針に取っておくのが楽かと。
また、マジックループ慣れしている方だったら、60cm〜80cmの輪針を使って、その方がやりやすいかもしれないですね。(けど、目を休めるのにはやっぱり何か必要)

22cmで編み始めたけれど、作り目がきつすぎて指の付け根の関節が通らない、とかあると困るので、最初のガーター編みを編んでる途中で60cm輪針と2本使いにして手が通るかを確認しました。


ベースの糸は両方ともメランジ調、ベージュはピンク混じり、ブルーはグリーン混じりです。配色糸もメランジ調で、編むと混じりの糸の色が濃く出る部分とそうでもない部分があって、編み込みしている毛糸の色数よりも多くの色が入っているように感じます。
また、編み込みの色合いも、編み進むと周囲の模様によって明るく見えたり暗く見えたり。編んだそばから編み地が絡んでいく感じもあるので、それで編み地が馴染んで編んだ直後とで違った表情に見えるのかもしれません。
本当に、奥深い世界ですね(^o^)

割と真面目に編んでいたので進捗の写真があまり無いですが (^^;)以降、5cmぐらい編んではゲージ確認、試着、を繰り返しながら編み進みました。試着もあまりしょっちゅうすると集中力を欠くので(^^;)何模様か進めて、の感じで。
緩くなるよりは、手が慣れてきてきつくなりがちだったので、少し気をつけて編みました。私は手が大きい方なのでそんな感じだったのですが、手のひらが小さい方などは渡り糸の引き具合を気をつける感じでゲージ調整するのが良いかな?と思いました。
 
パターンでは小指、薬指、中指、人差し指と編み進む書き方ですが、親指の穴が開いていないとフィットした状態での試着ができないので(指の長さを決める時にはピタッとはめた状態がいいですよね?)小指を編んだあと、親指を先に編みました。
ヘリンさんの時もそうしたのですが、小指は糸を切らないで本体から続けて編めるので、そこ終わってから初めて糸を切る、切ったついでに親指行っておこ、です。

親指の作り方はパターンによって色々あると思いますが、こちら花浅葱は手首からちょっと進んだところに親指の付け根部分にあたる増目があります。けれど、増目を全部親指にするパターンではなく、本体からも目を拾います。ということで、親指の位置に別糸を編みこみ、後から別糸を解いて穴を開けます。ポケットなんかでもあるディテールですね。


ここで、ちょっとしたことなのですが、私の多分やったことがない(忘れてるだけかも?だとしても、指じゃなくてポケットだけど)テクが入っていました。
別糸を外す時に、ほどきつつ目を別針に取るものだと思っていたのですが、別糸をほどく前に針を目に刺して取っておきます。
ここで、手首側、上側共に目のV字の右側を取っておいたほうがよいです。私は左側を取ってしまったので逆目になりました(^^;)ま、私は逆目でも問題ないのですが、正しく取っておかないとうっかりねじり目で編んでしまったりするので、一応注意を促しておきます。


そんなわけで、先に針に目を取ってしまえば、別糸を外す時に目を落とすことはありません。細かいものの目を落とすと復旧がしんどいことがあるので、これは使うべきテクニックだと思いました。
私が見た事のある本では、嶋田先生の手編みのてぶくろ(p.41) と、スコットランドの伝統てぶくろ(p.19) でもこのテクが紹介されています。
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穴が開いたどとこの写真を撮り、親指を編み始めた直後、うっかり上側の針を落としてしまいました(-_-;)
配色になっていたのでちとわけわからん事になり(-_-;)なんとか復旧しましたが、左手では別糸を編んだ次の段の配色はやめさせて頂きました…(指の付け根でほぼ見えない段なので…)
針はそのヘリンボーンの時に騒いで買ったニットプロの10cmなのですが(レポはここ)、私の買ったサイズのドリームズは見つからなかった…(号数で色分け、がR眼進行するごとにありがたい^^;)


10cmは結構短いですが、針さばきはやはり良かったですよ。
近畿の11.5cmや13cmも持っていますが、近畿の方が先端がとがっているので手のひらに刺さった時の痛さが大きい…ので、今回は編み比べはしていません。急いでたし(^^;)


親指を編んでいるところ、ですが、スキップしてこれは左手の画像です(^^;)
薬指中指人差し指の目は22cm輪針にそのまま休めてあります。

眠いのもあれですが、文字数がいっぱいなんで、次に続く事にします
(↑インスタから貼ったやつ、情報量が増えたのか、文字数が多いんだよ…-_-;)
 
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「冬の日の編みもの」より 黒と白のカーディガン 完成!!!

2017-04-05 00:56:39 | Stranded 編み込みもの
bandw_f1
Pattern ; 黒と白のカーディガン from 冬の日の編みもの by 三國万里子

size ; larger than pattern
yarn ;
for main color - Puppy P-1 danzome / 80% wool, 20% alpaca / 160m/100g / 121 blue-purple-white / 1.86 balls
for contrast color - Gjestal Fjorda Mohair / 70% wool, 30% mohair/ 15m/100g /702 gray / 3.85 balls
needle ; 5.5mm(Kinki Switch) & JP11(5.4mm)x22cm circular for main part, JP10(5.1mm) and JP8(4.5mm) x 22cm circular for ribbing
date ; from March 13th to April 4th, 2017

冬の日の編みもの
三國 万里子
文化出版局


やっとボタンを付けて完成しました。

bandw_f3
前記事でボタン穴は1目と書きましたが、それホーンの方を想定していたので、ウッドに変えたら結構穴がキツキツで(^^;)ホーンは楕円ぽいので、幅の少ない方だとこのボタンより小さいし、厚みもこっちのがあるので(^^;)留め外しを繰り返したらだんだん大きくなってきて、一目だけどやや無理穴(^^;)、何とか使えそうですよ。

ボタン位置決めるのに使ったチューリップのマーカー、付けたまま水通ししちゃいました(^^;)ただ、スチームあてるときは除けましたけどね。金属ニットピンだと、この反対で、洗濯はちと錆びる可能性ありだからダメですよね。スチームは大丈夫だけど。


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↑可愛いけど、開閉がクロバーのより固いです…チューリップ型揃えたけど、買い足しはしないかも(^^;)

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↑この色でもいいのですが、Keitoで売ってる可愛いのとか、終わったちいさなてしごと茶色とか、新たなカラーバリエがあるともっといいのに…
 
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メモリック ロックマーカー 黒/白 20個セット
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↑細いのはちと頼りなく、太い方は大雑把な感じ(^^;)使いやすいですけどね…太い方は固めだけど、チューリップのほどではないかなと…


↑なにこれぇ〜超かわいい〜てことで今ポチりました(^^;)2倍のエントリー忘れた。

早速脱線ですすみません(^^;)書ききれるかな(一記事の文字数制限-_-;)

bandw_f4
ボタン穴に話を戻しますが、2色なので2目のボタン穴とか作りにくくて。グレーの方2目に開ければ可能かも?ですが、気持ちとしては裏目の方に開けたいじゃないですか。やむを得ない時はそうしますけど。やや無理でも通ってよかったす。
力ボタンは、廃棄シャツから取っておいたリサイクルのプラボタン使っています。貝のヤツは力ボタンには使わずに溜まっていっています(^^;)けど刺しゅうとかにしてもきっと可愛いしと溜めています。
 
bandw_fb
後身頃の方が模様の感じはわかりやすいでしょうね?
そうそう、←←←の矢の部分を長くしたので、身頃と袖の模様も矢の部分が全部1段ずつ長いです。着丈はパターン通り位なので、相対的に柄の部分がちと多いかな?と思います。くどいけど、段染めの方がまだあったので一瞬総柄にしちゃおうかとも思っていました(白いところで模様が終わったりするんで…)
段染め糸で編んで、模様の地糸と配色糸が反対にも見えるんですよね。グレー部分浮き出るというか。配色は元ネタのように、濃色を地糸にして、薄色を模様にしたほうがよいような気がします。私のはちと騙し絵ぽいというか。そこもまぁいいのですが。
でさ、マークの本で編んだ時に「鯖セーター」と呼ばれていただけに、今回も鯖グラデ、鯖ヨーク、鯖骨に見えたりして(^^;) ですよね??
 
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袖下と脇に入れたフェイクシームこんな感じ。いつも通り鹿の子(表でも裏でも表編み)にしています。これ入れちゃうと、模様が繋がっていなくてもそう気にならないかなと思います。
毛糸だまの冬号↓に、編み込みの柄の段ズレを目立たなくするやり方が載っていたので、是非ごらんになってみるといいかと思います。今回袖下で試してみようかと思ったのですが、私はフェイクシームが入っているのが好きなので、あまり試す意味が無いなと思ってまだです。縞の時も役立ちそうですよね。縞で試そうかな。
他にも編み込みの糸の持ち方とか、前にも載ってると書いたけど「地糸が上、配色糸が下」もありましたよね。本屋で立ち読みでも是非、と思ったけど、もうバックナンバー置いてる店じゃないとダメだな…。
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模様は裏返した感じもいいですよ。こういうの、矢島タケシのニットでよくありましたよね(^m^)

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糸始末は結構真面目に(目立たないように)やったのですが、前立ての拾い目がやっぱ「裏」感が出ますよね(^^;)私はいつもは半目内側で拾うのですが、今回編み込みで端の目が乱れるし、と一目内側拾っているから余計目立ついうか。
 
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洗ったら、糸同士が馴染んでまたよい感じになったかな?と思います。
そうそう、書き忘れましたが、襟のリブは、パターンでは拾う時(というか、編み込み模様からゴム編みに変える時、針サイズも変えて)目数を減らすんですが、私は目数を減らしませんでした。あまり襟詰まってるの好きでないし、そこ縮めるとヨークが小さくなるし(^^;)
それから、パターンではゴム編みの編み終わりは「裏側からリブを編みながら伏せ止め」なのですが、私は何も考えずに表から伏せてしまいました。てことは、前立ては9段でパターン通りて書いたけど、伏せ目が多分9段目なので1段少ないかな(^^;)表から伏せると特に前立てのリブが表側に丸まってきて「失敗?」と思っていたのですが、洗ったら落ち着いたのでいいことにしました。この前に仕上げたブログ記事まだ書いてないカーディガンがあって、それ表から伏せ止めで結構よかったのでその流れでつい行っちゃったんですよね。で、こういう時に限って前立て編む前に袖と襟の糸始末してたし(^^;)
 
着たところもあげますぜ。

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サイズ感が心配でしたが、段数足したし前後差付けたし脇下の目数増やしたし、で私でも着られるものにできてよかったです。
シャツやカットソーであれば問題無く着られる感じに仕上がりました。
ぶかぶかしていないから、上にコートとかアウター着るにも問題無いです。
 
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袖は少し長めに仕上げました。けど、リブがキツキツ目で、袖たくしあげには向かない(^^;)あまり家着にはならない感じです(洗い物とか料理困る)出かける時に着たいと思います(^^)

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前後差を首回りに付けてどうか?な図。元ネタのイメージとはちょっと違う気がしますが、もう色柄で裏切ってるので自分さえ良ければいい感じです(^^;)

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柄の出具合はイリュージョンですよね(^^;)

そうそう、で、ヨークの編み込み部分が糸が重なっているので特に暖かいと思います。編み途中でもそう思っていました。で、メリヤス部分はちと密度薄いというか。今回はメリヤス部分を編み込みと同じ号数の針で編んで、ゲージ調整でメリヤス部分の目数を減らしたのですが、ふたつ前の記事に書いた風工房先生方式でメリヤス部分の針を下げて目数ゲージを合わせる、にしたらよかったかな、と思いました。その二つ前の考察したの、メリヤス部分を編み始めた後だったのでね。今度こういうものを編む時には是非そうしたいと思います。けど、ロピー本では編み込みとメリヤスと同じゲージなんですよね…
 
パピーの古グラデ糸もまだ余っているし、地糸のイロチも持っているし、でまたこれぐらいのゲージの編み込み物を、と二つ前記事のごとくロピー系の本見直したり色々しています。
今年は寒い日が続いたので、こちらも無事完成出来ました(^^;)暖かくなってたら、ヨークやり直しのあたりでシーズン持ち越してもおかしくなかったですよね。
↑とりあえず着画、思って今日着て出て、屋外では暑くはなかったのですが、「もう4月だよ?」思うとちょっと(^^;)このまま収納したいですが、花粉吸っちゃいましたよね(^^;)また洗うかな…

てことで今日は春休み最終日だし、って息子ずと花見に行ってきました。中学生になると部活が多くなって一緒に出かける機会が減りましたが、母親と出かけるなんてイヤだぜ言われないうちは付き合ってもらおうと思います…
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「冬の日の編みもの」より 黒と白のカーディガン 進捗3

2017-04-03 21:23:27 | Stranded 編み込みもの
前記事の続き、←←←矢印カーデ←←←の進捗その3。

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冬の日の編みもの [ 三國万里子 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2017/4/2時点)



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写真は使い回しですが、編み込み部分の身頃と片袖を終えて、メリヤス部分に入る前にゲージを確認しました。編みづらかった袖のマジックループ部分の編み込みと、ヨークの平編みの編み込みが同じゲージで編まれているのかも気になって。
編み込み部分は 19.5目21.5段程度(ブロッキング無し)で、身頃、袖ともほぼ同じでした。
これから編むメリヤス部分はゲージを新たに編んで 17目22段(同)でした。
目数ゲージが違っているので、メリヤスに入るのに少し目数を減らそうと思ったのですが、少しフレアになってもいいのでは?とそのままの目数で袖を編んでみました。ちょっとおかしな袖になりそうだったので、数段編んでやり直し、メリヤス部分は目数を減らして編む事にしました。↑ゲージを比較して、10目を9目にする割合で減らしました。
袖はマジックループではもう編みたくなかったので、ちょっと太さ違うけど11号5.4mmの22cm輪針で編んでしまいました(^^;)5.5mmと0.1mmしか変わらないからいいだろ、みたいな(^^;)糸が太いので編み心地は重かったのですが、私にとってはずっと速く編めたのでよかったです。

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メリヤス部分を編みつつ、まずは襟を編んでみました。
当初は身頃を袖の模様を一つ減らして、代わりに袖口と裾に模様を入れようと考えていたのですが、前記事に書いたように一つ減らすと曖昧な色で身頃が終わってしまうのでパターン通りに編みました。それだと裾に模様はくどいので、代わりにリブ部分に色を入れてみようと。
最初は一目ゴム編みのフェアアイル風、裏目をブルー系で編んでいたのですが、ブルー系の方が糸が少し太くて濃いい感じになったので、表目2目x裏目1目のゴム編みにしました。
ゴム編み…このタイプの配色リブは初めて編んだのですが、ゴム編みとは言いがたいですよね(^^;)伸縮性無いもん。袖口は10号の22cmが見当たらなかったので8号で編んでしまいまいした(^^;)配色リブを22cmで編むのはちょっと編みづらかったですが、針がちと細かったのもありますね…結果、伸縮性が無いので、きつめに仕上がってよかったのです。袖少し長めなので、手の甲で止まる感じになりました。
 
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着丈は試着しつつ、脇下からの長さはパターン通りぐらいにしました。引き続き裾のリブに編み進んだら、なんだか糸が少なくなっていました(^^;)え?もしや前立ての分足りない??みたいな。糸量は余裕があるつもりだったのですが、パターンでは袖が短いというのをすっかり忘れていて(^^;)勝手に当然のように長めの普通袖に変更していました。
本当は身頃のリブをもう少し長くしてグラデーション感を出したかったのですが、袖と同じだけ編んでしまうと確実に足りなくなりそうだったので、襟と同じ段数にしました。
その後、前立ての拾い目が…私はいつもは「4段から3目拾う」の法則を守るのですが、今回は目数ゲージと段数ゲージが近いので、同じ法則にすると前立てを縮ませ過ぎてしまうので、ゴム編みのゲージから計算して拾い目の数を決めました。こんな面倒な事は今までやっていませんよ(^^;)しかも編み込み部分とメリヤス部分の段数ゲージが違うから、両方ちゃんと計算したし。
拾い目のあと、ボタンを選びつつボタン付け側を編み、ボタンホール側はボタン付けの個数を考えながら編みました。
色が明るめなので、ナチュラル系のボタンで色が濃すぎないもの、とホーンとウッドを選びました。あまり大きくないので一目のボタンホールにしました。二目以上のボタンホールだと、前立ての配色リブの見え具合からしてもよろしくなさそうだったので、一目で通る大きさのボタンでいいか、というのもあり。本では38mmのボタンを使ったようです。

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44mm押さえてあります。可愛いけど、今回のには別にかなと。
 

上のと同じような品質ですかね??ニットピン買う時に一緒に買っておこうかと思ったのですが、他にもチャームとか買いたいものがあってカゴに入れなかった模様(^^;)

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☆ウッドマテリアル(ボタン)  40mm WM113・SO価格:162円(税込、送料別) (2017/4/2時点)

大きなボタンのカーディガンの時に使ったヤツ

で、ボタンもほぼ決まったところで、前立ての幅をパターン通り9段3cmにしました。本の通りだと、ボタンが前立てから微妙にはみ出る感じですよね(^^;)大きいボタンも色々持っていますが、今回は配色リブにしたので、前立ての幅があまり広いのもどうなんだろう?というのもあり大き過ぎないボタンにしました。

比較用に濃いめの茶色も置いていますが、この色目も悪くなかったです(^^;)焦げ茶とか黒ではないかな〜いう感じ。

ホーンの方を使うつもりだったのですが、品質にばらつきがある、良い意味で主張のあるボタンなので、柄の無いニットに使った方がいいかな〜という思いが写真を見返すごとに強くなってきたので、ウッドの方を付けようかな?と思っています。
洗いも終わっているので、はやくボタン付けしろ、いうところですよね(^^;)
次回は完成をあげたいと思います。
 

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古い編み込み模様プロジェクトを振り返る

2017-03-31 22:44:21 | Stranded 編み込みもの
矢印カーデを編むにあたり、編み込みもの、久々の往復編みでの編み込み、今まではどうやって編んできたのか振り返ってみたくなりました。
前にも昔編んだ編み込みもの発掘してみよ、思った事はあるのですが、前は札幌に住んでたので、思いたった時には実家には帰れないし(^^;)
先日お彼岸参りがてら、発掘して撮ってきました。
つーても、撮影環境とか時間とか色々あるので写真には期待しないで下さいよ…
 
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初めて編んだ編み込み模様のセーターです。高校生の時に編みました。
高校は私服だったので、編んだセーターを楽しく着て通学していました。編む友達はそう見つけられませんでしたが、同じ部活(茶道部^^;)で一人居て、友達の編んだの見てなにそれかわいいーっておそろのセーターを編んだ事も。
前の前の前の記事に書きましたが、糸は柏サンキで買っていたので、多分この編み込みもそうです。で、グレーのところの糸は、前の前の記事にあげたベビーのベスト、白くるくるの縁取りガーターに使いました。
何か本を見て編んだのですが…母の本かなぁ〜自分の気に入った本は古いのも実家から引き揚げてきてあるので、けど覚えが無いのでそうツボな本じゃなかったのかと(^^;)
裏はどうなっているか、ここ興味がありますよね(^^;)

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おお!渡り糸は編みくるまれていません!!ですよね…
いちお、「地糸を下、配色糸を上」になるように、規則正しくは編んであるようです。
前記事に書いたように、裏編みの編み方は違っていたので、裏も左手に2本かけて編んでいたはず…
一目ゴム編みの作り目&ゴム編み止め、ちゃんとやってありますね(^.^)
 
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友達とおそろのセーターも編み込み模様ではあったのですが、チェッカーいうか市松模様でそう面白くは無いので発掘しませんでした。
↑これは…目コピで編んだものです(^^;)
今も大人気のブランド、トxモローラXド Xカフxー で販売されていた品物、欲しかったけど到底学生が買える価格では無かったので(定価22000円とか?)マネして編んだのです。いつ編んだのか記憶が定かでないのですが、あまり良い糸を使った覚えが無いので(けどウール100%しか買ってなかったと思う、姉の影響で化繊は敵視していた)高校生かもなぁと思うし。この商品は当時私が毎月楽しみに買っていたmc Sisterという雑誌にも確か掲載されて、雑誌の写真をガン観、けど実店舗でもガン観してコピったように思います。どこの実店舗か?そこが高校生の時か大学生の時かの分かれ目になると思うのですが、この辺微妙。トxモローラXドについては、中学生の頃から姉に横浜のチャーミングセールに連れて行ってもらって好きなブランドでした。実物は元町で見たのか??柏で見た覚えはありません…柏にお店が入ったのは大学生になってからだし…まぁ高校生の時も姉にくっついて時々渋谷や原宿にも行っていたので、それでかもしれません。
縄編み、フェアアイル模様、時々裏目も入って結構凝ったデザインです。

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これも裏返してみました。
びっくり。糸始末してないし(^^;)
しかもこの時から「糸切りたくない病」であったことが一目でわかりますね(^^;)かなり根が深い病ですよ。教室に通っていたらこういうことにはならないでしょうね…
雪柄のところ、真面目にインターシャの編み込みをしていますね。当時インターシャという言葉は知らなくて、縦に糸を渡す編み込み模様、という認識でした。
糸切りたくない病だから、ボビンに糸を巻いて分割する、とかはやらずに(ボビンも知らなかったであろう^^;)、何玉かぶら下げて(コレだと3玉?)、若しくは糸の外側と内側から取って(絡まるだろ…)編んでいたと思います。

うーん、いつ着てたのかが思い出せればいいのですが、全く思い出せない(^^;)けど大学生の時に着てなかった気がするので、高校生かも…ちょっとオーバーサイズな感じなんでしょうね。今回着てみませんし…もうちょっと細い糸で編めればよかったのだけど、ワゴンに乗ってる手頃なウール100%てことで種類は選べなかったのでは?と思います。

次は↓の本の表紙です。
フェア・アイルセーター (海の男たちのセーターを編む)
クリエーター情報なし
日本ヴォーグ社


oldstr_5
表紙なのだけど、これも目コピで編みました(^^;)
本は1988年発行で、定価1200円。高校生の小遣いで買えなかったのか?他のデザインがそうツボでなかったのか。けど柄が気になって本屋でガン観しては家に帰ってメモを取るを繰り返していました。

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ちょうど図書館にあったので、この機会に取り寄せてみたのですが(右2冊は手持ち)、表紙のはメンズのセーターで、同じ柄の色違いのレディースも掲載されています。けど、メンズの色柄、サイズ感がよかったのでしょうね?レディースは着丈短めのウエストリブが長めでした…想像できます??(^^;)
糸は、ホビーラホビーレのカシミヤフィールというのを使いました。この糸はpair of kouyouイカタコミトンを編む時にも使って、私にとっては割と記憶に新しいんです。ホビーラと言ってもホビーラ店舗で買った糸ではなく、むかし柏駅の西口(高島屋)にも東口(そごう)にも「サナダ」という店があって、そこでお安くなったのを買いました。たまたま緑と、それに合わせる黄色やオレンジ、ベージュがあったから、表紙の目コピっておいたの編もう!と思ったのかもしれないし、その辺は定かではありません…
結果、元々メンズのデザインだし、ゲージも真面目にやっていなかったいうことで大きく出来てしまい(本の身幅も55cm)、暫く父に着てもらっていました。編んだのは…大学生の後半か?社会人になってからは編み込みという面倒そうなものを編もうと思うような余裕は無かった気がします…編み続けてはいたんですがね。
父もそんなには着ていないので綺麗な状態で残っていて、カシミヤ混の糸いうことでリサイクル対象なってくるかもですが、今は緑がそうツボでないのでほどくほどの事も無いかな?いう感じです…さすがにそこそこは糸も切っているだろうから、細切れ大会ですよね…
 
oldstr_6
あれ?裏??多分編みくるんであったと思うのですが、撮ってこなかったようです(^^;)特におもろい事は無かったのかも…てことで、後身頃の模様ですね。
↑その買えなかった本なのですが、他にも色柄の組み合わせとか興味部深く見ているところです。日本のメーカーの糸を使っているのも面白いし、ゲージ22目ぐらいで本格的フェアアイルほど細かくないですよね。その時の色や柄の表現はどうか?と見るのに役立つ感じです。
で、基礎ページが全く無い(^^;)作り目から増減目も、編み込みの糸の渡し方とか編みくるみとかも全く無いです。上級者コレクター向けの本だったのでしょうね。

大切に着たいニット―イギリスの伝統模様 (小瀬千枝の手編み)
クリエーター情報なし
文化出版局

手元に残っていないのですが、同じく大学生の時に小瀬先生の本↑からフェアアイル柄のショールカラーのショートジャケットを編みました。バイト先の奥様にね。

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糸はクイーンアニーが指定ですが、私はそのクラフト1でお安くなっていた「エロイカダブルニッティング」てのを使いました。名前からしてブリティッシュエロイカの前の品物っぽいですよね(^^)ラベルがそのうちまたどこかから出てくるかな…
編みくるみの事は残念ながら載ってなさそうで、けど5目飛ぶ模様はあるけど6目飛んでるのはこの本に無いのかもしれません。
見直すとやはり好みのデザインが多く、これ買っちゃうと↑そっちのフェアアイルはそう編みたいのがない、いうところだったのでしょう。

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ちなみに、モデルには大沢たかおが居ます(^^)
前のマークネタと同じ頃の本(1989)ですが、私は 田辺君>マーク>阿部ちゃん>大沢君 の優先順位でした。人気が出てくると冷める人なので(福山とかも^^;)今となってはどなたさまにもあまり興味はございません…見直して見つけてウケちゃった…確か田辺君の載ってる本も持ってる(^^;)当時は大好きだった(^^;)けどコレクターではないので集めてはいませんよ…
このアラン系↑もサイズ感はいまどきじゃないけど、柄の組み合わせとかが良くて、見返すと編んでみたいなと思わせる作品です…当時は小瀬先生が一番好きなデザイナーでしたね。

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本の間からパピーオリジナルげな編み図が出てきました。指定糸ブリティッシュエロイカ、どんなのなんだかちょっと編んでみたくなりますよね(^^;)クラフト1で頂いたのだろうけど、覚えは無い(^^;)

いつから渡り糸を編みくるんでいたのか…先日のテーラードを裏返したら、興味深い状態になっていました。
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ちょっとわかりづらいかもしれませんが、水色の糸が飛んでいるところに白の斜め線がありますね。くるんではいないのだけど、これで押さえているようです。つまり、地糸と配色糸を一回クロスしていますね。なんでこうなってるのか不明(^^;)

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↑上の写真中央のフェアアイルの本ですが、地糸と配色糸が並行になっていません…1989年発行になっているので、隣の小瀬先生の赤い本と同じなんですけど…こっちも小瀬先生の本なのに…
ヴォーグと文化で発行元は違いますけどね…むむむ。
はじめて編むふたりのフェアアイル (手あみ入門)
小瀬 千枝
日本ヴォーグ社


他にも持ってるフェアアイル本をぱらぱらとめくり返していますが、
黒ゆきこのフェアアイル・テキスト
黒 ゆきこ
日本ヴォーグ社
「地糸が上、配色糸が下」については、なんと!黒先生のフェアアイル本↑にはそのように記載がありました!!持ってるだけで編んでないから細かい内容見てないよ私(^^;)糸の結び方についても「動く結び方」みたいな事が書いてあって、ほっほう、この本でマスターすればマスターになれるのか??思ってしまいました(^^;)活用しないとですね(^^;)

復刻版 フェアアイル・ニッティング―シェットランドに出会って
佐藤 ちひろ
日本ヴォーグ社
佐藤ちひろ先生の本では、フェアアイルの編み方(スティーク作るとか手順)はあるのに、糸の渡し方の記載が無いです(^^;)糸の持ち方は書いてありましたが(右手に持つ→アメリカ式て事ですよね?)見落としたかな??糸の持ち方の記述からは、地糸が下のように思えますが、図が無い(^^;)地糸はしっかりで配色糸はゆるめと書いてあります。そうなの??今も??
追記;ちひろファン(かどうか不確定^^;)なt様が「地糸が上、配色糸が下」を初期からはやっておられなかったので、多分この本では地糸下いうことでしょうね??キットとかでも編まれていたと思うし。

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三國先生の本も、地糸が下、配色糸が上、で書いてありました(「編みものワードローブ p.34」)他の全部の本は見直してないですけどね…

話を戻すと、実家で写真を撮ってきたものあたりは、ゲージを真面目に編んでいないと思います。緑のヤツでは編んだかも?ですが、スチームあてたりとかしてなかったし。そもそもゲージをメモしたかどうか怪しいし。
リンクの本たちを見直してみると、ゲージは「正方形に近い=目数と段数の差が少ない」ものが多かったです。編み込みものを真剣に編んでいなかったので、嶋様本↓を見て「なにこの目数段数が同じヤツ、私には絶対無理」と思っていましたが、他の本もそういう傾向でしたね(^^;)
嶋田俊之のセーターブック ニット・コンチェルト―伝統を奏でるニット24作品
嶋田 俊之
日本ヴォーグ社


ただ、風工房先生の本の一部の作品ではちょっと違っていました。編み込みが部分使いになっている丸ヨークの作品なんかでは、編み込み部分の針サイズを1つ上げて、メリヤスと編み込みの目数ゲージが同じになるようにデザインされているようです。段数ゲージは、メリヤスの方が多い感じですね。↓↓新しい本と前の本と見比べてみたのですが、同じ傾向ありでした。
風工房のフェアアイルニット
風工房 服田洋子
日本ヴォーグ社

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こういう辺り、デザイナーさんのノウハウなのかな?と思います。改めて本の通りのサイズに編むにはゲージを合わせる事が大切だな、と思いますね…

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丸ヨークの編み込みといっても、↑ロピーセーターでは、メリヤス編み、編み込み模様とも同じゲージで編まれています。この本は色々なデザイナーさんがロピーを編んでいるわけですが、デザイナーごとにゲージが変わると読者混乱?てのもあって、統一しているのか??

↑本家ロピーの翻訳本の方でも、メリヤスと編み込みは同じゲージでデザインされているようです。こういう糸はこのゲージで編む、いう伝統もあるのかもしれませんね。で、日本の本もそのスタイルに合わせているとか。

また他の本も見て気付いた事があったらこういうのやってみようと思います。
発掘したやつらはそのまま実家の引き出しやら衣装ケースに戻したのですが、うーん、最初のは汚れが目立ったので処分だろうな〜写真も撮ったからいいだろ…トゥの目コピはおもろ過ぎて処分出来ないかも(^^;)サンプラーとして時々思い出したいような。緑のは父の思い出ちょっとと、カシミヤ混が決断を阻みます。
編み込みもの以外でも実家に埋まっているものもあるので、機会があればまた(^^;)
Comments (4)
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「冬の日の編みもの」より 黒と白のカーディガン 進捗2

2017-03-31 00:32:06 | Stranded 編み込みもの
前記事の続き、←←←矢印カーデ←←←の進捗その2。
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冬の日の編みもの [ 三國万里子 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2017/3/30時点)



編み直すにあたっては、下記の点を考慮しました。
1. 丸ヨーク深さを大きくする
2.グラデーションの白の部分が目数の一番多いところに来ないようにする

1.は、丸ヨークの段数を足す事にしました。具体的には←←←模様の矢の部分を上下に長くしています。パターンでは合計の段数が30段ですが、6段足しました。ゲージはほぼ合っていたので、15cmを18cmにした感じ。前後差も6段?付けているので、後ろ側はもう少し深さがあります。
そう言えばこのパターン、初版?はチャートに訂正がありますね。往復編みで編む編み込み模様なので、前身頃の両端にどの色が来るのかきちんと合ってる図にしてくれないと意味が無いですよね。規則性があるので間違えにくい模様だとは思うのですが、減目(私は増目)の前後はずれないように気をつけないといけません。
私はトップダウンに変換して編んだのですが、↑そのチャートがあれば結構簡単にできますよ。目数が書いてあるので(^^;)二目一度の記号があるところで掛目の増目をして、次の段でねじり目になるように編みました。
そうそう、編み込み模様のチャートの白とグレーの色が間違いやすいてな話がありますが、私は濃色が配色糸だったためか、特に迷うことは無かったです(^^;)一般的に編み図では地糸が白、配色糸に色を付けてチャートが書かれるので、このデザインの場合はたまたま配色糸の方が白、てことで、編み込みに慣れていない方には見づらい図なのかな?と思いました。

そうそう、「往復編みで編む編み込み」は、まぁPennyGiletの肩下がりのところでは編んでいますが、たいした量ではない、しかも3年前。その前はお花のカウチンいうことですね。ともあれ暫く裏編みでの編み込みを編んでいなかったので、正直どうやって編んでいいかよくわかりませんでした(^^;)
表編みの編み込みは、左手の人差し指に地糸と配色糸の2本をかけて編んでいます。
私は以前、裏編みの編み方が通常の糸のかけかたと違うcombination knitterでした。その時は、表編みと同様、左手人差し指に地糸と配色糸の2本をかけて裏編みでの編み込みを編んでいました。カウチンの時はcomboは解消(裏編みの編み方を修正)していたのだけど、糸も針も太いし、撚りの無い引き揃え状態の糸なので編みやすくもないし、編みくるんだりなんだりで動きが多いのもあって、その都度糸を持ち替えて編んでいたと思います。
今回は、編み方を修正したためか、左手に2本かけるのは無理で、その都度地糸と配色糸を持ち替えるのもまどろっこしく、試行錯誤の末、下になる方の糸を左手にかけて、上になる方は右手でその都度かけて編みました。この場合、地糸と配色糸で編み方が違ってしまうので、キツさが変わらないように気をつけねばいけないのですが、割とぎゅうぎゅう目に編んだのでそんなに差は出なかったかな?と思います。
「下になる糸と上になる糸」ですが、今回もボーヒュース君同様「地糸を上、配色糸を下」にして編んでいたので、裏編みの編み込みでは、配色糸を左手にかけて編み、地糸は右手でその都度かけて編む、といったわけです。
最初はそこそこまどろっこしくもどかしかったですが、慣れてくると修行として?だんだん楽しくなってきました。

編み込みの話が長くなりましたが、2.は、編み始めのグラデの位置をずらしました。白スタートの方がよかったかな?ですが、仕方が無いですね。

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編み直してサイズ的にどうか?と、今シーズン編んだボーヒュース君と並べてみました。ボーヒュース君のヨーク寸法は19cm、重ねてみるとほぼよさそうだったので、ゆったりは出来ないけれど着られるものにはなりそうかな、と。

bandw_4
最初のと並べてみると、後から編んだ方は渡り糸ぎっちり目にしているので、かなりしっかりした編地で暴れていませんね。目の揃い具合も全然違いました(^^;)先に編んだ方は全体的にぽこぽこ波波しています…。

bandw_5_1
裏返しても撮ってみました。左が先に編んだ方ですが、渡り糸が明らかに緩いし不揃いです…(^^;)

bandw_6
今回はサイズ、色ともに大丈夫そうだったので、引き続き身頃を編んでいる様子。
脇下の作り目は13目(うちサイドシーム1目)にしました。編み図通りならここは6目なので(^^;)
脇下の目数を変えると、身頃の模様が前後繋がらなくなることがありますが、それ気にならないようにサイドシーム入れています。結果、そうずれなかったのだけど、また完成の時にでも撮りたいと思います。
それで、模様はパターンよりも一つ少なくしようと思っていたのですが、この状態でまた模様が白っぽい目立たないところで終わってしまいまして…このまま模様無し部分に入るのどうなの?と、先に袖を編んでみたりしたのですが…

bandw_7
結局模様の数はパターン通りに編む事にしました。そしたら、袖が白っぽいところで終わってしまって(^^;)グラデ糸、なかなかやりたいようにはやらせてもらえないですね(^^;)
袖はマジックループで編みました。裏からの編み込みしなくていいから楽々、と思っていたのですが、トホホ、私はやはりマジックループが苦手でした(^^;)遅いし、コード引っ張り出すところがきっちり編めないというか。途中で気付いて、コードを引っ張り出す位置を編み終わった目の数目手前にずらしてみたりしたのですが…うまく行ってるのかどうか…これも修行なんですかね?マジックループに慣れている方に今度よく聞いてみたいと思います。

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KA 海外 白竹 30cm 輪針 No.9(5.50mm) - No.10(6.00mm)価格:786円(税込、送料別) (2017/3/31時点)

今は30cm輪針ってのが出たんですね。22cmは色々持っていますが、袖の付け根の辺りは22cmでは目が多過ぎてキツいんですよね。糸がDK以下とかなら普通に22cmで大丈夫なのですが、今回太かったので22cmは試していないです。海外サイズしか無いようですが、今回は5.5mmで編んでいたので良かったかな…
レビューを見ると、私も硬質の方が好きかもしれないので(^^;)今後の近畿さんの商品開発はどんな感じでしょうね…

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硬質 非対称輪針 G 30cm 0号 − 15号価格:994円(税込、送料別) (2017/3/31時点)

と、いうか、既にレビューに沿ってこちらの商品が出来たのかな??こっちは硬質ですね。で、太さが日本サイズ。うーん、よく使うサイズの針なら買ってもいいかなぁ?さすがに袖だけのために各サイズコンプしたくないし(^^;)買い回りとか期間限定ポイントとかの時に押さえようか?なんだか継続してもらえるのかアヤシイ気もするし…
毎回似たような太さの糸を編んでいればよいわけですが、普通はそういう方の方が多いような気もしますが、私はごんぶとも好きだし、細糸も持ってるしで、気分によって色んな太さを編みたいので困りますね(^^;)

まだまだ書く事があるので、次回はその3にしますよ。その4まで行くかな??
 
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「冬の日の編みもの」より 黒と白のカーディガン 進捗1

2017-03-28 11:48:59 | Stranded 編み込みもの
前記事で編んでいると言った、←←←矢印カーデ←←←の進捗。
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冬の日の編みもの [ 三國万里子 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2017/3/28時点)

表紙ですね。
 
bandw_1
前記事に追加したスワッチ画像。
編み込み模様の指定ゲージ19目20段は、渡り糸がキツくないと出ないゲージだと思っています。普通のメリヤス編みだと、アランウエイトで18目25段とか 比率的に1目が横長の長方形になるはずだけど、コレや嶋様のフェアアイル等のパターンではゲージの目数と段数があまり変わらないものがあります。1目の形が正方形に近いということはつまり、目が相対的に縦長になっている=渡り糸キツめ、と解釈しています。
一方、メリヤス編み指定ゲージ19目21段は……目一杯縦にブロッキングしてるのでしょうか?編み込みでもないのに不自然な気がしてなりません…夏糸で緩いヤツ、縦に伸びがちなのではこういうゲージもあるのかも?ですが…
私は編み込みはそれほどたくさん編んでいないので、渡り糸を強く引くクセがついていないんです。最近上げたRYCのショールカラーベストでも、渡り糸緩いぜ、と書いているし。この事についてはまた別途まとめたいと思います。
ゲージは5.5mmで編んで↑指定の感じでした。相変わらずスチームとか省略していますが…(^^;)
配色糸は色の薄いところがあるので模様が目立たないかも?と思ったのですが、それも面白いかも?と、以前から考えていたこの組み合わせで編む事にしました。

gj_fjom_gr
地糸、メインカラーはですね、ヤフオク落札シリーズのノルウェー製の古い糸を使います。モヘア30%混で、150m/100gです。もともとはカセでしたが、3年前に編むぞと決めた時に巻いておきました。
色違いのグレーのクロスのヤツをMahoniaってアラン模様のポンチョと、イサガーのAmber/ Agnes Waistcoat (アグネス・ウエストコート)に使っています。
Gjestal Spinneri ってなんだ?いうところですが、ラベリーで検索すると他の最近のも出てきて知ることができます。便利です。
古い糸なので、モヘア混と言ってもすべすべとかふわふわいう感じでなく、ゴワッとしてるんですよね(^^;)なので、↑前2点は引き揃えで使っています。色がクロスだったから、てのもあるけど。
このグレーは4カセしか持っていなかったので、単体でセーター系にするには糸が少ないね?と思っていたので、編み込みで他の糸と一緒に使う今回のものにはちょうどいい!とモチベ上がっていました。気になるパターンがあったとき、家にある糸で編めるてのが私には一番嬉しいんです。その都度買えば在庫する必要無い、無駄なもの持たなくていいわけですが、その都度定価で買うよりは、買っておいたお得なヤツやずっと温めてきたものを使いたい。
ゴワッとですが、カーディガンだし洗えばちょっとよかったと思うので。持ってるのオッケー。

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仕上がり寸法が胸囲88cmと私にはちょっと小さそうなのですが、トップダウンで編めば脇下の作り目の数を増やしたりして調整出来るかな?と編み始めました。大きめに仕上げたいので12号5.7mmで編み始めました。
スワッチは、気になっていた配色糸の白の部分どうなる?と追加で編んでみて納得してから始めました。
襟の開き具合もどうなるか不明なので(三國さんのパターン、首が詰まってそうに見えてそこはあまり好みでないて話、大きなボタンのカーディガン編んだ時も書いた)、作り目は別鎖にして後から試着の感じを見て編もうと思いました。
パターンには前後差が無いので、ここも気になっていたポイント、やはり無いものはあまり着たくないので、編み始めに引き返しを編んでつけています。
ロピーのパターンとか、最近編んだのだと嶋様のボーヒュースみたいに、脇下から上、後身頃を多めに編んで前後差を付けるのが簡単でそこそこよいのですが、このパターンでは模様の繋がりがあるからその作戦はできないんですよね。
8段分付けたのだけど、完成した時の見た目はどうか?いうところです。

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ヨークを編み終えた図。
襟のところは作り目をほどいて別針に取ってみています(別糸が細すぎて編地落ち着かない、いつもなのだけど)
編んでいる途中からいやな予感がしていたのですが、ヨークが小さいです。
編み図を見直すと、ヨークの深さは15cmです。ちいさっっ。先によく見ておけばよかったです。この寸法は…ティーンエイジャーレベルでは??
凄く疑問に思ったので、他の三國先生の丸ヨークパターンを見直すと、
「編み物ワードローブ」フェアアイルヨークのセーターではヨーク深さ16cm (前後差あり)
「きょうの編みもの」クロッカス色のヨークセーターでも同じくヨーク深さ16cm (前後差あり)
「編みものともだち」木の葉のカーディガンではヨーク深さ21cm (前後差無し)
「うれしいセーター」カオジロガンではヨーク深さ26cm (前後差あり)
てことで、うーん、前の方の本のヤツはちょっと要注意かな?と思います。三國さんでない本の丸ヨークも色々見直してみましたが、うーん、風工房先生のデザインで一番少なくてやはり16cmのもあったけど、私はプルオーバーでも18cmは欲しいかな?と思います。カーディガンだったら更にもうちょっと欲しいですよね…16cmは、普通〜小柄な方用かなぁと思います…15cmでカーディガンはあり得ない…ちなみに嶋様ボーヒュースは19cmでした
編んだ方で小さかったとか編み直したとかいうのをたくさん拝見しましたが、もともとの設定寸法が間違っていると思います…本に載ったサンプル測ってみたいぐらい(^^;)皆様苦労するはずだと思います。せっかく頑張ってゲージを合わせても、元々の寸法がありえませんから…

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↑で、私の編んだのはどうか?というと、「緩く編んで大きく」いうのは作戦が間違っていて、緩く編む=正方形のはずのゲージが横に広がる感じになりますよね?まぁ、大きい針で渡り糸をタイトに編めば全体に大きくはなるのですが…
(足した引き返し編み部分…多い?目立つ?)

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縦に引っ張ればなんとかなるかも?いうレベルではあったのですが、色の出具合が、ヨークの一番目数の多いところに白が大々的に来てしまい、あまりにも模様が目立たないというか見え具合よくないだろ、いうことで、これは、試し編み(大)として、新たに作り目から編み直す事にしました。


編み直し後は次回として、前記事を書くにあたって思い出したヤツを出してきたのでそちらを…(^^;)

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nunaが小さい時に編んだベストです。
 
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こっちは、テーラードジャケット袖の更に残りで編みました。
編み図は、札幌のこみやまや狸小路店があった時に、店頭でモーリスで編んだサンプルがあって、他の糸買った時に付けて頂きました。3玉ぐらいで編めるのだったかな?


あとから、ヨーロッパの手あみに載ったモーリスのベストをベビー用にアレンジされたんだな?と思いました。
ヨーロッパの手あみ (2003秋冬) (Let’s knit series)
クリエーター情報なし
日本ヴォーグ社

↑こちらに載っているのは、身頃がやはり斜めで、上側はハイネックのベストです。モーリス7玉。
こみやまや狸小路店では、先生の編み図も色々あって、時折お願いしていました。
編み機もおいてあって、多分講習も受けられたんでしょうね?あの時習っておけば良かったな。チビズをどこかに預けてしまって(^^;)そういう余裕は全く無い時に閉店しちゃったんですよね…まぁ、東急百貨店の方にもお店はあるから、てのもあるけど、ローワンの糸置いてないし、どちらかというとキルト中心かな?てのもあって、私にとっては残念この上ないというか衝撃でしたわ…

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後身頃は糸足りなくて誤摩化しているのが笑えます。
このベストはmaccunにも着せたけど、着なくなって8年以上経っているので、例の放っておいて出てくる汚れ、が襟ぐりにあります。まだ処分したくないので洗っておこう…(^^;)

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こっちは、テーラードに使ったくるくるループの余りで、デザインは当時気に入っていた「fas」というベビー子供ブランドにありそうな風をオリジナルで編みました。自分もだけど子供のもUネックが好きで。そこにスタイするから普通の襟ぐりのだと生地が重なって暑苦しそうだし、襟ぐりが大きいと脱がせる着せるが簡単で良かったんです。
ステッチ風に白の裏目を出したりとか(^m^)工夫していますね。着画↓もありました(^^)2005年7月の記事→からどうぞ…


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同じ糸のはずだけど編地の厚さが違うな、と思ったら、どうやらテーラードは2本取りで編んでいたようです(^^;)全く覚えてない(^^;)
撮らなかったけど後身頃は別の生成り糸で編まれていました。ゲージも縁取り糸含めばらばらですね。こういう残り糸使って編むの、ゲージ調整とか色々と鍛えられるなと思います。
ベビー物は、編む量は少ないけど「一つのものを仕上げる」いう意味で経験値が上がっていくと思います。機会があれば是非チャレンジしたらよいと思います。
この頃はママ友さん達に編み物を教えていたりしましたが、せっかく完成させたベストをご主人が洗濯機で回してしまって縮んだ、てな事件もありました。洗濯機で洗える毛糸もありますが、うーん、手洗いコース、洗濯ネット使用、残り湯使わない(温度変化でフエルト化)とか色々制限はありますよね。私の↑コレも多分旦那実家で洗ったら、手洗いモードでもドラム型がイマイチだったのか予想外に縮んでがっかりした思い出が…けど気に入っているのでまだ処分しない(^^;)
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RYC Mother & Baby Book19 よりPenny Gilet 完成!!!

2017-03-21 14:53:03 | Stranded 編み込みもの
penny_f1
Pattern ; Penny Gilet from RYC Mother & Baby Book19 (2007FW)

size ; back-as in pattern, fronts-smaller
yarn ;
Debbie Bliss Baby Cashmerino/ 55% Wool, 33% Microfiber, 12% Cashmere / 125m/50g
504 pistachio green 355g
614 fushia 75g
207 denim blue 70g
104 brown 35g
203 teal blue 35g
608 lilac 25g
600 baby pink 20g
205 baby blue 4g
Diana Collection Baby Aran / 57% Wool, 33% Microfiber, 10% Cashmere / 125m/50g
102 beige 22g
503 green 16g
needle ; 4.0mm for main part, 3.6mm for rib
date ; from December 2013 to March 2nd, 2017

RYCのブックレット中身から、編み込みのショールカラーベストPenny Gilet(↑中身リンクの一番下)が完成しています。
 
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編んでいる時は何とも思わなかったのですが、結構大きな物体になりました。ドルマン袖っぽく編み込み部分が増えてますしね(^^;)
編み掛けがでっかくて邪魔なのでさっさと片付けたいと思っていたはずなのですが、一度袋に入ると邪魔なのが明白じゃなくなりますから…
 
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こうして広げて見ると、、、渡り糸緩めですね(^^;)今、別の編み込みものを編んでいるのですが、そちらでは、、、また、後日。
 
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スティーク部分は、しつけをしたモヘアと同じようなもの(同じのすぐ出てこなかった^^;)でまつりつけています。
袖のスティークの目数はちとケチってあったらしく幅が狭いです。
幅が狭い=切る時にハサミを差込むスペースが少ないので、切る時にちと切りたくない糸まで切っていて焦りました(^^;)重大なミスにはなりませんでしたが、十分気をつけて切るか、けちるのをほどほどにするか、ですよね…
仕上げる気満々だったようで、放置前に糸始末も見えてるところはしてあったんです。袖回りは袋っぽくなっていたので出来ておらず、そこはやって、けどスティークのまつり代に隠したりしています。
 
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肩下がりのところ。肩のはぎ代を見せていますが、すっきり仕上がったと思います。
 
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ボタンを付けようとボタン穴は開けたのですが(ダブルで合計4個)着てみると無しでもよさそうなので付けるのをやめました。2目のボタン穴なのだけど、そう目立っていないからいいか、とそのままにしています。
襟…前記事の写真のあと、かなーりほどいて編み直しました。ショールカラーって思ったような形にするのが難しいですよね。パターン通り編んでもモデルさん画と違ってしまうと言うか。ラベリで見ていても、着る人の体型なのか使用糸なのかわかりませんが、同じパターンでも結構ばらばらな見え具合になっていますよね…(で、それがDLのパターンだと買いたくないなと思ってしまう)
今回は前身頃の形を変えている、のは書いてなかったですね(^^;)パターンはマタニティ対応で、前身頃の幅がずうっと大きかったんです。カシュクールか?てな位。で、変更しました。なので、襟もパターン通りには編めないし、変更しています。糸もあったので思う存分編み直したのですが、ちと多過ぎたかも(^^;)もう一度ほどくのもなんだし思い通りになるかよくわからないので、これでよい事にしました。
編み終わりは、二目ゴム編み止めにしています(^^;)数えたくないような目数ですよ。けどどうしてもゴム編み止めで終わりたくて。糸がするっと絡まりにくいので、時間はかかりましたが特に問題はなかったです。
ここのところ作り目も編み終わりもゴム編みの作り目とゴム編み止めになっていてほしいと思います。既製品好きってのもありますが、洋書にはまり始めた頃は指でかける作り目やらケーブルキャストオンもいいなと思っていたのですが、最近はゴム編みで編み始めの場合はそいつら却下です(^^;)
ちなみに私が一番最初に仕上げたものはいきなりのアランセーター(セットインスリーブ^^;)ですが、二目ゴム編みの作り目&ゴム編み止めをいきなりやりました(^^;)本の指定がソレだったし、特に難しいとか疑問に思わなかったです。中学3年生の時でした…
 
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着た感じは…結構ボリュームがあるので(^^;)欠点強調だろ、と言わざるをえませんが、編み込みもできたし持ってる糸使えたし。
編み込みは地厚になるから暖かいですよね。袖の長さも家事にちょうどよく、さっとはおるのにぴったりです。
 
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幅広くてすいません、って、自虐ネタにしておく(-_-;)

そうそう、私、ボタニカルを編んでる時にも編み掛けを姉にチェックされて、「玉編みは太って見えるからやめろ」言われたんですよ。
で、ボタニカルなんて玉編みちょっと使うだけなんだからいいだろ、思っていたんですが、コレの事は忘れていました(^^;)
姉が見たらダメ出し間違いないですね(^^;)
本の母娘みたいに女の子のカーディガンおそろで欲しかったなぁ←めっちゃ可愛いじゃんね、ベストに変更された方も。トホホ、私にはムリでございました…(^^:)

てことでBaby Cashmerinoはそれなりに減ったのですが、まだ着分ある色も、今回の残りもあるので、また編み込みものを編みたいなと思いました。
フェアアイルヨークセーターと同じ柄の、ブリス先生定番のデザイン、このへんが是非編みたいです。


てことで今はインスタに上がっている編み込みものを編んでいるのですが、その前に完成したものもあるので、次回はその辺で。


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RYC Mother & Baby Book19 よりPenny Gilet の経過

2017-03-18 22:26:28 | Stranded 編み込みもの
ローワンが出していたRYCのブックレット(中身ここでまだ見られる)から、編み込みのショールカラーベストPenny Gilet(↑中身リンクの一番下)を編みました。
可愛い子供達とお母さんのニット、いうことで気に入っている本です。
結局子供のものは編めず(^^;)私用のカーディガンを過去に編んでいます。

yoke_1
ずっと気になっていたデザインで、各色在庫↑してたBaby Cashmerinoで編めないかな?と2008年明け頃にスワッチを取りました。
写真は前にもラベゲーねたでリンクしたフェアアイルの丸ヨークセーターの時に撮ったもの。ユさんでも買ったし、札幌のカナリヤでセールになった分も集めて買ったし、色々編みました(babyじゃないcashmerinoシリーズも入ってる)

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けれどどうもこの緑色のヤツ(多分カナリヤのセールで買った)の使い道が思い当たらなくて、今は結構好きな色味だけど、スワッチ当時はそうでもなかったので、単色でプルオーバーを編むよりは、何かと組み合わせて使おうか、いうことで。
野呂英作ダブルネーム凄いっしょ(ボタニカルプルの時と同じネタ

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編み込みのデザインなので半端な在庫も使おうぜ、と、Sallyを編んだ時に「同じ糸では?」と騒いだダイアナコレクションのベビーアランも使うことにしました。

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色の具合とかボブルの感じとか好みが分かれるところかな?ですが、持っている糸で編めるいうのは大きいので、いずれ編もうと。

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スワッチを取った約6年後の2013年12月、「いよいよこのbaby cashmerinoを減らしたいよ」と決意して編み始めました。

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編み込みを楽に編みたかったので、前開きのデザインですが、スティークを作って輪編みして切る作戦にしました。これは前身頃ですね。
baby cashmerinoにスティークはないだろ?いうところなのですが、かつてk様から「baby cashmerinoはフエルト化繋ぎ出来ますよぉ〜」いう話を聞いていて。フエルト化繋ぎできるなら、スティークも可能なのでは??と考えていました。
といっても普通のシェットランドヤーンのようには行かないので、モヘアでしつけをするんですよ。こういうのは以前
アーガイルVを編んだ時に初めて、その後
Moorでも、
nuna&maccunの丸ヨークカーディを編んだ時もやったので、それ自体は大したハードルではありません。つーても、こうやってブログ記事を残しているからなんですがね(色々と忘れます^^;)

penny_4
こっちは袖のスティークです。
 
スティークを作って輪編みで表からの編み込みで楽々、のはずなのですが、玉編みが付いてるのでね(^^;)これをどうしたのか実はよく覚えていないのですが、5目編み出しの玉編み、裏編みは2回あるはずなのですよ。真面目に裏返していたのか、それか左から右へ編んでいたのか…でも、私が左から右に編むワザ(あまり早く編めないからやらない)をちょっとでも使おうと思ったのは野呂のあじろジャケットを編んだ時が初めてなので、多分、これは、真面目に裏返して編んでいたのでしょう…玉編みが面倒な分、編み込みは表からのみにしたいぜよ、思ったんです。
 
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元ネタは、肩は肩下がり無しの裃系ですが、「裃系は着ない」と固く決意しているので、十分な肩下がりを付けました。この部分は真面目に往復編み、引き返し編みでやっていますね。最後にメインカラーで段消しして、表から引き抜きはぎで綴じ代を見せています。
 
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その後、切るラインにモヘアでしつけをしたぞ、いう様子。多分切るきわの1目を編みくるむようにこま編みを編んでいます(ちょっと曖昧^^;)ようは、ほどけてこなければいい、いうことなのでね…
 
ボブルは大変だったけどそれなりに編み込みは楽しくて、↑真面目に経過写真も撮って、やる気満々で編んでいたはずなのですが、どうもここで裁ちバサミが見つからなかったみたいなんですよ(^^;)他の切れそうなハサミはあったので、それで切っちゃえばよかったのだけど、なんなんだ私は、編み掛け袋に入れて放置になりました。

実は、baby cashmerinoのスティークで、編み目がほどけてくるのでは??とちょっと自信がなかったので、切る前に前立てと襟も編んじゃう??と拾い目↓までしたんですよ。そうそう、リンクしたnuna&maccunの丸ヨークでも「切る前に前立てを編んだ」と書いてますね(ここではスティークの目数をケチったとある^^;相変わらず笑えるな〜)しかし今回は先に編んじゃうのは無理だったようで、この拾い目をした状態で放置(^^;)針は前の記事でぼやいたニットプロスターターセットの5号、これが、約3年刺しっぱなし(^^;)5号の付け替えが使いたいなぁ〜と思う度に「あそこにあるんだよね…」とは思っていました。まぁストッパーを使えば針だけは使えますが、針は他のもあるから、長いコードが使いたいいう時に思い出すんですがね。

で、今回、渦巻き君を編むにあたって、ちょっと広げて形を見ながら進めたいから、あのコード使いたいんだよ、いうことで、「編み掛けの呪い」と化していたこのベストを仕上げなければ、いうことになったんです。毎年気に掛けてはいて、行方不明にはなってなかったし。
 
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で、切りますよ、と撮った写真。
そう言えば、↑過去のスティークネタでは、モヘアでしつけした後、フエルト針で周辺を刺してほどけにくくしたはずなのですが、すっかり忘れていましたね(^^;)こうしてまとめてて思い出すという…

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切りましたよ、の写真。
 
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襟編んどるで、の写真。ショールカラーの襟をどれぐらい編むか?で試着したいのに、袖のスティーク切っていないから試着出来なかった件(^^;)この後切って、袖のリブを編みました。

今日は完成!!まで書くつもりだったけど、思い出話を含んでまた長くなったので、完成は別記事にします。



 
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