前記事で編んでいると言った、←←←矢印カーデ←←←の進捗。
表紙ですね。
前記事に追加したスワッチ画像。
編み込み模様の指定ゲージ19目20段は、渡り糸がキツくないと出ないゲージだと思っています。普通のメリヤス編みだと、アランウエイトで18目25段とか 比率的に1目が横長の長方形になるはずだけど、コレや嶋様のフェアアイル等のパターンではゲージの目数と段数があまり変わらないものがあります。1目の形が正方形に近いということはつまり、目が相対的に縦長になっている=渡り糸キツめ、と解釈しています。
一方、メリヤス編み指定ゲージ19目21段は……目一杯縦にブロッキングしてるのでしょうか?編み込みでもないのに不自然な気がしてなりません…夏糸で緩いヤツ、縦に伸びがちなのではこういうゲージもあるのかも?ですが…
私は編み込みはそれほどたくさん編んでいないので、渡り糸を強く引くクセがついていないんです。最近上げたRYCのショールカラーベストでも、渡り糸緩いぜ、と書いているし。この事についてはまた別途まとめたいと思います。
ゲージは5.5mmで編んで↑指定の感じでした。相変わらずスチームとか省略していますが…(^^;)
配色糸は色の薄いところがあるので模様が目立たないかも?と思ったのですが、それも面白いかも?と、以前から考えていたこの組み合わせで編む事にしました。
地糸、メインカラーはですね、ヤフオク落札シリーズのノルウェー製の古い糸を使います。モヘア30%混で、150m/100gです。もともとはカセでしたが、3年前に編むぞと決めた時に巻いておきました。
色違いのグレーのクロスのヤツをMahoniaってアラン模様のポンチョと、イサガーのAmber/ Agnes Waistcoat (アグネス・ウエストコート)に使っています。
Gjestal Spinneri ってなんだ?いうところですが、ラベリーで検索すると他の最近のも出てきて知ることができます。便利です。
古い糸なので、モヘア混と言ってもすべすべとかふわふわいう感じでなく、ゴワッとしてるんですよね(^^;)なので、↑前2点は引き揃えで使っています。色がクロスだったから、てのもあるけど。
このグレーは4カセしか持っていなかったので、単体でセーター系にするには糸が少ないね?と思っていたので、編み込みで他の糸と一緒に使う今回のものにはちょうどいい!とモチベ上がっていました。気になるパターンがあったとき、家にある糸で編めるてのが私には一番嬉しいんです。その都度買えば在庫する必要無い、無駄なもの持たなくていいわけですが、その都度定価で買うよりは、買っておいたお得なヤツやずっと温めてきたものを使いたい。
ゴワッとですが、カーディガンだし洗えばちょっとよかったと思うので。持ってるのオッケー。
仕上がり寸法が胸囲88cmと私にはちょっと小さそうなのですが、トップダウンで編めば脇下の作り目の数を増やしたりして調整出来るかな?と編み始めました。大きめに仕上げたいので12号5.7mmで編み始めました。
スワッチは、気になっていた配色糸の白の部分どうなる?と追加で編んでみて納得してから始めました。
襟の開き具合もどうなるか不明なので(三國さんのパターン、首が詰まってそうに見えてそこはあまり好みでないて話、大きなボタンのカーディガン編んだ時も書いた)、作り目は別鎖にして後から試着の感じを見て編もうと思いました。
パターンには前後差が無いので、ここも気になっていたポイント、やはり無いものはあまり着たくないので、編み始めに引き返しを編んでつけています。
ロピーのパターンとか、最近編んだのだと嶋様のボーヒュースみたいに、脇下から上、後身頃を多めに編んで前後差を付けるのが簡単でそこそこよいのですが、このパターンでは模様の繋がりがあるからその作戦はできないんですよね。
8段分付けたのだけど、完成した時の見た目はどうか?いうところです。
ヨークを編み終えた図。
襟のところは作り目をほどいて別針に取ってみています(別糸が細すぎて編地落ち着かない、いつもなのだけど)
編んでいる途中からいやな予感がしていたのですが、ヨークが小さいです。
編み図を見直すと、ヨークの深さは15cmです。ちいさっっ。先によく見ておけばよかったです。この寸法は…ティーンエイジャーレベルでは??
凄く疑問に思ったので、他の三國先生の丸ヨークパターンを見直すと、
「編み物ワードローブ」フェアアイルヨークのセーターではヨーク深さ16cm (前後差あり)
「きょうの編みもの」クロッカス色のヨークセーターでも同じくヨーク深さ16cm (前後差あり)
「編みものともだち」木の葉のカーディガンではヨーク深さ21cm (前後差無し)
「うれしいセーター」カオジロガンではヨーク深さ26cm (前後差あり)
てことで、うーん、前の方の本のヤツはちょっと要注意かな?と思います。三國さんでない本の丸ヨークも色々見直してみましたが、うーん、風工房先生のデザインで一番少なくてやはり16cmのもあったけど、私はプルオーバーでも18cmは欲しいかな?と思います。カーディガンだったら更にもうちょっと欲しいですよね…16cmは、普通〜小柄な方用かなぁと思います…15cmでカーディガンはあり得ない…ちなみに嶋様ボーヒュースは19cmでした
編んだ方で小さかったとか編み直したとかいうのをたくさん拝見しましたが、もともとの設定寸法が間違っていると思います…本に載ったサンプル測ってみたいぐらい(^^;)皆様苦労するはずだと思います。せっかく頑張ってゲージを合わせても、元々の寸法がありえませんから…
↑で、私の編んだのはどうか?というと、「緩く編んで大きく」いうのは作戦が間違っていて、緩く編む=正方形のはずのゲージが横に広がる感じになりますよね?まぁ、大きい針で渡り糸をタイトに編めば全体に大きくはなるのですが…
(足した引き返し編み部分…多い?目立つ?)
縦に引っ張ればなんとかなるかも?いうレベルではあったのですが、色の出具合が、ヨークの一番目数の多いところに白が大々的に来てしまい、あまりにも模様が目立たないというか見え具合よくないだろ、いうことで、これは、試し編み(大)として、新たに作り目から編み直す事にしました。
編み直し後は次回として、前記事を書くにあたって思い出したヤツを出してきたのでそちらを…(^^;)
nunaが小さい時に編んだベストです。
こっちは、テーラードジャケット袖の更に残りで編みました。
編み図は、札幌のこみやまや狸小路店があった時に、店頭でモーリスで編んだサンプルがあって、他の糸買った時に付けて頂きました。3玉ぐらいで編めるのだったかな?
あとから、ヨーロッパの手あみに載ったモーリスのベストをベビー用にアレンジされたんだな?と思いました。
↑こちらに載っているのは、身頃がやはり斜めで、上側はハイネックのベストです。モーリス7玉。
こみやまや狸小路店では、先生の編み図も色々あって、時折お願いしていました。
編み機もおいてあって、多分講習も受けられたんでしょうね?あの時習っておけば良かったな。チビズをどこかに預けてしまって(^^;)そういう余裕は全く無い時に閉店しちゃったんですよね…まぁ、東急百貨店の方にもお店はあるから、てのもあるけど、ローワンの糸置いてないし、どちらかというとキルト中心かな?てのもあって、私にとっては残念この上ないというか衝撃でしたわ…
後身頃は糸足りなくて誤摩化しているのが笑えます。
このベストはmaccunにも着せたけど、着なくなって8年以上経っているので、例の放っておいて出てくる汚れ、が襟ぐりにあります。まだ処分したくないので洗っておこう…(^^;)
こっちは、テーラードに使ったくるくるループの余りで、デザインは当時気に入っていた「fas」というベビー子供ブランドにありそうな風をオリジナルで編みました。自分もだけど子供のもUネックが好きで。そこにスタイするから普通の襟ぐりのだと生地が重なって暑苦しそうだし、襟ぐりが大きいと脱がせる着せるが簡単で良かったんです。
ステッチ風に白の裏目を出したりとか(^m^)工夫していますね。着画↓もありました(^^)2005年7月の記事→からどうぞ…
同じ糸のはずだけど編地の厚さが違うな、と思ったら、どうやらテーラードは2本取りで編んでいたようです(^^;)全く覚えてない(^^;)
撮らなかったけど後身頃は別の生成り糸で編まれていました。ゲージも縁取り糸含めばらばらですね。こういう残り糸使って編むの、ゲージ調整とか色々と鍛えられるなと思います。
ベビー物は、編む量は少ないけど「一つのものを仕上げる」いう意味で経験値が上がっていくと思います。機会があれば是非チャレンジしたらよいと思います。
この頃はママ友さん達に編み物を教えていたりしましたが、せっかく完成させたベストをご主人が洗濯機で回してしまって縮んだ、てな事件もありました。洗濯機で洗える毛糸もありますが、うーん、手洗いコース、洗濯ネット使用、残り湯使わない(温度変化でフエルト化)とか色々制限はありますよね。私の↑コレも多分旦那実家で洗ったら、手洗いモードでもドラム型がイマイチだったのか予想外に縮んでがっかりした思い出が…けど気に入っているのでまだ処分しない(^^;)
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前記事に追加したスワッチ画像。
編み込み模様の指定ゲージ19目20段は、渡り糸がキツくないと出ないゲージだと思っています。普通のメリヤス編みだと、アランウエイトで18目25段とか 比率的に1目が横長の長方形になるはずだけど、コレや嶋様のフェアアイル等のパターンではゲージの目数と段数があまり変わらないものがあります。1目の形が正方形に近いということはつまり、目が相対的に縦長になっている=渡り糸キツめ、と解釈しています。
一方、メリヤス編み指定ゲージ19目21段は……目一杯縦にブロッキングしてるのでしょうか?編み込みでもないのに不自然な気がしてなりません…夏糸で緩いヤツ、縦に伸びがちなのではこういうゲージもあるのかも?ですが…
私は編み込みはそれほどたくさん編んでいないので、渡り糸を強く引くクセがついていないんです。最近上げたRYCのショールカラーベストでも、渡り糸緩いぜ、と書いているし。この事についてはまた別途まとめたいと思います。
ゲージは5.5mmで編んで↑指定の感じでした。相変わらずスチームとか省略していますが…(^^;)
配色糸は色の薄いところがあるので模様が目立たないかも?と思ったのですが、それも面白いかも?と、以前から考えていたこの組み合わせで編む事にしました。
地糸、メインカラーはですね、ヤフオク落札シリーズのノルウェー製の古い糸を使います。モヘア30%混で、150m/100gです。もともとはカセでしたが、3年前に編むぞと決めた時に巻いておきました。
色違いのグレーのクロスのヤツをMahoniaってアラン模様のポンチョと、イサガーのAmber/ Agnes Waistcoat (アグネス・ウエストコート)に使っています。
Gjestal Spinneri ってなんだ?いうところですが、ラベリーで検索すると他の最近のも出てきて知ることができます。便利です。
古い糸なので、モヘア混と言ってもすべすべとかふわふわいう感じでなく、ゴワッとしてるんですよね(^^;)なので、↑前2点は引き揃えで使っています。色がクロスだったから、てのもあるけど。
このグレーは4カセしか持っていなかったので、単体でセーター系にするには糸が少ないね?と思っていたので、編み込みで他の糸と一緒に使う今回のものにはちょうどいい!とモチベ上がっていました。気になるパターンがあったとき、家にある糸で編めるてのが私には一番嬉しいんです。その都度買えば在庫する必要無い、無駄なもの持たなくていいわけですが、その都度定価で買うよりは、買っておいたお得なヤツやずっと温めてきたものを使いたい。
ゴワッとですが、カーディガンだし洗えばちょっとよかったと思うので。持ってるのオッケー。
仕上がり寸法が胸囲88cmと私にはちょっと小さそうなのですが、トップダウンで編めば脇下の作り目の数を増やしたりして調整出来るかな?と編み始めました。大きめに仕上げたいので12号5.7mmで編み始めました。
スワッチは、気になっていた配色糸の白の部分どうなる?と追加で編んでみて納得してから始めました。
襟の開き具合もどうなるか不明なので(三國さんのパターン、首が詰まってそうに見えてそこはあまり好みでないて話、大きなボタンのカーディガン編んだ時も書いた)、作り目は別鎖にして後から試着の感じを見て編もうと思いました。
パターンには前後差が無いので、ここも気になっていたポイント、やはり無いものはあまり着たくないので、編み始めに引き返しを編んでつけています。
ロピーのパターンとか、最近編んだのだと嶋様のボーヒュースみたいに、脇下から上、後身頃を多めに編んで前後差を付けるのが簡単でそこそこよいのですが、このパターンでは模様の繋がりがあるからその作戦はできないんですよね。
8段分付けたのだけど、完成した時の見た目はどうか?いうところです。
ヨークを編み終えた図。
襟のところは作り目をほどいて別針に取ってみています(別糸が細すぎて編地落ち着かない、いつもなのだけど)
編んでいる途中からいやな予感がしていたのですが、ヨークが小さいです。
編み図を見直すと、ヨークの深さは15cmです。ちいさっっ。先によく見ておけばよかったです。この寸法は…ティーンエイジャーレベルでは??
凄く疑問に思ったので、他の三國先生の丸ヨークパターンを見直すと、
「編み物ワードローブ」フェアアイルヨークのセーターではヨーク深さ16cm (前後差あり)
「きょうの編みもの」クロッカス色のヨークセーターでも同じくヨーク深さ16cm (前後差あり)
「編みものともだち」木の葉のカーディガンではヨーク深さ21cm (前後差無し)
「うれしいセーター」カオジロガンではヨーク深さ26cm (前後差あり)
てことで、うーん、前の方の本のヤツはちょっと要注意かな?と思います。三國さんでない本の丸ヨークも色々見直してみましたが、うーん、風工房先生のデザインで一番少なくてやはり16cmのもあったけど、私はプルオーバーでも18cmは欲しいかな?と思います。カーディガンだったら更にもうちょっと欲しいですよね…16cmは、普通〜小柄な方用かなぁと思います…15cmでカーディガンはあり得ない…ちなみに嶋様ボーヒュースは19cmでした
編んだ方で小さかったとか編み直したとかいうのをたくさん拝見しましたが、もともとの設定寸法が間違っていると思います…本に載ったサンプル測ってみたいぐらい(^^;)皆様苦労するはずだと思います。せっかく頑張ってゲージを合わせても、元々の寸法がありえませんから…
↑で、私の編んだのはどうか?というと、「緩く編んで大きく」いうのは作戦が間違っていて、緩く編む=正方形のはずのゲージが横に広がる感じになりますよね?まぁ、大きい針で渡り糸をタイトに編めば全体に大きくはなるのですが…
(足した引き返し編み部分…多い?目立つ?)
縦に引っ張ればなんとかなるかも?いうレベルではあったのですが、色の出具合が、ヨークの一番目数の多いところに白が大々的に来てしまい、あまりにも模様が目立たないというか見え具合よくないだろ、いうことで、これは、試し編み(大)として、新たに作り目から編み直す事にしました。
編み直し後は次回として、前記事を書くにあたって思い出したヤツを出してきたのでそちらを…(^^;)
nunaが小さい時に編んだベストです。
こっちは、テーラードジャケット袖の更に残りで編みました。
編み図は、札幌のこみやまや狸小路店があった時に、店頭でモーリスで編んだサンプルがあって、他の糸買った時に付けて頂きました。3玉ぐらいで編めるのだったかな?
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あとから、ヨーロッパの手あみに載ったモーリスのベストをベビー用にアレンジされたんだな?と思いました。
ヨーロッパの手あみ (2003秋冬) (Let’s knit series) | |
クリエーター情報なし | |
日本ヴォーグ社 |
↑こちらに載っているのは、身頃がやはり斜めで、上側はハイネックのベストです。モーリス7玉。
こみやまや狸小路店では、先生の編み図も色々あって、時折お願いしていました。
編み機もおいてあって、多分講習も受けられたんでしょうね?あの時習っておけば良かったな。チビズをどこかに預けてしまって(^^;)そういう余裕は全く無い時に閉店しちゃったんですよね…まぁ、東急百貨店の方にもお店はあるから、てのもあるけど、ローワンの糸置いてないし、どちらかというとキルト中心かな?てのもあって、私にとっては残念この上ないというか衝撃でしたわ…
後身頃は糸足りなくて誤摩化しているのが笑えます。
このベストはmaccunにも着せたけど、着なくなって8年以上経っているので、例の放っておいて出てくる汚れ、が襟ぐりにあります。まだ処分したくないので洗っておこう…(^^;)
こっちは、テーラードに使ったくるくるループの余りで、デザインは当時気に入っていた「fas」というベビー子供ブランドにありそうな風をオリジナルで編みました。自分もだけど子供のもUネックが好きで。そこにスタイするから普通の襟ぐりのだと生地が重なって暑苦しそうだし、襟ぐりが大きいと脱がせる着せるが簡単で良かったんです。
ステッチ風に白の裏目を出したりとか(^m^)工夫していますね。着画↓もありました(^^)2005年7月の記事→からどうぞ…
同じ糸のはずだけど編地の厚さが違うな、と思ったら、どうやらテーラードは2本取りで編んでいたようです(^^;)全く覚えてない(^^;)
撮らなかったけど後身頃は別の生成り糸で編まれていました。ゲージも縁取り糸含めばらばらですね。こういう残り糸使って編むの、ゲージ調整とか色々と鍛えられるなと思います。
ベビー物は、編む量は少ないけど「一つのものを仕上げる」いう意味で経験値が上がっていくと思います。機会があれば是非チャレンジしたらよいと思います。
この頃はママ友さん達に編み物を教えていたりしましたが、せっかく完成させたベストをご主人が洗濯機で回してしまって縮んだ、てな事件もありました。洗濯機で洗える毛糸もありますが、うーん、手洗いコース、洗濯ネット使用、残り湯使わない(温度変化でフエルト化)とか色々制限はありますよね。私の↑コレも多分旦那実家で洗ったら、手洗いモードでもドラム型がイマイチだったのか予想外に縮んでがっかりした思い出が…けど気に入っているのでまだ処分しない(^^;)