witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

Balloon キット内容について追記です

2016-01-31 23:01:33 | Balloon (旧)
チャコールの方も数点予約が入りました。準備に集中する為に、一度全ての受付を休止させて頂きます。
ご予約下さいました皆様、フォローして下さっている皆様、どうもありがとうございます(^.^)



こんばんは、この度は嬉しいような申し訳ないご連絡です。

前記事で、「こそっとお問い合わせを」、と申しましたところ、薄グレーの方にご予約が集中致しました。
まだ発売もしてないのに詐欺だろ!!いうところですが、薄グレーは受付を休止したいと思います。
ご検討頂いている方がおられましたら、大変申し訳ございません。

同じ糸ではありませんが、似た糸でもう少し白に近いグレーですと手持ちがございますので、興味のある方はコメント欄からご相談下さいませ。
(一度同じようなゲージでプルオーバーを編んでおりますので、代替についてはご安心下さいませ)
そちらの糸については、正規品(サンプルのチャコールと薄グレー)のキット販売の手配が済みましたらご案内を考えます。
どうぞよろしくお願い致します。


それから、付属のパターンについて、大事な事を書き忘れました。
パターンは、日本語の文章パターンで、編み図というか方眼図があるのは丸ヨーク部分のみです。
普通の編み物の本に付いている編み図とは異なりますので、ご了承下さいませ。

今回のパターンはサイズ別でご用意しています。
これまでのパターンのように、各サイズ併記で作成したところ、サイズ展開が無いファーストサンプルの時は割とシンプルだったのに、追記して行ったらものすごく面倒で見づらいパターンになりました。リネンカーデ以上にです(爆)丸ヨークですし比例倍数的なパターンにはならないので仕方ないですよね。そこらへんも、パターンのみで販売したくない大きな要因です(特にDL販売)
そのようなわけで、お渡しするパターンは、指定を頂いたサイズで印刷のものになります。

なんだか小出しになって面倒で申し訳ありませんがどうぞよろしくお願い致します。
もう少しパターンの手入れと方眼図作りがございますので、準備出来次第ご案内したいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
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Balloon 編み進め方

2016-01-31 00:32:43 | Balloon (旧)
balloon_0
お届けする糸は引き揃え糸で、袖用の糸玉x2、身頃用の糸玉x1~2でご用意しようと思います。
袖は袖下まで編んだらどのみち糸を切らないといけませんが、身頃は袖下から引き続きヨークを編めるので、なるべく大玉で巻いて行こうと。
ただ普通のロイヤルのヤツしか持っていないので、限界はおわかりですよね(^^;)
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今はコレ↑の方がお安いのかな?

それで、糸は外側から取って使って下さい!!
玉崩れせず、最後まで快適に編めると思います。

それから、編み落とし(引き揃え糸のうちの何本かを編まずに落としてしまう事)してしまった時の修正方法。
先日鴨さんの記事最後の方で、編み終わった後で気付いた場合をアップしてありますが、今回は鴨さんよりずっと絡みやすい糸なので、1本ならただ切るだけでオッケー。2本は…鴨さんのところでアップした方式で修正した方がいいかもです(多分見た目にひびきます)
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編んでる途中で気付いた時は、私が「ストッキング伝線方式」と呼んでいる、その部分を縦にほどいて補修したらよいと思います。
カギ針のあるところが編み落とし1本やらかしている部分。落としたところまでこのままほどいていって…

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落とした分も拾ってかぎ針で編み戻ります。違う段の糸を拾ったり、直してるつもりが編み落としたりしないように注意しましょう…


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今回は、パターンの中にゲージの取り方が明記されています。
↑写真のように2枚作る必要はありません。
洗い前後の編地を比べて見て頂くために2枚編んでみました。

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編地の詰まり具合や毛羽の立ち具合も違いますが、なんだか編地の色まで違うように見えますよね。
同じ糸なんですよ。洗って色落ちしたいうわけでもない(と思う)し。
チャコールの場合は…色まで違うように見える事はないと思います(^^)
 
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ゲージの寸法と洗い方、洗い後の風合いを確認して頂いた後、袖から編み始めます。
作り目後、いきなり穴開き模様が入っています。
引き揃え糸の二目一度、しかもこの部分細針なので、ちと編みづらいです。
そう目立たないので、編みづらいなと思った方は素直に省略して頂いた方がよろしいかもしれません…

この部分、身頃も同じ編み方ですが、ガーター編みなので、裾のみ平編みで編む指示にしています。太リブに入る時に輪にします。
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そうそう、その太リブの縦縞がだんだん「気球」のように見えてきたのでBalloonと名前を付けました。
Balloonと聞くと、まずは「風船」ですかね(^^;)「風船」よりは「気球」と思って頂いた方が、夢があっていいと思います(^.^)
 
袖は往復編みで書かれていますが、短輪針が得意な方は、輪に変更して編んで頂いても無問題です。身頃と同様に輪にする時に両端の目を二目一度で一目にして、その目を袖下のシームにして下さい。

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↑私はほぼコンプしてるこのタイプ。

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↑コンプしてるから壊れないと買い足せない非対称23cm、いつの間にか日本サイズも出たんですよね。けど22cmとの価格差130円と、私は長めなところが好きじゃないので、壊れてもこっちに移行するかどうか不明。


↑趣芸と比べて価格的に有利そうなクロバー製品、接合部が回転しないけど編みやすさはどうなんでしょうね?まだ持っておりませぬ。


addiの20cmは短さと編みやすさが気に入りましたが、今回使うには4.5mmまでサイズがありません…

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身頃のサイドシーム(右側)と袖下のシーム(左側)を並べて撮ってみました。
(袖の端目、私は鹿の子にしたらしい^^;-最近それが気に入ってて-で、半目内側ですくい綴じ。パターンでは、メリヤスのままですし、綴じ代は一目でも半目でもお好きな方で、指示無しです)
サイドシームは、洗って干すときとか畳む時にあると便利なので、私の作る着る物のパターンでは多分全部つけてあります。
かねてより弊パターンを編んで頂いている方はご存知ですよね。
 
ballon1_1
両袖、身頃とも袖下まで編めたら、3つのパーツを繋げて丸ヨークにします。
普通、脇下の目はステッチホルダーや糸に通して休め、出来上がってからメリヤスはぎなどで処理する事が多いと思います。
私は今回、ここで繋げてしまいます。過去記事アラン模様のショートジャケットと、Amoryには写真がありますので興味がございますればそちらもご参照下さい。
パターンに記載がありますが、写真は付いていないのでこちらでイメージトレーニングしておいて頂けるとよろしいかと思います。
まずは、袖の目は、脇下分と袖分とどちらもすぐに編めるように別針に移しておきます。↑写真では短輪針等を使っていますが、普通の長い竹針x2でもよいし、目が落ちないようにさえしておけば、使っていない小さいサイズの針でも何でも大丈夫です。
 
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身頃を脇下の目の手前まで普通に編み進んだら、袖の脇下の目を身頃の手前に重ねて持ち、

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脇下の目同士を引き抜きはぎで伏せてつないでしまいます。
洋書を編み慣れた方なら引き抜きはぎというより3-needle-bind-offと言った方がしっくりきますね。
ここで、身頃サイドシームの目を伏せる時、袖は端目の2目を重ねて3目重なった状態で一緒に伏せて下さい。間違えると一目ずれてやり直しになります(過去に何度もやっている…-_-;)

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脇下の目が繋がった状態。
 
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もう一方の袖も同様に繋ぎます。
 
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次の段では、身頃側と袖側の端2目ずつを重ねて二目一度を二回行って、脇下の穴開きを防止します。
 
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二目一度二回の間にマーカーを入れて、ここを身頃と袖の別れる目印にします。ラグラン袖だったらラグラン線のところ。今回は丸ヨークなので正直関係ないんですが、目数のカウントのしやすさとか、「今どの辺編んでるっけ?」てのをわかりやすくするために、ラグランにあたる位置にマーカーを入れています。

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薄グレーLサイズの方の脇下。穴開き防止したけれど、ヨークを編んでいるうちにどうしてもここに力が集中して穴が大きくなってくるので、編み終わったら編み針綴じ針でつついて寄せ目して編み目の大きさを整えて下さいね。それでも完成して着ているうちにもどうしても穴が開きやすい位置なので、裏側からあまり糸で補強しておくのもよいと思います。

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上記の2段が終わって、割と安定した感じで袖が付いているので、そこそこ編み進めやすいと思います。
普通、丸ヨークだとここで最大目数になっていて、60cmの輪針のみでは編めません。80cmに替えたり、4本針にしたり。それに、脇下の編地に引っ張られるので、輪針の場合はマジックループ状態で平たい状態にしないと編めないというか。
今回は…糸にボリュームが無いので60cmでも編めない事はないと思います。確か↑チャコールの方は60cmで強行している感じ。薄グレーの方はaddiの切り替えじゃない長いので編んでいたのでマジックループだったかな?いうところです。
 
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ヨークの分散減目はまだいいのですが、その後の襟ぐりの往復編みが結構複雑なので、方眼紙に編み図を書いてあります。
これもわかりやすいとは言えない出来(もちろん手書き^^;)ですが、チェックしながら進めていって下さい。
編み上がってみると左右の段のズレが無く仕上がっている事がわかると思います。
 
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最後は、襟ぐりの拾い目をしてガーター編み、ですが、ここも表目のみで編みたかったので往復編みです。後身頃中央から拾い始めて、編み終わってからすくいとじしています。
ボタンを付けて開き見せにしたり、ボタン&ボタンループを付けて本開きにしても可愛いと思います。首の開き具合をタイトにする場合は本開き有効かもですね。けどちょっと頭を通すには開きが少ないかな~飾りになっちゃうかな~。
 
あとは、袖下やら身頃裾のガーター編みを綴じて、ゲージで練習した通りに洗って仕上げれば完成です。
あ、洗い(縮柔)については、ちょっと書いておいた方がよさそうですね。
 
パターンは縮柔後のゲージで製図してありますが、縮柔前のゲージが指定通りでも、各家庭の洗いの条件によって、縮柔後のゲージが全く同じになるとは限りません。
ここをきっちり合わせようとするのは結構意味の無い作業で、ある程度アバウトな感性が必要になります。
というのは、ゲージの大きさで洗った時の縮む率と、編んでセーターの形にした時に縮む率に差があるからです。
洗いすすぎの水の温度、洗剤の濃度、脱水の時に水分を脱水した率、乾燥の時の温度、速さ、、、要因は色々あります。
私の経験から言うと、面積の大きい物は縮みにくいです。縦に長いものも縮みにくいです。けれど、油断して洗いとすすぎの温度差を大きくしたり、大きくもみ洗いしたりすると急に縮む事もあります。縮柔は、糸によっては(カシミヤとか?)すればするほどよいものもありますが、普通の毛糸では編地が密になる分、ドレープがなくなったりごわついたりすることもあります。
今回、縮む量は長さ方向に5-8%と思って下さい。その辺りで袖丈を調整しておくとよいと思います。着丈は…長く調整すると糸が足りなくなりますので、パターン通りでお願いします。
洗う時は、洗剤の泡が全部消えちゃったし水も濁っているし洗い足りないかな?と思っても、洗剤液をもう一度変えて洗う事は避けて下さい。洗う時間が長くなって急に縮む事があります。洗い足りない分は一度仕上げて着てから洗うぐらいの気持ちでいたほうがよいです。

色々と細かく書きましたが、一通り理解しておいて頂けると、パターンを見た時のがっかり感は無いかなと思います。
私はその「期待通りか?」の疑惑がぬぐいきれないので、DLのパターンを買うのが苦手です。細かいディテールが見えなかったり、買った後で「なんだーここ、思ってたのと違うじゃん」と残念に思う事もあるので…(で、結局編まなかったりとか^^;)
大してやっていませんが洋裁系も、型紙を買うより本を見て作る方が今のところ好きです。(材料溜まってる。やらないと。)

それで、こちらBalloonさんですが、パターンのみの販売予定はありません(^^;)
正直パターンの売上はたいして期待出来ないので、目下パターンを出す事自体に興味が無いんです(^^;)いや、むしろ出したくない。だいたい細かいところにこだわりが出るので、それを万人の方に理解出来るように説明するのは難しいし、人によっては無意味な事だったりするので。その辺りで頓挫する事が多いです…
皆様同じだと思うのですが、在庫糸が減って欲しい。パターンで出しちゃうと私の在庫糸が減りませぬ。そして、今回縮柔有りのパターンなので、糸が異なると多分スカスカか重量感のある、全く別の作品になってしまいます。パターンの評価も悪くなるでしょう。
そのようなことで、最初に申し上げましたように、パターンと糸のキットで引き取って頂ける方、どうぞよろしくご検討をお願い致します…

気になるのは価格だと思いますが、ドルマンさんの時で2500円…今回は重さは軽いですが、糸長が倍以上、素材もグレードアップ…いうことで、さんぜんえん前後でお願いしたいと思います。前後、というのは、サイズにより重量が異なるので、さすがに同じ価格は不平等だろう、ということで、少し差を付ける予定です。具体量はもう少し考えます。
 
お支払や納期諸々についてはドルマンさんのキット販売の時に準ずる形になりますので、興味のある方はおさらいしておいて頂けるとありがたいです。
次記事では詳細をご案内したいと思います。
数は、まずはチャコール4、薄グレー4ぐらいかと思います。糸の残り具合で1-2着追加出来るかできないか?いう感じです。
お問い合わせも特に来ていないし、早期予約の方が一名いらっしゃるのみなので、受付は先着順でのんびり行っても大丈夫ですかね?
もし「興味がでてきたわ!」いう方いらっしゃいましたら、こそっとお問い合わせ頂けると色々と対策が立てられるので、とてもありがたいです。
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Balloon #2 -light gray- プルオーバー完成

2016-01-26 00:40:38 | Balloon (旧)
前記事に続き、自デザインのプルオーバー、Lサイズを紹介します。

balloon_0
糸は、写真使い回しで、左側の薄グレーになります。
アンゴラ混はチャコールと同じ糸の色違いを2本、合わせるウールは同じ太さの物は無かったので半分位の太さのを2本、合計で4本取りで編んでいます。

balloon2_f1
こちらの薄グレーの方は、合わせたウールがいくらかはりのある素材だったようで、洗って仕上げた後もややリブの凹凸が残りました。
チャコールの方は、引き揃え糸の色がほぼ同じで洗った後ほぼ一体化した感じなのですが、こちらの薄グレーは合わせたウールの色が少し明るめだし、アンゴラとの馴染みもちょっと少ない感じ。引き揃えだなとわかるぐらいの霜降り感が出ています。
 
ballon2_w1
着てみた感じ、前記事と比べると結構余裕がありますよね。
チャコールのMサイズは身幅48cm、こちら薄グレーのLサイズは身幅56cmで製図しています。
私は11号な感じなので…Mサイズは9-11号相当、Lサイズは13-15号相当で考えました。
私の姉(15号)に試着してもらったところ、十分着られました。
ちなみにSサイズは製図のみでサンプルを編んでいないのですが、身幅42cmにしました。7-9号相当でしょうか。
編んでも着てくれる方が身近に居ないので…義母様なら行けるかも?けど着てもらえないかも?と。けどまた企画する時はチャレンジしてみようかな…小さめサイズなので編む量は少なくて済みますよね(^^;)
 
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チャコールの方では袖口の絞りが甘くてちと手首が寒かったので、こちら薄グレーの感じでパターンをまとめました。
少し長めの袖に長めのカフを付けて、少しパフスリーブっぽく仕上げています。
ただ、袖丈は着る方によっても長過ぎ短過ぎあると思うので、調整が必要かもしれませんね。
私は身長163cmですが、既製品の9-11号のトップスで、袖はちと短めかなと思う事が多いです。和服とかで、ゆきが長いタイプっていうんですかね(^^;)
小柄な方は袖を3-5cm程度短くした方がよさそうです。その辺りもパターンに記載しています。

裾も袖口同様に密なガーター編みなので、こちらの薄グレーのようにオーバーサイズ目に着る場合はややブラウジングしたような裾になります。
チャコールのようにジャストサイズ目で着る時は、前記事の着画のように、ガーター編みを伸ばしきってストレートな裾というか(^^;)

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チャコールも薄グレーも同じように仕上げたし、アンゴラ混の糸は同じメーカーの同じ品物の色違いのはずなのですが、合わせた糸のためか風合いは微妙に異なります。
薄グレーの方がアンゴラの刺し毛が多いような気がしますが、 チャコールの方が着回されているので、刺し毛が落ちてきただけかも知れず定かでありません…
けれど前記事に書いたように、チャコールの方はもしやカシミヤとか高級獣毛混か?というようなぬめりもあります。薄グレーの方も、十分なアンゴラのぬめりはあるんですけど。微妙な差です。

今回用意したのは前記事のチャコールと薄グレーの2色です。
サイズとお色を選んで頂いた後、糸を用意します。
サイズは先に書きましたように身幅でSサイズ42cm、Mサイズ48cm、Lサイズ56cmです。
細めの糸をゆったりめに8号針で編んでいるので、もう少し小さく、という場合は針サイズを下げてゲージを少し密にすると調整出来ます。ただし、衿、裾、袖口のガーター編みは4号針で編んでいるのですが、それ以上針を下げるとかなり編みづらいのでおすすめしません。この部分は変えずにメインの太いリブ部分のみ調整する事で対応出来ると思います。
チャコールグレーのMサイズは215g程度、薄グレーのLサイズは250g程度で仕上がっているので、手編みとしては軽い、既製品に近い仕上がりではないかと思います。
 
次記事では、細かい編み進め方を紹介したいと思います。
Comments (6)
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Balloon #1 -charcoal- プルオーバー完成

2016-01-25 10:34:48 | Balloon (旧)
年末年始をはさんですっかり更新のモチベが下がってしまいましたが、いつも通り元気に編み物の事を考えています(^^;)
この時期は…毛糸のセールとか、あと何枚冬物編める?とか、色々雑念にも惑わされますね。
更新しない間もそこそこアクセスして下さった方がおられたようで、本当にありがたく感じます。真面目にやらないとですよね。

さぼっていた間の近況はそんなところですが、今日は、完成してた自デザインのプルオーバーを紹介します。

baloon_f1
はいっ、どこかで見たことがありますね。ここです。

vknorosk_w1
まさかの使い回し。

てことでだいぶ前にできておりましたが、パターンを作るならばサイズ展開が必要かなぁ~てことはもっかい編まないとだめかなぁ~いう辺りでここまで引っ張りました。
私の場合、既存のデザインで色々編みたい物もあるし毛糸もたくさん買ってある、というのは見に来て下さる皆様はよくご存知ですよね??自分の中でモチベの高い順で言うと、買う>着る>編む>デザインする、なんだか書いてしまうと非常に情けないですが…わざわざ自分でパターンを作らんでも、最近は素晴らしいデザインが色々出回っていますのでね。
で す が、買い過ぎてしまった材料を少しシェアして頂きたい…という思いもあり、だったらオリジナルのパターンとセットじゃないと。真面目に取り組む事にしました。

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糸は、アンゴラ混の糸を使った引き揃え糸です。今回のは写真の右側で、アンゴラ混2本、ウール系1本の合計3本取りで編んでいます。
割とゆったりめのゲージで編んで、軽く縮柔して糸を膨らませて、軽くふっくらと仕上げました。

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パターンは、裾から編むボトムアップの丸ヨークです。袖を先に往復編み編んで、次に身頃を輪編みで編み、脇下で繋いで丸ヨークにして編んでいます。
全体を太めのリブ編みにしています。編んでいる途中はリブらしく細身になっていたのですが、洗いをかけたらトップの写真のように凹凸感が少なくなりました。アンゴラは割と平坦になりたがる編地というか。普通のウールみたいなもちっとした感じにはなりませんね。リブ編みなので、平編みでも輪編みでも労力(裏編みする分量)は変わらないので、袖は編みやすさを考えて平編みに、身頃はパーツを少なくする目的などで輪編みにしました。

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丸ヨークは分散減目で編んでいます。
襟ぐりは前後差を十分に付けているので、着心地よく仕上がったと思います。
ヨークは結構余裕を持たせていて、襟ぐりのガーター編みで絞っています。写真は襟ぐりを編む前、ここで試着しても肩全開、無意味ですね(^^;)
襟ぐりの開き具合も好みで調節しやすいと思います。私は少し開いている方が着やすいのでこんな感じですが、伏せ目をちょっとキツくするだけで随分変わります。ここは、好みで調整して頂きたいと思います。
 
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アンゴラ混の糸を使いましたが、引き揃えた後の混率でいうとおそらく2割以下位なので、割とすっきりしたケモ具合で、差し毛もそれほど多くないと思います。
アンゴラの混率が多い糸だと、アウターにまで毛が付きまくったりするので好みが分かれるところですね。私はそれでも好きですが(^^;)
合わせたウール系の糸も詳細不明ですがひょっとして高級獣毛??の感じでアンゴラ混ととてもよく馴染みました。

baloon_w2
編み物しているとつい綺麗な色の毛糸に目が行ってしまって、ここのところ黒や茶色等の濃色系は苦手だったのですが、このチャコールグレーは合わせる物を選ばない、↑U-miterとかピンクの野呂スカとかアクの強いものにも合わせやすくて、頻繁に着回されています。
ゆえにそれなりにもけっと毛玉も出来ますが、軽く毛玉をカットして、↑ハンガーかけ写真を撮りました。私の場合右側に多く出来るので、やはりバッグとこすれたりが多いのだと思います。
 
baloon_w3
チャコールグレーMサイズの紹介でした。
薄グレーでLサイズを編んだので、次回はそちらを更新したいと思います。
ご質問などございましたら、コメント欄からお願いしますね。メールアドレスをご記入頂ければ、公開せずに個別に回答致します。メールアドレスの無い場合は、コメント欄から回答致します。
 
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