![Dolly_f1 Dolly_f1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/38/6b625dfe89a97c5a2cff05774036fdc4.jpg)
Pattern ; DOLLY from BREEZE by Kim Hargreaves
![](http://api.ravelry.com/badges/projects?p=dolly-2&t=.gif)
size ; S
yarn ; ROWAN 4 PLY COTTON / 170m/50g / 100% cotton
/121 ripple lot 1415358 / 7.2 balls 360g
/132 bloom lot 4399009 / 0.05 balls
needle ; 3mm (japanese no.3) & 2.7mm (japanese no.2)
tension ; 29 sts x 38rows
date ; from April 11th to June 11th, 2009
Breeze価格:¥ 2,645(税込)発売日:2009-03-26 |
新しいkim本からDOLLYを編みました。
3月末、「kim本が出ないと春夏に何を編むか決められないから、早く出ないかな~」と楽しみにしていました。プレビューが出てからは、目当てのものを手持ち糸でスワッチしたりして、手元に届くのを待っていました。
具体的にはgeorgieやdevon、roseなんかを編もうと思っていたのですが、実際に本を見て気が変わりました。というか優先順位を変えました。
![Dolly_1 Dolly_1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/dc/a6078471282d23a4b345b77be6480c48.jpg)
というのは、その前にボタンの整理をしていた時に、この赤い貝ボタン、お気に入りだけど何に使う~?赤系あんま編まないんだよね、と思ったのを思い出して。
本では指定糸がfine milk cottonに変わったのですが、手持ちの4ply cottonのrippleと合わせたら、本の色合わせに近いかな、と思ったので。本よりは小さいボタンですが、袖のカフスに付けるのにはまぁ丁度いい大きさだと思ったし。37号のmarthaを編もうと随分前から用意してあったrippleが手元にあったのも「これだー!!」って感じでポイントでした。
![Dolly_2 Dolly_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0e/bfd5d6af6c9012d00f28d7f5aae98401.jpg)
そうそう、本を見たら、ペプラムが鹿の子だっていうのもツボツボだったんですよ。
元々鹿の子狂なのですが、冬に
sen様のDOTTYを見せてもらってから、チビチビな鹿の子欲も増大してたし。cashsoftのモチモチとはまた違いますが、コットンのツブツブもまたいいですよ~
と、鹿の子に陶酔して編んでいたのですが、後身頃を袖下まで編んで、ゲージがおかしい事に気づきました。目も段も2号では詰まり過ぎでした。直前に
ash帽を編んでいたので油断してスワッチを取らなかったのがまずかったようです。痛。。。気を取り直して進めたものの、前身頃でも今度は手が緩くなって編地が汚くなり、ほどいてやり直したり。全部で7玉と少し編んだうちの、2玉半位は編み直した感じ…真面目にやればもう少し少ない労力で済んだのかもですが、いつも気ばかり焦っているのがまずいようです。
![Dolly_3 Dolly_3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/20/eb37e14f68f4e41b258a29418d5d6646.jpg)
編み直しで時間がかかって下がりかかったモチベーションを、袖を編む前にこうしてベスト状態に組み立てて試着して、気力をアップさせました。
この時点で「着丈が短いかなあ」と思ったのですが、ここはkimのデザインを信用。つーかkimのスタイルを自分にあてはめる、って感じでしょうか。
ボタンが指定(といっても指定の径が本に書いてある訳では無い…)よりも小さめだったので、数を増やしてあります。ボタン穴は、いつも伸び伸びになるので小さめに開けたのですが、ちょっときつすぎたかも…
![Dolly_4 Dolly_4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ad/b0aef9e5c9506327035767c56eef8d7a.jpg)
袖のコントラストのbloomは今回1玉買い…
手持ちで何とかならないかな?とか、届いてみて「この色でいいのかな」とか色々悩みどころだったのですが、ローワンを見に行けるお店が札幌に無くなって、いや、国産糸もあんま品揃えのいい店が無いので、実物を見て色合わせが出来なかったのは残念。いや、ローワンの糸見本を見て、大丈夫かなと思ったのですが、玉と見本のニュアンスが微妙に違ってたので。
袖下はスピードアップするために、最近武器として導入した近畿22cm輪針を使用。そのため、袖口のカフスも繋げて編みました。せこく綴じ代&糸始末減らし。
![Dolly_5 Dolly_5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/94/96ca3417882733704b8101c62bc7126c.jpg)
袖も終わって、あとはとじはぎだけだ!と思ったのですが、ibe様のちょっとした一言に刺激されてグログランテープ買っちゃいました…買ったら付けないと悔しいっすよね。しかも普段使わなさそうな色だし。
今までも、
claudeとか
liesl、
faithなんかに付けてますが、テープ部分にボタン穴を開けた事は無かったんですよ。今回も途中まではボタン側だけでいいか~と思っていたのですが、鹿の子の端の角がきれいに出るかも?と裾までテープを縫いつけてしまい。そしたらボタン穴側も縫わないと変だよね、とボタン穴も開けるはめに。すっかり手間を増大させてしまいました。結果、角がしっかり出てるのかは疑問…
![Dolly_6 Dolly_6](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/76/15608b250b08d2dad337ffc2a20ce238.jpg)
ボタン穴は、試しに一番上をあけてみて、後はテープの片側を縫いつけてから、本体に合わせて開けました。
といっても、後から開けたはずの穴は実はずれずれです…「両側縫いつけたらこんな位置かな」と思って編地を引っ張ったりしたのがうまくいっていなかったようで。
テープと本体のボタン穴は縫い合わせていません。そのずれたせいもあるのですが、一応ボタンの留め外しに問題なかったので。
本体のボタン穴がキツキツだったので、テープ側は緩めに開けてあります。
![Dolly_f2 Dolly_f2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/20/a821b60937b24c2f76201ba2af6fe88a.jpg)
グログランのせいで3手間位増やしてしまいましたが、仕上がりは満足…ボタンもかわいいです。
![Dolly_f3 Dolly_f3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/5b/ed3593baa32d945c84b6e8b73aa38775.jpg)
4ply cotton、前から買ってた割には初めて編みました。
糸割れもなくて、編み心地もとても良かった。色出しもきれいだし。編地もすっきり、マットな柔らかさでかわいい。もっと早く編んでみればよかったと思いました。kimがこの糸で沢山デザインしている事にひたすら納得です。
微妙な色むらがあるような気がするのですが、たまたま私の買ったのがそうだったのか、どうだったのか。他の色も買ってあるので、これから編むのが楽しみです。本国廃番商品ですが…
細糸パターンはこれまで避けて、というか後回しにしてきたので、去年
rosaを編んだりして細糸修行をしていなければ、このDOLLYも「無理!」で片付けられてたパターンかもしれません。
着たところは既に下げた下の記事で!