和やか-散歩

「こんな映画見ました~」から「和やか-散歩」へ

キス&キル

2011年10月30日 | こんな映画見ました~(洋画)
『キス&キル』
---KILLERS
  KISS & KILL---
2010年(アメリカ)

監督:ロバート・ルケティック
出演:アシュトン・カッチャー、 キャサリン・ハイグル、 トム・セレック 、 キャサリン・オハラ、 キャサリン・ウィニック、 リサ・アン・ウォルター 


過保護な両親に育てられた世間知らずなお嬢様ジェン(キャサリン・ハイグル)。
ある日、両親と共に南フランス旅行にやってきた彼女は、そこでハンサムなエリート青年スペンサー(アシュトン・カッチャー)と運命の出会いを果たす。
そして、互いに惹かれ合った2人は間もなく結婚することに。
それから3年、幸せな結婚生活を送っていたスペンサーとジェン。
だが、そんな彼らの平穏な日常は、ある時突然一変する。
ジェンが帰宅すると、スペンサーが男と激しい格闘を繰り広げていたのだ。実は、スペンサーは元CIAの凄腕スパイで、2000万ドルもの懸賞金を懸けられ、命を狙われる身となっていた。
そして、ジェンも状況が飲み込めないまま一緒に追っ手から逃走するハメになり、2人は数々のピンチに見舞われていくのだが…。

(allcinemaより)

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予告ではもっとドタバタな感じがして、あまり見る気がしてませんでした。
確かにドタバタなコメディという域ではありましたが、意外に良かったかも。
あくまでも、「意外に」良かったという事です。
 
よくある展開であると思いますが、この展開でのジェンの描き方があまりに脳天気でしたヨ。そこが惜しい気がしました。
アシュトンはまあまあ気になる俳優で、作品は少なくともDVDでは見てると思います。
特にオススメの映画ではなかったカナ。。。



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ラブ・クライム

2011年10月29日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ラブ・クライム』
---PERSONAL EFFECTS---
2009年(アメリカ/ドイツ)

監督:デヴィッド・ホランダー
出演:ミシェル・ファイファー、 アシュトン・カッチャー、キャシー・ベイツ、 スペンサー・ハドソン 
 

『わたしの可愛い人-シェリ』のミシェル・ファイファーと『キス&キル』のアシュトン・カッチャー共演で贈るラブサスペンス。双子の姉をレイプ殺人で亡くしたウォルターと、夫を銃殺されたリンダ。心に傷を持つふたりは惹かれ合い、恋に落ちるが…。
(TSUTAYA DISCAS解説より)

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日本未公開、DVD鑑賞です。
このキャストとDVDの解説に惹かれてレンタルしました。
なかなか面白かったです。
ミシェル・ファイファーとアシュトン・カッチャーの共演ということで、期待!
期待しすぎるとダメ、未公開作品だし・・・という感じで少々構えて鑑賞
です(笑)。
 
うん、良かったですよ。
劇的な展開とか、汗握るシーンとかはありません。
裁判ものとして見ると物足りないと思います。
やっぱり、 ミシェルとアシュトンの絡みとして見るのが普通でしょうね。
年上の女性と若い男性。いかにも~のキャストですね。
 
キャシー・ベイツが相変わらずの存在感で作品を絞めてくれます。
 
このキャストが楽しめる方にはいいかもしれませんネ。
 
 
 
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スリーデイズ

2011年10月27日 | こんな映画見ました~(洋画)
『スリーデイズ』
---THE NEXT THREE DAYS---
2010年(アメリカ)

監督:ポール・ハギス
出演:ラッセル・クロウ、 エリザベス・バンクス 、 ブライアン・デネヒー、レニー・ジェームズ、 リーアム・ニーソン

 フレッド・カヴァイエ監督による2008年のフランス映画「すべて彼女のために」を、「クラッシュ」「告発のとき」のポール・ハギス監督、「グラディエーター」「ロビン・フッド」のラッセル・クロウ主演でハリウッド・リメイクしたサスペンス・アクション。
愛する妻子と共に幸せな毎日を送る大学教授のジョン・ブレナン(ラッセル・クロウ)。
ところがある日、家に押しかけてきた警察によって妻ララ(エリザベス・バンクス)が逮捕されてしまう。
容疑は殺人。
妻の無実を信じて奔走するジョンだったが、3年後ついに裁判で有罪が確定してしまう。
絶望したララは自殺未遂を図り、それを目の当たりにしたジョンは、最後の手段“脱獄”を決意する。
そして、脱獄のスペシャリスト、デイモン(リーアム・ニーソン)に教えを請い、全てを懸けた綿密な脱獄計画を練り上げていくのだが…。
(allcinemaより)


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普通に面白かったですが、楽しめましたっ。
 
ラッセル・クロウ、ロビン・フッドで締まった身体が今回ちょっと太目なのは役作り?
それとも、シェープ出来てないのでしょうかネ。。。
でも、普通の夫役なので、まあ気にしない、、、という事で見ました。
でも、本当は普通の夫ではなかったのですが・・・。
 
普通の夫が、妻のために入念に計画して実行した妻の脱獄。
その普通感がとても好感持てました。
オジサンも頑張る!っていう部類の映画になってしまうのかもしれませんが、この年代の俳優さんが頑張る映画は、やはり嬉しいデス(笑)。
 
時間内に事を運ばなくちゃならない展開は、映画鑑賞にはとても向いてます。
自分も気持ちが一緒になって逃げられる爽快感がありますからね。
 
お決まりのラストでも、やっぱりホッとして映画館を去りたいですからね。
楽しめました。
 
ジョンの父親が事を察して「さよなら」と抱きしめるところは、ホロリでした。
子どもを守る父親にも、父親はいるのですものね。。。
 
ダイアン・クルーガー出演のオリジナル、見てみたい気もします。

         

         



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ぼくのエリ 200歳の少女

2011年10月26日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ぼくのエリ 200歳の少女』
---LAT DEN RATTE KOMMA IN
  LET THE RIGHT ONE IN---
2008年(スウェーデン )

監督:トーマス・アルフレッドソン
出演:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、 ペール・ラグナー、 ヘンリック・ダール、カーリン・バーグクィスト


ストックホルム郊外の小さな町。集合住宅に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー(カーレ・ヘーデブラント)。
同級生のイジメに苦しみながらも、誰にも助けを求めることが出来ず、ただ復讐を夢想してはじっと堪え忍ぶ日々。
そんなある晩、彼はひとりの謎めいた少女と出会う。
彼女は、オスカーの家の隣に父親と引越してきたばかりの少女エリ(リーナ・レアンデション )。
やがて、同じ12歳だという彼女と毎晩のように言葉を交わすようになり、自分よりも大人びた彼女に次第に心惹かれていくオスカー。
その頃、町ではおぞましい殺人事件をはじめ奇妙な出来事が立て続けに起こり、住民の間に不安が広がっていた。
そんな中、エリが少女の姿のまま200年も生きているヴァンパイアだという衝撃の事実を知ってしまうオスカーだったが…。
(allcinemaより)

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ヴァンパイアの話はどうも苦手なのです。
なので、DVDでさえも見ようかどうしようか~と思っていました。
8月に「モールス」としてリメイク映画が公開されました。
結構評判が良かったですよね。
それでも、見ようとは思いませんでしたが、DVDでオリジナル映画だけは見てみよとレンタルしました。
 
切ない映画だとは聞いてました。
血を吸うシーンから、そんな切なさが連想出来るものかっ、と思いながらの鑑賞。
 
切なくて怪しい、哀しい初恋・・・。
エリの運命と、オスカーの壊れそうな心・・・。
 
う~ん・・・。
 
でも、私はあまり好きではない作品でした。<(_ _)>
 
「モールス」は見たくはないけど、やっぱりDVDが出たら見ずにはいられないかもしれないですネ・・・。 







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わたしを離さないで

2011年10月23日 | こんな映画見ました~(洋画)
『わたしを離さないで』
---NEVER LET ME GO---
2010年(イギリス/アメリカ )

監督:マーク・ロマネク
出演:キャリー・マリガン 、 アンドリュー・ガーフィールド 、キーラ・ナイトレイ 、 シャーロット・ランプリング


ブッカー賞作家カズオ・イシグロの同名傑作小説を若手実力派キャストの共演で映画化した異色のヒューマン青春ストーリー。
イギリスの田園地帯にひっそりと佇む謎めいた寄宿舎を舞台に、過酷な運命を宿命づけられた少年少女たちが、それを静かに受入れながらも今をひたむきに生きる中で紡がれていく儚くも輝かしい青春の日々を、詩情溢れるタッチで瑞々しく描き出していく。

緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校“ヘールシャム”。
そこは、牧歌的な田園地帯にありながら外界からは完全に隔絶され、徹底した管理が行われている謎めいた施設だった。
そんな静かで整然とした環境の中で、幼い頃からずっと一緒に育ってきたキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)の仲良し3人組。
やがて18歳となった3人はヘールシャムを卒業し、農場のコテージで共同生活を送ることに。
初めて接する外の世界に不安や喜びを感じていく3人。
そして、いつしかルースとトミーが恋人になったことで3人の関係も終わりを迎えようとしていたが…。
(allcinemaより)

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詩情溢れるタッチで瑞々しく描き出されている、と解説にあります。
本当に、もの悲しさが綺麗に映し出される作品でした。
が、とても心の痛い、怖い映画でもあります。
予告でも見当がつきますが、クローンの話だと私は解釈しました。
それは、とても切なく哀しいクローンの話です。
けっしてあってはならない事です。
が、もしかしたら何処かですでに存在してるのでは、と思えるほど差し迫った映画でした。
 
主演3人の俳優、キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、 キーラ・ナイトレイがしっかりとした演技を見せてくれました。
あまりにしっかりとした演技だっので、現実にあるのでは、、、と思えてしまい、それが怖かったです。
 
子ども時代の寄宿生活も、身体を傷つけないよう大事にされてる件、哀しかったですね・・・。
3人が捜す「オリジナル」という存在、不気味でした。
「提供」「終了」という言葉。。。見てて胸が痛かった。。。
 
私にはちょっと不気味な映画でした。
雰囲気はその時代の雰囲気も出てて、良かったのですけど。。。
 







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リトル・ロマンス

2011年10月21日 | こんな映画見ました~(洋画)
『リトル・ロマンス』
---A LITTLE ROMANCE---
1979年(アメリカ)

監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ローレンス・オリヴィエ、 アーサー・ヒル  、 ダイアン・レイン 


「明日に向って撃て!」や「スティング」の名匠、ジョージ・ロイ・ヒル監督によるラブ・ストーリー。
パリ郊外のアパートにタクシー運転手の父と2人暮らしの少年ダニエルは、大の映画ファン。
今日も一人映画館で「明日に向って撃て!」に釘づけになっていた。
そんなある日、クラスでベルサイユ宮殿の見学で、自分と同じ年の美少女ローレンと知り合う。
お互いに惹かれ合った彼らは、ふとした事から知り合いになった老人に、ベネチアにある“ため息の橋”の下で日没の瞬間にキスをした恋人たちは永遠の愛を手にすることができるという《サンセット・キッス》の伝説の話を聞き、ベネチアへ行こうとするが……。
少年少女の淡く純粋な恋心を、爽やかに描いた秀作。なお、主役を演じるダイアン・レインは本作が映画初出演であり、初々しい演技を披露している。
(allcinemaより)

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先日、息子がベネチアの「ため息橋」の写真を送ってくれました。
工事中で周りに幕が張ってあったのです。
あれま、ということでこの「ため息橋lでラストになるこの映画を見てみたくなりました。
ローレンス・オリビエが好きで何度かビデオ鑑賞してます。
あら、オリビエの表記が「オリヴィエ」となっているのですね。。。
 
この映画でダイアン・レインはデビューしていますが、その可愛らしかったこと!!
ダイアン・レインのファンには見逃せない作品です。
 
少年と少女が老人を巻き添えにして、パリからベローナを通り、ベネチアへと旅をするお話です。
パリ、ベローナ、ベネチアと観光要所も出てきて街を楽しめますネ。
 
この老人を演じるローレンス・オリビエが本当にいいのですよね~。
また、オリビエの作品が見たくなりました。
 
 
 



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アメイジング・グレイス

2011年10月20日 | こんな映画見ました~(洋画)
『アメイジング・グレイス』
---AMAZING GRACE---
2006年(イギリス)

監督:マイケル・アプテッド
出演:ヨアン・グリフィズ 、 ロモーラ・ガライ、 ベネディクト・カンバーバッチ 、 アルバート・フィニー 、 ルーファス・シーウェル  マイケル・ガンボン


名曲『アメイジング・グレイス』誕生に秘められた感動の実話を映画化した伝記ドラマ。
18世紀のイギリスを舞台に、恩師が作詞した『アメイジング・グレイス』を心の支えに、奴隷貿易廃止に尽力した政治家ウィリアム・ウィルバーフォースの人生を描く。
18世紀のイギリス。
博愛精神にあふれた青年ウィリアム・ウィルバーフォースは、イギリスの収入の多くが奴隷貿易によるものであることに心を痛めていた。
若くして国会議員となったウィルバーフォースだったが、すべての人々の心の救済を信仰に求めて聖職者の道を選ぶべきか思い悩んだとき、政治の世界にとどまるよう後押ししたのが恩師である牧師ジョン・ニュートンだった。
かつて奴隷船の船長をしていたニュートンがその罪を悔いて作詞したのが『アメイジング・グレイス』。ウィルバーフォースはこの曲を心の支えに、政治家として奴隷貿易廃止を懸命に訴え続けるのだったが…。
(allcinemaより)

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この映画で知ったことがいろいろあります。
というより、黒人奴隷制について、私は何も知らなかった事を思い知らされました。
 
黒人奴隷というと、アメリカの南北戦争や、公民権運動、そして子供のころ「アンクルトムの小屋」で知った綿花を摘む黒人の姿で家畜のように働かされてる姿がインプットされていました。
しかし、ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリス、フランスによる奴隷貿易から始まったこと、ウィリアム・ウィルバーフォースという人が奴隷廃止運動を行っていたことを知り、驚きました。
しかも18世紀にこんな人物がいただなんて・・・。
公民権運動はついこの間の出来事じゃあないですかぁ。。。
 
この間、ずっと苦しみ続けていたのかと思うと、人間の人種差別という問題は大変なものだと、改めて思いました。
 
戦いの戦利品としてやりとりされたことは、古代からあったという事ですし、アフリカ大陸内でも戦利品として同じアフリカ人が売却してたこともあったという事です。
この映画でそんなことに思いをはせることになるなんて・・・。
 
でも、この映画の主人公のような人物が存在したことに、本当に救われた気がします。
見てよかったと思える作品でした。
 
一度は見ておくべき映画かな、と思います。
 
 





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犬とあなたの物語 いぬのえいが

2011年10月18日 | こんな映画見ました~(邦画)
『 犬とあなたの物語 いぬのえいが』
2011年(日本)

監督:長崎俊一 (犬の名前)
    水落豊  (あきら!)
    中西尚人  (愛犬家をたずねて。)
    川西純  (DOG NAP)
   石井聡一  (お母さんは心配性)
    江藤尚志 (バニラのかけら) 
          
 
出演:大森南朋  、松嶋菜々子 (犬の名前)
     中尾彬 (あきら!)
    篠田麻里子(愛犬家をたずねて。)
    内野聖陽(DOG NAP)
    高畑淳子(お母さんは心配性)  
    芦田愛菜、  北乃きい (バニラのかけら)


2005年の「いぬのえいが」に続いて、人と犬との絆の物語を豪華キャストで描くオムニバス映画の第2弾。
今作では、「ハゲタカ」の大森南朋、「ゴースト もういちど抱きしめたい」の松嶋菜々子の他、中尾彬、高畑淳子、北乃きい、内野聖陽はじめ、ベテランから若手まで多彩な顔ぶれが豪華に共演。
翻訳家の多田野一郎は、幼い頃に大切にしていた愛犬が事故死してしまうという悲しい出来事がトラウマとなり、もう犬は飼わないと決めていた。ところがある日、妻の美里が犬を飼いたいと言い出し、強引に決めてしまう。こうして多田野家に、ラブラドール・レトリーバーのラッキーがやって来た。最初は困惑気味の一郎だったが、次第にラッキーとの絆を強めていく。
そんな中、突然の病魔が一郎を襲ってしまうのだが…。
病との闘いに押しつぶされそうになる夫妻を犬の愛が救う『犬の名前』をはじめ、喜怒哀楽に満ちた全6編を収録。
(allcinemaより)

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犬と暮らしてる方は、みんなそうだと思うのですが、いぬの映画は映画館鑑賞ではなくDVDで涙ボロボロでお家鑑賞したいのですね・・・。
私もそうです。
そうは言っても前作は映画館に行きましたが。。。
今回はDVD鑑賞でした。
 
感想は、、、涙。。。
 
この6作の中では、「あきら!」 が一番好きです!
やはり、犬のえいがは、笑って楽しみたいですよね~。
 



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アンノウン

2011年10月13日 | こんな映画見ました~(洋画)
『アンノウン』
---UNKNOWN---
2011年(アメリカ/ドイツ )

監督:ジャウマ・コレット=セラ 
出演:リーアム・ニーソン 、 ダイアン・クルーガー 、 ジャニュアリー・ジョーンズ 、 
 エイダン・クイン 、 ブルーノ・ガンツ 

学会に出席するため、妻エリザベス(ジャニュアリー・ジョーンズ)とベルリンに降り立った植物学者のマーティン・ハリス博士(リーアム・ニーソン )。
ホテルへ着いたところで忘れ物に気付いた彼は妻を残し、タクシーで空港へと引き返すことに。
だがその道中、事故に見舞われ、4日間もの昏睡状態に陥ってしまう。
目を覚ました病院で本来の目的を思い出し、学会が開かれるホテルへ急ぐマーティン。
しかし、彼を待っていたはずの妻はマーティンを“知らない人”と言い放ち、彼女の傍らにはマーティンを名乗る見ず知らずの男がいた。
妻との新婚旅行の写真まで持つこの男に対し、所持品が携帯電話と一冊の本だけで警察にも身分を証明できず混乱と焦燥を募らせるマーティン。
しかし、何者かに命を狙われたことから、この一件にうごめく陰謀の存在を確信する。
ジーナと元秘密警察の男という2人の協力者を得て謎の解明に奔走するマーティンだが…。
(allcinemaより)

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予告で非常に惹きつけられた作品です。
予告通り、ドキドキ感は味わえました。
リーアム・ニーソンは期待を裏切らず、楽しませてくれました。
 
でも、予告で期待したのとは、ちょっと違うトーンでした。
リーアム扮するハリス博士が自分が自分でなくなってる事に気づくと、私たちもどうしてなのかが分からない、というちょっとイライラ感があります。
そのイライラ感を解決してくれると、一気に盛り上がる~~!と期待したのですが、その真相っていうのがちょっと物足りなかったカナ。
 
でも、私は楽しめましたヨ。
 
タクシー運転手演じたダイアン・クルーガーが、素敵でした。



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戦場カメラマン 真実の証明

2011年10月11日 | こんな映画見ました~(洋画)
『戦場カメラマン 真実の証明』
---TRIAGE
  EYES OF WAR---
2009年(アイルランド/スペイン/ベルギー/フランス )

監督:ダニス・タノヴィッチ
出演:コリン・ファレル、 パス・ベガ 、ケリー・ライリー、クリストファー・リー  


不朽の名作『ノー・マンズ・ランド』のスタッフが再結集して贈るアクションドラマ。
88年。戦闘が続く中東のクルディスタンを舞台に、現実に押し潰されそうになっても孤独に陥っても、真実を伝えるためにカメラを構え続ける戦場カメラマンの姿を描く。
(TSUTAYA DISCAS解説より)

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日本未公開。
この監督の映画は見たことがないなぁ~と思ってましたが、オムニバス形式の「セプテンバー11」の中にあったのですね。
うぅ~ん、覚えてないなぁ、その作品。。。(T_T)
『ノー・マンズ・ランド』という有名な作品があるそうですが、それは見てないですし・・・。
コリン・ファレル出演ということで興味があり、レンタル鑑賞しました。
 
戦場カメラマンはカメラのレンズを通して戦争を見ると怖さがどこかへ行っちゃうとかいう話をどこかで読んだことがあります。
この映画もそういうカメラマンを描いていますが、ちょっと視点が違うのですね。
自分が戦場で仲間のカメラマンを失ったことを、事実として認められない苦しさを描いています。
コリン・ファレルは好きな俳優ですが、作品によっては裏切られるんですよね。
でも、この映画は彼のファンなら絶対楽しめると思います。
 
でも、DVDスルーになった訳も合点が行くような内容でもありましたので、特にはオススメしないです。悲惨な映像もあることですし。。。
 







 

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フェアウェル さらば、哀しみのスパイ

2011年10月08日 | こんな映画見ました~(洋画)
『フェアウェル さらば、哀しみのスパイ』
---L'AFFAIRE FAREWELL
  FAREWELL---
2009年(フランス)

監督:クリスチャン・カリオン
出演:エミール・クストリッツァ、 ギョーム・カネ、 アレクサンドラ・マリア・ララ、 インゲボルガ・ダプコウナイテ 、ウィレム・デフォー


ソビエト連邦を崩壊させたきっかけの一つともいわれる実在のスパイ事件“フェアウェル事件”を映画化したヒューマン・サスペンス。

1981年、ブレジネフ政権下のソビエト連邦。
KGB(ソ連国家保安委員会)の幹部、グリゴリエフ大佐(エミール・クストリッツァ )は、国家の中枢に身を置くエリートとして何不自由ない生活を送りながらも、国の発展が西側諸国に大きく水を空けられていることに危機感を抱いていた。
そして現体制の打破を期して、ソ連の重要機密を西側へ提供することを決断する。

やがてフランスの家電メーカーの技師、ピエール( ギョーム・カネ)を介して、西側が決して知り得なかった機密情報を次々と手渡していくグリゴリエフ。
一方、フランスの国家機関からグリゴリエフ(コードネーム:フェアウェル)との仲介役を任されたピエールは、この危険な行為に戸惑いつつも、一切見返りを求めないグリゴリエフの清冽さに次第に心動かされていくのだが…。
(allcinemaより)

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この映画のスパイでコードネーム「フェアウェル」を演じたのは映画監督として知られるエミール・クストリッツァです。
この監督の映画は、ジョニー・デップの「アリゾナ・ドリーム」のビデオ鑑賞だけですが、この映画もよく分からず途中で止めてしまったと記憶しています。
その「アリゾナ・ドリーム」後、ボスニア紛争が始まったとネットで知りました。
 
その監督が主演とは驚きですが、サラエボ出身の彼がソ連崩壊に関したスパイを演じたのも興味あるところです。
 
映画は、このフェアウェルというコードネームを持つグリゴリエフ大佐が西側に流した情報が、直接ソ連崩壊に繋がったという展開です。
ちょっと信じ難いナ、と思うところもあるのですが、映画としてはとても面白かったです。
グリゴリエフ大佐がソ連の行く末を心配し、愛する息子の世代には新しい世の中であってほしいと願う父親としての姿には心打たれます。
 
本当にピエールのような素人が情報を運んだのかしらねぇ。
それはきっと事実なのですね。  驚きデス・・・。
 
あ、ウィレム・デフォーが出てくるとシーンが締まりますね。
 

 

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カンパニー・メン

2011年10月07日 | こんな映画見ました~(洋画)
『カンパニー・メン』
---THE COMPANY MEN---
2010年(アメリカ )

監督:ジョン・ウェルズ
出演:ベン・アフレック 、 クリス・クーパー、 ケヴィン・コスナー 、 マリア・ベロ 、 ローズマリー・デウィット 、 クレイグ・T・ネルソン 、 トミー・リー・ジョーンズ


ボストンの大企業GTXに勤めるエリート・ビジネスマン、ボビー・ウォーカー(ベン・アフレック )は、愛する妻マギー(ローズマリー・デウィット)と2人の子どもたちに囲まれながら何不自由ない幸せな毎日を送っていた。
ところが、その順風満帆な人生は、リーマン・ショックによって一夜にして暗転してしまう。
会社側の突然のリストラ通知に為す術もないボビー。
しかも解雇手当はたったの12週間分。
それでも最初はすぐに再就職できると高を括っていたものの、不採用の連続に自信もプライドも打ち砕かれていく。
そんな厳しい現実に負けそうになる彼を、マギーは献身的に支える。
やがてボビーは、工務店を営む義兄ジャック(ケヴィン・コスナー )に頭を下げ、かつては見下していた肉体労働に汗を流すのだった。
一方その頃、GTX社ではさらなるリストラによって2人の重役ジーン(トミー・リー・ジョーンズ )とフィル(クリス・クーパー )にも非情な解雇が告げられ、それぞれ苦境に立たされることとなるが…
監督は大ヒットTVシリーズ「ER 緊急救命室」や「ザ・ホワイトハウス」を手がけてきた俊英、ジョン・ウェルズ。これが記念すべき長編監督デビューとなる。
(allcinemaより)


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ケヴィン・コスナーのファン友3人で見に行って来ました。
このファン友お二人はケヴィンの初期からのファン、私はやや遅れてハマったファンなんです。
それでも、かなり古いお付き合い・・・。
ケヴィンの映画がだんだん間隔が明いてきてしまい、一緒の映画館鑑賞もだんだん間隔が明いてきてしまいましたヨネ・・・。
 
で、映画ですが・・・。
見た感想は、良かったです!
現実を正面から捉えた、派手ではなく心に沁みてくるような作品でした。
 
リーマンショックで世の中がひっくり帰るような騒ぎになったのは、そんな昔ではないのに、映画になってしまうと何だか遠い日のように思えてしまいます。
 
リーマンショック以前のベン・アフレック演じるボビーのようなサラリーマンが、アメリカには溢れるほどいたのでしょうか。
アメリカの豊かさは日本の豊かさとは桁が違うぞっ、て感じです。
そして、会社の整理にあたって、その冷酷さも日本とは違う印象です。
「マイレージ、マイライフ」のジョージ・クルーニーの顔がちらついてました(笑)。
 
この映画、役者が揃ってて、その役者がそれぞれに良かったのです。
主演はベン・アフレックなので、彼が軸となっていますが。。。
妻のマギーが現実をしっかり語ってくれてますし、シーンとフィルが重役の苦悩を語ってくれます。
ジャックが労働者の生活を見せてくれてます。
それぞれのキャストの演技に無駄がなく、しっかりと語りかけてくれて、重みが感じられました。
 
 
ケヴィン・コスナーも自分の映画を撮ることにこだわらず、こういう形でスクリーンに数多く現れてくれるとファンには嬉しいのですけどね。
目指せ~、ポール・ニューマン!!が私たちファン3人の合言葉(笑)。
 

    

               

 

    

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ゴーストライター

2011年10月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ゴーストライター』
---THE GHOST WRITER---
2010年(フランス/ドイツ/イギリス )

監督:ロマン・ポランスキー
出演:ユアン・マクレガー 、 ピアース・ブロスナン、キム・キャトラル 、 オリヴィア・ウィリアムズ 、 トム・ウィルキンソン、 ティモシー・ハットン


自叙伝を発表する元英国首相にゴーストライターとして雇われた主人公が、国家を揺るがす危険な秘密に迫ったばかりに、恐るべき陰謀に巻き込まれていくさまを、円熟のサスペンス演出でスリリングに描き出す。

英国の元首相アダム・ラング(ピアース・ブロスナン)の自叙伝執筆を依頼された一人のゴーストライター(ユアン・マクレガー)。
政治に興味のない彼は気乗りしないままに、ラングが滞在するアメリカ東海岸の孤島へと向かう。
そこでラングへの取材をしながら、フェリーから転落死したという前任者の仕事を引き継ぎ、原稿を書き進めていく。
しかし次第に、ラングの過去に対する疑問がわき上がってくる。
そして、いつしか真相に迫ろうと深追いしてしまうゴーストライターだったが…。
(allcinemaより)



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映画館がかなり混んでいるという映画館のサイト情報から、少し待って見に行きました。
評判通り、面白かったです!
派手なアクションがあるわけではなく、音響効果の脅し?があるわけではないのですが、手に汗握る、という展開は最後まで維持してました。
 
私はピアース・ブロスナンを少々苦手としてます。
なので、彼の007は見てません。
色男を演ずるときは、まあまあなのですが、シリアスなものの彼はダメ・・・。
でも、今回は良かったですね。
アクドイ役に徹しられるのかナ、と思ったのですが、ラスト、あ、こういう訳ネ~と納得でした。
全体に暗いトーンの中で、ちょっとブロスナンだけ浮いた感じがしたのも計算済みだったのねぇぇ、なぁるほどぉ・・・。
 
ユアン・マクレガーが良かったデス。
 素人っぽい感じがいいのね。
オーラを感じるという俳優ではないのですが、嫌味がなく親近感を覚えて、私は感情移入出来ちゃう俳優なんです。
なんか、この役にピッタリだったなぁ~。
冒頭、この仕事を断るときのユアンが、一番彼らしかった(笑)。
記事を書いてて、名前がないことを知りましたが、見てるときは気が付きませんでしたよ・・・。
 
ラングが撃たれたのも、CIAの脚本通りだったって訳ネ。。。
 
えっ?って思うとこもなかった訳ではないけど、私はとても面白かったです。
 
 

          

      



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あの夏の子供たち

2011年10月02日 | こんな映画見ました~(洋画)
『あの夏の子供たち』
---LE PERE DE MES ENFANTS
  THE FATHER OF MY CHILDREN---
2009年(フランス)

監督:ミア・ハンセン=ラヴ
出演:キアラ・カゼッリ 、 ルイ=ド・ドゥ・ランクザン 、 アリス・ドゥ・ランクザン 、 
 


映画プロデューサーだった父の突然の自殺に直面し、遺された家族がそれぞれの形でその悲劇を乗り越えていく姿を優しく見つめた感動ドラマ。
監督はこれが長編2作目のミア・ハンセン=ラヴ。本作は、彼女のデビュー作でプロデュースを務める予定だったアンベール・バルザンの自殺という実体験から生まれた物語とのこと。

 映画プロデューサーのグレゴワール・カンヴェル(ルイ=ド・ドゥ・ランクザン)は、精力的に働く“仕事人間”ながら、妻シルヴィア(キアラ・カゼッリ)と3人の娘たちを心から愛する良き家庭人でもあった。
ところが、彼の会社はいまや火の車で、追いつめられたグレゴワールは最後に自ら命を絶つ道を選択してしまう。
やがてシルヴィアは、グレゴワールの遺志を継ぐ覚悟を固め、会社の再建と製作中だった映画の完成のために奔走する。
一方、幼さゆえに父の死をよく理解できない次女と末娘に対し、年頃の長女クレマンス(アリス・ドゥ・ランクザン)は、父の死を受け止めるべく彼女なりの形で悲劇と向き合っていく。
(allcinemaより)

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この映画はミア監督の実体験がもとになってると、解説にあります。
 仕事に忙殺される人は日本だけではないようです。
 
 
温かい家庭はそういう時には力になれないのが、悲しいデス。
残された家族は、その死を受け止め、前向きに生きなくてはならないのです。
でも、その歩み出すエネルギーに、心が慰められますネ。
 
映画は淡々と綴られていく中で、突然グレゴワールが道端で頭を打ってしまいます。
なんという展開。。。
 
ラストはケ・セラ・セラの歌。
映画の展開が暗いトーンで進められてたので、ちょっと意外なエンディング音楽でした。
でも、これで心がほわっとしますね。
 
コンサートのアンコールと同じ効果なのかな、と思いました。



コメント (2)
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NHK特集 東京大空襲

2011年10月01日 | 映画祭・映画会
『NHK特集 東京大空襲』

1978年(日本)


“NHKは何を伝えてきたか”をテーマにした歴史ドキュメンタリーシリーズの「東京大空襲」編。
米国防総省戦史室に保管されていた命令書や記録映像などを元に、空襲がもたらした惨禍と日本焦土作戦全体を貫くアメリカ軍の戦争遂行の思想を解明する。
(TSUTAYA DISCAS解説より)


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これは今年(2011年)3月10日に映画同好会の映画会で見せて頂いたものです。(映画同好会というのは、『ロック ~わんこの島~』主演で有名になったはしの隆之介くんのおじいさま主催の同好会なんです。)
 
 
 
3月10日は東京大空襲の日。
それに合わせたような映画会でした。
 
ところがその翌日の3月11日に東日本を大きな地震、そして津波が襲いました。
あまりのタイミングで、記事がアップできなかったのです。
 
町の壊滅が、震災に結びついてしまい、感想がどうしても書けませんでした。
 
しかし、この度は自然災害、こちらの映像は戦争による町の壊滅ということで、記事アップすることに致します。
 
このNHK特集は1978年の制作で、それまで公開されてなかった資料をもとに制作されたのです。
印象に残ったことだけ書いておきたいと思います。
 
この東京下町の大空襲では10万を超える死者が出たこと。
町は壊滅、東京下町は焼け野原になったこと。
 
子供を庇うように倒れたまま焼けた人の写真など、悲惨な映像が次から次へと映し出され、当時を経験し、生き延びた人の生々しい話も収録されています。
 
この東京大空襲は、その後終戦までに全国70都市、延べ100回以上の無差別爆撃の始まりだったこと。
 
カーチス・ルメイというアメリカの軍人が、日本の都市の無差別戦略爆撃を立案し、実行した人。
そのカーチス・ルメイは、日本の航空自衛隊の育成に貢献したという理由で、1964年勲一等旭日大綬章を日本の天皇から授与されていること(直接の面会は無し。)を知りました。
 
私の中では、この映画と東日本の大地震がリンクされてしまいました。
どちらも忘れられない、いえ忘れてはならない大惨事です。。。
 

 

コメント (2)
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