和やか-散歩

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パラダイン夫人の恋

2011年02月28日 | こんな映画見ました~(洋画)
『パラダイン夫人の恋』
---THE PARADINE CASE---
1947年(アメリカ)

監督:アルフレッド・ヒッチコック 
出演:グレゴリー・ペック 、 アリダ・ヴァリ 

 夫殺しの容疑でパラダイン夫人の裁判が開かれた。
事件を担当した弁護士キーンは、彼女のミステリアスな魅力の虜になり、無罪を勝ち取ろうと躍起になる。だが、彼女の内面に触れたとき、キーンは意外な事実を知る事になる……。
ヒッチコックのタッチからは離れた異色の法廷劇。


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ヒッチコックの作品は特に好きという訳ではないのですが、見てない映画は見てみたい、という気持ちになります。
この映画もその一つです。
 
展開とスリルはまあまあ、、、。
ヒッチコックらしい映画という感じです。
グレゴリー・ペック演ずる弁護士、普通に考えたらあり得ないですよね、弁護すべき被告に惚れてしまうなんて。。。
そうならざるを得ないほどバラダイン夫人演じるアリダ・ヴァリが魅力的には見えなかったし・・・。
でも「第三の男」での彼女はものすごく魅力的でしたよね~。
 
 
そしてこの映画、ヒッチコックの登場は映画半ばでした。
 







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ヒア アフター

2011年02月26日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ヒア アフター 』
---HEREAFTER---
2010年(アメリカ)

監督:クリント・イーストウッド
出演:マット・デイモン、 セシル・ドゥ・フランス、フランキー・マクラレン 、ジョージ・マクラレン 、ジェイ・モーア 、  ブライス・ダラス・ハワード
 

パリのジャーナリスト、マリー(セシル・ドゥ・フランス)は、恋人と東南アジアでのバカンスを楽しんでいた。
だがそのさなか、津波に襲われ、九死に一生を得る。
それ以来、死の淵を彷徨っていた時に見た不思議な光景(ビジョン)が忘れられないマリーは、そのビジョンが何たるかを追究しようと独自に調査を始めるのだった。
サンフランシスコ。
かつて霊能者として活躍したジョージ(マット・デイモン )。
今では自らその能力と距離を置き、工場で働いていた。
しかし、好意を寄せていた女性との間に図らずも霊能力が介在してしまい、2人は離ればなれに。
ロンドンに暮らす双子の少年ジェイソンとマーカス(フランキー・マクラレン、 ジョージ・マクラレン )。
ある日、突然の交通事故で兄ジェイソンがこの世を去ってしまう。もう一度兄と話したいと願うマーカスは霊能者を訪ね歩き、やがてジョージの古いウェブサイトに行き着く。
そんな中、それぞれの事情でロンドンにやって来るジョージとマリー。
こうして、3人の人生は引き寄せ合うように交錯していくこととなるが…。
(allcinemaより)


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イーストウッド監督とマット・デイモンの映画、そりゃあ期待しますよね~。
それにあの予告ですから、期待大ですよ。。。
 
でもテーマが向こうの世界なので、好みが別れるかもしれません。
私は向こうの世界の話は好きではないのですが、この映画はあまり違和感がありませんでした。
イーストウッドの世界を信じたかったから、否定的にはならなかったのかもしれないですけど(笑)。
 
死後の世界を映像化すると、なんとなく興味が薄れてしまうのですが、現実に死から生還した人の存在もあるわけですから、そういう経験を基にした映像もありえるのでしょうネ。
 
映画の展開は3つのお話が最後に一つになっていきます。
 
一番力強く描かれていたのは、もちろん主役のジョージ(マット・デイモン)の場合。
このジョージの話は無理なく、肩ひじ張らないマットくんが素晴らしかったです。
料理教室の女性との絡みは、アレ?という間に終わってしまいました。
ツカツカと入ってきて、さっさと出て行った女性。
でも、なかなかいい雰囲気だったのに(笑)。
 
双子のマーカスとのシーンもなかなか泣かせてくれました。
双子の家族の説明シーンがちょっと長かったような気もします。
 
マリーの場合だけがちょっと心に違和感を感じました。
冒頭の津波のシーンが、ちょっと心に引っかかりました。
多くの人が犠牲になったあの津波と結びついたせいでしょうか。。。
 
(追記:この映画を鑑賞したのは、2011年の2月です。
映画の津波シーンは何年か前のスマトラ沖地震のニュースを思っていました。
この映画鑑賞から2週間後に東日本に大地震、大津波が襲うとは思ってもいないことでした。
3月20日
 
 
展開としては面白かったです。
マット・デイモンの地に足が着いた演技が良かったデス。
 

 





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バッド・ルーテナント

2011年02月22日 | こんな映画見ました~(洋画)
『バッド・ルーテナント』
---THE BAD LIEUTENANT: PORT OF CALL NEW ORLEANS---
2009年(アメリカ)

監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演: ニコラス・ケイジ、 エヴァ・メンデス、ヴァル・キルマー 


アベル・フェラーラ監督、ハーヴェイ・カイテル主演で1992年に製作された問題作「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト」を、鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督、ニコラス・ケイジ主演でリメイクした衝撃の犯罪ドラマ。

ハリケーン・カトリーナの直撃で荒廃したニューオーリンズ。
浸水した刑務所から逃げ遅れた囚人を助け出す英雄的行為で表彰され、“警部補(ルーテナント)”に昇格した刑事テレンス・マクドノー( ニコラス・ケイジ)。
しかし、救出の際に負傷した腰の痛みのためドラッグが手放せなくなってしまう。
愛人の高級娼婦フランキー(エヴァ・メンデス)と2人でドラッグに興じ、元来の賭博癖にも歯止めが掛からなくなっていくテレンス。
さらには町のゴロツキを銃で脅してドラッグをくすね、警察の押収品にまで手を出す始末。
そんな中、セネガルからの不法移民家族5人が殺害される事件が発生、その捜査の陣頭指揮を任されるテレンスだったが…。
(allcinemaより)


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ハーヴェイ・カイテル主演の映画をニコラス・ケイジがリメイクというのに惹かれてDVD鑑賞しました。
オリジナル未見ですが、多分ハーヴェイ・カイテルの方が合う役でしたよね。
思いっきりの悪警察官役のニコラスはなかなか良かったですが、映画はあまり面白くはなかったです・・・。
しかもヴァル・キルマーとニコラスとの台詞の絡みの面白さも期待してたのに、それもほとんどありませんでした。
 
多分オリジナルの1992年には衝撃的だったのかな、と思うのですが。
90年代、、、ついこの間だと思っていたのに。。。
時代が変わっているのですよね~。。。その事の方がショックな私でした(笑)。
 

 



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フローズン・リバー

2011年02月20日 | こんな映画見ました~(洋画)
『フローズン・リバー』
---FROZEN RIVER---
2008年(アメリカ)

監督:コートニー・ハント 
出演:メリッサ・レオ、 ミスティ・アッパム 、 チャーリー・マクダーモット
 
 
08年のサンダンス映画祭グランプリに輝くなど多くの映画賞で絶賛された感動ヒューマン・ドラマ。
カナダ国境近く、先住民モホーク族の保留地を抱えるニューヨーク州最北部の町。
クリスマスも間近のある日、新居の購入費用をギャンブル依存症の夫に持ち逃げされた白人女性レイ(メリッサ・レオ)は、取り残された2人の子どもたちと共に途方に暮れていた。
そんな中、夫の車を発見するが、運転していたのはモホーク族の女性。ライラ(ミスティ・アッパム)と名乗る彼女は、車を盗んだのではなく拾ったと主張する。
また、ライラも夫に先立たれたあと、幼い子どもを義理の母に奪われる辛い境遇を背負っていた。
そんな彼女は、いつの日か子どもを引き取り一緒に暮らす夢を実現させるべく、車で凍ったセントローレンス川を渡り、カナダから不法移民を1人当たり1200ドルでアメリカ側に密入国させるという危険な裏の仕事に手を染めていたのだった。
そして、その夜も裏の仕事で車が必要だったライラは、レイの事情を知ると共犯パートナーとして引き入れることに。
人種の違いから始めは反発し合っていた2人は徐々に信頼関係を築き、無事に仕事を成功させるのだが…。
(allcinemaより)

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サンダンス映画祭で絶賛されたという作品です。
非常に見応えのある映画でした。
 
ギャンブル好きの夫にお金を持ち去られたレイが、ライラに誘われて密入国を手伝うようになる。そのライラもまた子供を取り返すためにお金が必要だったわけです。
妙な関係から二人が心を許し合うようになり、ラストは見てる側をほっとさせてくれる展開です。
メリッサ・レオがやむなく犯罪に手を染めていくレイを、本当に好演しています。
 
凍った川が、暗く悲しい人の心を象徴しているかのように横たわります。
でも救いのある話で、やり切れない辛さではないので、楽しめる映画だと思いました。
 
 







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ウォール・ストリート

2011年02月18日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ウォール・ストリート』
---WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS---
2010年(アメリカ)

監督:オリヴァー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス 、シャイア・ラブーフ、 ジョシュ・ブローリン、 キャリー・マリガン

前作「ウォール街」でメガホンを執った巨匠オリヴァー・ストーンとその巧演でオスカー主演男優賞に輝いた名優マイケル・ダグラスが再びコンビを組んだ23年ぶりの続編。
2008年、ニューヨーク。若くして成功を収めた金融マンのジェイコブ( シャイア・ラブーフ)。
私生活に於いても、非営利ニュースサイトの運営に携わるジャーナリスト、ウィニー( キャリー・マリガン)と結婚を前提に交際し、公私共に順風満帆の人生を送っているが、彼女はインサイダー取引の罪で投獄された伝説のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)の実の娘でもあった。
そんな中、勤務先である投資銀行の突然の破綻と、父のように慕っていた経営者ルーが自殺するという悲劇に直面してしまう。
そして、全てが金融界の黒幕ブレトン・ジェームズ( ジョシュ・ブローリン)の仕業だと知ったジェイコブは、ウィニーに内緒で彼女と絶縁中のゲッコーのもとへと向かう。
7年前に服役を終えた彼は講演会の傍ら、金融界へ警鐘を鳴らす著書を出版していた。
そんなゲッコーへ、ウィニーとの父娘の仲を取り持つことを引き換えに、ブレトンへの復讐計画のサポートを取りつけるジェイコブだが…。
(allcinemaより)
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前作「ウォール街」の続編を同じ監督、主演俳優で撮った映画ということで、公開前から楽しみにしていました。
昨年秋、ドイツでは封切りになっていたのかポスターを街で見かけて、日本公開になったら見よう!と思っていたのです。
 
前作はかなり昔でビデオ鑑賞 だったのですが、オリヴァー・ストーン監督のメッセージをど~んと受け止めた印象がありました。
こちらはかなりエンターテイメント的な感じがします。
と言ってもマネーゲームの言葉(意味はよくワカリマセン。)が、かなり日常的に流れている現在だからそう感じるのかもしれませんけど・・・。
 
前作から23年経ってるとのことですが、これだけ年月が経つので立場を代えての続編かと思いましたが、マイケル・ダグラスがゲッコー演じたんですね。
 
チャーリー・シーンもちらりと見ましたが、前作の細かい経緯が思い出せなくて・・・。
 「ウォール街」をもう一度見てみたいと思っています。
 
あっ、スーザン・サランドン、出番は少ないですが良かったですよ。 






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ナイト&デイ

2011年02月17日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ナイト&デイ』
---KNIGHT AND DAY---
2010年(アメリカ)

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、ピーター・サースガード、 ヴィオラ・デイヴィス

平凡なヒロインがスパイの男と出逢ってしまったことから世界中をめぐる壮絶な逃走劇に巻き込まれていくさまと、2人の間に芽生えるロマンスの行方をコミカルかつスタイリッシュに描く。
 カンザスから住まいのボストンへの帰路に発とうとしていたジューン( キャメロン・ディアス)は、空港でロイ(トム・クルーズ)と名乗る男性とぶつかる。
彼とは機内でも近くの席になり、そのハンサムな笑顔に胸をときめかせるジューン。
しかし、彼女が化粧室に入った瞬間、ロイは機内に潜んでいた敵一味と大乱闘を繰り広げる。そして、何も知らず席に戻ってきたジューンにパイロットを殺したことを告げると、パニックに陥る彼女をあやしながら見事に飛行機を不時着させるのだった。
それ以来、ジューンが危険な目に遭うたび、どこからともなく救出に現われるロイ。
そんな中、ジューンは彼がカンザスの研究所から重要な試作品を盗んだとしてCIAに追われる身であると知らされる。
それでも彼女は自分の身を守ってくれるロイと行動を共にし、世界各地で過激な局面を切り抜けつつ事の真相を追究していくのだが…。
(allcinemaより)

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楽しい映画でした~。
展開が分かっていても楽しめるっていいですよねぇ。
やはりトムとキャメロンのコンビ、期待通りのテンポと華やかさ!
 
何も考えなくて素直に楽しめる映画で、劇場鑑賞したかったデス。
 
この映画のトム、すごく若く感じました。さすがの貫禄でしたけどネ。
スピーディな展開で、二人の年齢も気にならなかったのかもしれませんネ・・・。
 







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フェイク

2011年02月13日 | こんな映画見ました~(洋画)
『フェイク』
---DONNIE BRASCO---
1997年(アメリカ)

監督: マイク・ニューウェル 
出演:アル・パチーノ  、 ジョニー・デップ 、 マイケル・マドセン   、 アン・ヘッシュ 


 数多くのマフィアを摘発したFBI潜入捜査官、ジョー・ピストーネの捜査の全貌を描いた実話の映画化。
現在もマフィアに50万ドルの懸賞金を掛けられ、隠遁生活を送る伝説的潜入捜査官ジョー役を、ジョニー・デップが熱演。
また骨太なドラマに磨きをかける、アル・パチーノの好演も見もの。
単身、NYのマフィア組織に潜入したFBI捜査官ジョー(ジョニー・デップ)。
ドニー・ブラスコという潜入名で街に潜伏した彼は、ある日レフティ(アル・パチーノ)という男に出会った。
彼に息子のように可愛がられ、さらに危険な世界へと導かれてゆくドニー。
そしてレフティはドニーの出現に夢を見、再び人生を掛けるが・・・。
(allcinemaより)


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ブログに記事アップしたくて再見しました。
以前、ビデオで見て、面白かったという印象はあるのですが、詳細覚えてなかったのでレンタルDVDで鑑賞しました。
 
これって真実の映画化だったんですね。
アル・パチーノ 、ジョニー・デップの好演が光るとても良い作品です。
ジョニー・デップはやはり上手いです。
ジャック・スパロウで彼の印象は変わったと思いますが、私はこの頃のジョニデの方が好みカナ。
アン・ヘッシュもいい味出してます。
この方、突然スクリーンから消えた印象があります。
 
映画も重みのある作品で、アル・パチーノのマフィアものはずっしり来ますね。
 
有名な映画なのですでにご覧になってると思いますが、未見の方は是非一度~!!
 
 
 



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フォロウィング

2011年02月12日 | こんな映画見ました~(洋画)
『 フォロウィング』
---FOLLOWING---
1998年(アメリカ)

監督:クリストファー・ノーラン
出演:ジェレミー・セオボルド 、 アレックス・ハウ 、ルーシー・ラッセル 


作家志望の男ビル(ジェレミー・セオボルド)は、創作のヒントを得るため、通りすがりの人々のあとをつける行為を繰り返していた。
ある日、ビルがいつものように男をつけていると、尾行していることがその男、コッブ(アレックス・ハウ)にバレてしまう。
だが、コッブもまた、他人のアパートに不法に侵入し、私生活を覗き見る行為に取りつかれていた。
ビルは次第にコッブに感化されていく。
数日後、ビルはコッブと二人で侵入したアパートで見た写真の女性に興味を抱く。
やがて、彼女の尾行を始めるビルだったが、その日を境に、彼は思わぬ事件に巻き込まれていく……。
(allcinemaより)

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クリストファー・ノーラン監督の話題作「メメント」がダメだった私は、この映画を見る気がしなかったのです。
あるブログの「インセプション」の記事を読んでこの映画を見てみたいと思い、DVDレンタルしました。
 
これがクリストファー・ノーランの原点だったんですかぁ~~!!
この映画を見ていたら、「メメント」ももっと分かったのかもしれない、、、と思いました。
とてもよく練った脚本ですね。
非常に面白い作品でした!!
見て良かった~☆と思える映画だったです。
 




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ブローン・アパート

2011年02月10日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ブローン・アパート』
---INCENDIARY
   BLOWN APART---
2008年(イギリス)

監督:シャロン・マグアイア
出演:ミシェル・ウィリアムズ、 ユアン・マクレガー、 マシュー・マクファディン
欧米で評判を呼んだクリス・クリーヴの処女小説『息子を奪ったあなたへ』を映画化したドラマ。
ロンドン、イーストエンド。警察の爆弾処理班の夫と4歳の息子とともに平穏な日々を送る若い母親(ミシェル・ウィリアムズ)。
しかし、過酷な仕事で常に緊張状態を強いられている夫は妻を顧みず、夫婦関係は冷え切っていた。
彼女にとっては、息子だけが人生の全てだった。そんなある日、
アーセナルの応援に向かった夫と息子を見送った彼女は、スタジアムに向かう新聞記者ジャスパー( ユアン・マクレガー)と偶然の再会を果たす。
彼は一夜の過ちと思っていた情事の相手だった。ところが、またしても情事を楽しんでしまう。
しかし、そのさなかにスタジアムで大規模な自爆テロが発生し、夫と息子も犠牲になってしまう。
彼女は絶望と罪悪感から心を閉ざしてしまう。一方のジャスパーは、
自分が死んでいたかもしれない事件の真相究明に乗り出すが・・・。
(allcinemaより)
 
 



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予告で面白そう~と思って劇場鑑賞しました。
う~ん、なんだろう、、、面白いという感想ではなかったです。
 
『息子を奪ったあなたへ』という小説の映画化ということで、息子をテロで奪われた母親がテロの犯人に手紙を書くことで、自分を立ち直らせていくシーンが何度も出てくる展開。。。
テロの犯人を捕まえるために警察が取った作戦に裏があり、それを暴こうと記者ジャスパーが動くという展開。。。
 
その説明シーンが何だかギクシャクしてて、感情移入のし難い映画でした。
 
若い母親を演じたミシェル・ウィリアムズはセクシーでなかなか素敵でした。
それにユアンも悪くはなかったんですが、何だか作りが雑な感じがしましたネ。。。
ちょっと期待はずれでした。
 
 

 







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ザ・タウン

2011年02月09日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ザ・タウン』
---THE TOWN---
2010年(アメリカ)

監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック 、 ジョン・ハム、 レベッカ・ホール、 ブレイク・ライヴリー 、 ジェレミー・レナー 

チャック・ホーガンのハメット賞受賞のミステリー『強盗こそ、われらが宿命』を、ベン・アフレックが自ら主演も兼任して映画化した犯罪ドラマ。
 全米屈指の強盗多発地区、ボストンのチャールズタウン。
この街に生まれ育ったダグ(ベン・アフレック)は、かつては輝かしい将来を夢見ていたものの、今では父親と同じ道を進み、気心の知れた幼なじみたちを率いて銀行強盗を繰り返す日々。
毎回周到な準備で鮮やかに仕事をやり遂げてきた彼らだったが、ある時、やむを得ず一時的に人質を取って逃走を図る。
しかし、解放した女性クレア(レベッカ・ホール)が、同じ街の住人だったことから、自分たちの正体に気づかれたかもしれないと不安がよぎる。
そこで探りを入れるため、偶然を装い彼女に近づくダグ。
しかし、不覚にも恋に落ちてしまう。
やがて、FBI捜査官フローリー( ジョン・ハム)の追及がダグへと迫る中、足を洗ってクレアと新たな人生に踏み出したいと考え始めるダグだったが…。
(allcinemaより)

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家業が強盗という家に生まれたタグ。
そうならざるを得ない環境だった彼は、クレアという女性に逢ってから違う生き方をしたいと考えるようになり、町を出ることに成功するという展開です。
犯罪ドラマとしては、普通の筋書きでした。
でも、こういうオーソドックスな展開の犯罪ドラマ、何だか久し振りに見た気がしました。
 
レベッカ・ホールが好演してたと思います。
ベンはまあ普通でした。。。
ベンはかっこいいのですが、悪人役、善人役、頭が良くても間抜け役でも、私には何かちょっとだけピンとこないんですよね~。
苦手ではなく、嫌いでもないのですが、ベンが良かったよぉ~って感じが持てないんですヨ・・・。
 

 







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ジュリアとジュリー

2011年02月08日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ジュリアとジュリー』
---JULIE & JULIA---
2009年(アメリカ)

監督:ノーラ・エフロン
出演:メリル・ストリープ 、 エイミー・アダムス、 スタンリー・トゥッチ

およそ50年前にフランス料理を一般の家庭に紹介し、アメリカの食卓に一大革命をもたらした伝説の料理研究家ジュリア・チャイルドと、彼女の料理本に登場する524レシピを1年にわたって毎日作り続けブログに綴ることを決意した現代のOLジュリー・パウエル。
そんな2人の実話を基に、悩める2人の女性の人生が料理を媒介に時を越えて重なり合うさまをハートフルに描く女性ドラマ。
1949年。外交官の夫ポールと共にパリにやって来たアメリカ人主婦、ジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)。
天真爛漫で食べることが好きな彼女はフランス料理に魅了され、名門ル・コルドン・ブルーに通い始める。
やがてフランス料理のレシピ本執筆に情熱を注いでいく──。
現代のニューヨーク。
作家になる夢を持ちながらも現状に満たされないものを感じ、何かを変えたいと思っているOL、ジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)。
彼女は、ひょんなことから料理ブログを思い立ち、その中でジュリアの524レシピを365日ですべて作り上げることを決意する。
理解ある夫エリックの協力もあり、最初は順調に進んでいくかに思われたジュリーだったが…。

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メリル主演でなかなか面白そうだと思いながら、劇場鑑賞しなかった映画。
う~~ん、DVD鑑賞で充分でした。。。
 
お料理のブログなどやってる方には興味あったかもしれませんが、私にはちょっと退屈な映画になってしまいました。。。
ただ、アメリカの食卓にフランス料理を定着させた料理研究家のお話しということは興味深かったですけどね。
 
ジュリーがあんなに意地になってレシピをこなしていくと、痛々しくなってしまいます。
お料理は楽しみたいですもの。
楽しめないときは、簡単レシピでっていうのがいいと思うのですけどね。
 
時空を超えて二人が結ばれていく展開は良かったですヨ。
 




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マイ・ブラザー

2011年02月06日 | こんな映画見ました~(洋画)
『マイ・ブラザー 』
---BROTHERS---
2009年(アメリカ)

監督:ジム・シェリダン
出演: トビー・マグワイア 、 ジェイク・ギレンホール、 ナタリー・ポートマン 、 サム・シェパード

スザンネ・ビア監督の2004年のデンマーク映画「ある愛の風景」を豪華キャストでハリウッド・リメイクしたヒューマン・ドラマ。
妻グレース(ナタリー・ポートマン)の良き夫であり、かわいい2人の娘の良き父である米軍大尉のサム(トビー・マグワイア)。
一方、その弟トミー(ジェイク・ギレンホール)は問題ばかりを起こす家族の厄介者。
彼が銀行強盗での服役から出所したばかりのある日、入れ替わるようにサムがアフガニスタンの戦地へと出征する。
やがて、グレースのもとにサムの突然の訃報が届く。
悲嘆に暮れるグレースと娘たちを前に、心を入れ替え、彼らの支えになろうと決意するトミー。
徐々にグレースとの距離も縮まっていくが、そんな時、死んだと思われていたサムの生存が確認される。そして、家族との感動の再会を果たしたサムだったが…。
(allcinemaより)

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戦争が生んだ悲劇、ハリウッドがデンマーク映画をリメイクしたものだったんですね。
 
キャストが好演した映画だと思います。
戦地で心を病んだサム、兄サムの一家を支えようと頑張ったトミー、その兄弟を見続ける父親ハンク、そして戦死したと思った夫が心の病んで戻ってきたグレース。
それぞれの運命を受け入れようとした家族それぞれを、俳優達が見事に描いていたと思います。。。
 
トビー・マグワイアの痛々しいほどの役作りと、ナタリーのビックリするくらいの普通の奥さん振りが印象的でした。
ナタリー、やはり上手いです。
 
ラストの「これから生きていけるのか?」、というサムの言葉に涙、でした。
 
 
 






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ジェイン・オースティン 秘められた恋

2011年02月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ジェイン・オースティン 秘められた恋 』
---BECOMING JANE---
2007年(イギリス/アメリカ )

監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:アン・ハサウェイ 、 ジェームズ・マカヴォイ 、ジュリー・ウォルターズ 、ジェームズ・クロムウェル、マギー・スミス
『高慢と偏見』などで知られる19世紀の英国女流作家ジェイン・オースティンの若き日の知られざるロマンスを画化した伝記ラブストーリー。

1795年、イギリス。貧しい家に生まれた女性ジェイン・オースティン(アン・ハサウェイ)は20歳の結婚適齢期。
両親は娘を裕福な家に嫁がせようと懸命だった。
ところが、独立心旺盛で当時の女性としては格段に進歩的な考えを持っていたジェインにとっては、財産や家柄ではなく愛こそが結婚の絶対条件だった。
両親がせっかく段取りした地元の名士レディ・グレシャムの甥ウィスリー氏との結婚話にも首を縦に振ろうとしないジェイン。
そんな時、彼女は若いアイルランド人のトム・ルフロイ(ジェームズ・マカヴォイ)と出会う。
ロンドンで法律を学ぶ彼は、貧しいけれども知的で洗練された青年だった。
最初は衝突を繰り返す2人だったが、少しずつお互いを理解し、そして惹かれ合っていくのだったが…。
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ジェイン・オースティンの作品を実は私は読んだことがありません。
映画化された作品で彼女を知ったのです。
 
若い頃何故か女流文学というものがあまり好きではなかったんです。
この文学に出会ったとしたら、その時の若い私は何を感じたカナ、、、
その時の自分に会ってみたい、と思ったりしました。
 
ルフロイと駆け落ちをしようと家を出たジェイン、 彼の本質を見て寸前で別れたところがとても印象的でした。
 
アン・ハサウェイ、好演していましたネ。
今更なんですが、アン・ハサウェイっていうのは本名なんでしょうか。。。
 
映画には関係ないですが、シェークスピアの奥さんの「アン・ハサウェイの家」(イギリス)、有名ですよね(笑)。
見に行きたいと思っているのですけど。。。
 
 
 
 
 







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RED/レッド

2011年02月02日 | こんな映画見ました~(洋画)
『RED/レッド』
---RED---
2010年(アメリカ)

監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス 、 モーガン・フリーマン 、 ジョン・マルコヴィッチ、 ヘレン・ミレン、 カール・アーバン、 メアリー=ルイーズ・パーカー、 ブライアン・コックス、リチャード・ドレイファス

DCコミックスの人気グラフィック・ノベルを基に実写映画化したアクション・エンタテインメント。
かつてCIAの腕利きエージェントとして活躍したフランク(ブルース・ウィリス)。
引退した今ではオハイオの田舎町で独り静かに暮らし、互いに顔も知らない役所勤めの独身女性サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話で会話することを唯一の楽しみにしていた。
そんなある日、フランクの家に武装集団が侵入。
しかし、フランクは難なく一味を仕留め、政府に全て監視されていたためサラの身の危険も察知し、はたして暗殺の危機から彼女を救い出すのだった。
そして元上司ジョー(モーガン・フリーマン)のつてを借り、一連の原因を調べると、フランクの他9人の名が記された暗殺リストを発見。
またそのリストにも挙げられ、フランクの同僚で宿敵でもあったマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)にリストを見せると、10名は中米グアテマラでの特殊任務の関係者たちだと判明する。
さらに人脈を利用してCIA本部に潜入し、事態の謎を解く鍵となる“グアテマラ文書”をまんまと手に入れるフランク。
やがて元英国諜報局MI6の名狙撃手ヴィクトリア(ヘレン・ミレン)のもとに集ったフランクら歴戦の勇者たちは、全ての黒幕が政府と癒着した軍需企業だと知り、怒濤の反撃に転じるのだが…。
(allcinemaより)
 
 
 
 
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ジイさん達の活躍に心躍る映画でしたっ。
ブルース・ウィリス、あんなにかっこいい役が出来るんじゃないですか~!
モーガン・フリーマンは変わらないですね~。
ジョン・マルコヴィッチもあの奇人ぶり、ますます磨かれてましたぁ。
ヘレン・ミレンは「サイレンサー」で殺し屋を見ていたので、期待通りでした。
 
リチャード・ドレイファスは本当に最後になって気が付きましたヨ。何年ぶりかで見たような気がします。でも、この作品に出演するのにピッタリの俳優ですよね。
 
とにかく、楽しめる映画、特に私と同世代(ってどの世代?子供がすでに社会人・・・。)ならなおさら楽しい作品だと思います!!
まだまだ負けないっていう、俳優の本音も出ていたかなぁ~。
見てる側も一緒だったかなぁ・・・(笑)。
 
 


    

 

     

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トラブル・イン・ハリウッド

2011年02月01日 | こんな映画見ました~(洋画)
『トラブル・イン・ハリウッド』
---WHAT JUST HAPPENED---
2009年(アメリカ)

監督:バリー・レヴィンソン
出演:ロバート・デ・ニーロ、 ショーン・ペン 、 キャサリン・キーナー、 ジョン・タートゥーロ 、 ロビン・ライト・ペン 、 スタンリー・トゥッチ 、 ブルース・ウィリス

ハリウッドの内幕を主演のロバート・デ・ニーロをはじめ豪華アンサンブルで描いたシニカル・コメディ。
多くのヒット作品を手掛けたプロデューサー、アート・リンソンの回想録を映画化。
業界関係者や俳優のワガママに振り回され、トラブルに巻き込まれながら、私生活でも問題を抱える忙しない映画プロデューサーの2週間を赤裸々に綴る。

映画の都ハリウッドで活躍する映画プロデューサーのベン(ロバート・デ・ニーロ)は、製作に携わったショーン・ペン主演作のカンヌ国際映画祭でのオープニング上映を2週間後に控えていた。
だがその矢先、監督のとんでもない演出のおかげで試写会の観客アンケート結果が散々だったために映画会社の女社長から作品の再編集を命じられ、監督を説得する役回りを務めるハメに。
また、クランク・イン直前の最新作では、主演のブルース・ウィリスが作品のイメージとまるで違うヒゲ面にメタボ体型で撮影現場に現われ、ベンは頭を抱えるばかり。
一方、プライベートでも1年前に別れた妻への未練を引きずり、悩みや難題が山積のベン。
それでも彼は、全てを解決させようと地道に奔走していく。こうして、脱線しかけていたそれぞれの問題も何とか軌道修正され、いよいよカンヌの上映に臨むベンだったが…。
(allcinemaより)

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ハリウッド映画好きには興味のあるテーマですよね。
ショーン・ペン、ブルース・ウィリス の本人の名での出演も面白かったです。
華やかなハリウッド映画の裏側、「家政婦は見た」的な視点でした。
デ・ニーロ主演なので出来た映画だったのでしょうねぇ。
 
ショーン・ペンが映画中映画に出ていたのは知らなかったのですが、あのシーンだけで彼の世界に巻き込むことが出来るんだから、すごいナって感じました。
ブルース・ウィリス は演技してましたね。実物の彼ってああではないと思いますけど。。。
いかにも演技してるって感じが可笑しかったです。
 
 
 
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