和やか-散歩

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グランド・イリュージョン

2013年10月30日 | こんな映画見ました~(洋画)
『グランド・イリュージョン』
---NOW YOU SEE ME---
2013年(フランス/アメリカ)

監督:ルイ・ルテリエ
出演:ジェシー・アイゼンバーグ 、 マーク・ラファロ、 ウディ・ハレルソン、 メラニー・ロラン 、 アイラ・フィッシャー 、 デイヴ・フランコ 、 コモン、マイケル・ケイン 、 モーガン・フリーマン  


「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグが、鮮やかなトリックで銀行強盗を成功させるスーパー・イリュージョニスト・チーム“フォー・ホースメン”のリーダーを演じるエンタテインメント・クライム・サスペンス。

謎に満ちたフォー・ホースメンの真の目的と、強盗犯として彼らの逮捕に乗り出す捜査当局との攻防を描く。

共演はマーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、メラニー・ロラン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン。

監督は「トランスポーター」「タイタンの戦い」のルイ・ルテリエ。


“フォー・ホースメン”を名乗る4人組のスーパー・イリュージョニスト・チームが、大観衆が見守るラスベガスのステージで前代未聞のイリュージョン・ショーを披露する。

なんと、遠く離れたパリの銀行を襲い、その金庫から320万ユーロという大金を奪い取ってしまったのだ。

一夜にして全米中にその名を轟かせたホースメンだったが、FBIとインターポールの合同捜査チームは、すぐさま強盗容疑で身柄を拘束する。

しかしトリックを暴くことができず、証拠不十分のまま釈放を余儀なくされる。

そこで捜査チームは、元マジシャンのサディアスに協力を要請し、ホースメンのさらなる犯行の阻止とその逮捕に全力で取り組むのだったが…。

(allcinemaより)

 

 

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最初の10分で映画の中に完全に引き込まれました。

これからどんな展開が待っているのかっ!

 

それにしてもマジックのからくりが面白い。

マジックはTVの番組しか見た事はないのですが、映画のシーンとなるとなんでもOKということで、その見事な手法にすっかり夢心地でした。

 

いや~、マジックを見せられてるところまでは、楽し、、、。

それが事件に利用されるとなると、夢心地ではいられなくなります。

これから何が起こるのかしっかり見てなくては~!と現実に引き戻される感じです。

いや、映画なんですからそれって現実ではないのですが、、、(笑)。

 

MIPⅢのトムを思い起こさせるパーカーの男性が黒幕ってことは分かってましたが、あの方とは思ってなかったデス。

あんな大がかりな強盗をするには、その動機がちょっとあっさりしてたカナ。

“フォー・ホースメン”の活躍があまりにスマートで見事だったので、その黒幕のドロドロさがシーンに浮き出て来なかったように思います。

本当はそちらの方が表に出た方が厚みが感じられると思うのですが。

 

とにかくイリュージョンを楽しく鑑賞出来ればそれでヨシだと思います。

 

「ソーシャル・ネットワーク」で天才肌を演じたジェシー・アイゼンバーグが、それ以後あまりパッとしなかったので、今回の活躍は嬉しかったです。

なんだかかっこよくなってましたネ。

 

 

4人のメンバーでウディ・ハレルソンだけ少し小父さまっぽかったけど、存在感はバッチリでした。

 

イリュージョンとサスペンスの組み合わせを楽しみました~☆ 

 

 

 

 

 

 

  


 


 

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陰謀のスプレマシー

2013年10月28日 | こんな映画見ました~(洋画)
『 ザ・ターゲット/陰謀のスプレマシー』
---THE EXPATRIATE
     ERASED [米]---
2012年(アメリカ/カナダ/ベルギー)

監督:フィリップ・シュテルツェル
出演:アーロン・エッカート 、 オルガ・キュリレンコ 、 リアナ・リベラト 


監督は「アイガー北壁」「ゲーテの恋~君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』~」のフィリップ・シュテルツェル。

主演は「ダークナイト」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のアーロン・エッカートと「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ。

人生を抹殺され、陰謀に巻き込まれた主人公がすべてを賭けて巨大組織に挑むアクション大作。


元CIAエージェントのベン・ローガン(アーロン・エッカート)は、ある日勤務先の会社が忽然と消え困惑する。彼はグループ会社に赴くのだが、会社の存在自体を否定され証明データも抹殺されていた。

そこで元同僚のフロイドに襲われそうになり、コインロッカーに隠された書類から自分が暗殺者リストに掲載されていることがわかる。

ローガンは不法滞在者となるも捜査を続行、ある機密書類を手に入れるのだが、娘のエイミーが組織に誘拐されてしまう。
(allcinemaより)

 

 

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テンポがよく、息つく間もない展開を楽しめました。

 

元CIAエージェントが、何かを掴んでCIAに消されそうになる。

という展開、最近流行り?

しかも娘が巻き込まれるというのも流行り?

それでも、面白い!!

 

何故、ローガン(アーロン・エッカート)が追われることになったのかという導入部分を何となく見てたので、その理由がわからないまま逃げるローガンを見ることになって、ちょっとイライラしました。

でも、それが狙いだったのかもしれないですが・・・。

 

展開の早さが面白かったのですが、私にはもう少し説明シーンが欲しかったです。

そんなの要らない~という方もあるでしょうけどね。

 

アクションもの、CIAものが好きなら楽しめますね。

 

娘役のリアナ・リベラトは「ブレイクアウト」でも事件に巻き込まれる娘役でしたが、そちらでは上手いという印象が全然なかったんですねぇ。

この映画では好演してたかナ、、と思います

 


 

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ヒッチコック

2013年10月24日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ヒッチコック』
---HITCHCOCK---
2012年(アメリカ )

監督:サーシャ・ガヴァシ 
出演:アンソニー・ホプキンス 、 ヘレン・ミレン 、 スカーレット・ヨハンソン 、 トニ・コレット 、 ジェシカ・ビール 、ジェームズ・ダーシー 


巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督によるスリラー映画の金字塔「サイコ」の波乱に富んだ誕生秘話を名優アンソニー・ホプキンスとヘレン・ミレンの共演で再現した伝記ドラマ。

困難を極めた製作の舞台裏を、監督である夫を影で叱咤し支え続けた妻アルマとの知られざる夫婦の愛憎物語を軸に描き出す。

原作はスティーヴン・レベロの『アルフレッド・ヒッチコック&ザ・メイキング・オブ・サイコ』。

共演はスカーレット・ヨハンソン、トニ・コレット、ジェシカ・ビール、ジェームズ・ダーシー。監督はドキュメンタリー「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」のサーシャ・ガヴァシ。劇映画はこれが初めてとなる。


1959年。新作「北北西に進路を取れ」が評判となる中、さっそく次回作へ向け誰もが驚く映画の企画探しを開始したヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)。

やがて、実在の殺人鬼エド・ゲインをモデルにした小説『サイコ』に心奪われ、映画化を決意する。

しかし、優秀な映画編集者にして脚本家でもある妻アルマ(ヘレン・ミレン)はこの企画に懐疑的。

案の定、その陰惨な内容に映画会社は二の足を踏み、出資を拒否する。

それでも諦めないヒッチコックは、ついに自宅を担保に自己資金での製作に乗り出す。そんな夫の熱意の前に、アルマもこれまで同様のサポートをしていくが…。
(allcinemaより)

 

 

 

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アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン のベテラン俳優の演技を楽しみました。

あんなに多くの作品をヒットさせたヒッチコックが、家を抵当に入れてまで撮った作品があったなんて知りませんでした。

それが「サイコ」だったんですね。。。

確かにその当時に一般受けするとは考え難いかもしれません。

スピルバーグ監督が「ジョーズ」の試写会で気持ち悪くて会場を出てきた観客を見て、これは成功!だと思ったという事をテレビで見たことがありますが、ヒッチコックはその前の時代ですから、まさに人のやらない事をやってのけた訳です。

 

それには、妻のエルマの力が大きかったことも映画で知りました。

これまたすごい力のある女性がいたものです。

 

その鬼才あふれる二人をベテラン俳優が見事に演じた映画だと思います。

ヒッチコックのファンには堪えられませんネ。

スカちゃん、すっかり大人の女性になりました。

 


 

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ランナウェイ/逃亡者

2013年10月20日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ランナウェイ/逃亡者』
---THE COMPANY YOU KEEP---
2012年(アメリカ)

監督:ロバート・レッドフォード
出演:ロバート・レッドフォード 、 シャイア・ラブーフ 、 ジュリー・クリスティ、サム・エリオット、 テレンス・ハワード 、 リチャード・ジェンキンス、 アナ・ケンドリック 、 スタンリー・トゥッチ、 ニック・ノルティ 、 クリス・クーパー 、 スーザン・サランドン 


「普通の人々」「リバー・ランズ・スルー・イット」のロバート・レッドフォードが監督・主演を務め、シャイア・ラブーフ、ジュリー・クリスティ、スーザン・サランドンはじめ豪華キャストのアンサンブルで贈る社会派サスペンス・ドラマ。

30年間にわたって身分を偽り、家族との平穏な生活を送ってきた元過激派指名手配犯を主人公に、そのスリリングな逃亡劇を通じて、かつて同じ志を有したメンバーたちそれぞれの現在と変わらぬ絆を描き出す。


1969年。ベトナム戦争反対を訴える過激派グループ“ウェザーマン”は、政府機関への襲撃などその活動を先鋭化させ、FBIの最重要指名手配犯となるが、ほどなく彼らは忽然と姿を消す。

それから30年、ある日突然、元メンバーの一人( スーザン・サランドン)が逮捕される。

そのニュースに接した弁護士のジム・グラント(ロバート・レッドフォード )は最愛の娘を弟(クリス・クーパー)に託し、逃亡を図る。

彼の正体は、ウェザーマンのメンバー、ニック・スローンだった。

一方、地元紙の野心的な若手記者ベン・シェパード(シャイア・ラブーフ )は、そんなジムの足取りを追い、30年前の事件の真相に迫っていくが…。

(allcinemaより)

 

 

 


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スーザン・サランドン 扮するシャロン・ソラーズが覚悟の逮捕をされるシーンから始まります。

 何故、30年経って自分から名乗るのか・・・。

その理由はさらりとかわされてしまい、サランドンが逮捕される意味が分からず、しばし?でした。

 

それがきっかけで30年隠していた自分と正面から戦うジムにレッドフォード。

他にそうそうたる配役が見ものです。

 

レッドフォードの走る姿、年の割に頑張ってました。

が、ジムがミミに「変わらない、、、」というと、ミミがジムに「老けたわね」という台詞、思わず頷く私。

 

 

サランドン扮するシャロンが自ら逮捕されることになった訳が、次第に理解できるようになります。

人はある程度の年になると、自分を偽ることに限界を感じ、自分を解き放したくなる。

でも、一方自分を解き放すことによって、大事な人、ものを傷つけ失うことになることへの恐れも同時にあるのです。

 

元過激派指名手配犯を追うFBIという展開ですが、中身は人間ドラマでした。

豪華なキャストの贅沢な使い方も楽しめる映画です。

ジムにはレッドフォードが老け過ぎ~って思いましたが、この時代を生きた年代には違いないのですよね・・・。

 

ジムがミミを山小屋で説得するシーンが感動的でした。

あのシーンは、レッドフォードがピッタリって思いましたヨ。

 

シャイア・ラブーフ、悪くはなかったですが、もう少しくせのある役者の方が良かったカナ。 

  

 

 

   

 

  

 

  

 

    


 

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偽りなき者

2013年10月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『偽りなき者』
---JAGTEN
    THE HUNT---
2012年(デンマーク)

監督: トマス・ヴィンターベア 
出演:マッツ・ミケルセン 、 トマス・ボー・ラーセン、 アニカ・ヴィタコプ 、 ラセ・フォーゲルストラム 


少女の何気ない嘘によって人生を破壊された男が、理不尽な迫害を受けながらも、自らの尊厳を守るべく周囲のいわれなき疑惑と憎悪に懸命に立ち向かっていく姿を厳粛に描き出した衝撃のヒューマン・ドラマ。

主演は本作の演技でカンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いたデンマークの名優マッツ・ミケルセン。

監督は「セレブレーション」「光のほうへ」のトマス・ヴィンターベア。

 
デンマークの小さな町で幼稚園の教師として働くルーカス(マッツ・ミケルセン)。

離婚の悲しみを乗り越え、仲間たちと狩猟を楽しむ穏やかな日々を送っていた。

そんなある日、彼にプレゼントを受け取ってもらえなかった園児クララ(アニカ・ヴィタコプ)が、軽い仕返しのつもりで発した嘘が彼の人生を狂わせてしまう。

“ルーカスにいたずらされた”というクララの証言を町の大人たちは鵜呑みにし、潔白を訴える彼の言葉に耳を貸すものは誰もいなくなる。

町中から白眼視され、様々な嫌がらせや暴力にさらされながらも、己の矜持を貫き静かに耐え忍ぶルーカスだったが…。
(allcinemaより)

 

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映画館鑑賞を逃した作品。

お家鑑賞しましたが、やはり映画館で見たかったデス。

 

 

あどけない少女がついた嘘に人生を狂わさせてしまったルーカスを演じたマッツ・ミケルセンは、期待を裏切りませんでした。

 

恐~いお話しです。

小さな女の子が、大好きな幼稚園の先生に渡したプレゼントを受け取ってもらえなかったものだから、ちょっと嘘をついてしまった・・・。

腹いせとか、仕返しとか、そんな深いものではなく、ちょっと口からの出まかせみたいなはずみで言ってしまった嘘だったのですね。

 

それが大きな波となり、ルーカスは社会から抹殺されそうになります。

いちど狂い始めたら自分一人ではどうする事も出来ない波。

親友と別居してる息子だけが信じてくれたのが、ルーカスの救い。そして見てる私たちの救いでした。

 

時間が経ち、次第に真実を知る人が出て、ラストに向け何事も上手く納まっていく展開にホッとしてました。

が、思わぬラストが・・・。

一度狂ったら、元通りになることは出来ないのか、、、。

ハッピーエンドで終わるものと思っていたら、ガ~ンというラスト。

あのシーンで、この映画が忘れられない作品になりました。。。

 

 


 

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私が愛した大統領

2013年10月14日 | こんな映画見ました~(洋画)
『私が愛した大統領』
---HYDE PARK ON HUDSON---
2012年(イギリス)

監督:ロジャー・ミッシェル 
出演: ビル・マーレイ 、 ローラ・リニー 、 サミュエル・ウェスト、 オリヴィア・コールマン 、 エリザベス・マーヴェル 、  オリヴィア・ウィリアムズ 、エリザベス・ウィルソン


「ロスト・イン・トランスレーション」「ムーンライズ・キングダム」のビル・マーレイが、歴代アメリカ大統領の中でも屈指の人気を誇るフランクリン・デラノ・ルーズベルトを演じた伝記ドラマ。

重度の障害者でありながら激動の時代に超大国アメリカを率いたカリスマ的大統領の知られざる素顔を、英国王との歴史的会談秘話と彼を影で支えた従妹デイジーとの秘められた大人の恋模様を軸に綴る。

共演は「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」のローラ・リニー。

監督は「ノッティングヒルの恋人」「恋とニュースのつくり方」のロジャー・ミッシェル。


1930年代のアメリカ。

大恐慌の悪夢からアメリカ経済を救い出し、ヨーロッパを覆う不穏な情勢に立ち向かう第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト( ビル・マーレイ )。

そんな大統領の世話役として従妹のデイジー(ローラ・リニー)が迎えられる。

小児麻痺の後遺症に苦しみながらも大統領としての激務をこなす彼にとって、デイジーと過ごす束の間のひとときは心から安らぎを覚える貴重な時間となっていく。

そんなある日、ニューヨーク州ハイドパークにある大統領の私邸を英国王ジョージ6世(サミュエル・ウェスト)夫妻が訪問する。

もはやナチス・ドイツとの戦争が避けられないイギリスにとって、アメリカの支援は必要不可欠。

そんな自国の命運を左右する重責を担い、緊張の面持ちのジョージ6世を、アメリカ流のもてなしで迎える大統領だったが…。
(allcinemaより)

 

 

 

 

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ルーズベルトはアメリカ政治史上で唯一4選された大統領であり、アメリカ史上唯一の重度の身体障害を持つ大統領であるということを知りました。

 

へえぇぇ~~と驚くことが多い映画でした。

 

ルーズベルト大統領をある面から描いた映画で、一生を描いた伝記ものとは違います。

まず、小児麻痺の後遺症から足が麻痺して車椅子生活だったことが報道されてなかった事にも驚きです。

アメリカでもそういう時代だったというわけなのかしら。

 

そして4人の女性が彼を支えていたことが、この映画で描かれています。

絶対的な影響力を持つ母親、現実的で活動家の妻、愛人関係であったこともある有能な秘書、そして従姉妹で恋人であるデイジーは彼の心のよりどころ。

 

女性陣が政治の重責に耐える男を支え、女性たちがそれぞれの立場で彼を愛して、共有するって、昔の日本風?って思ってしまいました。

 

「英国王のスピーチ」ですっかりおなじみになったジョージ6世の訪米のシーンでは、当時のアメリカとイギリスの立場を知ることが出来ます。

 

面白かったというより、事実を明らかにしたという映画で、作品の質の高さを感じます。

興味があればどーぞ。

 

 

 

 

  

 

       

 

 


 

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クラウド アトラス

2013年10月12日 | こんな映画見ました~(洋画)
『クラウド アトラス』
---CLOUD ATLASl---
2012年(アメリカ)

監督:ラナ・ウォシャウスキー / トム・ティクヴァ/ アンディ・ウォシャウスキー 
出演:トム・ハンクス、ハル・ベリー、 ジム・ブロードベント 、ジェームズ・ダーシー 、ヒュー・グラント、スーザン・サランドン

 


それぞれ時代も場所も違う6つのエピソードが入れ子状に関連しながら大きな物語を構成していくデイヴィッド・ミッチェルの同名小説を、「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟と「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ監督が、原作同様、エピソードごとにジャンルの違う語りで映画化した一大映像叙事詩。

主演のトム・ハンクスはじめ、ハル・ベリー、ジム・ブロードベント、ペ・ドゥナら豪華スターたちが輪廻転生を象徴するように、各時代の登場人物を人種や性別を超えて演じ分ける大胆な配役も話題に。


1849年、南太平洋。青年ユーイングは、妻の父から奴隷売買を託され、船での航海に出るが…。

1936年、スコットランド。ユーイングの航海日誌を読む若き作曲家フロビシャー。父に勘当され、天才作曲家のもとで曲づくりに悪戦苦闘する。その曲は、のちに幻の名曲と呼ばれる『クラウド アトラス六重奏』だった…。

1973年、サンフランシスコ。巨大企業の汚職を追及する女性ジャーナリスト、ルイサは、会社が放った殺し屋に命を狙われるが…。

2012年、イングランド。著書を酷評した評論家を殺害した作家ホギンズ。彼の自伝は大ヒットし、出版元の編集者は大儲けとなるが…。

2144年、ネオ・ソウル。そこは遺伝子操作によって複製種が作られ、人間のために消費される社会。複製種の少女ソンミ451は自我に目覚め、反乱を企てるが…。

そして遥か未来、文明がすっかり崩壊した地球。ある羊飼いの男のもとを、進化した人間コミュニティからやって来た一人の女が訪ねるが…。

6つのエピソードは並行して描かれ、やがて怒濤のクライマックスへと突き進んでいく。(allcinemaより)

 

 

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オムニバス形式は苦手。時代交錯も苦手。

そして、この映画のスタッフも苦手としております、私。

 

でも、とにかく気になった映画でレンタルして見ました。

お家鑑賞だったので、??と思ったところは戻り、途中でもキャストを確かめたりしながらの鑑賞でした。

うんうん、なかなか壮大なドラマでした。

 

見終わってみれば、とても面白かったです。

これは、映画館鑑賞だったら、私の頭では??って終わってしまったと思います。

 

役作りが上手すぎて、誰だか分からなかった俳優も意外な人でびっくりでした。

物語も大きな宇宙で命が繋がっていくように展開されてて、同じキャストが繰り返し使われていくのが、生まれ変わりをイメージさせて、輪廻転生という概念が心に響いてきました。

 

こういう展開が苦手な私が、珍しく感激した作品でした。

 


 

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クロニクル

2013年10月09日 | こんな映画見ました~(洋画)
『クロニクル』
---CHRONICLE---
2012年(アメリカ )

監督:ジョシュ・トランク 
出演:デイン・デハーン 、 アレックス・ラッセル 、 マイケル・B・ジョーダン 、 アシュリー・ヒンショウ

 


新人監督による低予算映画にもかかわらず、予測不能の展開と思春期の若者のリアルな心理描写が評判を呼び、全米初登場1位のサプライズ・ヒットを記録してセンセーションを巻き起こしたSF青春サスペンス・アクション。

ある日突然手に入れた特殊な能力を使ってイタズラを重ねる平凡な高校生3人組が、いつしかその強大な力に自ら振り回され、思いもよらぬ事態を引き起こすさまを、ファウンドフッテージ・スタイルの臨場感あふれる映像で描き出していく。
主演は本作でブレイクを果たした注目の若手、デイン・デハーン。
監督も本作をきっかけに一躍ハリウッド期待の若手となったジョシュ・トランク。

いつも持ち歩いている中古のビデオカメラだけが心の友という孤独な高校生アンドリュー(デイン・デハーン)。
ある日パーティ会場で居場所を見つけられない彼は、見かねたいとこの同級生マット(アレックス・ラッセル)とその親友スティーブ(マイケル・B・ジョーダン)に誘われ、近くの洞窟探検に向かう。
そこで不思議な物体に触れた3人は、知らぬ間に念じるだけで物を動かせる超能力を身につけていた。
最初はその力を他愛もないイタズラに使って満足していた3人だったが…。
(allcinemaより)


 


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デイン・デハーンが気になっていたので、見てきました。

 

前半、3人の少年が超能力に気づいて、面白半分にいたずらする当たりは、面白い!

誰にでも、自分にもし超能力が備わったら使っちゃいたい気持ちってありますね。

気の弱い子は尚更だと思う。

 

そんなたわいのないいたずらが、とんでもない展開になって行く・・・。

それは解説などで予想してました。

クラーク・ケントの少年時代の戸惑いと共通するシーンまではものすごく感情移入しちゃいました。

でも、こちらは普通の少年たちなので、雲の上まで飛んでくシーンは、ちょっと違和感がありましたネ。

 

地上でのバトル、もう少し現実的に描いて欲しかったですね。

あそこまでいくとアメコミの世界になってしまう。。。

それが少し残念でしたが、面白かったです。

 

 

  

 

  

 

   


 

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アンフィニッシュ・ライフ

2013年10月08日 | こんな映画見ました~(洋画)
『アンフィニッシュ・ライフ』
---AN UNFINISHED LIFE---
2005年(アメリカ)

監督:ラッセ・ハルストレム 

出演:ロバート・レッドフォード 、 ジェニファー・ロペス 、  モーガン・フリーマン


「サイダーハウス・ルール」「ギルバート・グレイプ」の名匠ラッセ・ハルストレム監督が、ロバート・レッドフォード、ジェニファー・ロペス、モーガン・フリーマンの豪華キャストを迎えて贈る感動のヒューマン・ドラマ。

雄大なワイオミングの自然を背景に、心に傷を抱えた人々の再生への道のりを優しい眼差しで綴る。

恋人の暴力に耐えかね、11歳の娘グリフ(ベッカ・ガードナー)を連れ、亡き夫の父アイナー(ロバート・レッドフォード)を頼って彼が営むワイオミングの牧場へと逃げてきたシングルマザーのジーン(ジェニファー・ロペス)。

アイナーはここで、熊に襲われ障害を抱える親友ミッチ(モーガン・フリーマン)の世話をしながら静かな余生を送っていた。

最愛の息子が死んで以来心を閉ざしてしまったアイナーは、その原因となったジーンをいまだ許すことが出来ずにいた。

そんなジーンの突然の訪問に戸惑いを隠せないアイナー。

しかも、存在すら知らなかった孫娘グリフまで一緒。

仕方なくジーン母娘を一緒に住まわせるアイナーだったが、ジーンとの関係はギクシャクしたまま。

それでも、孫娘グリフの存在がアイナーの冷たくなった心を少しずつ温めていく。

(allcinemaより)

 

 

 

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日本未公開。

すごくいい映画でした~!

 

レンタルDVDのリストからピックアップして借りました。

レッドフォードの作品で未見のものがあったわってポチッとしてレンタルしたのです。

 

ええ、こんなにいい映画だったのね~ってallcinemaさんをポチッとしたら、あら日本未公開、しかもかなり古い映画だった・・・。

レッドフォード、8年前からあんなにおじいさんだったかな。。。

 

「サイダーハウス・ルール」「ギルバート・グレイプ」お好きな方なら絶対楽しめます。

展開はオーソドックスですが、何と言ってもキャストの力で見せてくれます。

 

見てるときは、ん?どこかで見たストーリーという感じは否めませんが、そのシーンの説得力はとても強い。

 

レッドフォードは好きですが、演技力よりあの雰囲気で押し通す役者だと思ってましたが、この作品は上手い!

久し振りにレッドフォードを見た!という映画です。

 

未見の方、ラッセ・ハルストレム監督のファンにはオススメです~☆

 

 


 

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北欧の旅行記をアップしました。

2013年10月02日 | ご挨拶&お知らせ

---2013年10月2日(水)---


 

8月に行った北欧の旅行記をHPにアップ致しました。

 

お時間のある時に見て頂けたら、嬉しいと思います。

長いです・・・。<(_ _)>

 

こちらから見て下さいネ~☆

                                    **小米花**

 

 

 

 

 

 

 



 

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ソハの地下水道

2013年10月01日 | こんな映画見ました~(洋画)

『ソハの地下水道 』
---IN DARKNESS---
2011年(ドイツ/ポーランド)

監督:アグニェシュカ・ホランド 
出演:ロベルト・ヴィエツキーヴィッチ、 ベンノ・フユルマン、 アグニェシュカ・グロホウスカ 、 マリア・シュラーダー 、 ヘルバート・クナウプ 、 キンガ・プレイス 


「太陽と月に背いて」「秘密の花園」のアグニェシュカ・ホランド監督が、ナチス占領下のポーランドで、地下水道にユダヤ人を匿った実在の人物を映画化したヒューマン・ドラマ。
最初はお金目当てだったごく平凡な中年男が、いつしか損得を超えてユダヤ人を救うために自ら危険を冒していく姿を、主人公の心の葛藤を軸にリアルかつサスペンスフルな展開で描き出していく。2011年度のアカデミー外国語映画賞ノミネート作品。

1943年、ナチス占領下のポーランド。
下水修理の仕事をしているソハ(ロベルト・ヴィエツキーヴィッチ)は、ナチスの迫害を恐れて地下水道に隠れようとするユダヤ人に手を貸し、代わりに金銭の見返りを要求する。
地下水道を知り尽くしたソハは、彼らの隠れ場所を手配し、定期的に食料を調達して過酷な潜伏生活をサポートしていく。しかし子供も多く、次第にナチスの厳しい追及をかわすことが困難になる。
自分の妻子や若い相棒にも危険が迫り、一度は手を引こうとするソハだったが…。
(allcinemaより)
 
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事実の映画化。
ソハは下水修理を生業としているが、空き家になったユダヤ人の家に盗みに入ることを副業にしています。そのソハがユダヤ人を助けたのはお金が目的。
その現実的なソハに、少々ビックリしながら見ていました。
 
ソハが次第に自分の身の危険を省みずにユダヤ人を助けていくことになるのですが、その気持ちの変化に、人の本来の「善」を見たいという気持ちでいっぱいになります。
助かったユダヤ人が主役ではなく、助けたポーランド人側から描いてる作品。
事実だったということで、息苦しさは拭えません。エンタメ的な描き方ではなかったですね。
 
以下wikiからの抜粋です。
---ソハはその後しばらくしてソビエト軍の暴走トラックから娘を救ったために事故死する。ソハソハの死を「ユダヤ人を助けた天罰」と言う者もいたように、人間は神を利用してまでお互いを罰したがる。
ソハと妻ヴァンダ(マグダレナ)ら6,000人以上のポーランド人がイスラエルから表彰されており、本作は彼ら全てに捧げられている。---

 

 





 

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