和やか-散歩

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360

2013年05月28日 | こんな映画見ました~(洋画)
『360』
---360---
2011年(イギリス/オーストラリア/フランス/ブラジル)

監督: フェルナンド・メイレレス 
出演:アンソニー・ホプキンス、ジュード・ロウ、 レイチェル・ワイズ 、 ベン・フォスター 、 マリア・フロール 

世界の七都市を舞台に、メビウスの輪のように絡み合う複数の男女を描く群像劇。アルトゥール・シュニッツラーの戯曲『輪舞』の、マックス・オフュルス監督版(1950)とロジェ・ヴァディム監督版(1964)に続く三回目の映画化。
監督は「シティ・オブ・ゴッド」「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス、脚本は「フロスト×ニクソン」のピーター・モーガンが担当。
出演はアンソニー・ホプキンス、ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズなど。
魅力的な題材とそうそうたるスタッフ・キャストが揃ったものの、映画自体の出来は期待されたほどではなかったようで、日本では劇場未公開作品となってしまった。


大企業のエリート社員(ジュード・ロウ)はコールガールと待ち合わせるが会えずに終わる。
彼の妻( レイチェル・ワイズ)はブラジル人の写真家と不倫をしており、写真家の恋人は不倫を理由に彼と別れて単身リオへ。
失踪した娘を探す初老の男性(アンソニー・ホプキンス)と知り合った後、彼女は空港で男性(ベン・フォスター)と知り合い部屋に誘うが、その男性は執行猶予中の性犯罪者だった。
(allcinemaより)


 



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日本未公開、DVD鑑賞です。

 

いや~、私はとても面白かったです~☆

 

これは未公開だったなんて知らなかったんですよ。

単館で公開されたと思っていたのですが、記事アップするのでネット検索したところ、未公開と知りちょっと驚きでした。

 

キャストも良かったし、オムニバス形式でしたが、一つ一つの物語がしっかり描かれていて、そして全部がラストに綺麗に繋がっていました。

 

ことしの私のベストに浮上するかも~って思ったのですが未公開だったなんて・・・。

 

私の感覚が違うのかな、、、とちょっと落ち込む。。。(笑)。

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L.A. ギャング ストーリー

2013年05月26日 | こんな映画見ました~(洋画)
『L.A. ギャング ストーリー』
---GANGSTER SQUAD---
2012年(アメリカ )

監督: ルーベン・フライシャー 
出演:ジョシュ・ブローリン、 ライアン・ゴズリング 、 ショーン・ペン 、 ニック・ノルティ 、 エマ・ストーン、 ジョヴァンニ・リビシ、 ロバート・パトリック



1940年代後半から50年代にかけて、ロサンゼルスで繰り広げられた衝撃の実話を基に、警官としての正体を隠し、街を支配する伝説のギャングに戦いを挑んだ男たちの運命を描くクライム・アクション。
主演はジョシュ・ブローリン、共演にライアン・ゴズリング、ニック・ノルティ、エマ・ストーン、ショーン・ペン。
監督は「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー。

1949年、ロサンゼルス。
街は巨大犯罪組織のボス、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン )に牛耳られ、不正や悪がはびこっていた。
また、彼の影響力は政治家や警察内部にも深く浸透し、表立って取り締まることはほとんど不可能だった。
そんな実情を見過ごせずにいたジョン・オマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)に、ある日ついに市警本部長から密命が下る。
それは、少数精鋭の極秘部隊“ギャングスター・スクワッド”を結成し、ミッキー・コーエンの組織を隠密裏に壊滅せよ、というものだった。
さっそくオマラによってジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)ら署内のはみ出し者ばかり6人が集められた。
そして、彼らは街の未来を取り戻すため、警察バッジを外し、法に縛られることなくギャング顔負けの手段でミッキー・コーエンに立ち向かっていく。
(allcinemaより)


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面白かったです~☆

 

ギャング ストーリーという邦題なので、ゴッドファーザー擬きなのかな、、、と思っていました。

が、違ってました。

ギャングを一掃するお話しでした。

それはそれはスカッとする展開です。

 

キャストもそれぞれハマり役!

よくも集めた~という位、皆ピッタリ!

俳優さんが皆ハマり役と思えるほど、好演していたという事です。

 

特に、ショーン・ペンの迫力と上手さはさすがです。

あのサウンドバックを叩いている身体は、本物?と思ってしまいました。

 

エマ・ストーンも綺麗でライアンとの相性も良かったですね~。

 

これが実話を基にしたお話しというから、怖い。。。

そして悪に立ち向かう男たちが必ず出てくるのもアメリカの事実です。

 

初めから終わりまで、息つく間もないという速い展開とは違うのですが、気持ちはずーっと画面に釘づけされてしまうのです。

 

ハリウッド映画のファンなら必ず楽しめると思います~!!



           


           


          

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ブリッツ

2013年05月25日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ブリッツ』
---BLITZ---
2011年(イギリス)

監督:エリオット・レスター 
出演:ジェイソン・ステイサム 、 パディ・コンシダイン 、 エイダン・ギレン

「トランスポーター」シリーズ、「エクスペンダブルズ」のジェイソン・ステイサムが、正義感は強いが暴力的なはみ出し刑事を演じるクライム・サスペンス。

監督はCM業界で活躍し、これが長編2作目のエリオット・レスター。

 

サウスロンドン警察のブラント刑事(ジェイソン・ステイサム)は、犯罪者への容赦のない暴力がたびたびマスコミで非難の的となっているが、正義感と仲間を思う気持ちは人一倍で、同僚たちとは揺るぎない絆で結ばれていた。

そんな中、警官ばかりを狙った狡猾な殺人鬼“ブリッツ”(エイダン・ギレン )による連続殺人事件が発生、ブラントは新任のナッシュ巡査( パディ・コンシダイン )とコンビを組み捜査に当たる。

やがてブリッツの正体が、バリー・ワイスという男であることが判明するが…。

(allcinemaより)

 

 

 

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まさにジェイソン・ステイサムのはまり役で面白かったデス。

ダーティー・ハリーのキャラハン刑事より尚ダーティーで、あくどい刑事でした。

 

展開も速く、見る側にキャラハン刑事のように心くすぐる甘さを感じさせない鋭さです。

でも、その正義感がスカッとさせてくれます。

 

アクションものがお好きならオススメです~☆

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16歳の合衆国

2013年05月24日 | こんな映画見ました~(洋画)
『16歳の合衆国』
---THE UNITED STATES OF LELAND---
2002年(アメリカ)

監督:マシュー・ライアン・ホーグ 
出演:ライアン・ゴズリング 、 ドン・チードル 、ジェナ・マローン、 レナ・オリン、 ケヴィン・スペイシー 

突然、刹那的な殺人という凶行に走ったごく平凡な16歳の少年の心の内を真摯に見つめた衝撃の青春ドラマ。

本作がデビューとなる新鋭マシュー・ライアン・ホーグ監督が、ロサンジェルスの矯正施設で教員生活を送った時の実体験を基に脚本を執筆、作品のテーマに共鳴したケヴィン・スペイシーが製作にも名を連ね映画化を後押しした。

恋人の弟を殺してしまった主人公の複雑な心の葛藤と、事件で安定を失ってゆく周囲の人々の人間模様をリアルに描く。主演は「タイタンズを忘れない」「完全犯罪クラブ」のライアン・ゴズリング。


16歳の少年リーランドはある日突然、知的障害を持つ少年ライアンを刺し殺してしまう。

殺された少年はリーランド(ライアン・ゴズリング )の恋人ベッキー(ジェナ・マローン)の弟。

リーランド自身も一緒に遊ぶなどよく面倒を見ていた。周囲の誰もが衝撃を受ける中、彼は逮捕され、矯正施設へ収容される。

しかし、殺人の動機については決して何も語ろうとしない。

教官を務めるパール(ドン・チードル)は、聡明でとても殺人を犯すようには見えないリーランドに強い興味を抱く。

売れない作家でもあるパールは、彼の心の奥底を解明することで本が書けるのではないかと期待し彼に近づく。

そして、野心を秘めつつリーランドのカウンセリングを始めるだったが…。
(allcinemaより)

 

 

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ライアン・ゴズリング出演の映画の記事アップの度に、この『16歳の合衆国』を見ていないナ、、、と気になっていました。

やっとDVD鑑賞しました。

 

ライアンのその後の活躍が頷けるような主演映画でした。

脇を固めるドン・チードル、ケヴィン・スペイシーが良かったです。

 

平凡な16才の少年が殺人に走ったその込み入った心を、切ない瞳で演じたライアンがお見事でした。

 

ジェナ・マローン、上手い子役でしたが思ったほどブレイクしなかったですねぇ。。。

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テンペスト

2013年05月23日 | こんな映画見ました~(洋画)
『テンペスト』
---THE TEMPEST---
2010年(アメリカ)

監督: ジュリー・テイモア 
出演:ヘレン・ミレン  、ラッセル・ブランド、 リーヴ・カーニー、 クリス・クーパー 、フェリシティ・ジョーンズ




解舞台の演出家出身のジュリー・テイモア監督が、シェイクスピアの同名戯曲を「クィーン」のヘレン・ミレン主演で映画化。

原作の主人公プロスペローを女性のプロスペラに置き換え、愛と裏切り、そして復讐の物語をCGを用いた幻想的な映像を織り交ぜ描き出していく。

 

かつてのミラノ大公プロスペラ(ヘレン・ミレン)は、弟アントーニオ(クリス・クーパー )の奸計によって国を追われ、娘のミランダ(フェリシティ・ジョーンズ)とともに孤島に流れ着くと、魔術の腕を磨きながら復讐の時を待つ。

それから12年、ナポリ王アロンゾーとミラノ大公アントーニオを乗せた船が大嵐に見舞われ、一行は命からがらプロスペラとミランダが住む島へと流れ着くのだが…。

(allcinemaより)


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シェークスピア最後の作品という事と、ヘレンミレン主演という事に興味を持ち、DVD鑑賞してみました。

 

シェークスピアというと重い印象がありますが、ウィキによりますとこれは喜劇に分類されてる?らしいです。

ヘレン・ミレンが演じたプロスペラは原作では男性だったそうです。


摩訶不思議な世界の話しです。

魔女、妖精や怪獣も飛び出し、ファンタジーというか、、喜劇というか、復讐劇というのか。。。

 

私は楽しめなかったデス・・・。


どんな話しかなぁ~という興味がおありでしたらどーぞ。
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アンナ・カレーニナ

2013年05月22日 | こんな映画見ました~(洋画)
『アンナ・カレーニナ』
---ANNA KARENINA---
2012年(イギリス)

監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、 アーロン・テイラー=ジョンソン 、 ケリー・マクドナルド 、 アリシア・ヴィキャンデル 、 エミリー・ワトソン、 ドーナル・グリーソン 


ロシアの文豪トルストイの同名小説を「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督&キーラ・ナイトレイ主演コンビで映画化した文芸ラブ・ロマンス。

全てを捨てて真実の愛に生きる道を選んだヒロイン、アンナ・カレーニナが辿る悲痛な運命を、舞台劇を取り込んだ大胆な演出を織り交ぜ、絢爛豪華に描き出す。

共演はジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ケリー・マクドナルド、ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル。


19世紀後半のロシア。

アンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)は社交界の華と謳われる美貌の持ち主。

しかし、夫である政府高官カレーニン(ジュード・ロウ )との間に愛を感じられず、満たされぬ日々を送っていた。

そんなある日、兄夫婦のもとを訪れた彼女は、若き将校ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と出会い、一目で恋に落ちてしまう。

許されぬ恋に必死に心を鎮めるアンナだったが、舞踏会で再会した2人にもはや燃え上がる情熱を抑える術はなかった。

一方、アンナの兄嫁の妹でヴロンスキーに想いを寄せるキティ( ケリー・マクドナルド)。

彼女は、田舎の地主で純朴な好青年リョーヴィン(ドーナル・グリーソン)からの求婚も断り、ヴロンスキーとの結婚を信じて待ち続けていたのだが…。
(allcinemaより)


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ヴィヴィアン・リー(1948年)、ソフィー・マルソー(1997年)主演の映画はビデオ鑑賞しています。

キーラのカレンも本当に綺麗でした。

舞台仕立てにちょっと度胆抜かれました。

そういう表現の仕方だとは知らなかったので・・・。

 

私は古典的な撮り方のリー主演、マルソー主演の方が感動的でした。

ただ、こちらは衣装が素晴らしいし、映像が綺麗でした。

私としてはジョードの味方しちゃうのでカレンへの思い入れが薄かったカナ。。。。

 

特に感動したという作品ではありませんでしたが、まあ楽しめました。

 

若き将校ヴロンスキーを演じたアーロン・テイラー=ジョンソン、素敵でした。

若い頃のジョードのこの役を見てみたかったです。



 


 


 


 


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天使の分け前

2013年05月17日 | こんな映画見ました~(洋画)
『天使の分け前』
---THE ANGELS' SHARE---
2012年(イギリス/フランス/ベルギー/イタリア)

監督: ケン・ローチ 
出演:ポール・ブラニガン 、 ジョン・ヘンショウ、 ガリー・メイトランド、 ウィリアム・ルアン 、 ジャスミン・リギンズ 、 ロジャー・アラム、 シヴォーン・ライリー 、 チャーリー・マクリーン 

解「ケス」「麦の穂をゆらす風」の名匠ケン・ローチ監督が、荒んだ環境に生まれ育ったスコットランドの若者を主人公に描く感動のハートフル・コメディ。
暴力に明け暮れた先の見えない生活を送る青年が、ウイスキーが取り持つかけがえのない出会いをきっかけに初めての希望を見出すさまと、仲間たちと挑む人生の一発逆転を賭けた一世一代の大勝負の行方を、スコッチウイスキーの奥深い世界とともにユーモラスかつ痛快に描き出す。
主演は本作のリサーチ中に見出されたという新人、ポール・ブラニガン。



長引く不況で若者たちの多くが仕事にあぶれるスコットランドの中心都市グラスゴー。
教育もままならない環境に育ち、親の代から続く敵対勢力との凄惨な抗争が日常と化した日々を送る青年ロビー(ポール・ブラニガン)。
恋人レオニー(シヴォーン・ライリー)の妊娠が判明し、心を入れ替えようとした矢先に再び暴力事件を起こしてしまい、裁判所から300時間の社会奉仕活動を命じられる。
そこで彼が出会ったのは、同じく社会奉仕を命じられた男女3人の若者と、彼らの指導にあたるウイスキー愛好家の中年男ハリー(ジョン・ヘンショウ)だった。
ロビーはやがて、親身に接してくれるハリーからウイスキーの奥深さを学び、興味を持つようになる。そして、ひょんなことから“テイスティング”の才能に目覚めるロビーだったが…。
(allcinemaより)


 



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ケン・ローチ監督の作品ですし、予告を見た時から是非見たいと思っていました。

 

荒んだ青年が、自分でも気づかなかったテイストの才能に気づき、社会に力強く生きていく姿を描いたという展開にも魅力を感じました。


天使の分け前というのは、蒸留していくウイスキーが年2%ほど蒸発して失われる分のことだそうです。

私はこの文章を読んだとき、その蒸発していくと言われてるウイスキーを集めて大儲けをするのかと思っていました。(^_^;)

ところが、**、話の展開は幻のウィスキーを盗む話し**だったんですね~(笑)。


でも、ロビーが自分の下の得意技に気づき一人の社会人として成長していく姿、それを見守ったハリーとのやり取り、そして一緒に立ち直ろうとした友達のあり方、それらがとても心地よく心に響いて来ました。

 

若者と彼らを見守った大人に心の中で拍手~~!!

やり切れない現実があることもしっかり見せつけられて、希望も見いだせるという展開で終わる・・・。

 

いい映画でした。


    


   


   


 

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リンカーン

2013年05月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『リンカーン』
---LINCOLN---
2012年(アメリカ )

監督:スティーヴン・スピルバーグ 
出演:ダニエル・デイ=ルイス 、 サリー・フィールド、  ジョセフ・ゴードン=レヴィット 、 ジェームズ・スペイダー 、 トミー・リー・ジョーンズ 



「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が、“アメリカ史上最も愛された大統領”エイブラハム・リンカーンの偉大な足跡を映画化した感動の伝記ドラマ。

 

国が大きく分断された過酷な状況において、リンカーンはいかにして奴隷解放という大いなる目的を達成するに至ったのか、その知られざる政治の舞台裏を、理想のリーダー像という視点から丁寧に描き出していく。

主演は本作の演技で「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続いて、みごと3度目のアカデミー主演男優賞に輝いた名優ダニエル・デイ=ルイス。

共演はサリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ。



南北戦争末期。国を二分した激しい戦いは既に4年目に入り、戦況は北軍に傾きつつあったが、いまだ多くの若者の血が流れ続けていた。

再選を果たし、任期2期目を迎えた大統領エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス )は、奴隷制度の撤廃を定めた合衆国憲法修正第13条の成立に向け、いよいよ本格的な多数派工作に乗り出す。

しかし修正案の成立にこだわれば、戦争の終結は先延ばししなければならなくなってしまう。

一方家庭でも、子どもの死などで心に傷を抱える妻メアリー(サリー・フィールド)との口論は絶えず、正義感あふれる長男ロバート( ジョセフ・ゴードン=レヴィット )の北軍入隊を、自らの願いとは裏腹に黙って見届けることしかできない歯がゆさにも苦悩を深めていく。

そんな中、あらゆる手を尽くして反対派議員の切り崩しに奔走するリンカーンだったが…。

(allcinemaより)


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とても丁寧に、そして多分史実に基づいて大事に作られた作品という印象です。

リンカーンについて、南北戦争に勝利し、黒人解放を行った偉大な大統領、でも暗殺されてしまった、という事くらいしか知らなかったデス。


確かにこの映画はそういうリンカーンの生き方の流れでした。

リンカーンが憲法の修正案を通すために苦労したこと、戦争の終焉との板挟みだったこと、夫として父親として悩んだことなどを描いた作品だという事は、予告で予想していました。

なので歴史映画として、どのくらい楽しめるかな~~という感じで映画館に行ったのです。


中盤はなんとなく中だるみな感じで、ふと、お勉強映画かな、、、と思ってしまいましたが、終盤はさすがスピルバーグ監督、見せてくれますよね。


 

結末も展開も分かっている歴史の物語ですが、その迫力に圧倒されました。


素晴らしいキャストの演技がその迫力を生み出しているのです。

 

ラストは、先日見た「声をかくす人」を思い出しながら見ていました。

 

アメリカ大統領って、映画になるかならないか、英雄かそうでないか、時代によって扱われ方が変わってくることもあるのでしょうけど、リンカーンは間違いなくアメリカ合衆国の偉大な大統領であることを深く印象付けられた作品でした。



          

 

        

 

             

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