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カンパニー・メン

2011年10月07日 | こんな映画見ました~(洋画)
『カンパニー・メン』
---THE COMPANY MEN---
2010年(アメリカ )

監督:ジョン・ウェルズ
出演:ベン・アフレック 、 クリス・クーパー、 ケヴィン・コスナー 、 マリア・ベロ 、 ローズマリー・デウィット 、 クレイグ・T・ネルソン 、 トミー・リー・ジョーンズ


ボストンの大企業GTXに勤めるエリート・ビジネスマン、ボビー・ウォーカー(ベン・アフレック )は、愛する妻マギー(ローズマリー・デウィット)と2人の子どもたちに囲まれながら何不自由ない幸せな毎日を送っていた。
ところが、その順風満帆な人生は、リーマン・ショックによって一夜にして暗転してしまう。
会社側の突然のリストラ通知に為す術もないボビー。
しかも解雇手当はたったの12週間分。
それでも最初はすぐに再就職できると高を括っていたものの、不採用の連続に自信もプライドも打ち砕かれていく。
そんな厳しい現実に負けそうになる彼を、マギーは献身的に支える。
やがてボビーは、工務店を営む義兄ジャック(ケヴィン・コスナー )に頭を下げ、かつては見下していた肉体労働に汗を流すのだった。
一方その頃、GTX社ではさらなるリストラによって2人の重役ジーン(トミー・リー・ジョーンズ )とフィル(クリス・クーパー )にも非情な解雇が告げられ、それぞれ苦境に立たされることとなるが…
監督は大ヒットTVシリーズ「ER 緊急救命室」や「ザ・ホワイトハウス」を手がけてきた俊英、ジョン・ウェルズ。これが記念すべき長編監督デビューとなる。
(allcinemaより)


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ケヴィン・コスナーのファン友3人で見に行って来ました。
このファン友お二人はケヴィンの初期からのファン、私はやや遅れてハマったファンなんです。
それでも、かなり古いお付き合い・・・。
ケヴィンの映画がだんだん間隔が明いてきてしまい、一緒の映画館鑑賞もだんだん間隔が明いてきてしまいましたヨネ・・・。
 
で、映画ですが・・・。
見た感想は、良かったです!
現実を正面から捉えた、派手ではなく心に沁みてくるような作品でした。
 
リーマンショックで世の中がひっくり帰るような騒ぎになったのは、そんな昔ではないのに、映画になってしまうと何だか遠い日のように思えてしまいます。
 
リーマンショック以前のベン・アフレック演じるボビーのようなサラリーマンが、アメリカには溢れるほどいたのでしょうか。
アメリカの豊かさは日本の豊かさとは桁が違うぞっ、て感じです。
そして、会社の整理にあたって、その冷酷さも日本とは違う印象です。
「マイレージ、マイライフ」のジョージ・クルーニーの顔がちらついてました(笑)。
 
この映画、役者が揃ってて、その役者がそれぞれに良かったのです。
主演はベン・アフレックなので、彼が軸となっていますが。。。
妻のマギーが現実をしっかり語ってくれてますし、シーンとフィルが重役の苦悩を語ってくれます。
ジャックが労働者の生活を見せてくれてます。
それぞれのキャストの演技に無駄がなく、しっかりと語りかけてくれて、重みが感じられました。
 
 
ケヴィン・コスナーも自分の映画を撮ることにこだわらず、こういう形でスクリーンに数多く現れてくれるとファンには嬉しいのですけどね。
目指せ~、ポール・ニューマン!!が私たちファン3人の合言葉(笑)。
 

    

               

 

    

コメント (8)
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