MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

図書館の本の傷は

2010年07月14日 | BOOKS
 図書館で文庫本を借りたら、表紙がカッターで切られていました。
 この場所は、カバーについている文庫本マークの場所。
 時々「カバーについているマークを集めるとオリジナルブックカバーがもらえる」など、出版社のキャンペーンが張られることがあるので、マークを集めている人はいるのですが……。図書館の本を切るなんて!そして、カバーだけでなく表紙まで切るなんて!

 私は本を愛しているので、こういう愚行には腹がたって仕方がありません。

 子どもと一緒に読む絵本もそう。
 間違い探しに丸がついていたり。おやつの食べこぼしが挟まっていたり。
 破れていることも多いのです。

 こういうときは、必ず司書さんに報告です。
 破れも、汚れも、自分で直せそうなところもありますが、かならず付せんをつけていって、返却時に報告します。

 時々「子どもが破いてしまったから」と、家にあるテープで補修してしまう人がいるそうですが、専用のテープでないと黄変したり、劣化して、本まで傷めてしまいます。
 図書館の本は、図書館にある図書専用の補習材で修理してもらうのがベストです。
 ただ、返却された際にすべてをチェックするのは無理なので、「ここが破れてます」「ここに書き込みがあります」と伝えるのが大事です。

 もしも借りる前に傷などを見つけたら、直してもらってから借りることにしています。破れている本を借りていくと、読んでいる時に破れを大きくしてしまうことがあるからです。
 司書の皆さんが忙しいときは、修理を依頼して予約して帰ります。
 気持ちよく読めるほうがいいですものね。

 家の本は、「耐候化」「耐老化」「黄変しにくい」というテープが市販されていますので、早めに修理を。
コメント
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