MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

かりんの砂糖漬け

2007年03月22日 | 料理&美味しいもの
 3ヶ月ほど前、ご近所さんが「長野の人だから食べ方分かるよね」と、かりんを3つ下さいました。
 「あ、はい」とは言ったものの、自分では料理したことがない!
 野沢菜のとき同様、「見てるだけ」の記憶しかないのです。

 祖母は、かりんを砂糖漬けにしていました。
 「ノドに良い」と、咳が出ると砂糖漬けのシロップを飲んだものです。

 ネットで調べたら、長野県の地酒メーカー「武重本家酒造株式会社」のホームページで「かりんの砂糖漬け/かりんの清酒漬け」の作り方を見つけました。
 (※ リンク先が文字化けしているときは、テキストエンコーディングから「Shift_JIS」を選んでみてください)

 「そうそう」と思い出しながら、実の部分を砂糖に、芯の部分を清酒に漬けました。

 先日、シロップと実にわけて、実の部分を圧力鍋で煮てジャムを作りました。煮てみると、ワインレッドの色した少し渋みのあるジャムの出来上がり。色の変化が劇的でビックリです。シロップも懐かしい、独特の味がしました。

 りんごに比べると、かりんはちょっと食べるのが面倒な果物です。
 それでも、小さい頃を思い出したとき、「どんな味だったろう?」と恋しくなるような気がします。

<関連リンク>
武重本家酒造株式会社
 実家に帰ったら必ず飲む日本酒「御園竹」「牧水」の会社です。
「かりんの砂糖漬け」
 写真をクリックすると、さらに複数の写真入りの詳しいレシピを見ることができます。
 (※ リンク先が文字化けしているときは、テキストエンコーディングから「Shift_JIS」を選んでみてください)
果実の知識【カリン】<丸果石川中央青果>
 「カリン」と「マルメロ」の見分け方が載ってます。
 「黄色く色づいて、香りが良くなって、表面が脂っぽくなってきたら」熟した合図で、料理のタイミングなんですね。
 「カリン酒」「カリンのシロップ漬け」「カリンジャム」のレシピもあります。
コメント (4)
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