行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

人間として価値ある生き方

2016年02月19日 | 法句経
たとえ百歳の寿命を得るも

無上の教えに会うことなくば

この教えに会いし人の

一日の生にも及ばず


(法句経第115番)

くら長生きしても、真理に近づくことがなければ、

真理に近づいた人の1日にも及ばないということです。

もっと簡単に言えば、長生きしても中身がなければ意味がないということでしょうか。

私は、中身のある人生とは、

金持ちになるとか、偉くなるとかということではなく、

人間としてまともな考え方ができたり、行動することが大事だと思っています。

人徳とか、人間としての当たり前の優しさを持ち合わせていることです。

社会的な地位が高くても、冷酷であったり、人徳のない人はよくありません。


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