行雲流水

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宮崎奕保禅師の言葉

2016年04月19日 | 禅の心
自然は立派やね。

わたしは日記をつけておるけれども、

何月何日に花が咲いた。何月何日に虫が鳴いた。

ほとんど違わない。規則正しい。


そういうのが法だ。法にかなったのが大自然や。

法にかなっておる。だから自然の法則をまねて人間が暮らす。

人間の欲望に従っては迷いの世界だ。

真理を黙って実行するというのが、大自然だ。


誰に褒められたくも思わんし、これだけのことをしたら、

これだけの報酬がもらえるということもない。


時が来たならば、ちゃんと花が咲き、

そして、褒められても、褒められんでも、

すべきことをして黙って去っていく。

そういうのが実行であり、教えであり、真理だ。
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