行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

つぶやきまとめ5

2022年03月15日 | 仏の心
「個」を尊重しつつも、網の目のようにそれが単独では存在できないというのが、縁起であり無我ということだろう。自分勝手に生きるのでなく、おかげさまの心で生きるのが縁起であり無我なのだ。

人間の悩みや苦しみの多くは、自分の姿が正しく見えないことによる。誰でも経験する若い時の恋愛の失敗もそう。起業などの挑戦の失敗もそう。一番わからないのは自分なのだ。自分のことは検索してもわからないよ。

怒りや悪口は麻薬のようなもので、依存に陥ると自分の心も人間関係も悪化していく。怒りや悪口はほどほどに。

田んぼの土が固いと稲ができないように、心が執着で固くなっていると思考力が低下する。心の田んぼを耕やそう。

【優しい言葉をこころがけよう】For in many things we all stumble. If anyone doesn’t stumble in word, the same is a perfect man, able to bridle the whole body also.私たちは過ちを起こす存在です。もし、言葉で過ちを起こさないのなら、その人は完全な存在です。(ヤコブの手紙3ー2)自分から出る言葉は時として他人を傷つける凶器にもなります。優しい言葉をこころがけましょう。

カルトであれ陰謀論であれ、「こんな凄いことはみんなに教えてあげなければ」という善意のつもりがトラブルの元になる。しかし、多くの人はそれが凄いことではないことを知っているし、悪意にしかみえない。

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