行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

愛語

2012年07月27日 | 禅の心
言葉は生きていて、魂が込められています。言葉は人を癒やし、人を傷つけます。場合によっては凶器にさえなります。
最近、汚い言葉、破壊的な言葉が多くなってきたような気がします。
汚い言葉や、破壊的な言葉を使っていると、結局は自分に跳ね返ってきます。
極楽は、言葉を必要としない。
人間界は、言葉が必要である。
地獄は、言葉が通じない

 と言います。地獄は、言葉が通じないというよりも、汚い言葉や破壊的な言葉であふれかえっている世界であると言ってもいいのかもしれません。
人間には言葉が必要です。人を傷つける言葉を発するよりも、人を癒やす言葉を多く発した方が、よりよい人間生活を送っていくことができるのは、言うまでもありません。

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