行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

源頼朝の弟の墓

2009年10月02日 | 旅行
鳥取市

源範頼は、源頼朝の異母弟で、源義経の異母兄です。

頼朝は疑い深い男だったので、範頼に謀反の疑いをかけて、

伊豆の修善寺に幽閉してしまいます。

史実としては、範頼は修善寺で自殺していることになっているのですが、

因幡の国に逃げて、生き延びたという言い伝えもあります。

当時因幡の守だった大江広元がこのことを鎌倉に報告し、

頼朝家臣の梶原景時が因幡の国にやってきて、範頼を探索しました。

梶原景時が源範頼を発見したときには、すでに仏門に入っており

景時はあきらめて鎌倉に帰りました。

その後源範頼は45歳で病死し、霊石山に葬られたと伝えられています。

源範頼の墓と伝えられているものが、霊石山に残っています。

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