「稀勢の里 がっくり! YOMIURI ONLINE」
大相撲秋場所も昨日(29日)が千秋楽で、白鵬が優勝した。ところで、気になっていたことをひとつ。
今場所の稀勢の里、腰高だと再三再四指摘され、かっての横綱挑戦時の勢いがないとNHK解説に言われていたが、
日馬富士に豪快に勝ち、ひょっとしたらひょっとするかもと微かな期待を持った。それが14日目にあっけなく消えた。
その微かな期待がため息に変わったのは数秒後。土俵の空気が一気に萎むのが手に取るようにテレビ画面から読み取れた。
日馬富士に勝った稀勢の里への期待が大きかった分だけ落差も大きい。
何度こんな場面を見てきたろうか。 稀勢の里は執念が無いと言うか、勝負にたいする厳しさと執念がモンゴル力士に比べ格段に落ちるようだ。
白鵬を筆頭とするモンゴル出身力士は、スピード感もあり、勝負、勝ちに対する執念が稀勢の里を筆頭とする日本人力士にくらべ格段に強い。
勝負に対する考えが甘いんだと思う。白鵬に勝負を挑む前日、稀勢の里は「思い切っていくだけ」と冷静に答えていたとあった。
横綱に挑む大関だったら、思い切っていくだけでは勝てないだろう。 相手は白鵬だ。勝つためには何でもありの相撲取りだ。
形勢不利とみたら勝負を逃げる。かって白鵬対稀勢の里戦、横綱は形勢不利と見るや、勝負に逃げて、立ち合いに変わった。
館内の相撲ファンから大ブーイングの、まさに興ざめの一番もあった。また立会で強烈な”かちあげ”で相手力士に脳震盪を起こさせる等横綱らしくない。
”かちあげ”は相撲の禁じ手ではないらしいが、テレビでみる総合格闘技の試合でも一瞬に決まる非常に危険な技。
脳震盪で倒れるのはかなり危険で、脳への影響もさることながら、気を失って倒れると受身も取れず、大きな怪我をすることもあるだろう。
形勢不利となると構わず張り手は喰らわす等、決して、横綱を張る立派な力士がとるような技ではないはずなのに、興ざめの相撲を白鵬は何度もとった。
横綱らしからぬ荒々しい取り口に批判もあるはずだが、それでも、今の日本人力士にこうした気迫や勝負への執念が欠けているのも現実だ。
この気持ちの高ぶりを、何がなんでも勝つんだという意気込みが、稀勢の里を始め今の若い日本人力士に最も欠落している部分かも知れない。
昨年の本ブログ、「大相撲 秋場所、2012,9、25」に稀勢の里について、こう書いていたが終わってみたら今年も何にも変わっていない。
「此処まできたら気迫の優位性が必要なのに、稀勢の里にはそれがなかった。
初めて優勝争いを引っ張る展開なのに「落ち着きすぎている。もっと熱くならないと」とは稀勢の里への新聞評だったが、
今場所も、場所が終盤戦になっていくにしたがい、自分より番付上位に当たるのにテレビ映る気迫が伝わってこない。
白鵬や日馬富士のモンゴル力士に一様にみられる、何がなんでも勝負勝つという執念が欠けている。
稀勢の里はまだまだ甘い!」
それにしても、何度も言うが稀勢の里にはまたしても”がっかり!”
大相撲秋場所も昨日(29日)が千秋楽で、白鵬が優勝した。ところで、気になっていたことをひとつ。
今場所の稀勢の里、腰高だと再三再四指摘され、かっての横綱挑戦時の勢いがないとNHK解説に言われていたが、
日馬富士に豪快に勝ち、ひょっとしたらひょっとするかもと微かな期待を持った。それが14日目にあっけなく消えた。
その微かな期待がため息に変わったのは数秒後。土俵の空気が一気に萎むのが手に取るようにテレビ画面から読み取れた。
日馬富士に勝った稀勢の里への期待が大きかった分だけ落差も大きい。
何度こんな場面を見てきたろうか。 稀勢の里は執念が無いと言うか、勝負にたいする厳しさと執念がモンゴル力士に比べ格段に落ちるようだ。
白鵬を筆頭とするモンゴル出身力士は、スピード感もあり、勝負、勝ちに対する執念が稀勢の里を筆頭とする日本人力士にくらべ格段に強い。
勝負に対する考えが甘いんだと思う。白鵬に勝負を挑む前日、稀勢の里は「思い切っていくだけ」と冷静に答えていたとあった。
横綱に挑む大関だったら、思い切っていくだけでは勝てないだろう。 相手は白鵬だ。勝つためには何でもありの相撲取りだ。
形勢不利とみたら勝負を逃げる。かって白鵬対稀勢の里戦、横綱は形勢不利と見るや、勝負に逃げて、立ち合いに変わった。
館内の相撲ファンから大ブーイングの、まさに興ざめの一番もあった。また立会で強烈な”かちあげ”で相手力士に脳震盪を起こさせる等横綱らしくない。
”かちあげ”は相撲の禁じ手ではないらしいが、テレビでみる総合格闘技の試合でも一瞬に決まる非常に危険な技。
脳震盪で倒れるのはかなり危険で、脳への影響もさることながら、気を失って倒れると受身も取れず、大きな怪我をすることもあるだろう。
形勢不利となると構わず張り手は喰らわす等、決して、横綱を張る立派な力士がとるような技ではないはずなのに、興ざめの相撲を白鵬は何度もとった。
横綱らしからぬ荒々しい取り口に批判もあるはずだが、それでも、今の日本人力士にこうした気迫や勝負への執念が欠けているのも現実だ。
この気持ちの高ぶりを、何がなんでも勝つんだという意気込みが、稀勢の里を始め今の若い日本人力士に最も欠落している部分かも知れない。
昨年の本ブログ、「大相撲 秋場所、2012,9、25」に稀勢の里について、こう書いていたが終わってみたら今年も何にも変わっていない。
「此処まできたら気迫の優位性が必要なのに、稀勢の里にはそれがなかった。
初めて優勝争いを引っ張る展開なのに「落ち着きすぎている。もっと熱くならないと」とは稀勢の里への新聞評だったが、
今場所も、場所が終盤戦になっていくにしたがい、自分より番付上位に当たるのにテレビ映る気迫が伝わってこない。
白鵬や日馬富士のモンゴル力士に一様にみられる、何がなんでも勝負勝つという執念が欠けている。
稀勢の里はまだまだ甘い!」
それにしても、何度も言うが稀勢の里にはまたしても”がっかり!”