雨上がり、庭のバラも咲き始めた。
蔓バラの一種、これは最初から庭に植えたのが良かったのか良く育ち、剪定も早めに済ませておいたもので、白地に淵がピンクの「ピエール・ドゥ・ロンサール」、満開よりこの程度の開き加減がバラらしく見える。それにしても、この「ピエール・ドゥ・ロンサール」の蕾の本数はまことに多い。
数年前までは、10数本の大輪のバラを庭に植えていたが、それらの殆どを整理し残したバラの一本で、今年一番最初に咲いたのが「ローズデキャトルヴァン」。このバラの花は濃赤色の特徴的な花形をした大輪の花で、切れ込みが入り、多くの層からなって、雨上がりに甘酸っぱい良い香りがする。
原産地熊本・球磨川沿いの「ツクシイバラ」はもう咲いたと現地のFBに投稿してあった。この「ツクシイバラ」が家の庭にも一株有る。枝の成長は著しく速くてかつ旺盛で、適当な時期を選んでバサーっと剪定せねばならない。剪定すると言っても枝には棘があり、これが難渋で革製の手袋を使わないと手は傷だらけになる。しかし、この剪定作業が上手くいくと、辺り一面をパッと明るくするよう華やな花が咲く。だが、今の蕾の状態からすると咲くのはもう少し先のようだ。しかし一斉に咲き始めると、「ツクシイバラ」は豪華で最も見応えがする。
その他にもイラン原産の蔓バラも一株庭にあり旺盛に枝を伸ばし成長しているが、まだ咲いたのを見たことない。そして、今年の春、近くの園芸専門店 で新しく買った四季咲きバラ「イブピアッチェ」と「シャルルドゴール」の2本。まだ背丈が30㎝程の小さいが、来年に期待。