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野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

秋の野草@野々池貯水池

2022-11-04 06:57:48 | 野々池周辺
今日は11月3日、文化の日の休日。朝から良い天気で雲一つなく快晴。先週は肌寒かったが今日は暖かく長袖一枚では汗ばむほどの天気。野々池貯水池のジョギングコースに出て久振りにゆっくりと散策して来たが、貯水池の土手は結構色んな秋の花が咲いて見ていて楽しい。

一番気になっていたのがリンドウ。
毎年、11月初め前後頃にいつも咲き始めるリンドウを見に土手を降りる。周辺は一面枯草でツリガネニンジンがポツンポツンと咲いている中に、今の時期、リンドウは10個程度が開花しているが、末に掛けてもっと開くはず。
      
 

次に、フジバカマ。
フジバカマは秋の七草の一つで、古くから日本人が好んだ野の花として良く知られている。野々池のフジバカマは背丈も20~30㎝程の本当に小ぶりで注意してみないと見落とす程小さいが、花の形はしっかりとしている。数年前までは家の庭にもフジバカマを植えており、毎年、アサギマダラが飛んでくるのが楽しみだったが、整理してしまったので、だからアサギマダラも飛んでこない。庭に植えたフジバカマに比べたら随分と小さく芳香は全くしない。それでもハナムグリや蝶がはしっかりと花弁にくっ付いている。
 
      
       
繁々とフジバカマとリンドウを探しながら歩いていると、目の前にアケビの葉が下がっている。その葉を追っ掛けるとアケビの実。こんなところにアケビがなるのかと、見ると中身は既に無くなっていた。林崎疎水の近辺にもアケビは群生しているが結実したのを見たことがないので、まさか野々池貯水池でアケビの結実を見るとは思いもせず、これには本当にびっくりした。結局、この枝に結実した実が2個、落下した実が1個あった。来年は注目して置かねばなるまい。
 
   
  

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葛の花@野々池貯水池

2022-09-16 06:20:57 | 野々池周辺
野々池貯水池の外周路を歩いていると、甘い香りが流れて来た。
この匂いはなんだろうと、見ると一面に葛の花が咲いている。香りを放つ葛の花に出会ったのは何年振りだろうか。毎年、この時期の野々池貯水池は葛が夾竹桃に巻き付いてよく目立つのだが、香りを放つ時期の葛の花に出会った事がなかった。場所を変えて確認してみるも、今年の葛の花は確かに甘い香りがする。咲き始めの葛の花は大きな葉の下に隠れていることが多く、決して目立つことはないが、下の方の花が咲き始めると、葉の上にせり上がって出てくるのでよく目立つ。今日の葛の花の下の方は花弁は萎んでいたので、咲き始めからしばらくたったのだろう。何とも不思議な形の花だ。花は下の方から咲き始め、最初は淡紅色であるが、だんだん濃い紅になり、さらに紫へと変化してゆく。その色は鮮明と言うにはやや暗く、咲いた順番に下方の花は紫色のまま地面に落ちて散ってゆくが、花自体は沢山のつぼみを付けているので順次上に花が登っていく。花姿といい、色の付き具合といい、摩訶不思議さをもった山野草だと思う。
  
葛は山に蔓延るだけの雑草から、効能効果の極めて高い薬草に変ってきた。
緑一面の葛の葉も、秋になり、冬になると、茎は次第に固くなって木質化しクリスマスリース用に刈り取る人を、ここ疎水で見かける。面白そうなので調べると、 葛の根は葛根湯の原料として多用される話は有名だが、その花の部分にも高い効能があることが最近の研究で注目されているそうだ。花の乾燥したものは生薬名では葛花(カッカ)といい、特に日本、中国、台湾やアジア諸国で二日酔いの予防や症状を和らげるために使用されるとのこと。これに加えて、最近注目を集めているのが「葛の花」にイソフラボンやサポニンなどの有効成分が含まれていることがわかってきたそうだ。
  
  
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芙蓉の花@王塚公園

2022-08-05 06:15:53 | 野々池周辺
8月4日、このところの猛暑続きが今日の朝は曇り空で、心地よい風が吹いていることもあり過ごし易い。クマゼミとアブラゼミの鳴く声が朝から鬱陶しいほど響いてくる。

朝、王塚古墳の周濠周りを車で走っていると、この時期に咲き始める芙蓉の花が目に付く。毎年、7月の終わりかけに咲き始め、8月の中旬頃に満開となるが、ことしも例年と同じ時期に咲き始めた。この夏の花は好きな花で、王塚公園の端を通る度に気にして見るが、咲き始めるとホットする。この芙蓉の花を見るとなぜだが心が落ち着くのだから不思議なのだ。
 
      
直径10-15cm程度の花で、朝咲いて夕方にはしぼむ1日花だが、花の周りには沢山の蕾が待機しているので、長期間にわたって毎日次々と開花し、とても一日花とは思えない。そして、一番の見どころは、朝日にあたる芙蓉の花の柔和で穏やかな花弁の見事さに、この花を見ると、不思議に心が落ち着くこと。どの種類の芙蓉の花にもみられる、一種独特のフワ~とした花姿は同じでも、この芙蓉は見惚れてしまうほどに美しい。だから、此処、王塚公園内に咲く、この芙蓉の花は好きである。

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夏の草刈り、2022

2022-07-22 06:29:00 | 野々池周辺
毎年そうだが、夏と冬の2回、野々池貯水池土手の草刈りを管理元明石市役所の水道局が実施する。
この作業、見るのが大好きだ。何処からともなく、草刈り機の音がし始めると、刈った草の匂いが音に続いて漂ってくる。この匂いは何とも言えず、好きな匂いだ。野々池貯水池の夏の草刈りで青草を刈った時の匂いは特に心地よい。STIHL 製2サイクルエンジン付き刈払い機の独特の音に乗って心地よく作業が進み、刈った後の仕上げも綺麗で、刈った傍から草を集めて車に積み込む作業を繰り返しながら、最後はエンジン付きブロワーで残り葉を散らし掃除すると鳥が寄ってきて虫をついばむ。今年は内周路の土手から始まり、次は外周路に続き、最後にジョギングコース中央を分けているアベリアをトリマーで刈り揃えて作業が終了するには一ヶ月は掛かる作業で、この時期、雨が降る時期でもあり、最後に全作業が終了する頃には、一番最初に刈った草はかなり伸びてくるから、賽の河原によく似ているが、確認のため作業監督者は作業済みの場所をカメラに収めている。
 

ちょうどその時、貯水池では噴水装置の試運転だろうか、噴水が勢いよく上がっていた。久し振りにみる野々池貯水池の噴水だったので、デジカメに撮ろうと構えている最中に、暫くすると噴水が止まった。1989年頃、貯水池に噴水装置が設置され、毎年5月頃から、夜、ライトに照らされ上がる噴水の向うにライトアップされた明石大橋が重なり合う光景は見もので、この光景を見に野々池貯水池に上ってくる人も多かったのだが、2012年か13年ごろに、経費節減とかで休止して以来、今なお休止続行中。野々池貯水池は高台にあり、夏場、池からの涼しい風もあって、ランニングやウォーキングする人で陽が落ちても絶え間ない。
 
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オニユリ@野の池貯水池

2022-07-15 06:31:37 | 野々池周辺
 
12日の大雨の後の翌日、晴れの日、野々池貯水池から今年初めての蝉の声が聞こえてきた。
早速、野々池貯水池に上がり、ウォーキングがてらに小枝に留まっているクマゼミを一匹素手でつかまえる。この時期の蝉は至って簡単に捕まる。片方の羽根を掴まえてブラブラ降ると蝉はビービーと鳴く。直ぐに鳴いている黄色の腹を押さえて泣き止ますと、それも飽きて離すと直ぐに飛んでいく。暫くして違う場所でまたクマゼミを捕まえ、暫らく同じように遊んでから、オニユリを見に行った。

同じ場所に咲く「オニユリ」の花の数が減っているようにも思えたが、近くに寄ってみると、違う場所に広がって咲いている。写真に撮ろうと、オニユリの近くに寄っていくと、木の陰に隠れて咲いているオニユリをたくさん見つけた。毎年、オニユリを見つける度にむかごを取っては周辺にばらまいてきたが、ひょっとしたら、それが次第に広がり育っているのかもしれない。だが、オニユリの写真撮りはある意味、難行だ。近くに寄っていくと、すぐそばにノイバラの枝が縦横に伸び、ズボンに引っかかるぐらいならまだしも、気が付くと半袖の腕数ヵ所に血がにじんでいる。イバラの棘がひっかいたものだろう。”イバラの道”とはよく言ったもんで難行だ。それでも近づき写真に収めて帰ると、ズボンはオニユリの黒い花粉があちこちに付着して簡単に落ちず、即洗濯機行となる。  
  
橙赤色の花びらは外側にくるりと反りかえり、暗褐色の斑点が特徴的なオニユリの花、茎の上半部には腺毛があって、葉の脇に黒紫色のムカゴを作る。花粉は赤褐色で衣類などにつくと、なかなか落ちない。まだ閉じている花弁に指を突っ込んで中の花粉を集めて、別の堅い葉の中に閉じ込め2~3日発酵させ、これを指先につけると、マニュキュアみたいに爪が紅く染まる。この遊びを子供時代に興じていたとは女房の昔話。
 
 
  








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合歓の木@野々池貯水池

2022-06-29 06:16:20 | 野々池周辺
今日(28日)も朝から猛烈な暑さがやってきた。
ニュースによると、近畿地方は今日、梅雨明けしたと言っている。平年の7月19日より21日早く、統計開始以来、最も早い梅雨明けだそうだ。 更には今年の梅雨の期間は14日で今迄の中で最も短い梅雨の期間だったと言う。部屋の中は風が良く通るので簾を前後2枚吊るしているが、6月末だと言うのに、なにせ33度近くまで上がったので、たまらずクーラーを付けた。
   野々池の「ねむの木」は大小2本あり、一本は大木で背丈が優に16m強。もう一本は疎水沿いから水を分岐した水路の近くにあり、こちらの方の背丈は3mほどで、毎年決まって同時期に花を付ける。現役の頃、毎日の会社への行き帰り、この季節になると何時もこのねむの木の下を通り、梅雨時の季節を感じてきた。雨が降ると、ジョギングコースにねむの花が落ちているが、その花にも優雅さがあった。一度だけ、台風の暴風雨時、大きな幹が折れたことがあるが、今は折れた幹を除く元気な幹に花を付けているので折れた痕跡は良く見ないとわからないほどになった。ねむの木は、その種をみるとマメ科だと直ぐに分かるが、冬になると種をつけ、それが冬の風と共に飛び散り、家のベランダにも飛んでくるし、野々池貯水池の土手には、風に乗って飛来した種から伸びた1m弱のねむの木が数本ある。しかし、年2回の土手の一斉草刈で伸びきらない。
 
 
 
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ネジバナ@野々池貯水池

2022-06-13 06:30:00 | 野々池周辺
 「ネジバナ@野々池貯水池」
何時もなら梅雨に入ると、野々池貯水池の土手にネジバナが咲く。
野々池貯水池の土手のネジバナの花を撮ろうと、雨があがった晴れの日に行ってみるも、ネジバナが咲いている場所は土手に染みこんだ雨水が出てくる。だから、梅雨時のネジバナの撮影はズボンを濡らさぬように苦労するが、関西の今年は今だ梅雨時に入っていないので、そんなに苦労無しにネジバナを撮ってきた。内周路の土手の草の中を歩きながらネジバナを探す。注意してみないとこの花を見つけることはなかなか難しいが、一度みると特徴があるだけにすぐにわかる。スート伸びた細い茎に螺旋状にピンクの花が房状に咲き、野ランの一種とあるが、本当に品のある花姿で見つけると感動ものだ。ネジバナの背丈は小さく20㎝にも満たず、それにびっしりとピンクの花が捻じれて咲く。小さいので焦点を合わせて写真を撮るのが難しいが、写真に上手く撮れてと何故か何時もほっとする。 時期が良かったのか、ネジバナが沢山咲いていたので、花瓶に飾ってみた。土手に咲くネジバナは上に向かって真っすぐ伸びているが、花瓶にさすと横向きになったネジバナは途中から曲がって上方に向かう。
  
  

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今度はオオシオカラトンボ

2022-06-10 06:37:52 | 野々池周辺
天気も良く涼しい風も吹くので、たまたま庭に庭椅子を持ち出しバラの花をぼーっとして見ていると、バラの支柱の先端にトンボが飛んできて留まった。このトンボも初めて見た。写真に撮り、図鑑をみると、羽根の先端と根元が黒ずんでいるのが特徴 のオオシオカラトンボの未成熟虫のようだ。夏になると、野々池貯水池では良くトンボを見かけるが、よく見るシオカラトンボ類は水色が多く、このトンボのように中央部が黄色なのは初めてだ。オスは成熟するにつれて、未熟の時のメスの様な黄色と黒色が消失し水色に変色するそうで、メスは未熟色のまま成熟するようだと書いてある。
そんなに日も経っていないのに、数種のトンボを庭で見た。一つ目はトンボ本体が黒っぽく地味なのだが、腰の部分がやけに蛍光の様に浮いた黄色のコシアキトンボ、次は先日飛んできたコオニヤンマ。 

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カリステモン@野々池貯水池、2022

2022-06-08 06:20:08 | 野々池周辺
 「野々池貯水池のカリステモン」
 野々池貯水池には一本だけだが、樹丈15mを超えるカリステモン(金宝樹)の樹がある。
洗浄ブラシに似た花姿が面白く、オーストラリア原産のちょっと変わった木。日本では「お金が貯まる」とか「この木を植えると家が栄える」とか言われている「金宝樹」なので、野々池貯水池から当方の家にも「お金」や「幸せ」が風に沿って流れて来るようにと願いながら「金宝樹」を眺めているものの、一向にご利益は跳んでこない。 

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スイカズラ@野々池貯水池

2022-05-20 06:19:15 | 野々池周辺
 
今の野々池貯水池には「スイカズラ」が咲いている。
2個並んで咲く花弁は始めは白色で、その後、淡黄褐色に変化するらしいが、現実は白い花と古い黄色い花が一緒に残っている。花に甘い蜜があり「蜜を吸うつる植物」だからスイカズラ(吸葛)だと言われているので、実際1個の花を取って吸ってみても花の蜜らしきものは全く出てこない。また、香水のような甘い香りもするとも書いてあるが、実際嗅いでみても香水のかけらも漂わず、と言うところ。ただ野々池貯水池で実際に咲いている花は夾竹桃に巻き付いているので、葉、枝、根っこ周りに毒を持っている夾竹桃に巻き付く「スイカズラ」を沢山とって吸ってみようと言う勇気もなかった。また、ウキペディアには花や茎葉は生薬や食用にも多用されたとも書いてある。
 
   





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