今日は11月3日、文化の日の休日。朝から良い天気で雲一つなく快晴。先週は肌寒かったが今日は暖かく長袖一枚では汗ばむほどの天気。野々池貯水池のジョギングコースに出て久振りにゆっくりと散策して来たが、貯水池の土手は結構色んな秋の花が咲いて見ていて楽しい。
一番気になっていたのがリンドウ。
毎年、11月初め前後頃にいつも咲き始めるリンドウを見に土手を降りる。周辺は一面枯草でツリガネニンジンがポツンポツンと咲いている中に、今の時期、リンドウは10個程度が開花しているが、末に掛けてもっと開くはず。



次に、フジバカマ。
フジバカマは秋の七草の一つで、古くから日本人が好んだ野の花として良く知られている。野々池のフジバカマは背丈も20~30㎝程の本当に小ぶりで注意してみないと見落とす程小さいが、花の形はしっかりとしている。数年前までは家の庭にもフジバカマを植えており、毎年、アサギマダラが飛んでくるのが楽しみだったが、整理してしまったので、だからアサギマダラも飛んでこない。庭に植えたフジバカマに比べたら随分と小さく芳香は全くしない。それでもハナムグリや蝶がはしっかりと花弁にくっ付いている。



繁々とフジバカマとリンドウを探しながら歩いていると、目の前にアケビの葉が下がっている。その葉を追っ掛けるとアケビの実。こんなところにアケビがなるのかと、見ると中身は既に無くなっていた。林崎疎水の近辺にもアケビは群生しているが結実したのを見たことがないので、まさか野々池貯水池でアケビの結実を見るとは思いもせず、これには本当にびっくりした。結局、この枝に結実した実が2個、落下した実が1個あった。来年は注目して置かねばなるまい。
