🍓股関節後面の筋肉群は主に伸筋群と呼ばれることが多いです。
これは足が地面に着いていない状態で、股関節を伸展(股関節を後ろにそらす)する筋肉を意味します。
1.大殿筋 だいでんきん
2、大腿二頭筋 (ハムストリングス) だいたいにとうきん
3、半腱様筋 (ハムストリングス) はんけんようきん
4、半膜様筋 (ハムストリングス) はんまくようきん
5、梨状筋 (深層外旋六筋) りじょうきん
6、上双子筋 (深層外旋六筋) じょうそうしきん
7、下双子筋 (深層外旋六筋) かそうしきん
8、内閉鎖筋 (深層外旋六筋) ないへいさきん
9、外閉鎖筋 (深層外旋六筋) がいへいさきん
10、大腿方形筋 (深層外旋六筋) だいたいほうけいきん
股関節を伸展する筋肉はお尻のふくらみを形成する大殿筋と、ももの裏にある大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋です。
大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の三筋は、一般的にハムストリングスと呼ばれています。
ハムストリングスは膝関節の下まで延びていますので、膝の痛みに関連します。
皆さんの中には、お尻のふくらみは脂肪がほとんどではないかと考えている方が多いようですが、実はほとんどが筋肉です。
お尻のふくらみを形成する大殿筋は非常に大きな筋肉です。
その大殿筋の深部には小さな6つの筋肉があります。
この小さな筋群は深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)と呼ばれ、股関節を外旋(脚を外に回す)する働きがあります。(下図の右のお尻は大殿筋を取り除いて深部が見えるようにしています。)
深層外旋六筋のさらに深層に股関節が存在します。