股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

炎症の形

2012-12-17 05:14:13 | 股関節の基礎
現在高松にいます。
今夜の飛行機で東京へ帰ります。
明日の夜は六本木ヒルズに出没します。
皆さん、風邪ひいたらあかんで!



変形性股関節症の主体は股関節の炎症です。

この炎症は何かの形として検査上にはでないのであろうか?

ひとつの形としては、MRIに出ることがあります。
下の写真は炎症が写っているMRI画像です。


このケースの場合、右は正常ですが、左には炎症があります。
初期の頃は、関節可動域に制限があり、動作に痛みがありました。
関節の拘縮を予防しつつ、筋肉の正常化をはかってきました。

最近はゴルフ、軽いテニスができるようになっています。

左右のMRI画像

左の画像に“水”が溜まっているのがわかります。

左股関節の拡大画像です。


股関節に炎症が起きると、その炎症を冷やすために関節液(いわゆる“水”)が集まるので、その水が白く写っていますね。




炎症はレントゲンには写らないのでしょうか?
これは難しいことなのですが、画像の股関節周りに白いモヤモヤが写ることがあります。
その画像のモヤモヤが無くなり、霧が晴れるようにスッキリな画像になると炎症が収まってきたと判断できます。

血液検査上はどうでしょうか?
慢性関節リウマチの様に全身性の疾患の場合は、一般的な血液検査に異常が出るでしょう。
しかし、股関節だけのような局所的な小さな炎症は血液検査には出ません。
しかし、しかし、もっと特殊な血液検査法なら股関節の炎症がわかるのではないかと思っています。
ぜひ、臨床検査技師の方や看護師の方に教えていただきたい課題です。

股関節の局所的な炎症が簡単にわかる血液検査方法があれば、股関節の治療に革命が起きる可能性もあると思うのです。
私もいろいろな分野の方から情報を集めたいと思っています。



新大阪、高松で患者さんと話をしていて、病院での治療の選択肢の無さ、説明の少なさに不満を持っている方々が多いことと、今だにレントゲン画像だけによる診察だけで、病院に行くと不安が強まり症状が悪化していく現状を強く感じました。



話は変わりますが、霧島の村山さんにこう言われることがありました。
「松本さんの考え方は、先に進みすぎていてなかなか理解されませんが、段々時代が追いついてきますよ。」
私は主に診察法の基本をもっと幅広く行って欲しいと訴えているだけなのですが、ある意味村山さんのいう通りなのかもしれませんね。
そい言われれば、最近の理学療法士は筋トレよりも筋肉をほぐそうという先生が増えてますね。
20年前なら考えられないことです。

このブログも来年1月でまる7年です。
何回もやめようと思ってきましたが、まる7年でやめます。


…先日までそう考えていたんだけど、今回の出張でいろいろ考えましたね。

今後もこのブログを通して、皆さんの診察環境が改善されて行くような記事を書いて行こうと思いました。
こうなりゃ、死ぬまで続けたる!


皆さんも、不満を感じているようでしたら受診現場で先生に不満を訴えて欲しいです。








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