股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

“筋肉の病気”の正体 4

2011-08-20 10:33:36 | 筋肉の話


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筋肉が病気になると痛みが出やすくなります。

それが一番の特徴かもしれませんが、これは股関節の炎症性の痛みとは異なります。
筋肉内、または筋肉周囲の血流が悪くなるための痛みです。


突き詰めると、筋肉が病気になると血流が悪くなるのです。


この血流の悪さが、筋肉の疲労回復を遅らせるために、なかなか痛みの改善が難しくなってくるのです。
痛みの原因は筋肉内にたまる痛みを発する物質(発痛物質)です。
循環障害によって、この物質も流れにくくなり、どんどんたまりやすくなってしまうのです。


筋肉の病気になると、筋肉内ではしこりができ、そこを押されると強い痛みを感じるようになります。
また、痛みがほかの場所に広がりやすくなります。
これを関連痛といいますが、股関節周囲に痛みが出ると膝や足首や腰が痛くなりやすいのはこの関連痛も関係しています。


下の図は、筋肉が病気になると起こる、腱炎、腱鞘炎、軟骨軟化症の説明図です。
真ん中の赤丸が、病気になって縮んだ筋肉です。



筋肉の本体が縮むと、両端の腱が引っ張られて腱に痛みが出やすくなります。(腱炎)
同じ原理で、手や足に腱鞘炎(足にも腱鞘炎は起きるのです)が起きやすくなり、関節の軟骨は軟骨軟化症になりやすくなります。

軟骨が減る原因については、軟骨再生力の弱い遺伝子がある事は有名ですが、軟骨軟化症という原因があるのも事実です。
遺伝子だけで説明されると全く対策が無くなりますが、軟骨軟化症の予防と考えると対策はあるのです。
軟骨軟化症については、教科書の122ページに説明しています。


深圧で、短縮した筋肉を緩めることは一種のストレッチ法(直接ストレッチ)であり、病気の筋肉を緩めることにより、腱炎、腱鞘炎、軟骨軟化症の改善・予防となります。
また下記のような症状の改善・予防となります。




【筋肉の病気によるその他の症状】
●むくみ
●目の不鮮明
●耳鳴り
●流涙
●疲れやすさ
●めまい
●膝折れ症候群
●睡眠障害
●頭痛
●うつ状態
●便秘
●免疫機能低下
●自律神経障害

この筋肉の病気は、レントゲン検査や血液検査では異常が出ないため、様々な症状を訴えても「大丈夫です。」と言われることが多いです。

しかし、このような様々な症状が出るかもしれないのです。




筋肉の病気、なめたらいかんぜよ!
鬼龍院花子に怒られそうです。








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変形性股関節症を怖がらないでね