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2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #03:ユナイテッド航空UA804便で太平洋と北米大陸横断

2014-01-18 | 旅行
ユナイテッド航空UA804便機内から見る昼下がりのワシントンD.C.近郊


#02:お洒落な空港特急と成田空港の飛行機たちからの続き


午後4時半頃、夕闇迫る冬の成田空港を飛び立ったワシントンD.C.行きユナイテッド航空UA804便のボーイングB777はすぐに太平洋上空に抜けて日本を離れ、一路北東へと進路を取ります。
これから千島列島・アリューシャン列島に沿うように北回りで太平洋を横断した後、今度はアラスカ辺りからカナダ上空を通り北米大陸を横断する長い長いフライトの始まりです。



機内では同行者の皆とは席が離れてしまったので、いつもの一人旅と同じような気分での気ままな空の旅です。


先ずは、ウェルカムドリンクとスナックのサービス。
アメリカといえばやっぱりドリンクは本場のCokeでしょ(笑)
スナックが塩味プレッツェルなのもアメリカのエアラインらしい…あれっ、以前乗ったKLMオランダ航空でもプレッツェルだったっけ?

ドリンクサービスがひと通り行き渡ったら、今度は機内食。
メニューのチョイスはチキンorビーフだったようですが、僕の座っていた席は配られるのが最後の頃だったせいでビーフしか残っていませんでした。
鶏肉料理のほうが好きなのに、残念!



これがUA804便の機内食(夕食)、ビーフ。
牛丼ですね。ちゃんと紅生姜も添えられています。
でっかいサラダも付いていたのが嬉しい。


食後のデザートとコーヒー。

ユナイテッド航空と言えば以前は機内で出されるコーヒーはすべてStarbucksブランドで、ちゃんとスタバのロゴ入りカップで出されるという念入りなサービスを行っていたので有名だったのを憶えていますが、コンチネンタル航空との経営統合の関係か現在はスタバではなくノンブランドのコーヒーになってしまいました。

食事を終えたら、後はもうやることがありません。
窓のブラインドを上げてみても、既に真っ暗になった空とこれも真っ暗な夜の太平洋が広がっているのみ。
パーソナルモニターで映画(カルト的な人気を呼んだ話題作「パシフィック・リム」や、日本未公開のドリームワークス製作CG長編アニメ「TURBO」もあって、結構充実したプログラムでした)を見ているうちに、年末期の仕事疲れもあってぐっすり…

周囲がざわついているので目を覚ますと、いつの間にか目の前のテーブルに夜食が置かれていました。
夜食サービスは寝ているとパスされてしまうことが多いのですが、CAさんか隣席の人が気を遣って置いといてくれたようです。



という訳で、寝ぼけ眼をこすりつつ有難く頂きます。
チーズサンドイッチと、日本ブランドのアイスクリームでした。

そう言えば、以前はユナイテッド航空の太平洋線の夜食サービスは「きつねらぁーめん」と書かれた謎のカップ麺が出ることで有名でしたが、スタバのコーヒー同様に謎のカップ麺も姿を消してしまいましたねぇ…ちょっと寂しい。


窓のブラインドを上げてみると、薄明るくなった空の下には一面の雲。
そろそろ日付変更線を越えて、アラスカをかすめてカナダの上空に入った頃でしょうか。


五大湖の上空で国境を越えてアメリカの領空に入ります。

目的地ワシントンD.C.もだいぶ近づいてきた頃、朝食の機内食が配られます。



朝食はパスタとオムレツから選べたのですが、これもオムレツしか残っていませんでした。
なんだか茶碗蒸しのような食感のオムレツと、フライドマッシュポテトとソーセージ。
いかにもなアメリカ的朝食。


朝食を食べ終わったら、もう後はワシントンD.C.へと向けて最終の着陸態勢に入ります。ずっとジェット気流に押されて飛んでいる関係で、予定よりだいぶ早く到着できたようですね。
朝陽が眩しい…と言いたいところですが、日本との時差がある上に日付変更線も通過しているので飛行機が今いる地点の現在時刻は成田空港を出発するより以前の2013年12月28日の午後2時半頃です。何となくタイムトラベル気分を味わえて面白いのですが、その分時差ボケも酷くなるのが困りもの。


成田空港からおよそ12時間。
ユナイテッド航空UA804便は無事にアメリカ合衆国ワシントンD.C.のダレス国際空港に到着しました。
太平洋と北米大陸の両方を横断する、長い長い空の旅でした。



#04:到着、ワシントンD.C. 最初の夜に続く


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