天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

幻のファイナルラン

2011-03-11 | 実況
鹿児島本線熊本駅以南、先程「津波警報発令の為に全列車運転見合わせ」が決定しました。

…リレーつばめ最終列車「リレーつばめ67」号も、熊本駅で運転打ち切りとなります。
新八代へのファイナルランは、幻となりました。

~さよなら、リレーつばめ~ TSUBAME Commencement

2011-03-10 | 鉄道
一つの旅は終わり、列車は走り去っていく。
…そして、また新しい旅が始まる。






その旅は歴史に刻まれ、新しい旅人たちの道標となる。
…明日、新たなる歴史が始まる。


さようなら、リレーつばめ。そして、「特急つばめ」として走った787系。
君を愛した旅人は、決して君のことを忘れない。


TSUBAME Commencement

リレーつばめ、
明日、ファイナルラン


~さよなら、リレーつばめ~ 新しい玄関たち

2011-03-09 | 鉄道

熊本駅の「裏」に準備された、新しい玄関。
新幹線熊本駅(熊本駅新幹線口)。
新幹線「みずほ」「さくら」の重要停車駅として、新しい旅の歴史を刻んでいく、若き熊本駅。


在来線の鹿児島本線にも新駅が。
富合駅
新幹線熊本総合車両所に隣接する、地元密着の駅。

今週末、新しい玄関たちのドアが開き、旅人を迎える。
そしてそこには、既に彼の姿はない…

リレーつばめファイナルランまで、あと2日

~さよなら、リレーつばめ~ 栄光は永遠に

2011-03-08 | 鉄道

九州新幹線と鹿児島本線が交わる新八代駅に停車する、特急「リレーつばめ」
新幹線と在来線の列車が同一平面上に相まみえる、極めて特殊なこの風景も、間もなく想い出となる。


「リレーつばめ」の専用車輌、787系交流特急電車。初代九州新幹線800系と共に、
かつて大日本帝国鐵道院がアジアの威信に懸けて運行した世紀の超特急「燕」 の血統を正統に引き継ぐ、
名実共に「つばめ」の為だけに産まれた、
日本の鉄道史上に永遠に燦然と輝き続ける傑作鉄道車輛である。


787系の車体を飾った栄光のTSUBAMEエンブレムも、
今は既に次の任務である九州各地を駆ける特急列車に対応した汎用マークに書き換えられていた。


九州の鉄道の一大ジャンクション、博多駅へと「つばめ」のバトンを引き継ぐ、
重任を背負った列車であることを象徴するサボ。


車体からエンブレムが消えても、この車輌の栄光もまた永遠に語り継がれるであろう。

究極の特急列車として走った787。
九州に甦った伝説の超特急787。

特急つばめ。

787 TSUBAME LIMITED EXPRESS INTERCITY KYUSHU

リレーつばめファイナルランまで、あと3日

~さよなら、リレーつばめ~ 新八代駅、準備万端

2011-03-07 | 鉄道
九州新幹線の現在の北端駅、新八代駅
現在はすべての特急「リレーつばめ」がこの駅を目指し、新幹線「つばめ」に九州縦断のバトンを引き継ぐ。
九州の一大結束点であるこの新八代駅も、
今週末にはその、やや身の丈に合わない重任を解かれ、九州新幹線の単なる一中間駅へと戻る。


新八代駅改札内コンコースに掲げられた、扁額拓本
曰く

夷若険天
遠致重引


逓信大臣、山縣伊三郎 と鉄道院総裁、後藤新平 による揮毫である。
かつて日本列島を縦貫する大鉄道幹線の一部、鹿児島本線として建設された現在の肥薩線、
矢岳第一隧道(トンネル)の両端入り口にそれぞれ掲げられているものだ。

明治42年に開業した肥薩線から一世紀余りを経て、新たなる日本の背骨として全線開業する九州新幹線。
先人たちの熱き心は、遙かなる時を越えてなお鉄路にしっかりと受け継がれている。


その横には、新たなる目的地へと向かうプラットフォームへと続く入り口が既に準備万端、
新世紀の鉄路の旅人たちを待っている。

リレーつばめファイナルランまで、あと4日

~さよなら、リレーつばめ~ 新八代駅到着!

2011-03-06 | 鉄道

鹿児島本線千丁駅を通過した特急「リレーつばめ」は、分岐して専用の取り付け線へと進入する。

在来線の鹿児島本線を跨ぐ九州新幹線の新八代駅へ。
「リレーつばめ」は一気に急勾配の取り付け線を駆け上がってくる!








九州新幹線「つばめ」に横付けした「リレーつばめ」。
優美な純白の「つばめ」と、質実剛健な黒い「リレーつばめ」。
九州の名列車同士が描き出す見事なコントラストも、間もなく追憶の彼方へと消え去ろうとしている。


リレーつばめファイナルランまで、あと5日

九州新幹線全線開業まであと僅か。
新幹線にその重任を引き継ぎ、走り去る「リレーつばめ」の風景を、
最後の週にこれから毎日、想い出語りしていこうと思います。
どうぞ暫しのお付き合いを…

天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

星たまご

2011-03-06 | 博物館・美術館に行く
これ、なーんだ!?

実は、プラネタリウムなんです!
直径4メートルのかわいいエアドーム式プラネタリウム、
その名も“星たまご”!

現在、プラネタリウムのリニューアル工事を行なっている熊本博物館に、
助っ人としてやって来たのです。


小さくても、中身は本格的。
五藤光学研究所製のピンホール式プラネタリウムで、約千個の星を映し出します。
すごいぞ星たまご!
※熊本博物館の許可を得て写真撮影・掲載しています

でも、熊本博物館での星たまごの活躍も今日(平成23年3月6日)まで。
本館のプラネタリウムがいよいよリニューアル工事を終えて、
全天周映像投影にも対応したデジタル映像機器を備えたプラネタリウムに生まれ変わって3月27日にデビューします!

しかも、
今年の夏休みにはあのHAYABUSA -BACK TO THE EARTH-(帰還バージョン・ディレクターズカット版)
が投影決定!

さらに何と!!
平成23年11月26日(土)・27日(日)を含む5日間、
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセル展示も行われるというのです!!

(※熊本博物館公式ホームページの告知による)

凄い…凄過ぎるぞ、今年の熊本博物館!!

これは何度も足を運ぶこと必至だな、ということで年間入場券を買ってしまいました(笑)
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-と、はやぶさくんのカプセル展示には毎週通うぞー!!


みなさん、今年の夏休みから秋にかけて、熊本博物館でお会いしましょう。
一緒に「はやぶさ」と遊びましょう!

天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

…ちなみに、熊本博物館にはこんなカッコイイ奴も居ます。

地元熊本の、豊肥本線で活躍した蒸気機関車9600型「69665」
引退後に博物館にやって来ました。博物館の庭、熊本城の森の中で、静かに隠居生活しています。

その横には、こんな気になるものも。

航空無線を傍受できる装置らしいのですが、
スイッチを入れたときにちょうど博物館の上空を飛行機が飛んでいないと何も受信できないそうです。
今日もスイッチを入れてみましたが飛行機は飛んでおらず、3分間延々とノイズが流れ続けるのみでした。
「あ~一度くらい、上手いタイミングで飛行機が飛んでる時にスイッチを押してみたい!
航空無線聞いてみたいよー!!」

名残りつばめ、名残り有明

2011-03-05 | 鉄道
今日は、夜明け前から起きて出かけました。
早朝の、鹿児島本線新八代駅。




やってきたのは、始発便の下り特急「リレーつばめ」
新八代駅では、それまで走ってきた地上の在来線から、高架上の新幹線へと横付けするために
取り付け線の勾配を駆け上がってやって来ます。

九州新幹線の全線開業まで、いよいよあと1週間。今日は「リレーつばめ」が走る最後の週末。
名残りを惜しんで、乗ることにしたのです。


新八代駅で新幹線「つばめ」の接続を受けた「リレーつばめ」は、
さっき駆け上がった築堤を今度は下って熊本方面へと走り出します。
夜明けの田園を見おろしながらの出発、
7年前に「リレーつばめ」だけの為に敷設された、通い慣れた専用の取り付け線を行き交うのもあと僅かの日々。


熊本駅で編成を増結、堂々たる姿となった「リレーつばめ」を見送って、豊肥本線に乗り換え。
普通電車で、郊外の町肥後大津へ。




肥後大津駅にやって来たのは、「リレーつばめ」と同じ787系電車を使用する特急「有明」
この1日1本だけの、肥後大津発の「有明10」号に乗りたくて、ここまでやって来ました。




九州新幹線全線開通後も特急「有明」は早朝深夜の僅かな本数のみ存続しますが、
もう豊肥本線への乗り入れは行われません。
肥後大津駅で、そして豊肥本線沿線で「有明」を見ることが出来るのもまた、あと僅かな日々。


豊肥本線は肥後大津から先の区間は電化されていないので、
電車特急の「有明」は此処から先へは行ったことがありません。
遠く阿蘇の山路へと続く線路を見つめる787系特急電車も、どこか寂しげ。

帰り道、鹿児島本線松橋駅で途中下車して、「リレーつばめ」の通過を待ちます。








やったー!!
予想通り、目の前で「リレーつばめ」同士がすれ違いました!


リレーつばめが飛び交う様子を見るのも、これが最後になるでしょうね。
…本当に、もうすぐお別れなんだなぁ。
そして今日、東北新幹線には「はやぶさ」が帰ってきました。
来週、九州新幹線にも「みずほ」「さくら」が帰ってきます。

クライストチャーチ、大地震…嗚呼!

2011-03-01 | 日記
ニュージーランドのクライストチャーチが大地震に襲われて、一週間になります。

…未だに、信じられません。
あの美しい街が、大変な被害を受けて表情を一変させてしまったことが。
多くの人々が傷つき、亡くなられたことが。
クライストチャーチでは今もなお、日本人を含む多くの人々が被災し救助を待っておられます。
祈ることしか出来ない自分に、ただ、もどかしさを感じる一週間でした。

僕は、一昨年の初夏に初めてクライストチャーチを訪れました。
あの街の美しさと優しい佇まい、そして穏やかな人々に魅せられ、再訪を願っていたのですが…

ニュージーランド星空旅記2009~2、クライストチャーチ・大聖堂と公園の街(2009年06月28日)


一人でも多くの方々の無事と、そして一日も早い復興、人々に笑顔が戻ることを、祈っています。
世界一美しいガーデンシティは、きっと力強く復活すると信じて止みません。

天燈茶房亭主mitsuto1976 拝