天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

急行「肥薩線縦断」号を見てきました

2014-03-09 | 鉄道

昨日走った復活特急「リレーつばめ15号」を利用した団体ツアーの折り返しの戻り列車として、
今日は鹿児島中央駅から肥薩線経由で熊本駅まで団体臨時急行列車「肥薩線縦断」号が運転されました。

「肥薩線縦断」号はSL人吉の専用客車を国鉄色のディーゼル機関車DE10が牽引するスタイルでの運転となりました。
いつの間にか、JR九州所属のDE10はクルーズトレイン「ななつ星in九州」に合わせた焦げ茶色の車体色に塗装変更された車輌が大半となったので、朱色の国鉄色DE10が客車列車を牽引する姿を見る機会はこれが最後になるかも知れません。

そして今週末からは、いよいよSL人吉の今季の運転も始まります!
人吉駅から熊本駅まではSL人吉のダイヤで走った「肥薩線縦断」号、次の土曜日の同じ時間に蒸気機関車58654に牽かれた姿でやって来ます。

もうすぐ熊本にも、SL人吉と一緒に春がやって来るのです!

撮影地:鹿児島本線小川―松橋間

2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #22:国立アメリカ・インディアン博物館

2014-03-09 | 博物館・美術館に行く
National Museum of the American Indian


#21:国立美術館(ナショナル・ギャラリー)からの続き

国立美術館を出てナショナル・モールを斜めに突っ切り、独特な外観の博物館にやって来ました。
ここは国立アメリカ・インディアン博物館。ネイティヴ・アメリカン(アメリカ先住民)の文化を総合的に扱うアメリカ合衆国で初めての博物館であり、スミソニアン博物館群の一員です。


国立アメリカ・インディアン博物館は、建物の建築デザインもネイティヴ・アメリカンの精神世界を象ったような不思議な美しさ。
彼らと同じアジアのDNAを受け継いでいるせいでしょうか、日本人の僕もどこか心落ち着く空間です。




館内の展示も、ネイティヴ・アメリカンの歩んできた歴史と文化を、目で見て心で感じられる構成になっています。
ここは是非、何度も訪れたい奥深さを感じる博物館です。

#23:ハーシュホーン博物館に続く

2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #21:国立美術館(ナショナル・ギャラリー)

2014-03-09 | 博物館・美術館に行く
National Gallery of Art


#20:朝の散歩、アメリカ合衆国議会議事堂からの続き


朝の散歩から戻ってから、あらためて国立美術館(ナショナル・ギャラリー)にやって来ました。
国立美術館は他のスミソニアン博物館群と共にワシントンD.C.のナショナル・モールに面して建っていますが、正式にはスミソニアン博物館の一員ではなくアメリカの国家が運営する国立美術館という位置づけとなっています。
それでも、スミソニアン博物館群と同様に入場無料で、誰もが人類共通の至宝である美術品を鑑賞する事が出来るという理念は同じです。素晴らしいことですね!

さて、そんな国立美術館ですが昨日の元日は休館日だったので、今日1月2日が今年2014年最初の開館日ということになります。
気合を入れて早朝からやって来たので開館と同時に一番先に館内に入れたので、これって事実上僕が2014年最初の国立美術館の見学者ってことかな?ミーハーな発想だけど(笑)


国立美術館の正面玄関を入ると、広いエントランスホールには屋内庭園と噴水がお出迎え。

そして、館内には膨大な室数の展示室と、その壁面に並ぶ名画の数々…



此処から先は、もう説明は不要でしょう。
誰もが一度は美術の教科書で見たことのある作品たちが、ずらり勢揃いで迎えてくれる美の迷宮。
国立美術館を彷徨い歩く至福のひと時を是非お楽しみ下さい…












…正直、これだけの作品を相手にすると、観ているだけで相当に疲れました。
まさに絵に魂を吸い取られる ようで、かなり体力を消費したのが自分でわかる程。

最後はとうとう疲労困憊してしまい、展示室のソファに身を沈めて半分眠るように絵を見ていた有り様。

そんな夢見心地で見た、ブリューゲルの悪夢の世界。ああ、気持ち悪くて気持ち良い…(笑)



そしてとどめは、ヒエロニムス・ボスが見せつける現し世の悪夢。死せる守銭奴とは、ボス先生もキツイねぇ(苦笑)
ああ、もっと悪夢の続きが見たいな…そうだ、この旅から帰ったら、今度はスペインに行こう!プラド美術館で、ボスの悪夢の続きを見よう、そうしよう…


夢うつつの絵画迷宮から、光の廊下を通って現実世界へと逃げ帰ります。



国立美術館には、地下通路でつながった東館もあり、こちらはモダンアートを取り扱っていますが、
残念ながら現在は改装工事中で、モビールの下がったエントランスホール以外は閉鎖中でした。

さあ、次の博物館へ行きましょう。
今日はスミソニアン博物館ツアーで最後の鑑賞日だから、どんどん行きますよ!

#22:国立アメリカ・インディアン博物館に続く