←3日目 夏の日の餘部鉄橋からのつづき
平成22年8月10日
朝早くに、京都市内へと通勤する妹の旦那kamiちゃんと一緒に出勤…じゃなかった出発(仕事しに行く訳じゃないしw)。
私鉄と地下鉄を乗り継いで、やって来たのは…

小雨そぼ降る平安神宮。
早朝からここにやってきた理由は、御礼参りです。
今年のお正月、小惑星探査機「はやぶさ」の無事の帰還を祈願しに来たんだ…
願いが通じて今年6月、彼が見事に地球に帰ってきた、その御礼をしに来たのです。
まだ人の少ない境内を、雨に濡れた玉砂利を踏んで進んで、二礼二拍手一礼。
「彼は、帰ってきました。ありがとうございます!」
さて、御礼参りは平安神宮だけでは終わりません。
京阪電車に乗って、次に向かったのは…

そらを翔ぶものすべての守り神、飛行神社。

JAXA宇宙研「はやぶさ運用チーム」の方も「はやぶさ」の無事を願ってお参りに来られたというここ飛行神社に、
僕もお正月にはやぶさ帰還祈願をしに来ています。
願いが成就した感謝を込めて二礼二拍手一礼してから境内を見てみると、お正月に自分が奉納した絵馬がそのまま提げられているのを見つけました。
僕の絵馬以外にも、幾つか「はやぶさ帰還」を願う絵馬があります。皆んなも、ここにお参りに来たんだなぁ…
折角なので、新しい絵馬を奉納しました。


イカ坊、あかつきくん、みちびきさん、観測ロケットS-520-25、そしてはやぶさ2…
「はやぶさに続く者たち」がみんな元気に旅立ちますように!
御礼参りを終えたら、今度は大阪で近鉄に乗り換えて富田林へ。

単線でのんびりムードの近鉄長野線、川西駅で下車して向かう先は…

すばるホール。
ここのプラネタリウムで上映中のH A Y A B U S A -BACK TO THE EARTH-を観に来たのです!
小惑星探査機「はやぶさ」の大冒険の旅路を全編超高精細なフルCGの全天周映像で描き出したプラネタリウム映像作品H A Y A B U S A -BACK TO THE EARTH-(以下HBTTEと略)は現在、全国のプラネタリウムで上映されていますが、特に「はやぶさ」帰還直後からは同作品にも注目が集まり、大変な人気プログラムとなっています。
僕はHBTTEを昨年3月の大阪市立科学館での完成試写会で観ているのですが、「はやぶさ」帰還後にプラネタリウムで観るのはこれが最初。
作中で描き出された「不死鳥の地球帰還シーン」が現実となった今、改めてこの作品を観直してみたくなったのです。
すばるホールのプラネタリウムに来るのは勿論初めてですが、客席が傾斜式のドームなのでゆったりと観ることが出来ました。
ただ、投影画像の明度がやや暗すぎる感じだったのが残念(宇宙の星空がバックのシーンだと、はやぶさが背景に沈み込んで見え難くなってしまいます)。
そして作品を再見した感想は…
「地球帰還シーンを、そこで見てきたように殆ど完璧に再現しているんだ!実際の帰還の1年以上前に制作された作品なのに…なんてことだ!!」
…正直、鳥肌が立ちましたね、改めて。
そして、エンディング直前に表示される「…現在、地球を目指し航行中である」の文字を見た瞬間、涙腺が崩壊…
ああ、結局また大泣きしてしまった。地球帰還前に観たときとはまた違ったかたちで。
近鉄で大阪に戻ってから、Twitter仲間のnao_planetariumさんと合流。
初対面だけど、歳が近いせいもあってすぐに意気投合。HBTTEや宇宙談義を肴に美味しいお酒を酌み交わして、嬉しい気分のまま京都支部へ帰投。
ああ、楽しい1日だった!
平成22年8月11日
今日は、妹mogmogの出勤に続いて出発。
行先は…

大阪市立科学館。
そしてここにきた目的は、

そう!昨日に引き続いて今日もHBTTE鑑賞です。
大阪市立科学館は僕が初めてHBTTEと出会った場所。そして同作品の企画・制作にも関わった、まさにHBTTEの本拠地ともいうべきプラネタリウムです。
それにしてもさすが本拠地だけあって、大阪市立科学館でのHBTTE人気は凄まじいものがあります。
開館前の午前9時過ぎに到着したときには正面入口前には既に20メートルほども入館待ちの人達の行列が出来ていたのですが、9時半の開館と同時に殆どすべての人が13時からのHBTTEのチケットを購入、あっという間に売り切れてしまいました。
僕ももう少し到着が遅かったらチケットを入手出来なかったかも…
それにしても、これだけの人気ぶりにも関わらずHBTTEが1日1回しか上映されないプログラムというのは腑に落ちません(夏休み中は、一時的に上映回数が追加されたようですが)。
何しろ本拠地なのですから、もっと重点的にHBTTEを上映する位の配慮があってもいいのでは…?
思わず「この作品は富田林のすばるホールでも上映されていますので、チケットを購入出来なかった方は近鉄に乗ってすばるホールへどうぞ!」と誘導してはどうだろうと考えてしまったり。
暫く館内を見て回り、学芸員の方がライブで行うサイエンスショー(これは面白かった!テーマは花火だったんだけど、なるほど花火は燃料と酸化剤を配合されてるし「固体燃料ロケット」と実質同じものだから水中でも燃えるんだねぇ…)を楽しんでいるうちに、HBTTEの上映時刻に。
夏休みということもあって小さい子どもが多く、上映開始前にはドーム内で大騒ぎする子供もいてどうなることかと思いましたが、
上映が始まるとすぐに子どもも大人もHBTTEの世界に引き込まれたようで、じっくりと鑑賞することが出来ました。
そして、やっぱりまた大泣き…
エンディング曲の「宙よ」を泣かずに聴ける日はいつになったら来るのか…
ともあれ、これで関西地区でHBTTE上映中の2館を制覇しました。
今日は早めに帰って、ここ数日世話になってる京都支部(妹夫婦宅)の掃除や洗い物でも片付けといてやろうかな~。
明日は…明石まで、我が師匠の「ブラック星博士」に会いに行くのじゃ。わはははは
→6日目 明石までブラック星博士に会いに行ったのじゃ。わははははにつづく
平成22年8月10日
朝早くに、京都市内へと通勤する妹の旦那kamiちゃんと一緒に出勤…じゃなかった出発(仕事しに行く訳じゃないしw)。
私鉄と地下鉄を乗り継いで、やって来たのは…

小雨そぼ降る平安神宮。
早朝からここにやってきた理由は、御礼参りです。
今年のお正月、小惑星探査機「はやぶさ」の無事の帰還を祈願しに来たんだ…
願いが通じて今年6月、彼が見事に地球に帰ってきた、その御礼をしに来たのです。
まだ人の少ない境内を、雨に濡れた玉砂利を踏んで進んで、二礼二拍手一礼。
「彼は、帰ってきました。ありがとうございます!」
さて、御礼参りは平安神宮だけでは終わりません。
京阪電車に乗って、次に向かったのは…

そらを翔ぶものすべての守り神、飛行神社。

JAXA宇宙研「はやぶさ運用チーム」の方も「はやぶさ」の無事を願ってお参りに来られたというここ飛行神社に、
僕もお正月にはやぶさ帰還祈願をしに来ています。
願いが成就した感謝を込めて二礼二拍手一礼してから境内を見てみると、お正月に自分が奉納した絵馬がそのまま提げられているのを見つけました。
僕の絵馬以外にも、幾つか「はやぶさ帰還」を願う絵馬があります。皆んなも、ここにお参りに来たんだなぁ…
折角なので、新しい絵馬を奉納しました。


イカ坊、あかつきくん、みちびきさん、観測ロケットS-520-25、そしてはやぶさ2…
「はやぶさに続く者たち」がみんな元気に旅立ちますように!
御礼参りを終えたら、今度は大阪で近鉄に乗り換えて富田林へ。

単線でのんびりムードの近鉄長野線、川西駅で下車して向かう先は…

すばるホール。
ここのプラネタリウムで上映中のH A Y A B U S A -BACK TO THE EARTH-を観に来たのです!
小惑星探査機「はやぶさ」の大冒険の旅路を全編超高精細なフルCGの全天周映像で描き出したプラネタリウム映像作品H A Y A B U S A -BACK TO THE EARTH-(以下HBTTEと略)は現在、全国のプラネタリウムで上映されていますが、特に「はやぶさ」帰還直後からは同作品にも注目が集まり、大変な人気プログラムとなっています。
僕はHBTTEを昨年3月の大阪市立科学館での完成試写会で観ているのですが、「はやぶさ」帰還後にプラネタリウムで観るのはこれが最初。
作中で描き出された「不死鳥の地球帰還シーン」が現実となった今、改めてこの作品を観直してみたくなったのです。
すばるホールのプラネタリウムに来るのは勿論初めてですが、客席が傾斜式のドームなのでゆったりと観ることが出来ました。
ただ、投影画像の明度がやや暗すぎる感じだったのが残念(宇宙の星空がバックのシーンだと、はやぶさが背景に沈み込んで見え難くなってしまいます)。
そして作品を再見した感想は…
「地球帰還シーンを、そこで見てきたように殆ど完璧に再現しているんだ!実際の帰還の1年以上前に制作された作品なのに…なんてことだ!!」
…正直、鳥肌が立ちましたね、改めて。
そして、エンディング直前に表示される「…現在、地球を目指し航行中である」の文字を見た瞬間、涙腺が崩壊…
ああ、結局また大泣きしてしまった。地球帰還前に観たときとはまた違ったかたちで。
近鉄で大阪に戻ってから、Twitter仲間のnao_planetariumさんと合流。
初対面だけど、歳が近いせいもあってすぐに意気投合。HBTTEや宇宙談義を肴に美味しいお酒を酌み交わして、嬉しい気分のまま京都支部へ帰投。
ああ、楽しい1日だった!
平成22年8月11日
今日は、妹mogmogの出勤に続いて出発。
行先は…

大阪市立科学館。
そしてここにきた目的は、

そう!昨日に引き続いて今日もHBTTE鑑賞です。
大阪市立科学館は僕が初めてHBTTEと出会った場所。そして同作品の企画・制作にも関わった、まさにHBTTEの本拠地ともいうべきプラネタリウムです。
それにしてもさすが本拠地だけあって、大阪市立科学館でのHBTTE人気は凄まじいものがあります。
開館前の午前9時過ぎに到着したときには正面入口前には既に20メートルほども入館待ちの人達の行列が出来ていたのですが、9時半の開館と同時に殆どすべての人が13時からのHBTTEのチケットを購入、あっという間に売り切れてしまいました。
僕ももう少し到着が遅かったらチケットを入手出来なかったかも…
それにしても、これだけの人気ぶりにも関わらずHBTTEが1日1回しか上映されないプログラムというのは腑に落ちません(夏休み中は、一時的に上映回数が追加されたようですが)。
何しろ本拠地なのですから、もっと重点的にHBTTEを上映する位の配慮があってもいいのでは…?
思わず「この作品は富田林のすばるホールでも上映されていますので、チケットを購入出来なかった方は近鉄に乗ってすばるホールへどうぞ!」と誘導してはどうだろうと考えてしまったり。
暫く館内を見て回り、学芸員の方がライブで行うサイエンスショー(これは面白かった!テーマは花火だったんだけど、なるほど花火は燃料と酸化剤を配合されてるし「固体燃料ロケット」と実質同じものだから水中でも燃えるんだねぇ…)を楽しんでいるうちに、HBTTEの上映時刻に。
夏休みということもあって小さい子どもが多く、上映開始前にはドーム内で大騒ぎする子供もいてどうなることかと思いましたが、
上映が始まるとすぐに子どもも大人もHBTTEの世界に引き込まれたようで、じっくりと鑑賞することが出来ました。
そして、やっぱりまた大泣き…
エンディング曲の「宙よ」を泣かずに聴ける日はいつになったら来るのか…
ともあれ、これで関西地区でHBTTE上映中の2館を制覇しました。
今日は早めに帰って、ここ数日世話になってる京都支部(妹夫婦宅)の掃除や洗い物でも片付けといてやろうかな~。
明日は…明石まで、我が師匠の「ブラック星博士」に会いに行くのじゃ。わはははは
→6日目 明石までブラック星博士に会いに行ったのじゃ。わははははにつづく