長岡市議会議員 関みちお の まちづくり派ブログ

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会派で視察に行って来ました

2015年11月14日 19時35分03秒 | Weblog
今までは年2回会派で視察に出掛けてましたが、前期視察は選挙があったり、6月議会日程が遅れたりで行けませんでした。

後期は行こう!という会派みなさんの意見で会派視察を実行しました。

ただ正直、様々な希望があり視察項目と日程を立てるのが容易でありません。

それに相手側の受け入れもあり簡単には決まりません。

今回も「関、お前の希望は一つだけな」と言われ、希望を告げると全く違う方面、さらに他の方の希望に合わせたら、それは相手側が全てダメ! 結局似た政策を行っているところを探して受け入れていただきました。

地域6次産業化の推進についてを岩手県奥州市で、民間事業者による空き公共施設の有効活用についてを秋田県大館市で、Art Towadaについてを青森県十和田市で説明を受けたり現地を案内していただきました。

奥州市はプロ野球日本ハムの大谷選手の故郷で大谷選手からも登場してもらった「食の黄金文化 奥州」の動画をyouチューブで流してられます。

一番すごいなぁ~と感心したのは、ふるさと納税に地元6次産業品や農産物 さらには奥州市まで来ることができる切符を返礼品にしてられます。

一気に納税額が増えたということでした。

担当課長は、ただ返礼品額の割合を上げたんで、納税額の伸びとイコールではなくなったと述べられてましたが、奥州市の食の黄金文化を全面に出し地元製造品や農産物に限ったことで地元業者の売り上げも上がり人口が減少し地域の疲弊が言われる中で、なかなか嬉しい数字となっていると言われてました。

確かに奥州市規模だからできたことかも知れませんが、長岡市だと…考えさせられました。

大館市も合併したものの人口は減少するばかりで、特に周辺農村部で激しいと言われました。

学校も複式学級が増え統合もしましたが、市有施設である学校の建物が空き家状態で困り、さらにそういった施設が増えそうな状況を打開する策として条例を作り空き公共施設の再活用を図ってられます。

結構破格の値段でしたが、これも考え方でただそのままの状態で置いても維持管理などに費用がかかります。

たとえ賃貸料が破格でも地元雇用など他の点で制約を付けることで雇用の確保や市民税も確保でき効果が高いと思いました。

十和田市はアート=芸術品による活性化に取り組んでられます。



長岡市の中心市街地活性化の委員でもある弘前大学の北原先生が十和田市をよく話題とされてます。

現代美術を核に活性化と空き地対策…活用されてます。



現代美術館ができ、今までフナやドジョウしか通りを泳いでなかったのが錦鯉や熱帯魚が泳ぎビックリした!!と商店街の方々が言われたように現代美術館の波及効果はスゴいようでした。



つい最近には図書館と隈研吾氏による市民交流プラザもでき来街者を増やすだけでなく市内の子どもたちの学習の場や子育て応援の場としてまちなかが進化しているようです。

余談ながらお昼食べに入った食堂のマスターがボンジュール!と仏語できたので、こちらも仏語で切り返したら「ゴメン フランス語わからないんだよね」と言われ??(゜Q。)?? 笑ってしまいました。

まちなかに、こんなユーモアが溢れることも現代美術館の力による活性化の結果と思いました。

美術館に来ていた小学生も挨拶を明るくしてましたし、食堂のマスターも明るく、まちなか活性化って住んでる人たちがまず楽しみ明るくなることかな!?なんて十和田市で思いました。

長岡市のまちなかは…?

ホントの活性化ってやっぱり使う人たちに笑顔がでることかな と思いました。
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