長岡市議会議員 関みちお の まちづくり派ブログ

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地域再生実践塾に参加してます

2012年09月06日 21時00分01秒 | Weblog
水曜から3日間の日程で(財)地域活性化センター主催の本年度第2回目の地域再生実践塾で豊田市に来ています。

毎年市民協働と中心市街地活性化をテーマにした二つに参加してましたが、今年は市民協働だけなんとかスケジュールが合い参加できました。

来週からは9月定例会が始まりますし、一般質問の通告はしなければならないはでバタバタしながら飛び出してきました。

豊田市の協働は「共働」で一般的な協働と字をあえて変えてます。

協働と共働、どう違うんだ?

私個人的な見解ですが、協の場合、市民・行政・企業の力を合わせお互いの特性をだし頑張ろう!

だと思います。

一方、共の場合、市と行政で一緒に頑張ろう!

となります。

例えば市民が広場の草刈りをしているとします。

協働の場合、市民の自主性を尊重しつつ刈った草の処分や必要な道具の貸与などで協力します。

共働の場合は「ともに」だから行政も一緒に草刈りする、のかなぁ~?

そんな共働にこだわる豊田市で初日は総論や豊田市の説明、豊田市での取組事例の座学5講義、二日目は事例講義と市内の現場視察が行われました。

全国から50人近い参加者でしたが、ほとんどが行政職員でNPOなど民間の参加者は数人でした。

豊田市は周辺町村を合併し、面積だけは900平方kmと広大ですが、まちなか以外は限界集落?に近いようで内に抱える問題は多いようです。

そんなこともあり地域自治区制度をとり、そこに「わくわく事業」と「地域予算提案制度」で500万円と2000万円の地域予算をつけて地域会議で審議し市に提案する施策を始めました。

おもしろいことに合併した旧町村ほど満額使われ 旧豊田市内では全額使われない状況だそうです。

この2つの市民の活動予算が地域で市民活動が活発になった基となりました。

豊田市では中学校区を一単位に地域自治区を設定しており、そのため旧町村は一自治区です。

旧豊田市内には人口3万人近い自治区もあれば、合併したところは3千人程度と10倍の開きがあります。

この地域自治区には長岡市でいうコミニティセンターがあり(杉並区規模)公民館事業を主に活発な活動が行われてます。

2年間かけて地域における課題を検討し地域住民に提言した上で課題解決の取り組みを始めました。

子・孫に良いまち(住みたいまち、住んでいて良かったまち)を残したい!という思いで一生懸命に地域活動に取り組んでられます。

また企業は?というと公益財団法人「あすて」に協賛し、ボランティア拠点施設あすてで子どもたちにものづくりを教えたり社会貢献事業をしてます。



あすてではボランティアに来た人が昼飯を200円で食べれます。



昼食をボランティアの方が材料費200円以内で作り、それを楽しみにボランティアに参加するという相乗効果が生まれてます。

私たちも昼飯にいただきましたが、えっ!これが200円!旨い!といった感想でした。

理事長も調理室で一緒に作ってられました。

大変ですね!

というとボランティアにも負担は必要です!と平然とおっしゃられました。

環境学習施設や子ども広場といった市民ボランティアでの運営施設も見学し、最後に駅デパートにある市民活動センターを見学しました。



驚いたことに豊田市には私鉄の駅が隣接して二つあり、その駅とデパートとを繋ぐペディストリアンデッキがありました。



今一部改修中でしたが、屋根もありどこかの市に似ている!と思いました。

地域再生実践塾もマンネリ?も懸念されてましたが、内容は充実し勉強になります。

行政職員が多いのでプログラムの変更は必要かな?と思い、汗を拭い一日が終わりました。
コメント (1)
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