民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 538 現代囲炉裏?

2008-07-18 20:39:10 | Weblog
我が家の遊び場のひとつ・・バーベキューハウス・・である。敷地のいちばん入口にあるのも面白い?・・。

10畳ばかりの板張りである。流しと冷蔵庫があったが故障をきっかけに今は無い。遊んでくれる人がないので何年もほったらかしであった。・・梅雨明けを機会に大掃除をし、自分でニスを塗りなおした・・ピッカピカになったのレス。厚さ2寸の桜材のテーブルの中央に囲炉裏風に炉を切ってある。炉の用材はセメントを練る「舟」の小さいもの。ふちと底を粘土で回してわら灰が入れてある・・足が下せるのも拙者には必須の条件。

沢山の炭を熾(おこ)して大きな網をのせる。鍋は一度も使った事がないので飾りとでも言おうか・・自在かぎはやぶの木で作った「お手製」。ここに巻いてある縄は「イ草」の縄で、とても美しい縄である。もっぱら門松のために仕入れる。

「イ草縄」・・ご存じかな?・・普通は「荒縄」・・良くても「磨き縄」どちらも稲わらが原料・・磨き縄は縄にしてから「すさ」でしごくと美しい表面になる。「イ草縄」はあの畳表のイ草であるからまことに美しい。・・強靭さを第一義にしない。

拙者の好みどおり窓は四方にある・・何につけても「風通しが良く明るい」ことが大切で大好きなのだ・・その所為か拙者年中懐の方もいたって風通しがよろしい。・・一度位はこの鉄鍋でしかも炭火で「ボタン鍋」を賞味したいものである。きっと一味違うに違いありません・・脇でキリタンポかなんかあぶってね・・。

鍋ね・・肉系の鍋は美味しいにしても中途半端で他所とあまり変わり映えがしない。さりとて夏場には・・が、・・あるのです・・「鱧鍋」。・・拙者の鱧鍋を食べられた方は少ないと思いますが・・もう4~5年も前の話・・。

仲の良かった「鮨屋のおっちゃん」が居て、必要な時はちゃんと用意してくれた。その技を頼りに一時期「鱧鍋」を提供した・・もちろん「十六屋」で。・・その後おっちゃんのすし屋が「飲酒運転罰則強化」のあおりを受けて駄目になった・・息子の住む東京へ・・十六屋での「鱧鍋」はそれっきりになっていた。

近頃は自家消費であれば自分で骨切りをする。・・たまたま相伴客人の評価がお世辞でなければ「骨がよく切れている」そうだ・・もちろん自分的には少々骨が触ろうが問題ではない。・・その「鱧」・・スーパーで「真白な切り身」が売ってたら、それは「漂白もの」ですよ。本当に夏の盛り脂の乗った鱧の切り身はややグレーがかった透明な感じ・・文章では表しにくいが・・。

この鱧鍋・・新玉の頃が一番良い。昆布を敷いた土鍋に、鱧以外はなるだけ美味しい絹越し/新玉/とミツバだけで良い・・だけが良い。七味はお好みで。味付けは塩だけである・・塩の角を取るのにちょっぴりの味醂・・まーお試しあれ。突き出しに「落とし」があればベスト・・その梅肉にはマダムSの梅干しが・・最高・・だが・・皆さんはスーパーでお求めを・・。

ここのところスーパーもデパ地下にも行ってないが「魚偏」は一体どうなっているのだろう・・気になるところでもある。
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Vol. 537 ミニトマト&ハンモック

2008-07-18 00:05:53 | Weblog
二日続けて「青物」の話である。

「青物」と言えば野菜のことか・・ここでは未成熟な実を「青物」と呼んでみた。それで果物は・・と言えば「赤物」と言うかどうかは知らない・・。マ、「ダイタイ」の所で行くのが「狩野愛の徒然日記」なのである。

拙者の周りでも「夏野菜」のシーズンだ。「朝取り」どころか「自分で取って帰って」と言ってくれる人もある・・有難いことだ。海の向こうのブログでも「にわか百姓」の収穫便りがUPされている・・そこで・・。

写真は4本植えた「ミニトマト」順調に育ちすぎて2mばかりの所で芯を止めた・・あれって放っておくとどこまで伸びるのかなぁ・・そんなに伸びても美味しいのかなぁ・・あれは「ツルトマト」じゃないか??・・「おいおいそんなの有るのかよ!」・・と天の神さん。・・「まさかね?」。

もう少し待てば赤く熟れたミニトマトを写真に出来る筈なのだが待ちきれない。それでもまめに見に行ってよかった・・7つも8っつも生った茎が自重に耐えきれず「コッキン」と折れ曲がっている・・「すわ一大事!」とばかりに紐で大切に養生する。その時「パッキン」と二度折れしたものもある・・アアもったいない・・。

わが一坪菜園でまともに育ったのはじゃがいもとミニトマトだけ・・2本植えたオオバさえまともに伸びない・・シシトウが一本育ったナ・・ミニトマトだけはニョキニョキと伸びて沢山の実を付けてくれた。

ツルトマトかどうか知らないが「水耕栽培のトマト」にはそんな種があるのを見た。この目で見たのだ・・設備の整ったハウスであった・・「水耕」は文字通り肥料の入った「水」に根を伸ばしている・・実を生らせる部分は1mばかり・・役目を果たした茎は葉をもぎ取られて下へずらせていく茎はドンドン伸びていく・・その使用済みの茎はあの「カウボーイ」のロープのようにとぐろを巻いていた・・真剣に驚いた・・。

「ミニトマトとハンモック・・ハハーーン吊り下げたかっこがハンモックみたいや!言うんじゃろ?」・・「マ、それもあるけど・・」。

だいぶ前、どこやらのお土産にハンモックをもらった・・貰ったと言うより「そんなとこ行くんやったらハンモック買うて来てや」と請求したものだった・・思いきれず永い間放ってあった(大事に)・・昨日思い立ってセットしてみた。

「これはこれは・・思ったより快適」である・・であった。「大丈夫やったん?紐切れへんかったん?」・・「もし切れたらアカン思うて床から20cm位の高さでテストした」・・「それで?」・・「GOOやがな」・・。今度は景色のために方向をかえて・・「ドッスーーン!!」・・必然的に体が丸まっているので背中から落ちた・・「イテテ!!」・・幸い頭は打たなかったがくらくらっと来た。

毎日アホなことばっかりやってる老人である・・老人と自分で認めたくないのでアホなことやってるのかも知れない。ア、「ドッスーン!」の原因はネ、ある工夫で打った釘が折れたの・・これさえ解決すれば間違いなく大丈夫だ・・ブログ用に写真を撮ったが「見せられない」のでトマトの写真にしたのサ・・。

明日は一遍、あれで「真夏の昼の夢」を見てみよう・・見てみたい。
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