大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

代表戦の日に書く、諸々の事柄への雑感

2009-01-20 22:53:13 | ガンバ大阪
代表のイエメン戦はテレビ中継を見ることができなかったので(後で録画を見ます)、サカダイの記事とPSMの件について書いておきます。

1.サカダイで宮本が表紙を飾った件

インタビューまで載っていたけど、すっかり神戸の選手になっていたな。まあ、新聞報道では、宮本側からガンバへの復帰を打診したけどもガンバの構想(正確にはカントクの構想?)に入っていなかったので、結局神戸に行ったということなんだけど、個人的には今でも神戸に取られるんならガンバの方がまだ彼のプレースタイルには合っているかな、という気はする。宮本の持っている長所の一つにラインコントロールがあるのだけども、それは基本的にポゼッションが取れていることと、中盤より前の方でプレスが利いていることが前提で初めて可能になるものだ(その前提が崩れていたのがジーコジャパンであったが)。そうした条件を満たしているとすればむしろ神戸よりガンバなんだけどもね。まあ、神戸が今季どんなサッカーを志向しているのかは見えてこないけども、そのサッカーに合うかどうかはやってみないと判らない。いずれにしても本人が選んだ挑戦なんだから見守るしかないんだけども・・・

2.サカダイでのマグノへのインタビュー

カントクの口からこの件について語られることがないから、あくまでもマグノの言い分を聞くしかないのだけども、シーズン終盤のある日に、カントクから「マグノ、君は今年限りで退団だ」と言われたらしい。彼のガンバでの最後の試合は味スタで先制ゴールを決めたものだったが、言われたのはそれより少し前だっただろうか?もしそれが本当ならその通告から次を考えなければならなかっただろう。

ただ、それでも彼が無断で練習を休んでサウジに渡ったことには変わりない。これは1ヶ月前の猶予期間をのこして解雇通告を受けたからといって、正式な退職日の前までに無断欠勤していいというわけではないのと同じ理屈だろう。休むと言えば行かせてくれなかったから、黙って行ったというのは確かにそうかもしれない。ただ、それでも話したけども聞き入れて貰えなかったので仕方なく無断で休んだという方がまだ第三者は納得できたかもしれない。

まあ、今となってはマグノを金の亡者とか言うつもりもないし、彼の置かれていた立場というのも理解できる。一方、カントクとしては、それまでくすぶっていた確執の火種が徐々に大きくなって、ついには自身の構想から外れてしまったので、そのように通告したのかもしれない(まあ、その辺マグノの言葉だけなんでそれだけで真相を断定しようとしているのではないので念のため)から、マグノの発言が本当であるならばその考えも理解はできる。

結局、今のガンバではカントクが選手の上に絶対君主として君臨している以上、カントクの構想に外れたら選手が出るしかない(というかサッカーの監督と選手ってほとんどのクラブではそういう関係なんですがね)。

ただ、別れ方は残念だったけども、マグノに対する感謝の気持ちは変わりない。

3.プレシーズンマッチのダービー

こんな試合やらなくても高知で適当に試合やっとけば良かったのに・・・しかもモリシの引退試合のつもりで画策していたのにメモリアルマッチに格下げですか。

モリシは今でも首筋の辺りが痛くて日常生活においても痛みが引いていないんじゃなかったっけ?そうするとたった数分であったとしても走るということがどれだけの苦痛であることか。個人的にはモリシってもう3年前に引退したと思っているんやけどもねえ。

まあ、決まってしまった以上は、ガンバの都合でこの試合を利用するしかない。それは即ちシーズン開幕とACLに向けて補強戦力をチーム内にいかに溶け込ませるかのテストをこの試合でやることだ。このPSMダービーと翌週の富士ゼロックススーパー杯は勝ち負けとかよりもむしろこのことに主眼を置いてチームを熟成させることが大事。例年なら開幕してからの2,3試合の公式戦でそれをやっていたが、今年は折角入ったPSMをこれに当てて、選手の見極めをやって行くべきだと思う。

そうなるとフルパワーではないかもしれないけど、7,8割ぐらいの力でやることになるかな。その中でもモリシはプレーできるだろうか?