大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

2011亞洲杯預選賽 敘利亞 3-2 中國

2009-01-14 23:16:30 | 中国サッカー
女子サッカーの4カ国対抗戦が広州で行われていて、今晩中国対韓国の試合が行われるということだったから、ネット中継で見ようと思ったら、なんと男子のアジアカップ予選の試合に差し替えられていた。しかし、男子の試合なんて前から日程判っていたんだから、女子の試合をわざわざ同じ時間帯に持ってこなくてもいいのになあ・・・と思うんだけどもその辺の整合性が全然取れていないのが中国なんだよな。女子の試合を中継しようとした背景って何だろうか?

中国人と話ししていると、男子のサッカーなんかにはもう期待しない。女子の方に期待すると彼らは一様に話すんだけども、この試合中継の選択というのはある意味そうした声を代弁したものに違いないけど、さすがに男子の代表戦を中継しないわけには行かなかったということで急遽差し替えられたらしい。だけど、試合内容見た限りでは、女子の試合を放送した方が良かったと思うけどねw

開始早々、セルティックで俊輔のチームメイトだった杜威(ドゥ・ウェイ)がいきなりCKで相手と競り合っている最中に右腕で相手を押さえつけたと主審に判断されてPKを獲られた。これをシリアは、コロコロならぬフワリPKで先制(ちなみに中国の解説者は杜威が腕を広げていた為に妥当な判定だと言っていた)。その後中国がペースを掴んで攻めるも決め手を欠き、逆にカウンターからミドルを食らってシリアがまさかの2-0とリード。この時相手に当たりにいかずに下がってしまったDFには大いに責任があるわな。そして、3点目もまたもや後ろから杜威が引っ掛けてしまってPK。これを先ほどとは別のキッカーが決めて前半だけで3-0とシリアがまさかのリード。

後半最初に、杜震宇(ドゥ・チェンユ)が右サイドでキープして縦にパスをだし、クロスにエースFWの郜林(ガオリン)が合わせて1点を返したもののその後得点が奪えず、このまま3-1逃げ切りかと思いきや終了間際に、左サイドからのクロスに途中出場の劉健(リウ・ジエン)が合わせて1点返したが時既に遅し。シリアも最後前でキープする技術がなくても前に蹴り出しておけば1点は失わずに済んだんじゃないかと思ったりもしたけどもね。結局3-2でシリアが勝ったわけですが、シリアも決して強くはない。その相手にアウェーとは言え負けるのは、点の取られ方の問題。郜林も4-2-3-1の1トップに入っているんなら、下がらずにもう少しボックスの中でプレーして欲しかったとは思う(終了間際なのに自陣まで戻って守備しているのは献身的だけども、もう少し得点への貪欲さを見せても良かった)。ただ、杜震宇は右ワイドでプレーしたけどもやはりボールを収め、スペースに出す左足のパスの上手さは際立っていた。

総じて、両チームとも中盤でプレスをかけるというスタイルではなく、中盤から出るクサビのパスを自陣深い位置でカットするという守り方なため、双方ともボールを持っている時は中盤で廻るんだけども、そこから先が・・・という感じ。まあ中超の試合だって大体こんなもんですよ。

それにしても、シリアでの試合のキックオフが日本時間の夜9時ということは現地では大体午後3時過ぎということか・・・皆長袖の服装をしていたということは、あちらでも決して暑くないどころか、夜が冷え込むからこの時間に試合を始めたということなのかもしれない。