大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

BJ季賽 滋賀湖星 93-96 福岡雷神

2009-01-12 11:24:22 | Weblog
西地区4位と5位の試合ということで接戦が楽しめるだろう、と予想して昨日滋賀まで出かけた甲斐があったと言える。一時期ゲーム終盤で10点差を付けられたにも関わらず最後連続3ポイントでよくレイクスターズは追いついた。だからまあ、よく延長まで持って行った試合ではある。この試合外からのシュートもフリースローも不調で、頼みはセンターのレイ・シェファーのインサイドでの得点力となれば、やはりオフェンスは苦しい。外から入らないと判ればライジングの方も中を固める守備に切り替えて徹底して中を潰そうとする。そういう試合だと、ゴール下での接触が多くなる肉弾戦ゆえにファウルアウトする選手が続出するのもやむなしか。

フリースローが入らない試合ということで自分のバスケ観戦歴で思い出すのが、ブルズと対戦した時のニックス、と書き出せば、何となくフリースローが入らないのかが納得してしまうんですな。確かあの時もニックスの選手たちはブルズの攻撃を押えたりするのに体を張ったプレーが多かったけども、その分体力の消耗も激しかったし、ましてあれだけ激しく動き回った後に停まった状態でシュート打つという動作は素人が考える程優しくはない(ジムでランニングや自転車をこいだ後に、体が前へ流れていく感覚というのに似ている)。ただ、それでもシュート技術というのがしっかりすればかなりの確率で得点できるチャンスであるというのは、過去のNBAを見ても、プライスやホーナセックが証明している(ジョーダン、マジック、バードについては言うに及ばず)。

ゲーム全般を振り返ると、序盤に福岡のプレスに対応できなかったのはひとえに滋賀のチーム構成にあるのかもしれない。やはり藤原なんかがPGではプレスに対応しきれず、パスも読まれやすい。出来ることなら落ち着かせることのできるPGの外国人が一人居れば大分変わるとは思う(余談になるがエヴェッサはナイル・マーリーの存在が大きく、ガードに外国人を置くには、波田野のような日本人FWの存在が大きいのであるが)。あと、フロントラインには走れる選手が欲しいな。今の外国人選手って奇しくも皆白人選手ばかり。まあ、世の中には、跳べる白人選手(かつてのレックス・チャップマンやトム・チェンバースみたいな)・走れる白人選手っていうのが居るから一概に白人黒人による能力の棲み分けはあまりしたくない。ただ、昨日の試合の福岡の3番、マイケル・パーカーのような、運動能力もアウトサイドシュートにも長けた選手というのを見ていると、やはり走れる選手は来季には必要だと感じてしまう。まあ、今のチーム編成ってフロント主導なのか、それともピアースコーチの意向なのかがよう判らんのやけども・・・

まあ今季はもうチームをいじれないから、現行戦力で何とかプレーオフに行ける4位以内には残って欲しいもんです。今の不景気のご時世では行政もスポンサーもいつまでも待ってくれるとは限らない。また、観客が一番正直で、昨日の試合も開幕の頃のご祝儀人気も一段落してしまってまばらではあった。前日見に行ったエヴェッサの試合では府立体育館は一杯とまでは行っていなかったけどもそこそこ入っていたから、チーム成績を上げないと厳しい。

だからこそ昨日の試合滋賀は勝っておきたかったし、苦しい試合をモノにできていればその後が違っていたとは思うんだけども・・・けど、4Q終了間際に同点に追いついた時に会場総立ちになる程の興奮を覚えた観客の皆さんがまた見に来ようと思って足を運ぶことを願わずにはいられない。