大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

宮本の神戸入りの件だが

2009-01-15 23:29:04 | ガンバ大阪
神戸に入れて良かったな、と言っておこう。ガンバだって、神戸からシジ、播戸、レアンドロと選手を引っ張ってきたのだから、神戸にだってやりたいことをやる権利はある。まあ、ボンバーと宮本の二人に声を掛けていたのだろうけども、かのチームのフロントがどんなサッカーを志向しているのかが見えて来ないが、多分考えがあるんでしょうね、あの社長には。

選手としての宮本を見た場合、今の彼はこの先キャリアを続けられるか瀬戸際にあると言える。3バックのリベロとしてやって来た彼は今4バックが主流となっている中で居場所を失いつつある。まあ、これは彼に限ったことではなく、今まで3バックタイプのDFとしてやって来た選手全てに言えることだろうけども、4バックの中で順応することができるか、それが出来なければSBかボランチに居場所を見つけるしかない、ということは前に書いた。神戸がどういう戦術でどういうポジションで彼を使う構想があるのかが見えて来ないが、どのようなポジションであれ、宮本は選手として自分の居場所を見つけなければならない。それはとてつもなく厳しい競争だろう。まして今回の入団によって、彼は今まで以上に人気先行のレッテルを貼られ、周りから色眼鏡で見られるかもしれない。そういう中でどれだけやれるか。経済と同様世間の見方も厳しくなっている。

宮本は上背は確かにないけども・・・あ、神戸にはかつて土屋が居たからタッパはあまり気にしていないのか?ポジショニングと読みの上手さでJレベルの電柱系に関しては上手く守ることができる(かつて平山や久保を抑え切ったように)。また、自陣の低い位置からならロングフィードを出すことができ、ビルドアップではチームを助けることができるだろう。ただ、その分スピード系への対応がアチャーなのであって、それゆえ彼を間合いを置いた状態で1対1にさせないようにするしかないのだけども。その辺はボランチとの連携が必要になって来るんだろーな。