大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

天皇杯第4輪 大阪鋼巴 4-1 柏太陽神

2010-11-18 06:49:22 | ガンバ大阪
柏の布陣を見て、おや、っと思ったのが、4-2-2-2の布陣。今Jリーグでは数年前と打って変わって4バックが主流なんだが、その中で4-4-2の布陣を敷いているチームでも中盤の4枚のうち2列目はワイドに広がっていることが多い。まあ、いい時のガンバってそういう広がった中でのスペースを逆に利用するのが上手いんだけども、柏のこの布陣だと、ガンバと正対するような形になってしまいがちである。そうなると中盤からアタッキングサードに持っていく中で攻撃の目を潰されてしまう。その代わりにサイドでは割と自由にさせてくれるんで、ミチの攻め上がりは効果的だったんだけども・・・お互い中央に人が固まりがちな形で前半を終えてしまい、後半悪い流れの入り方で失点。

これが天皇杯恒例の下のカテゴリー相手に失点しては自分たちで苦しくしてしまうという毎年恒例のパターンというか、やらかす詐欺というかw お陰で延長までガンバ劇場を堪能させて貰いましたw MOMはやはり天皇杯になると本領発揮する勇人。中へ飛び込んでの同点ゴールといい、延長での最後ルーコンのスタジアム全員涙目ゴールの演出
した、右サイドからのクロスといい、途中出場の切り札としては文句なし。

こちらからするとパクどんがPKを与えてくれて、更にはあちらが一人退場になった時点でまあ大丈夫かなという展開だったんだけども・・・ただこの試合の早川主審の判定にはお互い面食らっていたか。前半でソータがキタジの前に入ってゴールキックにしようとしていたところをキタジが後ろから当たりに行ったところをイエロー貰ったり、或いはこちらの左サイドの攻撃でもこちらが倒したかな、というファウルでもなぜかこっちのFKになっていたっけ?まあ、こっちとしてもスローインなんかの判定で結構意地悪されていたよなあ・・・

柏は今のJ1の降格圏にいるチームよりは少なくとも強い。印象深かったのがFWの林で、恐らく彼をソータではなく智と競らせる意図があったんだろうが、ポストプレーは割とよかった。4-2-2-2だけども攻撃時にはサイドバックは広がるし、あと忘れては行けないのがこの試合でもしばし見られたパクどんの対角線フィード。ソータのそれを見ると正確さが段違いで良いんだけども、この人もう少しラインコントロールに慣れていたらな、とは思ったけどもね。ヘディングでも狙ったところに落とせる技術はあったわけだし。ただ、スピード系と対峙市た時がなあ、と去年日立台で寿人にぶっこ抜かれた場面では思ったけども・・・PKの場面も微妙ではあったけども、宇佐美の機動力にはやや手こずったかもしれない。全体的に柏はチームとしてはなかなかきっちりと繋ぐサッカーが出来ていたし、後半ロスタイムでもこちらがヒヤリとする場面ありました。

最後に柏サポーターの皆さんたちに敢えて一言。万博では夜9時を過ぎると鳴り物での応援は禁止されていますので、このルールは守って頂きたかったですね。これは事前にそうした通知が行き届いて居なかったのかもしれないけども・・・この間の広島サポーターの皆さんはきちんと守っていただいていたんですが、天皇杯になると全て勝手が違ってきたのかもしれません。