大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

岸野根性劇場から本間ちゃん劇場へ

2010-11-12 07:44:49 | サッカー全般
先週末のことを書くんで今更感たっぷりではあるんだけども、味スタアウェーの翌日に西が丘と三ツ沢に行ってきました。西が丘は初めてではあったけども、高校生の試合を観戦。久我山が圧倒的な力を準決勝で見せつけてました。その後湘南新宿ラインのグリーンカー(関東遠征ではこれでちょっと贅沢してみたくなる)に乗って横浜まで移動し、三ツ沢で横浜FCと水戸ちゃんの試合をfutreさんらと一緒に観戦。

試合の感想は、futre氏のブログにゆずることにして、印象深かったのがサガン横浜、といってもこれは褒め言葉で、ある意味横浜FCが戦う集団になってきたなという意味で行っているんですがね。

実際、試合前にもDJが「岸野根性劇場」とすっかり赤帽さんカラーを打ち出しているのだった。確かにFCの選手たち本当によく走る。後半からカイオが左のワイドに廻ったり(セレサポに言わせると元々かれそのポジションだったらしいが)、前半途中で怪我人が出るハプニングでもホベルトをCBに下げてから攻撃的なポジションに西田を投入する大胆な采配。後半からトップとして出場したエデルも、当初キングカズが入った右サイドのポジションの裏を狙われると見るや、赤帽さんはエデルとカズのポジションを入れ替える采配はハマった。この後カズが右サイドで二人を抜いてシュートまで持っていったんだが、ここ2,3年三ツ沢で彼を見た中では、今回が一番良かったように思える。その結果エデルがサイドで上下動したために試合後足つってしまったわけなんですが・・・

けど本当のクライマックスは水戸のGKの本間ちゃんが演出した後半アディショナルタイムにあった。futre氏によればまだアディショナルタイムが2分残っていたらしいが、その時間から1点のビハインドを追いつくべく、自軍のCKで攻め上がって(パワープレー要員で投入されたゴンタローは頭を剃っていたのには驚きだったが。まあ、彼をパワープレーで入れてあまい上手くいった試しがない)、クリアされてもなおかつ戻らずに残っていたのだった。一度ガラ空きのゴール目がけて蹴りこまれた時にはあわや、と思いきや横に外れてくれて助かったw まあ、アイスホッケーではよくある場面ではあるけども、考えてみればサッカーでは残り少ない時間帯で無人のゴールに入れられるリスクってアイスホッケーのそれより少ないのかもしれないし、仮に入れられてもそれはしゃあない、と割り切れるからこそ本間ちゃんは上がりっぱなしだったんだろう。

ところで水戸の木山さんって来年は清水のコーチか。もうこの人が清水の監督でもいいような気がするんだけどもね。この人といい、赤帽さんといい、J1で中位以上のチームの戦力を任せれば結果が出せるポテンシャルはある。ただ、J2で結果出してもそれが正当に評価されないのが悲しいところやけどもね。清水にしてみれば、噂されている新しい外国人監督にやらせてみて、ダメなら木山に継がせればいいというリスクヘッジを儲けたいのかもしれないんだけども、そうでもしないと地元を納得させられないものだろうか。まあ、健太に替えてとなるとそれ以上の大物を呼ばないといけないのかな・・・てことは、あそこの社長って、一部の報道が正しいかどうかは別にして結構いろんな意味でクセがあるかもしれない。現場に口を出さないというか丸投げしているカナモリとは正反対だけども、どっちがいいのか考えさせられてしまう・・・