大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第29輪 大阪鋼巴 1-1 FC東京

2010-11-07 08:38:19 | ガンバ大阪
試合展開というのは大体予想通り。東京がリトリートして、平山大黒の2トップと中盤でヤット明神の周辺に網を張っていて、ボールが入ったらひっかけてはカウンターを仕掛けるって、もう何試合こんな展開を見ただろうか?少しは研究されているっていう自覚を持って対策を立てて欲しかったんだけども。カントク的にはそれが三十路カルテってだったということなんだろうし、あえてその網の中に飛び込んで餌をまいて食いつかせて空いたスペースを使いたかったということなんだけども、やっぱり動き出しがね・・・ここらへん中盤のキャスティングがよく入れ替わっているのは本当に終盤残された時間で結果が必要だからなんだろう。これが序盤なら調子が悪い時があってもメンバーを固定して習熟を待つことが出来るんだろうし、カントクはいい意味での頑固さは持ち合わせているわけですがね。

だから、フタや明神の先発復帰というのは、彼らは頭から使って能力を発揮出来るタイプだし、その意味では理にはかなっているんだけども、フタなんかを我慢してあと2試合スタメンで固定する勇気があるかどうかですね。この試合はあまりゲームに溶け込めていなかったけども、この試合スタメンとして使うんならもう少し我慢が必要だし、それが出来ないんならば宇佐美をスタメンから外すべきではない。

考えるべきは、下位チームが当然のごとくやって来た中盤でのプレッシングに対する対策だろう。この試合で前半の終わりぐらいから和道が3本、ソータが1本ロングフィードをやっていた。まあ、精度はアレなんだけども、この二人はガンバのサッカーに馴染んだものの、いい意味で染まり過ぎてはいないんよね。だから、プレスを広げる為にはそうした展開も必要であると感じ取っていたには違いない。その意味で後半は加地さんやミチなんかもサイドチェンジを織り交ぜるようになり、繋ぐにしてもサイドへ出してから空いた中へリターンという形を見せることで内容は改善されたと言える。

それでも、東京の最終ライン、モリゲとコンちゃんはよく効いていたわ。あと、権田のセーブも忘れてはいけない。ただ、モリゲは試合最後の場面でハンドを取られてしまい、その点試合後にコール氏は三鷹で彼を非難していたんだけども・・・球際での強さはあるんだけども、神戸戦でハンドPK取られた辺りから目をつけられているんだろうか?この試合の西村主審に限らず最近ハンドでも、故意ではないとか、次のプレーに影響がないとか、前節の茂木みたいに体と一緒に腕に当たったとかいう風に判断されたら、流していく傾向にはあると思うんだけども、モリゲの場合はね・・・

今年も味スタで勝てなかったか・・・神戸に負けて昨日引き分けるなんて別に嫌がらせしているわけではないですがw やっぱり悔いはあるな。だから来年も味スタに来て、今度こそ勝ちたいというのが正直な気持ちですわ。