ラドンチッチをACL決勝でチェックしてみたかった・・・

ACL決勝はBSの録画か・・・中国のネット中継に頼れるんならそっち見てみようかな、とも思ったが、なんか番組表見ているとあちらはアジア大会一色になる気配である。あ、テレ朝チャンネルでやるか・・・となると心斎橋で試合でも見るか？

デイリーの記事にラドンチッチの獲得を目指していると出ていたんで、ACLの決勝で彼をチェックしてみようと思ったけど、出場停止やった・・・まあ、デイリースポーツって関西では阪神一色の新聞でサッカー記事には強くはないんだけども、だからこそ少ない記事の中から割と信ぴょう性の高い記事を発信してくれるから結構侮れない。

ということは、ラファエルに振られ、ルーカスが今季限りということならば来季ポストプレーを担うのはこの人だったりするのかもしれないのか。

ただ、もしそうなると仮定してしまうと、ルーカスが担っていた献身的な守備というものが失われるかもしれない。ACLで城南の試合をラウンド16の他に川崎との試合もチェックしたけども、基本的に彼がポストプレーなどで起点をこなしていたのも、守備タスクを免除されていたことにあるからだった（まあ、これはセットプレーの守備に戻らないで前でカウンターの起点になっていたラファエルにも言えることだが）。ある意味ウチのカントクが嫌うタイプではあるんだけどもね。それでウチのサッカーに合わせて献身的に守備させることは可能になるかもしれないけども、そうなったら今度は攻撃における決定力を発揮出来なくなるかもしれないな・・・

だから、今季怪我が多かったけども、ルーカスをもう一年残した方がまだいいんじゃないかとも思うんだけどもね。今季の怪我だって試合中の接触だし、うち2回はやらなくていい場面でのスライディングなわけだし。彼が来てからいろいろと選手の入れ替えがありながらも、シーズン終盤には前線の軸をルーカスに固定したからこそ結果を出せたということを忘れてはいけないのではないだろうか？まさか退団決まったからって使わないなんてことはないだろうね？

話をラドンチッチに戻すと、ACLで対戦した時の印象が強かったからという、やられた選手を取りに行くというよくあるパターンで取りに行っているのかもしれない（欧州でもよくあるケースでバラックはそれで出世していったが）。だが、敵として良かった選手が味方として良いとは限らないわけなんだけども（反対に味方ではダメだけども敵に回してから良く見えたというケースは今までよくあるｗ）。

あとは、Jで目ぼしい人材が見当たらなくなったからKに求めるという考えに基づいてやっているとは思うけども、これも前に書いたように筆者は？ではある。JとKとではプレースタイルも、求められる選手の資質も明らかに違う。それは、ラドンチッチと同じ城南でプレーしていたドゥドゥが大宮に行ってJの攻守の切り替えの速さ対応しきれなかったし、水原にいたCBマトも大宮ではビルドアップやラインコントロールが上手いわけでもなく、Kでは潰し屋としてマンマークに長けていただけというのがハッキリしてきたんで、最近ではあまり対人に強い印象がなかった坪内に取って替わられている。

反対に岡山一成なんかがターンオーバー要員とはいえあちらで試合に出ていたりするのを見ると、韓国ではCBにはまずフィジカルの強さを求められ、ラインコントロールよりも低いラインでも跳ね返すことが求められるんじゃないかと思ってしまう（段々出番を失ってきたのはフィジカルの強さを疑問視されたからか？）。だからまあ、韓国人CBやKリーグ出身の外国人で使える選手ってあまりいないｗ　これは別にレベルが低いといっているわけではなくってスタイルや求められる資質の問題であって、坪内が韓国で通用するなんてことが判ったら天地がひっくり返ってしまうｗ

そう考えるとラドンチッチっていうのは個人的には？であるわけだけども、使うんなら、今のショーキみたいな待ちのタイプで前においておくしかないのかな、と思ってしまうんだけども。だかこそ、彼がどれだけFWとして守備をやっているかは今日の試合で見てみたかったな、とは思うんですがね。