大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯盟杯 半決賽 第1輪 大阪鋼巴 1-1 清水鼓動

2008-09-04 07:38:12 | ガンバ大阪
今季ロニーを獲ったことによって、FMのFWの層を薄くさせることに成功したのかな、と思った。彼を見ていると、ポスト役は果たすことができるがゆえに、当てて、リターンを展開して、あわよくばロニーが造った裏のスペースに飛び出すことができれば攻撃を活性化させられる。もっとも、まだフィニッシュにおけるキレは戻っていないし、周囲との連携もまだまだなんだけども。だからこそ、コーキチはロニーが治ったら使いたいから出さないでくれ、と言っていた理由は判る。実際、あのチームも大島と坂田で残りのシーズンを乗り切るというのは結構苦しいように思える。

かくして、リーグ戦では勝ててないけども、それより下のチームの状態も決してよくないために相対的にはまだ6位には留まれている。早い話、相手チームから選手を引き抜く最大のメリットは、引き抜き先の戦力を弱体化させることと、やられた選手には少なくともやられなくても済むということが言えるかもしれない。それはロニーだけでなく、F東京相手だと、昨年のようにルーカスにやられることはなくなりましたし、逆に今年は相手に1発を食らわせたのであります・・・まあ、こういうやり方をやっていていいことばかりかと言えばそうでもなく、獲った選手に押し出される形で、出て行った選手には手痛いしっぺ返しを食らっているんですがね。ちっこいオッサン然り、そしてこの日の児玉然り。

「準決勝までに新には治すように言っておきますから」と、天津でお会いした清水サポさんには言われた言葉を思い出すけども、この日の彼は攻め上がりからのクロスに、後半見せたロングフィードにといった具合に、どこかのチームとの左サイドバックとは持っている武器の違いを見せ付けた。本当にいい選手に育ったなあ、と感慨深かったよ。

これに対してガンバはラインを下げて中で跳ね返す守備で後手に廻った感が否めないが、前半から再三左両サイドを素早い縦パスで崩されていたし、清水の早いカウンターに対応するべく敢えてラインを下げて、肉を切らせて骨を断つ(と言い切れる程たいそうなもんではないが)守備でギリギリのところでせき止めた。まあ、この状態を続けていると左右からクロスを放り込まれて結構危ない場面はあったんだけどもね。ただ、前半二川のFKが決まると準々決勝の第2戦同様の守備モードに突入し、ミドルシュートを枝村にコースを変えて決められた以外は清水に得点を許さない形で180分勝負の「前半」を終えた。

逆に言えばこの前半の結果を生かすには、日曜の第2戦で勝利が絶対条件になるし、今のガンバにとってスコアレスドローはありえないだろう。つか、そんな結果で決勝進出なんて誰も望んではいないのではないか?

だから応援に行きたいのですが、地元でやる試合なのに、仕事の関係で欠席が確定した。今まで殆どの試合を行けていたけども、今回もアズーリで観戦。日曜も欠席ということがもどかしいけどもね。