大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽 第33輪 大阪鋼巴 1-1 神戸打平船

2007-11-25 10:32:38 | ガンバ大阪
まあ、これで神戸とは今季4回対戦して、うち3回が引き分け。内容では全部圧倒していたし、この試合でもシュート数は14対3と圧倒していたのだけども、83分にバレーがここ3試合においてよく見られた、1対1の決定的な場面で外したツケというのを最後の最後まで払わされた形となった。神戸も今季ウチと3回引き分けたわけでよくやったのだから、一応名前を「引き分けの船」に昇格させておいた次第。神戸サポが曲がりなりにも勝てなかった悔しさっていうのをここで持っているんだったら、来季はまだ期待できるが、ロスタイムで榎本がズルしてFKの位置を前にズラしたおかげで同点に追いついたことで満足しているようなら、この先J1に定着できる保証はないと言っておくし、来季はあと数年は手出しできないくらいに木っ端微塵にやっつけてやる予定なので覚悟しておいて欲しい。

最後の同点の場面なんだが、バレーがファウルした地点よりも遥かずっと前方に、神戸のGK榎本がボールをセットしていたところを主審西村が無視しやがった。こういうのを注意しなくて、何が国際審判ですか?最終節の主審の割り当ては、第1人者と目されている人(去年までが上川氏)がその時点で1位のチームの試合の笛を吹くことが恒例であるわけだから、今年で言えば浦和と横浜FCの試合にもしかして、西村が刺客として送り込まれる(その試合でなかったら、鹿島対清水か)!?まあ、優勝がなくなってしまうと随分気楽なことが言えるもんですねw

試合の方を総括すると、チーム全体(サポも含めて)が、ナビスコを獲って、ACLの出場権も確定してしまったが為に新たなモチベーションを高められてはいなかった。一度緩んだタガを元に戻しきれなかったのが全てだと言えようか。カントクは相変わらず3-5-2とナビスコ決勝仕様に拘っていたが、この布陣では橋本が右サイドであまり上がれていない。それならゲーム終盤で加地が攻め上がりを見せたのだから、彼にストッパーではなく右サイドをやらせるべきだっただろう。まあ、ストッパーの位置に実好や中澤を入れるということに躊躇いがあったかもしれないんだけどね。

ただ、後半に交代を終了直前にまで使わなかったという用兵が最後の最後で出たのかもしれない。例えば後半攻めきるなら家長を投入しておいて欲しかった。右サイドだと彼はあまり生きないとは思うが、終了間際にピッチに立っていたら少なくともコーナーでボールをキープして時間を稼ぐことで相手に攻め込まれるリスクを軽減できたかもしれない。また、守りきるなら実好でも中澤でもいいから後半40分辺りに投入して守りきるというメッセージをイレブンに浸透させるべきではなかったか?

他にも時間稼ぎの交代というのもロスタイムに入った直後に行う手もなかったか?実際最後同点となった場面では、シジクレイがトーメにヘディングで競り負けていたところが起点になって最後茂木に決められたのだが、本来あそこでは相手の長身選手にはシジではなくバレーが付いているべきだった。だからバレーの体を張った時間稼ぎ?というのが逆にアダになってしまったと思う。仮にケガによる時間稼ぎ=>ベンチに下がるというものならそこで投入するのが寺田ではなく、中澤ではなかったか?まあ、交代について云々したらキリがなくなるのだけども、動かなかったベンチの采配が実に淡白に思えたのであった。

そして同点の後に黙りこくってしまったゴール裏に対して一言。あの場面での落胆の気持ちは判るが、試合終了のホイッスルが吹かれるまでは試合は続行であるのだから、最後までコールでリードして貰わないと我々もSBからは声を出せない。あの時だけはいっそのこと、SBの方で独自にコールしてやろうかと思ったくらい。まあ実際にはやらなかったし、それが許される状態でもないわけだし。そういうことをさせたくないのなら、試合開始から試合終了後においてまでゴール裏がコールをリードするということに責任を持って欲しい。普段はゴール裏の努力と熱意には敬意を表しているのであるけども、だからこそ一言言わせて頂いたのでご容赦を。