大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

今季の中超-ACL出場は長春(優勝チーム)と北京(リーグ2位)

2007-11-19 22:22:59 | 中国サッカー
ACL出場が既に決まったところで対戦相手も気になってくる。中超に目をやると、長春亜泰が初優勝を決めて優勝、前年優勝の山東魯能は最終節で北京国安に敗れて優勝はおろかACL出場権が得られるリーグ2位すら確保できなかった。以前にも何度か書いたが、今季中国ではカップ戦が行われていないため、リーグ1位と2位のチームがACL出場権を手にする。こうして来季ACLへ出場するのは長春と北京ということになった。

ここで、この2チームのどちらかとガンバが当たる可能性というのが考えられる。北京なら直行便で行ける場所だが、長春となると直行便は仙台からしか、しかも週1便しかない。大阪から行くなら

・北京・上海・大連からトランジット
・瀋陽から列車もしくは長距離バスで移動
・韓国の航空会社でインチョン経由で行く

といったところが考えられるかもしれない。しかも、一番恐れているのが、3月という時期に極寒の長春アウェーが組まれる可能性があるということ。仮にそうなった場合には、ACL史上最大の罰ゲームだということを以前当ブログで書いていたのだが、ホンマにそれだけは勘弁して欲しいとは思う(まあ、3月の北京も正直厳しいとは思うが)。

まあ、気候云々は別にして、どちらかと言えば行って見たい場所は長春よりは北京かな、という感じではある。サッカー以外にも観光できる場所というのが多いのは北京だし、古い中国と新しい中国を両方味わえるのがこの都市のいいところではないだろうか。ACLに向けて工人体育場を使うなら、市の中心にあるから地下鉄で移動しやすい。

これに対して長春の場合、試合会場へは市内から確かにバスはあるものの、帰りの足を確保しにくい。臨時バスが多いものの、どれがどこへ行くのか、路線が判っていないと厳しい。タクシーも簡単には拾えない。観光といっても、日本人にお勧めできる場所というのが特にないし、強いてあげるなら旧満州国関連の建造物だが、結局過去の戦争絡みということになってしまうのでそれらの場所がツアーなどを利用するサポにとって観光するのにいいところではないと思う。そういうわけで、日本からの行きやすさ、観光名所、気候を考えると長春よりは北京と当たりたいと思うのである。


J聯賽 第32輪 大阪鋼巴 1-1 FC東京~我々は本当に欲しいものをまだ手にしていない~

2007-11-19 06:51:44 | ガンバ大阪
この時期に味スタで東京とやる試合というのは難しいし、終盤のラスト3試合で一番のヤマ場であることを覚悟して日帰り遠征で乗り込んだのだが、決定的場面で決めきれず痛恨の引き分け。とはいえ、この結果は試合の戦術や、自分自身の中の気持ちとかを含めてなるべくしてなったという結果か。試合のことは後述するけども、ナビスコを獲ってから周りの空気がやや緩んでいた(そのことはホームだけでなくアウェーでも)し、まして水曜日浦和がACLで優勝したことにより、JFAがつけた優先順位に従って天皇杯準優勝チームとして繰上げ出場が決まってから、なんていうのかな、リーグに対する飢餓感というのが自分自身の中にもやや欠けていたように思う。まあ、これは自分自身だけがそう思っていても仕方がないのだけども、物事の原因を振り返る時に、全て責任をかぶることはなくても、そこに関与していた自分自身にも何とかできる部分がなかったか、と私は日ごろから考えるようにしているから、自分自身に飢餓感を呼び戻そうと考えているのだが。つまり、まだ何も手にしていない状態でタイトルに飢えているのは当たり前。手にいれてからなおかつまだ欲しい、と思うようになるのが本当のハングリー精神じゃないかと思うわけです。

そこで、もう一度気合を入れなおそうと思う。我々は本当に手に入れたいものをまだ手に入れたわけではない、ということを当ブログを読んで下さっているガンバサポの皆さんに呼びかけたいと思う。タイトル獲得を目標に掲げ、ゼロックスとナビスコは既に手に入れたが、本当に欲しいタイトルというのはリーグ優勝ではないのか?厳しい状況に追い込まれているのは確かだが、最後まで何かが起こることを信じて自分ができることをやっていこう。第一理屈では割り切れないものを持っているのがサポというものではないのか?

さて、試合の方を振り返ると、昨日のガンバを見ていると何かこうフランスのラグビーと同じテツを踏んでいるような感覚にとらわれた。キック主体で攻める余所行きのラグビーは確かにNZ相手には勝つことができたけども、準決勝のイングランド戦では持ち味を逆に発揮することができずに敗退したのは記憶に新しいが、ガンバだって同じようなものだ。なるほど3-5-2というシステムでの現実路線の融合は、ナビスコ決勝やこの間の千葉戦ではうまくいったけども、それは相手が2トップであった場合のことで、しかも安田が左サイドを駆け上がってトイメンの森や水野を押し込んでいたからこそ可能だったものだ。しかし、この試合での東京はルーカスを1トップに置き、2列目から栗澤や鈴木やらが飛び出してくる攻撃を積極的に仕掛けて来る。開始早々は余計相手2列目でのマークを捕まえきれずに再三ピンチを招いていた。

確かに今回4バックでスタートしていたし、橋本の自在な位置取りで3バックにも4バックにも変化するものであっただろうが、橋本は安田とはタイプが違うのだし、サイドが下がってしまうと5バックのような状態になってしまう。今回は自分たちのサッカーをするようりも、むしろ相手に合わせすぎたような感じが否めない。あと、少し気になったのが、山口で、足をとられたりした場面が見受けられたが、ピッチのせいか、スパイクのポイントが合っていなかったのか?それとも彼自身足の怪我を我慢しながらプレーし続けていたからか?

攻撃は、負けられない状態で守備から入っていた為、決定的なチャンスはカウンターで訪れた。前半は敵陣でボールを奪ってから電光石火でマグノがミドルシュートを決めたのは見事。後半バレーが抜け出して、彼のいいところと悪いところが出たのだが、いい所は茂庭と競り勝って1対1の場面を作り出したこと。悪いところはそこからのシュートの精度w あれだけ外してくれると怒りを通り越して呆れてしまう。同じような形で茂庭の退場を誘ったのだが、確かにファウルがなければ1対1でいくらバレーでも流しこんでしまえる状況だったのだから、扇谷主審がその判断で茂庭にレッドを出したのだろう。しかし、足にいっていたわけでもないのだからあの程度の当たりでレッドというのは、厳しいし、イエローぐらいが妥当ではなかったか。あれで、今野が茂庭の位置に入ってガッチリ中を固められてしまって却って点が取りにくくなった。今野はボランチだけでなくセンターバックも出来るんだから本当にいい選手。来年ウチに来れば、ACLに出られるからどう?

結局後半ルーカスに同点ゴール(あれ最初オフサイドと思ったが、加地が残っていたんやね)を許し、その後から攻撃カードを切っていったが、3トップよりはバレーに替えて播戸や、家長を左サイドで使う選択の方が良かったとは思うけどね。あと、試合全体で遠藤のセットプレーがやや精度を欠いているから(FKなんか特に)、キャンプの練習試合でもやっていたのだから、二川にも蹴らせるオプションを取り入れても面白いとは思う(これって前にも言ったんだけどもね)。

味スタは初めてであったけども、スタジアムから降りたところにあるフードコートでフォー麺と、プルコギ丼を堪能。デリキムチというお店は、確か何かのテレビ番組で出資して開店したお店だった記憶があるんだが・・・スタジアムの中で出来ない分、外でテイクアウト可能な食べ物をを売る試みはなかなかいいと思う。そういえば埼スタだって美園の駅からスタジアムに向かう途中でいろいろな店が出ているのだから、万博だって外での出店は可能じゃないかと考えるのは甘いですか?アマラオとはDVD買ったので握手させてもらいました。後でじっくり見させてもらいます。来年もしかして味スタへ2回行くことになるかもしれないが、緑主催の試合よりは良さそうな感じがするんですけどもね。

FC東京であるが、この試合に関しては結構中盤の選手が効いていた。となると補強するとしたら、今の1トップの戦術をベースにした上で、攻撃的中盤選手やCBのポジションじゃないかとも考えたりもするのだが。ワンチョペで懲りた経験をどう生かすかでしょう。まさか、マグノを獲ったりなんかはしないだろうねw