大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

亞冠決賽 第2輪 浦和紅寶石 2-0 塞巾白漢

2007-11-15 06:35:56 | ACL/A3
終わって見れば決勝第2戦も浦和が攻め込まれながら凌いで勝ったという展開。どちらかと言えばセパハンの見せ場は中盤でボールを奪ってからの速攻の時の方がナビトキアを起点にいい攻撃を見せていたが、浦和に低いラインながらもガッチリとゴール中央を固められるとミドルの精度もイマイチとあって決定的とも言えるチャンスが殆どない。カウンターを得意にするチームがボールを持たされると何もできなくなる典型的な試合と言えようか。

浦和の得点の場面であるが、1点目は最初自分はオフサイドかと思っていたので、帰宅後録画でこの場面を確認した。

すると、ポンテがパスを出す時点を静止画像で確認した限り永井はオフサイドの位置にいたように思えたが、その後のリプレイでセパハンの左サイドバックの選手と永井の位置が丁度並んでいたのが見えた。テレビで観戦されていた人からはオフサイドに見えたのは致し方ないだろうし(左サイドの選手が映っていなかったため)、まして後半2点目となる場面の前に浦和DFラインがオフサイドをアピールしていたのにオフサイドを取らなかったためこの日のメイン側の副審はどうしようもないな、と思っていたのだが、このリプレイで副審が少なくとも最初のゴールシーンでは的確なジャッジをしていたということか。テレ朝もこの場面最終ラインの位置のカメラを静止画像で見せればよかったと思うのだけども。

2点目の場面は、セパハンDFのバックパスをGKが蹴るタイミングを合わせ損なってCKに出したところから始まった。この試合セパハンのGKはワシントンに中央付近からロングシュートを許したように、ポジショニングやキャッチングの技術に?だった。事実2点目に繋がったCKでこのGKはパンチングすら出来ていない。こういうところで綻びが出てしまうと、いくらいいサッカーしていても浦和には勝つことができない。

この日は前回に続いて大阪市内のイラン料理店で観戦。イラン人のオーナーは試合前に今日、日本が2対0で勝つかな?なんて筆者に水を向けてきた。この試合は日本とイランじゃなく、浦和とセパハンなんだと一応言ったがどうも、日本対イランという図式が頭の中で出来上がっているようで、あまり判ってもらえなかったようなので、これ以上何も言わなかった。いや、クラブチームの試合と判っていても、国と国との対決という図式で店内は盛り上がっていたのだからあまりそれに水を差すのもどうかな、とも思ったので、私は誰からも頼まれてもいないのにこの場では浦和を応援することになり、試合終了後、オーナーに「良かったですね」と言われる始末。ヌルく応援していたためほとんどノーリアクションだった・・・

けど、もっと可笑しかったのは、イラン人客が英語で0-0 Japan win(0-0のスコアなら日本が優勝だよ)と話合っていたところだったw

今大会で浦和を応援するかしないかは、人それぞれだけれども、一国を代表するクラブ同士の対戦イコール国と国との代理戦争という見方があってもいいだろうし、そういうライトな層を巻き込んで行くことがACLを興行的に盛り上げるには現時点では必要ではないだろうか。別にサッカーという競技は何も当事者のコアサポだけで応援したりするものではないのだから。こういう雰囲気で日本人がセパハンなんかを応援したりすると、それこそKYということを言われかねないし。

ところで今回は書いている時間があまりないので今年のACLの総括はまた別のところでやります。