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La douce vie

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「かくかくしかじか」.1東村アキコ

2014-09-22 | book/comic
作者の自伝的マンガ
どれくらいが事実でどれくらいが作り込んでいるのかわからないけれど、だいたい自伝だと思って読んでいます。
1巻は大学受験まで。

子供の頃から少女マンガが大好きだった主人公。
高校では美術部の部長となり、美大に入って、絵の勉強をして漫画家を志す。
漫画家を志すのに国立美大に現役で入ろうというところがすごい・・・

同じ美術部の友人に、美大受験のために「絵画教室に通っている」と言われ、主人公も同じ絵画教室に通い始める。
受験予備校ではなく、いわゆる町の絵画教室であるため、老若男女が受験生と交じり合って真剣に画法と取り組んでいる。

子供の頃から優しい周囲の人々に絵が上手いと褒められて、自意識過剰気味の主人公にガツンと喰らわす先生。
この自意識過剰気味の自分とか、自責の念のエピソードとか、若さゆえの愚かしさとか、思い出すだけでかさぶたが簡単にはがれて、痛みがぶり返しそうな記憶。
そういう、人には話したくないような過去をよく作品というものに昇華して書けるな、と思って感心してしまう。

国立美大に絞っての受験。本当なのか?受験対策。
私は国立大学でなかったし、美大の友人もいなかったので興味津々。

とくに受験のエピソードは自分とは全然違うけれど、自分の生ぬるい受験対策や苦しい時期を少し思い出す。
それは、受験の不安や苦しさという根っこの部分が似ているからだと思う。