La douce vie

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フィギュアスケート:全日本選手権 男子SP

2013-12-21 | figure skathing、ice show
今シーズンはトリノのシーズンのようなワクワク感も感じず、バンクーバーのシーズンのドキドキも感じず全日本に至ったのですが、この男子が始まるまでとても重苦しい気持ちが続いていました。
今シーズンの男子はトリノの女子の厳しさを思い出させ、きっとどのスケーターが選ばれて、どのスケーターが選ばれなくてもきっと涙が出てしまうだろうな、ということが分かっているから。

羽生選手:五輪代表権を一歩抜きんでていますが、この舞台でも動じずにクリーンな演技。この演技構成で余裕すら感じます。
点数は100点を超えるだろうと思っていました。

町田選手:大一番でよい演技ができないことが多かったので、このクリーンな演技を見て涙がちょちょぎれました。

小塚選手:ジャンプの着氷は乱れましたが、よくぞ、踏ん張ってくれました。「思ったより点数が出てすみません」というような態度が小塚選手らしい。応援せずにはいられません。あなたはパトリック・チャンと双璧のスケーティングスキルを持っているのだから当然なのよ、と言いたくなります。

高橋選手:試合前に体の状態が良くないことを率直に話すのが珍しいので、本来、試合に出れる状況でないのだろうな、と思いましたが、それでも4回転は回避しないのだろうな、と思いました。3Aの転倒は「踏ん張りきれない」というのはこういうことか、と思いました。
GPFの欠場の怪我の経過が芳しくないことは明らかで、演技後の力のない瞳とコメント。
ファンがゆえのセリフですが、このプログラムを今の衣装で見たとき、「オリンピックプログラムだ」と思いました。このプログラムを五輪で見たいと願っています。今はただ、ありのままの高橋選手の現状を応援することしかできない。
いやいや、ファンがFSを前にこんな弱気な応援の仕方でどうする?せめて、無力ながらも笑顔でポジティブにブラウン管の向こう側で応援させていただきます。

織田選手:4Tが3Tに。ジャンプの調子が悪くなさそうだっただけに残念。それでもミスした中でも大きな声援があったと思う。

無良選手:とにかく、最後のジャンプがコンビにならなかったことが残念。ジャンプの難易度が高くなるとリカバリもリスクが高くなるんだなと思います。

中村選手、佐々木選手:昨年がよい演技ができただけに今シーズンは難しかったのかもしれない。それでも、たくさん魅力を持った選手で、生中継で観れてよかったです。