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La douce vie

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最近みた映画.32

2011-08-21 | cinema/観劇/舞台
硫黄島からの手紙
イーストウッド監督作で日本の側面から描いたということで興味がありました。
硫黄島でのアメリカ軍上陸を阻止するための日本兵の死闘を描く。
日本兵でもアメリカ兵でもいろいろな「人間」がおり、いろいろな人間をアメリカ人が日本の立場で描くことで、戦争とは敵とは一体なんなのか、というやるせなさが残る映画。

「キンキーブーツ」
イギリスの靴工場は不況真っただ中。突然死んだ父親に代わり経営には不向きな息子が工場再建に目を付けたのはドラッグクィーンのローラが履いている「キンキーブーツ」だった。
「フルモンティ」と「プリシラ」を足して2で割ったような映画。
作る靴が一種類の他は満足。

「ブーリン家の姉妹」
ブーリン卿は男子のいない王ヘンリー8世に娘を愛人にして、這い上がろうと画策する。
当初、利発なアンをと画策した父であったが、ヘンリーが気にいったのは無垢な性格の妹の方だった。
やがて、フランス王宮で洗練された社交術を身に付けたアンは王の目にとまり、求愛するがアンは妻になるよう要求する。
ヘンリー8世は人間としてどういう精神状態だったのか、というのがこの映画ではスムーズに感じられるところがよかった。
スカーレット・ヨハンソンの売りは唇なんだろうなぁ。

レッスン!」
妻に先立たれた社交ダンスコーチが高校生とのひょんな出会いから、問題児たちへのダンスレッスンを行う。
落ちこぼれたちになにかを教えて成長する物語というのが多くて見飽きたせいもあるのかもしれないけれど、
社交ダンスもイマドキのダンスも、問題児たちが抱える家庭の事情も、コーチのプライベートも
すべてが中途半端な気がする、コンクールもこんなんでいいんかい、といういかにもアメリカ的感覚。
アントニオ・バンデラスに最初に「スペイン訛りがある」と言わせるのは日本のドラマに金城武を使う感覚だからかな?

ダークナイト」
バットマンの作品の中でも好評だった作品。
ヒース・レジャー扮するジョーカーがジャック・ニコルソンの時よりも笑えない怖さがある。